【準硬式野球】vs明大1回戦:まさかの一発に涙。優勝にまさかの黄色信号?

いよいよ春秋連覇に王手をかけた最終戦。相性の悪い明大。
日頃の借りを返すには絶好の機会だったが、そう簡単に優勝させてくれる程
甘い相手ではなかったようだ。

 

トータル試合結果

 123456789HE
明 大 0 0 0 0 0 1 1 2 1 5 10 2
法 大 0 0 2 0 0 0 2 0 0 4 9 1

(法大)○伊藤(2勝)、塚本‐櫻山
(明大)●西、富井‐古跡

メンバー

打順位置選手
1 (4) 大塚 樹生
2 (7) 西森 雄紀
3 (3) 西出 清太郎
  PH 野村 慎吾
  3 細川 裕丞
4 (9) 瀧口 貴博
5 (6) 阿久津 航太
  PH 縣 悠太
6 (8) 斉藤 大輝
  PH 坂元 頌
7 (5) 鈴木 捷平
  PH 山本 雄太
8 (2) 櫻山 大樹
9 (1) 塚本 裕馬

リーグ戦結果

 法政明治慶應立教早稲田東大試合勝点勝率
法政   ○○ ○○ ●○○ ○○ 9 8 2 4 .889
明治   ○●● ●● ●● ○○ 9 4 6 1 .444
慶應 ●● ●○○   ○○ ○○ ○○ 11 8 3 4 .727
立教 ●● ○○ ●●   ○●○ ○○ 11 6 5 3 .545
早稲田 ○●● ○○ ●● ●○●   ○○ 12 6 6 1 .500
東大 ●● ●● ●● ●● ●●   10 0 10 0 .000

戦評

全日本大会からわずか1週間後に開幕したリーグ戦は早くも最終戦を迎える。ここまで順調に勝ち星を重ねてきた法大は、いよいよ春秋連覇に王手をかけた。最終戦の相手は相性の悪い明大。明大は今リーグ戦低迷し、苦境を強いられているだけに、日頃の借りを返すには絶好の機会となった。しかし、そう簡単に優勝させてくれる程甘い相手ではなかったようだ。

先発は塚本(社3)。防御率を今季は0点台にまで抑える、絶対的な法大のエースである。そんな塚本は初回から連打を浴びいきなりピンチを招く。しかし無死二、三塁から三塁ランナーを牽制で指すと後続も難なく抑え無失点で切り抜ける。2回にはテンポよく連続三振を奪ってから、四球や暴投により2死二塁に。迎えた8番・西にレフト前ヒットを放たれ、二塁走者がホームを狙ったが、レフト・西森(社3)が好送球!見事ホームで仕留め、一点を阻止した。

試合が動いたのは3回。1死から2番・西森が二塁打を放つと、3番・西出(社4)の放った打球が相手のエラーを誘い、その間に西森が生還。4番・瀧口(社4)も安打で続きさらにチャンスを広げる。5番・阿久津(社2)はライトフライに倒れるも、西出が進塁し2死一、三塁に。続く6番・斉藤(社3)の打球はレフトの前にポトリと落ち、2点目を加える。

一方塚本は尻上がりに調子を取り戻していくも、6回、1死からライト前ヒットを放たれると瀧口がもたつく間に一気に三塁へ進塁されてしまう。すると、塚本が投げた低めのボールを櫻山(経3)が捕球出来ずに痛恨のエラー。一点を献上することに。7回にも四球から明大に攻勢をかけられ、同点にされてしまう。

その裏、法大は意地をみせる。この回先頭の大塚(社3)が俊足を活かし内野安打で出塁すると、2番・西森が四球を選び、無死一、二塁に。さらに代打・野村(経2)が初球で西を捉え満塁。4番・瀧口は執念の二塁打を放ち2点勝ち越しに成功!勝利を物にしたと誰もが確信していた。

しかし、8回。連続四球からバントで送られると、タイムリーを許しまたしても同点に。振り出しに戻ってしまう。その裏、二死満塁のチャンスを作るも決定打に欠け、9回を迎える。
塚本は1死を奪ってから、2番・長谷部への初球。甘く入ったスライダーを狙われ、打球はレフトスタンドへ。ここで痛すぎる本塁打を浴びてしまう。力尽きた法大は、その裏反撃の狼煙が上がることはなかった。この本塁打が決勝点となり、一球が勝敗を決めることに…。

優勝は明日以降に持ち越しとなったが、第二戦も決して油断出来ない。勝ち点を奪われると、優勝決定戦にもつれ込むだけに、ここが踏ん張り所だ。4年生最後の集大成となるリーグ戦。存分に暴れて一年間積み上げきた「チーム力」を魅せつけ、最後の雄姿を飾ってもらいたいものだ。

(田沢 穂)

選手コメント

塚本(まさかまさかの逆転負け…)

―今日の試合を振り返っていかがでしたか?
先制点もらって、追加点ももらったのに、追い付かれて逆転されて…情けなかったです。

―初回コントロールに苦しんでいたようですが?
それなりに粘れて投げられたので、それはよかったのですが。自分と櫻山がかっかした部分がありました。もう4年生になるので、そういう所を表に出さないようにしたいです。審判とか関係なしに抑えられるようにしたいです。

