ラグビー

【ラグビー】関東大学ラグビーリーグ戦 対関東学院大 伝統の一戦。力出し切れず痛い敗戦・・・ 

関東大学ラグビーリーグ戦 対関東学院大
2016年10月30日(日)
ニッパツ三ツ沢球技場

選手権出場に向け、絶対に落とすことのできない3戦が幕を開ける。1戦目、対峙する相手は関東学院大。気合いが入るも前半は無得点に終わる。後半、モールトライなどで点数を返すも関東学院大の強烈なタックルに悩まされ鮮やかな横へのパス展開に追いつけず、ミスや反則も連発。練習の成果が出せなかったと選手も口を揃えるような結果に終わった。

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冷え込む空気の中、伝統の一戦が行われた

試合結果

トータル試合結果

 

15

法政大学

00

前半 05 31
関東学院大学
15 後半

26

 

ポイント詳細

0/3 1/4
0/0 G 0/3
0/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0

※(カッコ内)は前半/後半表します

法政大学メンバー

 No. ポジション 選手氏名 学部/学年 出身校 
1 PR  西内勇二  経4 東福岡 
2 HO  大澤翔舞  営3 長崎北 
3 PR  金子崇  社3 東福岡 
4 LO  斉田倫輝  経3 仙台工業 
5 LO  牧野内翔馬  社4 東福岡 
6 FL  ウォーカーアレックス拓也  社1  東福岡
7 FL  松村拓海  経4 國學院久我山 
8 NO.8  増田和征  経3 京都成章 
9 SH  根塚聖冴  経2 京都成章 
10 SO  金井大雪  経2 深谷 
11 WTB  小西慧太郎  経3 日大二 
12 CTB  小幡悌己  経4 石見智翠館 
13 CTB  矢澤巧久留  社4 御所実業 
14 WTB  東川寛史  経3 東福岡 
15 FB  井上拓  社1 御所実業 
16 Re  黒田圭汰  社3 報徳学園 
17 Re  川越藏  現2 高鍋 
18 Re  土山勇樹  社2 東福岡 
19 Re  塩見伊風  社2 長崎北 
20 Re  竹内仁之輔  経1 法政 
21 Re  横尾俊也  経1 法政 
22 Re  林修兵  社4 伏見工業 
23 Re  杉本悠太郎  経3 國學院久我山 

 

戦評

 冷え込むニッパツ三ツ沢球技場で法大が対峙したのは、今年からリーグ戦1部に復帰した関東学院大。選手権出場に向けて、絶対に負けられない試合である。しかし、試合は開始早々から相手に攻め込まれる展開となる。5分、ラインアウトで相手にボールを取られてそのままトライを許し、0-5。その後も華麗なパス回しに翻弄され、試合の主導権を握られてしまうが、10分に相手のコラプシングからマイボールのラインアウトを得た法大。そこからテンポよくパスを回し、敵陣深くまで攻め込むも、トライとはならず。No.8増田やLO牧野内らの果敢なアタックで徐々にゲインするが、オーバーザトップの反則で流れが止まってしまう。それでも攻撃の手を緩めず、相手ゴール目前のラインアウトからトライを狙うが、まさかのノットリリースザボール。その後も強烈なタックルをかい潜りながら猛進するが、なかなか22mラインを突破できない。40分には相手のノックオンからスクラムを得て、トライまであと一歩に迫るも失敗。法大は無得点のまま前半を終える。

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No.8増田のゲイン

 ハーフタイムを終え、すぐに追いつくべく試合開始前より円陣にも気合いが入る。だが10分、またしても先にトライを決められ差を広げられる。さらにその直後、パスミスから一気に攻め込まれると瞬く間に得点され、0-19。しかし、後がない法大は15分にマイボールラインアウトからモールでそのまま押し込み、HO大澤がこの試合初となるトライを成功させ、5-19。このまま順調に試合を運びたいところだったが、ノットリリースザボールから相手にラインアウトのチャンスを与え、中央を突破されてしまう。さらにその後もトライを許し、スコアは5-31。敵陣に乗り込み、反撃を試みるが、速い展開に付いていけず、この時点で26点差。観客席が固唾を飲んで見守る中、30分から再び反撃を開始した法大は相手ゴール前でマイボールのスクラムを得ると、FWで押し込み最後はLO塩見のトライで10-31。続けて、ゴールライン前でフェイズを重ね、SH根塚のトライで15-31。もう1トライへの期待がかかる中、増田がゲインしCTB杉本がトライを狙うも、ゴールライン直前でボールをこぼし得点には至らず。そのまま15-31でノーサイドを迎えた。

