準硬式野球
 

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対慶大3回戦 苦戦の末、劇的なサヨナラ勝ちで勝ち点奪取!

東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対慶應義塾大学3回戦
2014年5月5日(月)
法政大学多摩グラウンド

第3戦へもつれた慶大とのカード。優勝戦線へ残るためにも絶対に勝ち点がほしい法大は初戦散発5安打2得点に封じ込められ、完投負けを喫した慶大エース中場と再び激突する。打線は好投手を攻略できるか。

サヨナラ勝ちが決めた内川(32)のもとへ駆け寄るナイン

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
慶 大 0 0 1 0 0 0 1 1 0 11 3
法 大 0 0 0 0 2 0 0 4 11 1

(法大)松田、安本、○末次(5勝)-山路
(慶大)●中場-小西

打撃成績

打順位置選手名打数安打打点四死球
1 (4) 落合 大泰(法4) 5 2 2 0
2 (8) 甲本 裕次郎(社1) 5 0 0 0
3 (6) 橘 廉(社3) 3 1 0 1
4 (9) 小野 慶典(経2) 3 1 0 1
  9 内川 慶一(経2) 1 0 0 0
5 (7) 中村 聖弥(経2) 4 1 0 0
6 (5) 萩原 幹斗(社1) 4 2 0 0
7 (3) 永田 直(経2) 1 0 0 1
8 (2) 山路 脩平(経4) 4 4 0 0
9 (1) 松田 知行(経4) 2 0 1 0
  PH 佐藤 裕太(経3) 0 0 0 1
  1 安本 剛史(スポ4) 0 0 0 0
  1 末次 慶一郎(社2) 1 0 0 0

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
松田 6 6 3 1 1
安本 1 2 0 0 1
末次 2 3 1 1 1

二塁打:落合(6回)
盗塁:橘⑤(3回)
犠打:橘(1回)、松田(2回)、永田2(4回、6回)
暴投:安本2(8回)
残塁:10

リーグ戦結果

 法政明治慶應立教早大東大試合勝点勝率順位
○●○ ●○○     ○●○ 9 6 3 3 .667 2
●○● ○○     ○○ 7 5 2 2 .714 3
    ○○ ○●○ ○○ 7 6 1 3 .857 1
    ○●○ ●○● ○○ 8 5 3 2 .625 4
○●● ●● ●○● ●●   10 2 8 0 .200 5
●○● ●●   ●● ●● 9 1 8 0 .111 6

戦評

 最後までもつにもつれた慶大とのカードは劇的な結末で法大が勝ち点を掴んだ。

 先発は第1戦と同じく松田と中場の投げ合いで試合は幕をあけた。試合が動いたのは3回、松田は先頭打者に甘く入ったストレートをライトスタンドに運ばれ先制されてしまう。しかし4回、萩原と山路の安打で一死一、三塁とすると、松田の内野ゴロの合間にすぐさま同点に追い付く。その後、打線は得点圏に走者を置くも、一本が出ず、点には繋がらない。同様に松田も走者を背負うイニングが続くが要所は締め、試合は1-1で進む。

 すると、6回再び萩原、山路の安打などで満塁のチャンスを作ると、1番落合は左越えの適時二塁打を放ち、2点を勝ち越すことに成功する。

  あとは継投で逃げ切りを図るが、慶大打線が法大リリーフ陣に襲い掛かる。7回からリリーフの安本が1失点、8回には末次をつぎ込むが、左翼線二塁打、ライトの前にポトリと落ちる三塁打と連続長打で同点に。しかもこの三塁打の際に右翼手の小野が肩を痛め、途中交代。チームの主砲にアクシデントがはしった。それでも末次は続く勝ち越しのピンチを乗り切り、9回も得点圏の走者を背負うもなんとか無失点に切り抜け、打線の援護を待つ。

 応えたのはその裏、9回。一死から橘が右翼線への強烈な安打を放つと、この当たりを右翼手が球を逸らしている間に橘は三塁へ。一気にサヨナラのチャンスとなる。続く打者は小野の代わりにライトの守備に入った内川。簡単に追い込まれるも冷静に球を見極め、カウントは3‐2。8球目。相手がストライクを取りに行った球を捕らえると当たりは遊撃手の真っ正面。しかし、前進守備が幸いし、この当たりは遊撃手のグラブを弾く。この失策間に橘が生還し、慶大からサヨナラ勝ちを決めた。