―櫻山君は捕球に苦しんでいましたね。
そういうミスの積み重ねで追い付かれたというのもありますし、自分がピンチで打たれたというのもあるので。自分と櫻山でもっと考えて投球を組み立てていきたいと思います。

―1、2番に打たれていたようですが?
1番にはストレート張られてて、取れたボールもあるんですけれど、でもそんなに苦手意識はないので次投げれる機会があるばリベンジしたいと思います。

―9回のホームランが決勝点となりましたが、初球は?
ストレートずっと張られていたので、初球はスライダーだったのですが不用意にいってしまいました。櫻山とも後でもったいなかったなと話していました。もっと考えればよかったですね。今になって悔いが残る球でした。

―途中交代もあるかと思いましたが?
今日は特に疲れていませんでしたし、早稲田戦も完投していないので。スタミナは全然ありました。

―勝ち越してもすぐに追い付かれる試合展開でしたね。
2点取ってもらった時は勝ったなと思ったんですけど、まさか自分があんなに点取られるとは思いませんでした。明治からはまだ一勝もしていないので、なんとか一勝したいです。

―明日勝てば優勝ですね!
明日は菅原さんが先発ですし、4年生全員出るのて、4年生に決めてもらいたいです!

櫻山(反省点の多い試合となった)

― 今日の試合の感想をお願いします。
自分のせいで負けたかなと思います。パスボールもセンターからのバックホームも取れたなって思いました。審判もちょっとあれな感じで、自分の気持ちも切れてしまいました。そういう中で、ピンチ作った後に不用意に甘いボールでストライク取りにいってホームランも打たれましたからね。そういう、自分のミスが全部失点になってしまって、防げた失点が何点かあるなと思いました。なので、負けたのは自分のせいです。

―相手打者、主に1、2番は意識していましたか?
1番は良いバッターなんで、警戒はしてたんですけどそれでも打たれてしまいました。2番はこの前までそんなにバッティングは良くなかったんで、不用意にいって打たれて乗せてしまったかなっていう。

―塚本さんの調子は?
立ち上がりが悪いのはよくあることなんで心配はしてないですね。
けど、さっきも言ったように審判がひどかったんで、あいつの気持ちも切れてることが態度でわかって、まぁそんな中でも良く頑張ってくれたんですけど、自分を含めた野手の見えないエラーで足を引っ張ったのが負けた理由ですね。

―今日は、10安打で4得点でしたが。
つないで打っているのではなく、単打、単打でヒットが多く出てそういう回にどれだけ集中して打てるかで得点が変わってくるので今日は効率が悪かったですね。

―優勝が目前ですが?
明大は秋は弱い、弱いってみんなで言ってたんですけど自分達の相性が悪いのも含めて気が抜けてたかなと思います。
明日、負けたら来週慶大との優勝決定戦やるって言ってるんでね、何としても勝ちたいです。

―明日に向けて一言!
今日は自分のせいで負けてしまったんで、明日は今日の分を取り返す意味でもピッチャーを良く引っ張っていけたらなと思います。

瀧口(バッティング絶好調も痛いエラーが…)

―今日は惜しくも負けてしまいましたが?
最初の自分のエラーが人工芝でバウンドが早くなったのですが。あれが最初の1点で、そこから流れが変わった感じがあって、その流れでまた追いつかれてしまったので、すごく責任を感じたのですが、結局また、ミスとフォアボールであげてはいけない点を簡単にあげてしまったのが敗因ですね。

―前半はかなりベンチの雰囲気も良かったように見えましたが?
だんだん焦りだして、どっしりした感じがなかったような気がします。それでも勝てるだろうっていうのがあって、4点目が入ったときは行けるだろうと思って、気が緩んだ部分がありましたね。

―審判に対して不満をこぼす場面もありましたが?
ちょっとストライクゾーンがバラついてて、イライラした部分がありました。そこでうちが文句を言ってしまって、敵に回したかなと。自分も含めて思ったことを言っちゃうやつが多いので。

―ご自身はタイムリーも放たれ大当たりでしたが?
甘く入った球は打てるんですけど、アウトローに決められたときになかなか打てないので。毎回毎回、甘い球が来るわけではないので、しっかり全部打てるようにしたいです。

―明大相手というのは、やはり苦手意識は感じましたか?
よく分からないんですが、明治がうちとやるときは生き生きしているんですよね。何であんなに負けてるのにうちのときは打てるのか分からないんですが。やはり相性が悪いので、それを来年残さないためにも今年は勝っておきたいです。

―明日の試合に勝てば優勝、負ければ決定戦に回るということですが?
予定通りに4年生が出ますので。4年間で一回も勝っていない明治に、なんとか4年生が意地見せれたらなと思います。

―最後に意気込みをお願いします!
明日、胴上げしてもらえるように頑張ります。

フォトギャラリー

    • 101023 01開始早々のピンチもなんとか切り抜けた!
    • 101023 02ホームめがけ全力疾走!!
    • 101023 03最後の最後で敗戦投手に。
    • 101023 04西森の返球は櫻山のグラブにピシャリ



 

 

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