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FWで押し込みトライを奪う

  選手権へ向けた大切な一戦であるこの試合は、チーム全体が強く勝利を望み、準備してきた。ところが、試合を通して相手の鮮やかな横の展開、強烈なタックルに対応しきれなかった。それでも、スクラムは今までよりも安定し、敵の猛攻に屈することなく積極的なアタックも見受けられた。リーグ戦も残り2試合。勝利を追い求めて、あきらめずに最後まで戦い抜いてほしい。(椛沢はるな)

 

選手コメント

大澤翔舞(HO,モールからトライを奪う)

―今日の試合前のコンデションを振り返って
結構ムードは良かったんですけど、今までこの一週間やってきたことをみんなで出そうという気持ちがあって、試合前は皆テンションが高かったですね。良い雰囲気でした。自分は調子が良かったです。昨日もずっと練習中も良くて、みんなでコミュニケーションを取れていたので、そこが良かったと思います。

―ご自身がモールで押し込んでトライを決めたシーン。どのような形で前に行こうと思ったか
練習通り、みんなで固まって低い姿勢で進んでいけば良いと思っていました。前半で結果的に点は取れなかったんですけど、低い姿勢でモールで行けたので、そこはこだわっていきました。

―前半は得点できずに終了。どのような気持ちで後半に乗り込もうと思っていたか
やってきた形は悪くなかったので、あとは継続してミスのないようにボールを最後まで運んでいこうという気持ちがありました。前半は点を取れなかったんですけど、いい形でボールを運べていました。

―今日の試合はパスのミスなどが多く目立ちました
個人的な問題になってしまいますが、そこは皆でカバーして、次へ次へとプレーをいい形に持っていこうとメンバーで励まし合いながらやっていきました。

―対戦相手、関東学院大の印象
ディフェンスで結構(アタックを)仕掛けてきていたので、そこは1対1で負けないということを考えていました。相手からの圧が強かったので、そこで勝たなければやっていけないということを前半のうちは考えていました。一つ一つのチャンスでしっかりとモノにしていたので、そこは次回の法大の(ディフェンス面の)課題だと思います。守備でカバーしながら得点を重ねていけたらもっと楽に勝てると思います。

―今日の試合で光っていた味方の選手を上げると
FWなんですけど、5番の斉田はずっと動いていて、ハードワークをしていましたね。ボールに絡んでいてくれていたのでやりやすかっし、良い場面が多かったと思います。

―リーグ戦は残り二試合。次に向けて意気込みを
あと二戦あるので、二戦しっかりと戦って勝って、次の大学選手権に繋げられたら良いと思います。

 

金子崇(PR,ゲインでチームに貢献)

―今日の試合を振り返って
練習してきたことがあまりできていないような、自分たちの課題が残るような試合でした。

―具体的に課題とは
ずっと1対1で全体に勝つということを目標にやってきていたんですけど、そこの面で圧倒できていなかったですね。

―選手権出場にかけて痛い敗戦だったが
負けても一応学ぶことは沢山あったので、そこから修正して次、絶対に負けないように練習して頑張りたいと思います。

―戦ってみて関東学院大の印象は
タックルの出るのがはやくて、結構ディフェンスで刺さられるような印象でした。

―主な敗因は
自分たちのミスが多くて、それを相手にきちっと持っていかれたような試合展開だったので、そこの部分ですね。

―今日のスクラムの感触は
最初はちょっと食い込まれるような形だったんですけど、後半はハーフタイムにみんなと話をしてコーチからの指摘もあって、結構修正できて。スクラムでは優位に立てていたかなと思います。

―無得点で終えた前半を経て他にハーフタイムで話し合ったことは
ギャンブルのパスが多かったので、そこを無くしていこうということと、そこの面でボールを取られて自分たちで自らピンチになっていたので、そこの部分をやめて、堅実にアタックしていこうということを話しました。

―3本中2本はFWでのトライを挙げたが
試合をやっていて、自分たちが練習していたことをやっていれば、全然戦えていたし、多分勝てていたとも思うんですけど、できていなかったのでまだまだ課題は残りますね。

