準硬式野球

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対東大1回戦 打線が爆発しコールド勝ち!いよいよ明日リーグ制覇なるか!

東京六大学準硬式野球春季リーグ 対東京大1回戦
2015年5月17日(日)
昭島市民球場

いよいよリーグ最終節を迎えた。この東大戦で勝ち点を奪えば完全優勝となる。
この大一番に先発した末次は安定した投球を披露、打線も爆発しコールド勝ちを収めた。

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勝利数を6に伸ばした末次

試合結果

トータル試合結果

 1234567HE
法大 0 1 0 4 6 1 4 16 16 0
東大 0 0 0 0 1 0 0 1 3 3

(法大)○末次(6勝)、秋山-佐藤
(東大)●二宮、平間-佐藤

二塁打:内川(4回)、永田(4回)、藤口(5回)、佐藤(5回)
盗塁:内川(5回、7回)、永田(6回、7回)、甲本(4回)、萩原(5回)、藤口(5回)、前川(6回)、佐藤(7回)

 ※規定により7回コールド

打撃成績

打順位置選手名打数安打打点四死球
1 (5)  萩原 幹斗(社2) 4 2 1 2
2 (4) 藤口 帝(社2) 2 1 1 3
3 (6) 橘 廉(社4) 6 1 0 0
4 (7) 小野慶典(経3) 4 1 1 1
5 (9) 内川 慶一(経3) 3 1 2 2
6 (2) 佐藤 裕太(経4) 4 2 1 1
7 (3) 永田 直(経3) 3 3 0 1
8 (1) 末次 慶一郎(社3) 2 2 1 0
  PH 前川祐樹(社3) 1 1 0 0
  (1) 秋山駿介(経2) 0 0 0 0
9 (8) 甲本 裕次郎(社2) 4 1 2 1

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
末次 5 1 3 0 1
秋山 2 2 3 0 0

 

リーグ戦結果(5/17現在)

 法大明大早大立大慶大東大試合勝点勝率
―― ○○ ○●○ ○○ ●○○ 11 9 2 0 4 .818
●● ――   ○○ ○○ ○○ 8 6 2 0 3 .750
●○●   ―― ○○ ○●○ ○○ 10 7 3 0 3 .700
●● ●● ●● ―― ○○ 9 3 6 0 1 .333
○●● ●● ●○● ―― ●○○ 12 4 8 0 1 .333
●● ●● ●● ○●● ―― 10 1 9 0 0 .100

 

戦評

 法大にとって今季最後のカード。このカードを制すれば5季ぶりのリーグ優勝が決定する。その相手はリーグ最下位に沈む東大。自力で勝るものの、昨年敗戦したこともある相手だけに油断はできない。

 マウンドに上がったのは昨年春、東大相手に完全試合を達成した末次慶一郎(社3)。すでに今季5勝を挙げているサイドハンドが投じるボールはうまくバットの芯をずらし、凡打の山を築かせる。すると2回、死球で出塁した佐藤裕太(経4)が続く永田直(経3)の犠打で二塁に進塁。「普段通りの野球をしたい」という本間隆洋監督の言葉通り、手堅い攻めで得点圏に走者を進めると、8番末次の中前適時打で先制。自身の投球を助ける一打で1点を得る。

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自身を助ける先制打を打つ

 試合が大きく動いたのは4回。リーグ戦後半に入ってから絶好調の永田が左線への二塁打を放つと甲本裕次郎(社2)のセカンド強襲の適時打で2点目。その後も約1年ぶりに4番に復帰した小野慶典(経3)の適時打や内川慶一(経3)の適時二塁打など、安打6本を集め一挙4点。試合の主導権を完全に握る。勢いに乗ると止まらない法大打線。続く5回も6番佐藤から2番藤口帝(社2)まで実に6連打の猛攻で6点を追加。その裏の守備で内野ゴロの間に1点を許すが、今日の法大にはそれを痛手にしないだけの破壊力がある。試合前半にして13安打、11得点を記録し、チームの誇る強力打線を堂々披露した。

