準硬式野球

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対東大1回戦 リーグ戦初戦は白星発進!4連覇へ向け視界良好!

東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対東大1回戦
2016年9月3日(土)
早稲田大学東伏見グラウンド

 リーグ戦4連覇を懸けた戦いがついに幕をあげた。
 全日本選手権(全日本)での初戦敗退で「日本一」という目標は断たれたものの、法大には六大学王者としての意地がある。負けるわけにはいかない中、最初のカードは東大となった。
 試合は初回から6得点を挙げるなど、序盤から法大が突き放していき、最後は15‐2の大勝。重要な初戦で勝利を挙げた。

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4安打で1番としての責務を果たした萩原

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
東 大 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 5 3
法 大 6 1 1 3 0 0 4 0 × 15 15 0

(東大)●二宮、吉田
(法大)○室木(1勝)、廣田、松田ー土倉

二塁打:中村(4回)、萩原(6回)、土倉(7回)
盗塁:萩原(1,2,4回)、永田(1回)、三品(1,3回)

打撃成績

打順位置選手名出身校打数安打打点四死球打率
1 (5) 萩原幹斗(社3)  報徳学園 5 4 0 0 .800
2 (4) 藤口帝(社3)  遊学館 1 0 0 2 .000
  PH4 飯嶋直也(法4) 弥栄 2 0 0 0 .000
3 (7) 中村聖弥(経4)  藤代 3 2 4 0 .667
  PH7 福井寛(社4) 富山第一 2 0 0 0 .000
4 (9) 小野慶典(経4)  静岡 3 0 1 0 .000
  9 内川慶一(経4) 佐賀北 1 0 0 0 .000
5 (3) 永田直(経4)  桐蔭学園 4 1 2 0 .250
6 (6) 三品勇人(社2)  報徳学園 3 2 1 0 .667
  6 福地誉(スポ4) 普天間 1 0 0 1 .000
7 (2) 土倉徳(社1)  遊学館 4 3 3 0 .750
8 (1)  室木大(経3)  星稜 3 0 0 0 .000
  1 廣田悠樹(社1) 浦和学院 1 0 0 0 1.000
  1 松田一将(現2) 新田 0 0 0 0 .000
9 (8) 甲本裕次郎(社3)  鳴門 3 1 1 0 .333

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点防御率
室木 6 3 5 0 2 3.00 
廣田 2 1 2 0 0 0.00 
松田 1 1 1 0 0 0.00 

リーグ戦途中経過(9/3現在)

 法大慶大明大東大立大早大試合勝点勝率
――         1 1 0 0 0 1.000
  ――       1 1 0 0 0 1.000
  ――       1 0 1 0 0 .000
    ――     1 0 1 0 0 .000
        ――   0 0 0 0 0 ――
          ―― 0 0 0 0 0 ――
 

戦評

 全日本選手権でのまさかの初戦敗退から約2週間。早くも秋のリーグ戦が開幕した。初戦の相手は春季を最下位で終えた東大。勝負の世界において油断をすると足元をすくわれることもあるが、全国の舞台でそのことを痛いほど感じさせられた法大ナインにそのような油断など存在しなかった。  

 秋季での雪辱に燃える打線は、初回から大爆発。萩原幹斗(社3)の安打と藤口帝(社3)の四球で無死一、二塁のチャンスを作り出すと、3番中村聖弥(経4)の中前適時打ですかさず先制する。すると、永田直(経4)、三品勇人(社2)、土倉徳(社1)の3連続適時打で一挙6得点。初回から試合の勝敗を決めにかかる。  
 法大の開幕投手を務めたのは室木大(経3)。その室木は緩急を織り交ぜた投球で東大打線を翻弄。抜群の安定感で5回まで完全試合ペースの投球を続けていく。  
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前半は完全試合ペースの投球を続けた室木

 初回以降も2回、3回と1点ずつ加えた法大は、4回にも中村の2点適時二塁打、小野慶典(経4)の犠飛で3得点。11-0と二桁点差にまで広げる。このまま法大ペースで試合が進んでいくかと思われた6回、突如室木が東大打線につかまる。1死から二塁打でこの日初めてのヒットを浴びると、1番小田、2番海老原の連続適時打で2失点。法大の快勝に陰りが見えたが、この流れを止めたのが7回からマウンドに上がった、ルーキーの廣田悠樹(社1)だった。公式戦初登板ながら、2イニングを被安打1、無失点の好投でしのぐと、打撃でも7回に適時打を放つ。この回は他にも永田と甲本裕次郎(社3)の犠飛などで4得点を挙げ、勝負あり。
 最終回は同じく初登板の松田一将(現2)が無失点で締め、ゲームセット。開幕戦を勝利で飾った。  

 全日本での敗戦が尾をひく可能性もある中で、その敗戦を糧に変えてみせた法大。一戦一戦の難しさ、怖さを知った法大に死角はない。全勝優勝でのリーグ戦4連覇へ。その道を法大ナインは確かに前へと進んでいく。(今井惇基)

 

選手コメント

萩原幹斗(リードオフマンとしてチームをけん引)

