【準硬式野球】春季リーグ戦 VS明大1回戦 悔やむ9回。あと1本が出ず・・・

六大学準硬式野球春季リーグ戦
2012年5月19日(土) VS明治大学1回戦
法大多摩グラウンド

前節早大に2連勝をして首位に立った法大。今節でも2連勝をすれば優勝が決定する。しかし相手は宿敵、明大。これまでも数々の死闘を繰り広げてきた。そのため簡単に勝つことは容易ではない。法大の運命が懸かった一戦はやはり一筋縄とはいかなかった。

ピンチを迎え話し合うバッテリー

トータル試合結果

 123456789HE
明 大 2 0 0 0 0 0 0 2 4 8 16 1
法 大 0 0 0 1 0 2 2 1 1 7 11 4

(法大)●大谷(4勝2敗)、安本‐佐藤
(明大)赤尾、小出、○酒井、中村‐伊東
[本塁打]茨田1号2ラン(6回・赤尾)

メンバー

打順位置選手
1 (9) 縣 悠太
  PH→9 横山 翔
  PR 杉本 篤史
2 (4) 鈴木 捷平
  6 金子 明信
3 (8) 宮川 拓実
4 (3) 茨田 桂太
  PR 宇賀神 勇人
5 (5) 阿久津 航太
6 (6)→4 橘 廉
  PH 舟木 大河
7 (2) 佐藤 裕太
8 (7) 豊瀬 有剛
9 (1) 大谷 亘輝
  1 安本 剛史

リーグ戦結果

 法政明治慶應立教早大東大試合勝点勝率
○●● ○○ ○○ ○○ 10 7 3 3 .700
○○ ●● ○●● ○○ 10 6 4 2 .600
●○○ ●○●   ○○ 10 5 5 2 .500
●● ○○ ○●○ ●● ○○ 10 5 5 2 .500
●● ●○○   ○○ ○○ 9 6 3 3 .666
●● ●● ●● ●● 9 0 9 0 .000

戦評

絶好の野球日和の中行われたこの試合は、波乱の幕開けとなった。マウンドに登るエース大谷(スポ3)が投じた1球目、いきなり相手打者に死球を与える。その後2者連続ヒットを許し満塁とすると、相手の4番に技ありのヒットを打たれ一死も取れないままあっさりと2点を先制される。しかしここはエースの意地。その後は打たせて取りこれ以上の得点は与えない。しかし2回。ヒットと四球で繋がれまたしても満塁のピンチ。だが、ここではうまく内野ゴロを打たせ、3者残塁とする。

一方攻撃は、相手投手のテンポが良いピッチングに翻弄され繋がらない。しかし、4回。4番・茨田(スポ3)がセンターへヒットを放つとセンターがこれをエラー。茨田はすかさず二塁まで到達しチャンスメイク。さらに死球とヒットで満塁のチャンスを作る。ここで7番・佐藤(経1)が犠牲フライを放ち、1点を返す。そして迎えた6回。3番・宮川(経3)が出塁し打席に入るのは4番・茨田。相手投手の甘く入った4球目を見逃さず、打った瞬間入ったと判る逆転の2ランホームランを放ち一気に流れを持ちこむ。この流れそのまま7回にも2点を追加。明大をさらに突き離す。

だが、簡単に終わらないのが法明戦。8回にエラーやパスボールといったミスが絡み2点を失う。しかしその裏、相手投手の代わり際を攻め立て1点を返す。2点リードで迎えた9回。マウンドに登るのは完投を目指す大谷。しかし、4連打であっさりと逆転を許し、悔しい表情を浮かべながらマウンドを降りる。2番手で登ったのは、早大戦で圧巻のピッチングを魅せた安本(スポ2)。犠牲フライを1本打たれたが、後続を断ち攻撃へのリズムを作る。最終回、先頭の横山が四球で出塁。続く金子(社4)が粘ってヒットを放ちさらにチャンスを広げる。宮川が三振に倒れるが、迎えるのはこの試合当たっている茨田。ここで相手投手の暴投があり、相手は満塁策を取るため敬遠。5番・阿久津(社4)は浅い外野フライに倒れ走者は進めない。二死満塁となり打席には代打・舟木(社3)。初球暴投でランナーは進塁。1点を返し、なおもチャンス。だが最後は相手投手の気迫が勝り空振り三振。初戦を落とす結果となった。