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帰ってきた4番からも適時打が飛び出す

 6回からは勝利投手の権限を得た末次に代わって秋山駿介(経2)が登板。来週に新人戦を控える秋山は気迫のこもった投球で東大打線をねじ伏せ零封。6、7回に制球の定まらない相手投手を攻めたて、さらに5点を奪ったことで7回15点差がつき、大会規定によりコールドゲームが成立。16-1の大勝で第1戦をものにした。

 ついに優勝へ王手。昨季5位という悔しさからスタートしたチームが並み居るライバルチームを撃破して、ようやくたどり着いた舞台。悔しさを晴らす完全優勝まで、あと1勝だ。(今井惇基)

選手コメント

佐藤裕太(首位打者見えた2安打)

―試合を振り返って
OBの方々からも声を掛けていただいて、みんなポイントを狙っていましたし、自分たちの力を発揮できればそんなに危なげなくやれると思っていたので、そんなに緊張することなくやれました。

―今日も2安打を記録した打撃の状態は
OBの方からも指導してもらったりして期待されていると思うので、期待に応えられるようにやっています。以前と意識を変えた部分として、長打は狙わず鋭い打球を打とうということだけを考えています。

―安打はいずれもレフト方向への打球でしたが内容としては
最近は逆方向へのヒットが多かったのですけど、今日の逆への当たりは正面を突いてしまったのでそこは改善していきたいです。無理やりにでも引っ張っていったことが、結果として良い形になったと思います。

―首位打者にも大きく近づいたと思われますが
狙ってないと言ったら嘘になりますけど、意識し過ぎると空回りするタイプだと思うので、一打席一打席を大事にしていくことだけを考えて明日も臨みたいです。

―先発の末次投手の投球はいかがでしたか
末次自身は納得のいく投球ではなかったと思います。1本ヒットを打たれましたけど、それも本人は悔しかったと思います。末次の状態に応じたリードをしてあげればもっと楽だったかなと思います。

―明日は勝てば優勝という試合になります
リーグ戦が始まる前から下級生の子たちも「優勝してまた全日本行きましょう」ということを話していて、モチベーションは高かったです。早大、明大戦で勢いづいた流れのままここまでこれたので、明日はもっと力の差を見せつけられたらいいなと思います。

―完全優勝が懸かる試合へ向けての意気込みを
最初はリーグ戦優勝を掲げていたのですけど、今年の力なら全日本でも高いところにいけると思っています。明日も確実に勝って勢いをつけて、予選会、全日本を迎えたいです。

 

末次慶一郎(今日は投打で活躍)

―今日の試合を振り返って
勝ててよかったです。最後の試合だったので。

―5回までの登板になりましたが
秋山などにも投げさせたいと本間さんやキャプテンの佐野さんに相談を受けて、それで5回まででいいかと言われたので。

―今日はタイムリーも2本放ちましたが
嬉しいですね。自分が打てばあとは良いバッターが揃っているので続いてくれるかなと思って打席に立ちました。何とか塁に出ようと思っていたのでヒットを打てて良かったです。

―打線の援護も強力ですね
今シーズンは初回に先制点を取ってくれることが多いので、それも含めて良いピッチングができていると思います。1点を取られても同点という状況を作ってもらっているのでピンチの場面でも楽に投げられていると思います。

―この勝利で6勝目を挙げましたね
個人タイトルはあまり狙ってなかったのですけど、結果的に勝って今のところ(勝利数)1位で来ているのでそれは良かったです。味方が打ってくれるので、それでの6勝だと思っています。

―末次選手から見て、ご自身のピッチングはどうですか
今日は良くなかったのですけど、全体的にはゲームを作ることができたという点で良かったと思います。前に比べて変化球で内野ゴロに打ち取れていることがいいかなと。今シーズン、シュートが良く決まっているので。

―明日勝てばリーグ優勝ですが、どういう試合を期待したいですか
室木とか自分の下の学年が投げますが、最後なのでしっかり締めてもらえたら嬉しいです。自分はしっかり応援します!

