準硬式野球

【準硬式野球】第59回関東地区大学選手権大会4回戦 対専大 またしても専大の前に敗退 強敵に敗れベスト16止まり…

第59回関東地区大学選手権大会4回戦 対専修大
2017年3月25日(土)
ダイワハウススタジアム八王子

昨年は準々決勝で相まみえた両校。今年は4回戦での対戦となった。2点を先制され苦しい展開の中、8回に1点を返すも後が続かず惜敗。専大に対して2年連続の敗戦となった。これによって、全日本出場は春季リーグ戦に持ち越し。六大学で雪辱を期す。

DSC 4032 R
室木(左)は好投したものの、専大の前に惜敗した

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 1
専 大 0 0 2 0 0 0 0 0 × 2 5 0

(法大)●室木―藤江
(専大)〇阿部拓ー神山

打撃成績

打順位置選手名打数安打打点四死球
1 (5) 萩原幹斗(社4) 3 0 0 1
2 (4) 藤口帝(社4) 4 2 0 0
3 (9) 石橋優一郎(法3) 4 2 1 0
4 DH 鳴川宗志(社3) 4 1 0 0
5 (7) 佐々木勇哉(社2) 4 0 0 0
6 (6) 三品勇人(社3) 4 1 0 0
7 (3) 宮原賢悟(スポ4) 1 0 0 0
  H3 大石智貴(社2) 2 0 0 0
8 (2) 藤江廣祐(社3) 3 0 0 0
  PH 土倉徳(社2) 1 0 0 0
9 (8) 甲本裕次郎(社4) 3 1 0 0
  1 室木大(経4) 0 0 0 0


二塁打:藤口(3回)、石橋(8回)

盗塁:萩原(5回)

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
室木 8 5 5 1 2


併殺:藤口―三品―宮原(6回)

 

戦評

 2、3回戦をコールド勝ちして勢いに乗る法大はベスト8をかけて専大戦に挑んだ。自慢の打力で勝ち進むことができるか。

 法大の先発は室木。初回、ランナーを背負うも後続を断ち無失点で切り抜けると、その後も安定した投球を続ける。しかし3回、先頭打者に出塁を許す。相手はすかさず送って一死二塁とピンチを招く。踏ん張りたいところだったが、一番に中前適時打を許し、先制点を奪われる。それ以上の失点は防ぎたい法大だが、さらに長打を許しこの回2失点。しかし、室木はこの回以降は相手に得点を与えない見事な投球を披露。8回2失点と好投し、先発の役割を果たした。

 室木を援護したい打線は2回、6番三品が出塁すると続く7番宮原が送りバントを決めチャンスを広げる。しかし、後続が倒れここは得点することができず。法大はその後もランナーを出すがホームが遠く7回まで無得点に抑えられる。
 迎えた8回。先頭の甲本がヒットで出塁すると、2番藤口もヒットでチャンスメイク。すると3番石橋が左越え適時二塁打を放ち1点を返す。この流れで同点、逆転といきたいところだったが、後続が打ち取られこの回1点を返すのみ。最終回、逆転劇を演出したいところだったが、相手の好投手の前に三者凡退で勝負あり。ベスト8に駒を進めることはできなかった。

 昨年も関東大会で専大に敗れた法大。昨年の雪辱を果たすことはできなかった。一方で室木の安定した投球は今年も健在。リーグ戦でも見事な投球術を見せてくれることだろう。(増田卓巳)

監督・選手インタビュー

本間隆洋 監督

―まず今日の試合を振り返って
ある程度競ったゲームになるというのは予想して(試合に)入っていたので、そういう意味では締まったゲームになりましたけど、雑な言い方をすれば勝ちきれなかったなと、それに尽きますね。選手はよく頑張ってくれました。

―打撃ではあと1本が出ずという展開でしたけれども
昨年の秋から課題に挙げていて、今日の試合後のミーティングでも言った話ではあるんですけど、1か月ほど前に練習で「ここで1本打てるか」と。長いシーズンで.250打てても、その試合で4の1、2割5分が打てるかというとなかなかうちには厳しいんじゃないかと、そういう話をしたんですよね。案の定あと1本というのが出なくて、これが課題じゃないですかね。

―4年生が抜けて打撃の方はどう感じていますか
4年生が抜けましたけれども、今年は今年のカラーというものがありますので、今年にあったチームを作るだけですね。

―以前藤口主将にインタビューした際に、「機動力を使う」とおっしゃっていましたが、本間監督も同じような考えでしょうか
基本はそうですね。クリーンアップも層がガラッと変わりましたので、そういう意味では塁を進められるときには足を使って、あるいはエンドランですとか。バントで送るという基本は外したくはないですけど、足が使える選手が多いというところでそういったチーム作りをしたいなとは思いますね。