 あと一歩の所で敗れた法大。優勝するためにも、もう負けることは出来ない。打線は良い繋がりを見せていたため、粘りの守備が必要である。法大準硬式野球部の全員野球で勝利を掴んで欲しい。(小田切 直也)

選手のコメント

大谷(9回に力尽く・・・)

ー今日を振り返って
打線は打ってくれたし、自分が抑えれば絶対勝てた試合。ここというとこで点をとられた自分のせいだと思います。ー優勝がかかっての今節、緊張はありましたか
優勝がかかっているのは分かってたので、勝ち気でいったが、それが全部裏目にでた訳ではないと思います。終盤にいい攻撃も出来ていたし、自分が抑えれば勝てていました。ー中盤にかけて立ち直って、終盤また乱れましたが、疲れはありましたか
今週はちょっと調整が上手くいってなかったので、その疲れが終盤にかけて出たのかもしれないです。

ー9回途中で降板となったが、その心境はどうでしたか
(途中降板は)あまりないことだが、多分あのままいってたらずるずるいってたので、すぱっと代えてもらって良かったです。あそこはみんなに託しました。ー明日以降に向けて
もう負けたら終わり。明日投げるかどうかは分からないが、明日、明後日一戦必勝で頑張りたいです。

茨田(一時は逆転のホームランを放つ)

ー今日の試合を振り返って
大谷にはいつも頑張ってもらっているので、何とかして助けたかったんですけど…。

ー6回にホームランを打ちましたが、打席で意識したことは
うしろの阿久津さんが調子良いので、つなげるように意識しました。ー打った球種、感触はどうでしたか
真っ直ぐです。甘い玉は少なかったんてすけど、打てると思って打ちにいきました。ー守備についてはどうですか
迷惑かけてしまっているので…何とかして抑えたいです。とにかく勝てるように。ー明日へ向けて意気込みを
負けたら終わりなんで…チームの雰囲気は良いので、皆で勝ちにいきたいです。

佐藤(猛打賞もバッテリーミスが目立つ)

―今日の試合を振り返って
明治の粘りに負けました。―捕手の佐藤選手から見て大谷選手の調子は
立ち上がりは悪そうだったけど、回を追うごとにリズムが出てきていました。―バッテリーエラーが目立ちますが
全部自分の責任です。自分が止めきれないから信頼がなく、(大谷選手が)ローボールを投げられなくなったので、そこで甘めに入ったボールを明治打線に狙われて、終盤の失点につながってしまいました。―3安打だったが自身の調子は
バッティングは深くは考えていません。つなぐだけ。もちろん何本打っても損はないけれど、自分は打撃より守備を期待されていると思うので。それに応えられない方がキツイです。

舟木(逆転のチャンスで代打出場)

―今日の試合を振り返って
4年生や大谷に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

―代打はどんな気持ちでいきましたか
最初から橘まで回れば行くぞって言われていて、そこまで回ればいい所で回ってくると思っていて案の定いい所で回ってきたんですけど・・・。弱いですね。

―プレッシャーは大きかったですか
プレッシャーはでかかったですね。ここで勝つ勝たない本当でかいんで。みんなが繋いでくれて大谷も本当頑張っていたんで勝ちたかったです。

―チームの雰囲気は
雰囲気は本当良くて、昔の法政にはないくらい一人ひとりが試合に集中しています。今までだったら最後簡単に終わっていたんですけど、そこで粘れるってことは変わってきてると思います。

―明大の印象は
毎年楽に勝ったことは一回もなくて、明治が調子悪いという年でも絶対今日みたいな試合展開になるので・・・。一人ひとりの能力が高くて強いですね。

―対戦投手(中村)の印象は
一回やったことがあってその時は打って・・・。最後の球もそんなに難しい球ではなかったんですけど、ピッチャーの気持ちの方が大きかったように思います。

―明日に向けて
明日負けたら全日、清瀬への道が途絶えてしまう可能性があって明日勝たないことには始まらないので死に物狂いでやっていきたいです。出るか判らないですけど、ベンチから声出して盛り上げていきたいです。

 

フォトギャラリー

  • 05191ピンチを迎え話し合うバッテリー
  • 05192茨田は4番の実力を見せつけた
  • 05193大谷が粘りの投球をするも実らず
  • 05194猛打賞とバッティングが好調の佐藤
  • 05195緊急登板も安定した投球を見せた安本
  • 051969回の攻撃を前に士気を高める


 

 

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