 あと一本が出ないもどかしい試合をサヨナラで勝てたことは今後の試合へ向けて勢いがつきそうである。「みんなの意識はまとまっている」 と現状のチーム状況を松田は語る。勝ち点3はなり首位早稲田と並び、次節その早稲田との1戦、優勝をかけた大一番が待っている。「絶対勝てる」。この主将の決意を胸にチーム一丸で天王山へ挑む。(芳野史征)

選手のコメント

松田知行(先発して6回1失点)

―今日の試合を振り返って
本当どうなるかと思ったんですけど、勝ててよかったです。

―サヨナラという劇的な結末でした
接戦を、初戦は接戦を落としたのでそれを取り返すことができたのはすごく大きくて、結果的にサヨナラになっただけですけど。でも、みんなの意識はまとまっていたと思いました。

―チームとしても勢いがつく勝ち方ですね
そうですね。でも、小野とか萩原とか、小野は脱臼で来カードに間に合うか間に合わないかのところなので。チームの雰囲気はよくなってきているのですけど、今まで出ていた選手が出られなくなるのはちょっと変わってくると思うのでなんとか間に合ってくれるといいんですけど。

―ご自身のピッチングはいかがですか
ホームランは本当にいらない失点というかしょうがないとは言いながらもまだ先に点をとられるのが甘いです。先発の役割は先に点をやらない、点をとるまでは、だと思うので次はそれを意識して、とったらとられていいわけではありませんけど、先に点を取られると流れも全然違うので、そういうことを意識してやっていきたいです。

―走者を背負いながらも粘り強いピッチングでした
すごく怖いバッターはいないので落ち着いて投げれたのが一番ですね。思いっきりで投げて真ん中にいくよりも8割で投げてコーナー決まった方が打てないので。丁寧に投げていました。

―小野選手が試合途中負傷交代となりました
脱臼癖が元々高校時代からあったらしくいです。このリーグ戦に間に合うか間に合わないかのレベルで。結構厳しいので、でも内川が最近上がってきて、守備もいいし、バッティングも打てるし、カバーしてくれれば問題ないんじゃないかと思います。

―今日試合を決めた内川選手ですが状態はどうでしょうか
凄い振れていて、練習のときから調子が良さそうで。真面目なんで、練習もひたむきにやっていて、いい選手です。

―この試合勝ったことで3カード連続で勝ち点を奪うことが出来ました
勝率は悪いですけど、勝ち点さえとれば優勝できるので。それを1戦目の東大で2勝1敗で勝ち点とった時点で、「勝ち点だけ落とさないでいこう」という気持ちに皆切り替わったので、1敗したから「あぁ」ではなくて「勝ち点とれてよかったね」になりました。そこのところは問題ないかなと思っていて、なんとしてもあと2カード勝ち点とって優勝したいな、と思います。

―次節は同じく勝ち点3で並んでいる早稲田との試合ですが、印象はどうでしょうか
正直、いいチームだとは思いますけど、全然負ける相手ではないと思っていますし、秋も勝っていますし、そんな名前負けとかじゃなくて、「やってやろう」って気持ちで自分はいますね。最後のミーティングでも言ったんですけど、「みんな早稲田は強い強いって思ってるかもしれないけど、絶対勝てるから」って話はしました。そういう気持ちが大事なんじゃないかなと思って、名前負けで出来ることが出来なくなることも結構あると思うので、気持ちだけちゃんと勝つ気持ちでもってやりたいなと思います。

―今後に向けて一言お願いします
ここまでなんだかんだグダグダしながらもちゃんと勝ち点は取れてきたので、今日の勝ちが大きくて、ここで負けたら、今後へのモチベーションがかなり厳しかったな、と思いながらも勝てて、ツキがまだあるので、しっかり練習して、いい勝ち方で早稲田と立教に勝てるようにやっていきたいと思います。

内川慶一(サヨナラとなる一打を放つ)

―今日の試合を振り返って
とりあえず勝てて良かったです。

―途中出場となりましたが、準備はされていましたか
そうですね。昨日、小野と足が痛いってことで途中で代わったので、今日も、もしかしたらチャンスがあるのかなとは思って、いつも以上に準備したつもりです。

―どんな気持ちで打席に入りましたか
緊迫した状況の中でのゲームだったので、より一層集中してプレーできるように心がけました。

―打つ前の声援は耳に入りましたか
そうですね。声援が力になったと思います。

―打った感覚は
感触自体はよくなかったんですけど、打球がレフトの方に抜けていった時に仕事できて良かったなって。ほっとしました。

―次の試合に向けて一言お願いします
次の試合も出番あると思うので、自分ができる最大限の準備をして、次の早稲田戦に臨みたいと思います

 

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