―投手の方は、室木投手がエースとして君臨します
室木が大黒柱であることはゆるぎないことなんですけど、やはり2枚目に期待したいですね。いままでの相手に失礼かもしれませんが、関東選手権に入って競った相手と戦うのは今日が初戦だったと思います。そういう意味では竹内(悠=社3)は、1つ前の試合を見てもリーグ戦に入れる力を身に付けているかというとまだ弱い部分もあると思います。スコアを見れば一目瞭然なんですけど、結構な割合で先頭打者を出していたりしていますよね。竹内には先頭やランナーを出した後のリカバリーができるようになってほしいというのが自分の要求ですね。そういう面は室木がシビアに見てくれていますので、ある程度は室木に任せたいと思います。室木には試合に勝つ、それと後輩の育成とかなり期待している部分が大きいですけど、室木自身はそれをコントロールできる選手ですし、今日も負けはしたものの危なげなく見ていられるっていうのはありますね。

―リーグ戦2試合目の先発を固めることが当面の課題になりますか
そうですね。竹内がある程度確立できれば、松田(一将=現3)だったり他の選手に経験を積ませてあげることもできますし、2枚目ができないとみんなが突っ込んで(登板して)しんどくなってそれが悪循環になるんじゃないかなというのが不安材料ですね。

―それを踏まえて春季リーグ戦への課題は
走攻守すべての面でと今の時点では言いたいですね。ただ、それは低いレベルでの話ではなくて、リーグ戦を優勝して全日本で日本一のタイトルを取るという意味で、まだまだワンランク、ツーランク上げてというレベルでの話ではありますけども。

―昨季は4位ということで、開幕戦の入りは変わってきますか
そんなには意識していないですし、多分選手たちも変に緊張するとかそういったことはないと思います。4位ということで2カード戦った後、間が1週だけ空いて3カード連続ということで、対戦相手云々よりも日程が少し気になるくらいですかね。

―最後に、春季リーグ戦への意気込みをお願いします
なんとか(昨年の)秋に逃した分を全てぶつけて、春は勝ち点5、狙う以上は全勝、完全優勝で行きたいですね。完全優勝は狙ってみたいですし、狙えるチームだと思いますので、なんとか応援していただいている方々にいい報告をできるように選手たちと頑張っていきたいと思います。

室木大(2失点完投も敗戦投手に)

ー今日の投球内容を振り返って
勝ちきれなかった。まぁそれだけですね。

ー敗因は
2点目を取られた、センターオーバーなんですけど、簡単にストライクを取りにいってしまったのかなと思います。全日本のときの失敗と同じ失敗をしてしまって、まだ徹底しきれてない甘さっていうか、相手を過信というか、まだまだ自分の力が足りないなと感じました。

ー去年も専大に負けましたが、専大の印象は
去年はヤジとかがうるさいようなチームだったんですけど、今年はそういう声とかもなくて普通にいいチームだなと感じました。お互いにこの試合に懸ける思いは強かったと思うので、気持ちで負けたのかなと思います。

ーこの関東大会を振り返って
0に抑えきれないと言いますか、自分が投げてるときは去年のリーグ戦とか全日本から見ると大量得点の試合が少ないので、それは自分の投げるリズムとかテンポが関係してると思うので、もっと野手が気持ち良くなるようなテンポで、ただ抑えるんじゃなくて野手を乗せられるような投球をしていきたいと思います。

ーリーグ戦に向けて
ここで負けてしまったので、絶対にリーグ戦は落とせない試合になると思うので、他の4年生も就職活動で抜けて攻撃力が大幅にダウンすることも絶対ありますし、攻撃力がダウンするっていうことは点を取られたらいけないということなので、いま一度投手陣まとめて1人1人レベルアップして圧倒的な投手力で抑え込みたいと思います。

石橋優一郎(この試合唯一の適時打を放つ)

ー今日の試合を振り返って
室木さんが2点で踏ん張ってくれたのを打線がカバーできなかったのと、1回と8回のチャンスで1本出なかったのが敗因だと思います。

ー相手投手の印象は
あんまり速いピッチャーではなかったんですけど、球を動かしてきてやりづらかったかなと思います。実際僕も引っ張ると打てなかったので、逆方向を意識して打ちました。

ー今季から打線の中軸を任せられていますが
去年は打って打ってのチームだったんですけど、今年は単打でつないでいくというのでやっているので、自分も欲を出さずに単打を狙っていって、3番として長打よりアベレージで貢献していきたいと思います。

ーリーグ戦に向けて
関東大会を通してみんなの悔しい顔が見えたし、自分としてもとても悔しかったので、リーグ戦でこれをはらして全国大会の切符を手にしたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • DSC 4032 R室木(左)が投手陣を引っ張る
  • DSC 3971 Rエースの自覚十分の投球を見せた室木
  • DSC 4008 R藤口は2安打と奮闘した
  • DSC 4114 Rこちらも複数安打の石橋
  • DSC 4040 R三品は安定したプレーを披露
  • DSC 4141 R藤口が2点目を狙い本塁に突入したが憤死
 

 

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2017-09-254 R

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