―自らゲインする場面が多くみられたが
僕の強みはボールを持っている時の縦へのプレーなので、そこを試合でできたら良かったんですけど。今日の試合では自分の納得の出来るゲインが出来なかったですね。

―残り2戦に向けて
今日負けたので次は絶対に落とせないので、死ぬ気で、そのくらいの気持ちで戦っていきます。

 

小西慧太郎(WTB,リーグ戦初出場、鋭いタックルをみせる)

―試合を振り返って
前半からミスが続いてしまって、自分達の練習してきたアタックが最後まで継続できなかったことが敗因の原因かなと思います。

―リーグ戦初出場でしたが試合前に緊張しましたか
やっぱり正直緊張してました。しかし、皆それぞれ背負っているものがあるので、やってやろうと思ってました。しかし、結局良い流れに乗れなかったですね。個人的には内容はちょっと良くなかったかなって思います。

―法大のペナルティが多い印象がありましたが
自分達が負けてる状況で焦りがあって、その焦りからブレイクダウン近辺でミスをしてしまったかなと思います。

―今日の試合までの練習で意識してたこと
約三週間くらい間が空いたんですが、ハンドリングパスとキャッチとノミネートファーストで相手をタックルで前に止めることを意識してました。

―そのタックルが決まってたように見えましたが
そうですね。相手がどういうことをするか事前にビデオ見て分かってたので、もしそれを相手がやってきたら思いっきりつめて仕留めることを事前に話し合って決めてたので、やろうとしてたことができて良かったと思います。

―関東学院は11番の選手と15番の選手が活躍してた印象がありましたが、実際に対戦しててどう感じたか
関東学院大のディフェンスが内から外に流してきたので、内からかなりプレッシャーを感じました。次からは内から圧されないようにやっていきたいです。

―関東学院のタックルが低かった印象がありましたが
そうですね。

―法大のBKのアタックとディフェンスについて
アタックは結構スピードもあって良いゲインができている部分もありました。しかし、最後のところでギャンブル的なパスやプレーがあったのでそれがミスに繋がったのかなと思います。ディフェンスも最初の取られたトライはコミュニケーションミスで起こってしまったので、それを改善していきたいです。

―WTBとして外からどのような声かけをしましたか
主にディフェンスラインの整備です。

―後半終了間際にトライを取り続けたことは今後に繋がるのでは
そうですね。最後に取り続けたことは良かったですけど、前半の最初から相手をノミネートする気持ちで点を取れたら良いなと思います。

―次戦に向けての意気込みをお願いします
メンバー選考が試合毎にあるので、まずはしっかり次の試合も出れるようにゼロから気持ちを入れ替えてしっかり準備していきたいと思います。

 

杉本悠太郎(CTB,途中出場から存在感を発揮する)

―今日の試合を振り返って
今日は全体的にやりたいことができなかった印象です。取り切れるところで取り切れなかったのが大きいですね。

―前半の入りについて
入り方については練習から意識して取り組んでいたんですけど、まだそこが甘いかなと感じました。

―マイボールの時間は長かったが、取り切れなかった原因は
まずは個々の能力が劣っていたということと相手に食い込まれたタックルをされていたことが結果に影響したと思います。

―関東学院大の印象は
ディフェンス組織がしっかりしていて、1対1でも相手が勝っていました。タックルも低く食い込んできたのでやりづらかったですね。

―セットプレーについて
FW陣がしっかりと研究していたんですけどそれ以上に相手が研究していたので、今日は全て相手が上回っていたと思います。

―相手はこの試合に照準を合わせていたように感じましたが
そうですね。相手は昇格してきて絶対にこの試合で1勝するという気持ちが伝わってきたんですけど、こっちは全然気持ちが入ってなかったと思います。精神的にもそうでしたが、攻めても取り切ることができなかったので、チームの組織的にも相手がこの試合では上回っていたと感じました。

―次の試合に向けて
今日の試合で出た課題を二週間で一つずつ潰していって、次の試合に向けていい準備をしたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • IMG 9880冷え込む中、伝統の一戦が行われた
  • IMG 0138初スタメンを勝ち取った小西
  • IMG 0237FL松村の前への姿勢
  • IMG 0250チームの軸となるSH根塚
  • IMG 0235PR金子は縦への動きを強みとする
  • IMG 9978巨漢をも持ち上げてしまう関東学院大のディフェンス
  • IMG 0228途中出場のCTB杉本
  • IMG 9892ラインアウトでは反則に苦しむ
 

 

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