 

永田直(3安打猛打賞で勝利に貢献)

―あと一勝で優勝というところまできましたが、今日の試合を終えての感想
よくみんな打ったなという感じですね。以前までは東大といってもなんか僕たちは相手に合わせてしまうということがあったんですが、今日は久々に大量得点が取れて、いい形で勝ったとは思います。

―最近だと、慶應の第一戦でも相手のピッチャーの遅い球に対して泳いでしまうケースが多かったと思いますが、今日は、そういう点を自分のバッティングの形で打てたということですか
そうですね。今日は、各打者が遅い球をしっかりと引き付けて、コースによっては逆方向を意識したバッティングが個々に見られたので、それが実を結んでいるのかなと思います。

―今日は、緩い変化球をうまく合わせて逆方向に打つという場面がありましたが
1本目は、ランナーが二塁に居たので、最悪進塁打という意識で、一二塁間も空いていたのでそのイメージ通り打てたというのと、2本目は、うまく変化球に合わせられたという感じですね。

―一番状態の悪かった慶應の第一戦から変化した点は
最初慶應の第一戦で相手に合わせてしまって、そこからそれはやめようということで、それで2つ勝てたので、相手に合わせないようにやる野球というのが、今シーズンは東大戦を残して出来ているので、その流れを慶應戦で意識したことが東大戦でも出来ていると思います。  ―やはり慶應の第一戦での負けが変わるきっかけになりましたか そうですね。

―この春季リーグを通して意識していることは
今年の冬から言っていたのが、「ピッチャーがどうなるか分からない」ということで、慶一郎(末次)がしっかりエースとしてやっているのですけど、他のピッチャーが慶一郎みたく投げれるかと言ったらそうではないので、やっぱりピッチャーをいつも楽に投げされられるように“打ち勝つ野球”を掲げてやってきたので、常にバッティング、攻撃というのをみんな強い意識をもって貪欲にやっていると思います。

―今日は、犠打を除く全打席で出塁しましたが、自分の役目とは
ピッチャーが後ろ(8番)にいるので、もしチャンスの場面で回ってきたら、しっかりそのランナーを返すというのが1番なのですが、ランナーがいなかったら下位打線からでもチャンスを作って、9番の甲本から起点を作っていく打線でもあるので、僕が出塁してピッチャーが送ってくれれば、そこから9-1-2と続くと思うので、常に塁に出るということを意識しています。

―今日の試合では、盗塁も見せましたが、自分の走塁面について
走塁は正直みんなから「足遅い」と言われていますが、でも遅いからといってサインが出たときは必ず行きますし、相手も僕が遅いことが分かっているので、それにスキを突く形で走れればなと思っています。

―他のランナーでも、例えばランナー1塁のケースで、ライト前ヒットで三塁に行くケースが何度かありましたが、チーム全体で先の塁を目指すというのは徹底されているのですか
打撃だけじゃなく攻撃面全体を重視しているので、どうやったら点が入るのかっていったら走塁が大事になってくるので、そこはみんなが意識していると思いますね。

―今日のチームやベンチ内での雰囲気はいかがでしたか
シーズン通してなんですけど、みんなよく声が出ていて、佐野さん(主将)がベンチにいるというのもあるかもしれないのですけど、ベンチも締まった状況で、野球に活気がある状態でやっていると思います。

―それが打線の勢いに繋がっていると思いますか
ランナーが帰ったときとかみんなが盛り上がっていますし、そうだと思います。  ―明日の大一番に向けて 一言今日みたいにしっかり勝って、優勝あるのみです。

 

フォトギャラリー

  • 201505171 R勝利数を6に伸ばした末次
  • 201505172 R3四死球を含む4出塁の藤口は繋ぐ役としての役割を果たしている
  • 201505173 R3打数3安打で今日も絶好調の永田
  • 201505174 R代打出場の前川からもヒットが生まれた
  • 201505175 R小野はけが明けながら積極的な走塁で本塁に突っ込む場面も
  • 201505176 R新人戦でも活躍が期待される秋山
  • 201505177 R佐藤は首位打者争いまっただ中
  • 201505178 R優勝まであと1勝だ
 

 

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