ー今日の試合を振り返って
今日は全日本が終わってから最初の試合で、その悔しい思いをしっかりと課題に変えて臨んだ試合でした。  

ー全日本の敗戦から、どう気持ちの切り替えをしてきましたか
リフレッシュですね。空を眺めたりして(笑)。そこまで気負わずに、自分の時間を過ごしました。  

ーこの試合は4安打の活躍でした
今日は良かったですね。全日本では自分がチャンスを作れなくて、その悔しい気持ちがあったので、リーグ戦では頑張ろうと思っていました。  

ー今日の打撃で良かった点は
2ストライクからヒットを打てたり、右方向にもヒットを打てたのが良かったです。  

ー今日の4安打でリーグ通算90安打になりました。100安打達成もいよいよですね
あと10本ですか。明日ヒットを4本打つので、すぐいけますね(笑)。  

ー最後に今季の目標をお聞かせください
リーグ戦4連覇が懸かっていますが、記録は作れるうちに作っておきたいです。相手を寄せ付けないくらいのレベルで頑張ります。

 

松田一将(左の切り札としてチームに変化をもたらす)

ー今日の試合を振り返って
リーグ戦は投げていなかったので、初登板ということで緊張しました。先頭打者に打たれてからは緊張しなくなったんですけど、それまでは緊張して腕がなかなか振れなかったです。でも、そこからはいつも通り投げられました。  

ー自分の投球の持ち味は
まっすぐでどんどん押していくピッチングですね。  

ーベンチ入りするまでに努力したことなどはありますか
合宿でランニングがあったんですけど、誰にも負けないという気持ちで頑張ったのと家でのランニングは欠かさないようにしていました。  

ー走り込みが結果につながったと思いますか
自分はそう信じてます。  

ー自分のピッチングを評価するといかがですか
今までよりも悪くないと思います。  

ー課題は
一回を3人で抑えられるようなピッチングをしたいなと思います。  

ー最後に、次回の登板に向けて意気込みを
次は不安なく3人で抑えられるように頑張ります。

 

土倉徳(3安打3打点の活躍で勝利に大きく貢献)

ー今日の試合を振り返って
できればゼロで抑えたい試合でしたね。  

ー打撃では3安打3打点の活躍でした
甘い球が来たら初球から打ちにいこうと決めていたので、それを打席で実行できたのが良かったです。  

ーリーグ戦としては、初出場初スタメンでしたね
全日本での出場経験があったので、気負うことはなかったです。  

ー全日本の敗戦から、気持ちの切り替えは難しかったですか
自分はまだ1年生なので、もっと思い切ったプレーをしてチームを活気づけられたら良いなと思っていました。あとは自分はキャッチャーなので、いかに失点を少なくするかを考えてこの期間は過ごしました。  

ーこの試合では土倉選手を中心に下級生の活躍が目立ちました
新人戦での連覇が途絶えてしまい、その悔しさもあるので、来年からしっかりと取り返したいですし、リーグ戦でも自分たちが引っ張っていけるくらいにならないといけないなと思っています。この強い伝統を受け継ぐためにも、下が上がっていけたら良いなと思います。  

ー今日先発した室木選手は中学時代の先輩ですよね
中学校のときは、2つ離れているのであまりバッテリーを組むことはなかったのですが、小学校のときは組んでいたので息は合っているなと思います。他の投手と比べるとやりやすさはありますね。  

ー最後に今季の目標をお聞かせください
自分は1試合の目標として、無失策、複数安打というのを掲げているので、それを全試合継続したいです。

 

廣田悠樹(ストレートと変化球のコンビネーションで打者を翻弄)

ー今日の試合を振り返って
1年生なので、貰ったチャンスを生かして役割を果たそうと思いました。  

ーリーグ戦初登板ということで緊張はしましたか
最初の方は緊張しなかったんですけど、2イニング目からコントロールが悪くなってきたのでそのあたりで緊張しました。  

ー自分のピッチングの持ち味は
変化球が決め球なので、それを生かしてストレートでカウントを取りながらもその変化球をメインに投げています。  

ーベンチ入りするために努力したことは
メンバーに入っていなかったので、一カ所バッティングなどでメンバーに投げる機会があったので、そのときに試合を意識して投げました。  

ー自分のピッチングを評価するといかがですか
70点くらいですかね。0点で抑えられたことはよかったと思うんですけど、まだカウントを自分から悪くしてしまったので、最初からどんどんテンポよくいって、いい流れを作れるように今後意識してやっていきたいです。  

ーそれ以外で課題は
変化球の割合がまだ少ないので、変化球を増やしていきたいです。  

ー最後に、次回の登板に向けて意気込みを
次回もしっかり与えられたイニングを0点で抑えられるようにやっていきます。

 

フォトギャラリー

  • DSC 0069 R4安打で1番としての責務を果たした萩原
  • DSC 0118 R永田は中軸として打線を引っ張る
  • DSC 0224 Rリーグ戦初登板ながら堂々の投球を披露した廣田
  • DSC 0276 R松田も同じく初登板だったが無失点で試合を締めた
  • DSC 9646 R4打点を叩き出した中村
  • DSC 9984 R小野は今日も打点を挙げ勝利に貢献
  • DSC 9747 R土倉は全日本から打撃好調
  • DSC 9921 R三品は途中交代したが走攻守全てで活躍した
 

 

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