サッカー
 

王者相手に前半は互角、次につながる敗戦 関東大学サッカーリーグ前期 vs流経大

関東大学サッカーリーグ前期
VS 流通経済大学
4月29日(木)13:50
会場:国立西が丘サッカー場

第3節までを終えて1勝2敗と思うように調子が上がらない法大。2年ぶりの連勝を目指した前節・早大戦ではいいところなく、早くも今季2度目の完封負けを喫してしまった。そしてその敗戦を糧に、仕切り直して迎えたい今節の相手は、昨季の前期リーグ戦で1-7と惨敗している流経大。法大はここ数年、リーグ戦で流経大から勝利していない。しかし流経大はリーグ3連覇を狙いながらも、今季は未だ1勝と苦戦しており、法大にも十分勝機はあるはずだ。昨季7失点の屈辱を味わった場所、ここ西ヶ丘で雪辱を果たしたい。

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日本代表候補にも選ばれた山村(流経大)に2アシストを決められてしまった

 チャンス活かせず

試合は開始直後から両者激しいシュートの打ち合いとなる。法大の初シュートは5分、木村がドリブルで右サイドを駆け上がりそのままシュート。しかしこれはゴールとはならず。一方守備ではGK中根が中心となり、流経大の強力攻撃陣にゴールを許さない。序盤は一進一退の攻防が繰り広げられる。すると中盤、流れは徐々に法大へ。前半最大のチャンスとなったのは24分、CKからのこぼれ球を今季初出場となる深山がシュート。しかしこれは枠を捕らえるものの、キーパーに弾かれてしまう。その後も何度か決定的なチャンスを迎えるが、なかなかゴールネットを揺らすことができない。そしてスコアレスのまま前半終了かと思われたロスタイム、ファウルから流経大にFKを与えてしまい、セットプレーから失点。またも相手に先制点を許し、0-1で前半を折り返す。

 遠い1点

後半に入ると試合の主導権は完全に流経大へ。劣勢の中でなんとか同点に追い付きたい法大だったが、62分には流経大・征矢にゴール前の混戦から追加点を許してしまう。直後の65分に岡、深町健の2人を同時に投入し反撃を狙う法大は、その深町健が交代直後から積極的にドリブルを仕掛けシュートを放っていくが、いずれも得点には繋がらず。終盤は早大戦同様、再三のピンチを防ぐことに精一杯になり万事休す。0-2で試合は終了。やはり王者はそう簡単には勝たせてくれなかった。今日の一番の敗因は、前半にあったチャンスをどれも決められなかったことだ。チャンスをどれか一つでも決めていれば、試合展開は大きく変わっていたかもしれない。ここまでリーグ戦4試合で法大の挙げた得点はわずか2点。得点を挙げないことには、勝ち点3は得られない。次節は中3日で迎える慶大戦。決定力不足という言葉を一蹴するような、攻撃陣の奮起に期待したい。(須賀めぐみ)

監督・選手の試合後のコメント

水沼貴史監督

―今日の試合を振り返って
負けはしたが、やろうとしている形はできていた。王者・流経に対してできる限りのことはできたかなぁと思います。

―フォーメーションについて
流経対策というのもあったが、少しディフェンスを落ち着かせる意味で変えました。

―これまでスタメンだった選手がベンチにも入りませんでしたが
小檜、濱中、相原、みんな怪我です。

―慶大戦に向けて
慶應は流経と違って流動的なサッカーをしっかり対策をして臨みたい。がんばります。

FW深町伸太朗(3年)

―今日の試合を振り返って
前半のロスタイムに決められたのが痛かったです。あと、攻撃が点を取らなきゃいけないと思います。

―敗因は
2失点ともセットプレーからだったので、集中力が足らなかったと思います。あとはチャンスで決められず、相手のペースに持っていかれてしまいました。

―山岸選手と深山選手が出た効果は
山岸さんは存在感があってリーダーシップも取れるし、いるのといないのでは全然違います。深山は、うちは前線に背の高い選手があまりいないので、攻撃のアクセントになっていました。

―新しいフォーメーションの手ごたえは
中盤でボールを取ることを意識していたんですが、すぐにカウンターに持っていけたし、あとはラストパス→シュートという形を増やせれば点を取れると思います。

―次の慶大戦に向けて
攻撃陣は点を取って勝ちたいです。

MF山岸純平(4年)

―今日の試合を振り返って
正直、やられた感じはないです。今日初めてやった戦術・フォーメーションがはまっていたので、悲観的には見ていないです。

―今季初出場ですが
就職活動でしばらくチームを離れていて、チームに迷惑をかけてしまいました。試合に出たからには勝ちたかったんですが、結果が出なかったことがすべてです。

―試合に出ている4年生が少ないですが
4年生がもっと出ていれば力になるし、今年1年にかける思いは強いので、4年生がそろって試合したいですね。

―敗因は
今日は我慢のし合いだったので、プレーが1回切れたときに集中力が継続できなかったことです。それがうちの弱さでもあるし、2失点ともセットプレーからだったので詰めなきゃいけない部分だと思います。うちら(試合に出ている4年生)は試合に出ていない4年生の思いも背負ってやっているので、もっと声を出して4年生の力を出したいです。

―新しいフォーメーションの手ごたえは
自分が1人残って川崎と米田が前でボールを奪って3トップに供給するという形だったんですが、高い位置でボールを取れたし機能はしていたんですが、決めなきゃいけないところで決められなかったですね。

―次の慶大戦に向けて
まず試合に出ることが目標です。出たら勝ちにいきたいです。

FW深山翔平(3年)

―今日の試合を振り返って
前半決めるチャンスがあったのに、そこを決められなかったのが敗因だと思います。

―今シーズン初出場でしたが
緊張は特になかったです。ケガあけで少し不安はあったけど、今までスタンドで試合を見ていていろんな人の思いも感じていたし、応援している人のためにも頑張ろうと思っていました。

―流経大について
1人1人、個がうまい。うちは我慢して0でおさえるというのをコンセプトでやってたので、セットプレーから失点したのはもったいなかったです。

―修正点は
セットプレーとかこぼれ球から失点しているので、もっと集中力が必要だと思う。4試合で2点しか取れていないので、攻撃陣ももっと頑張らなきゃいけないです。

―次戦に向けて
中3日しかないけど勝ちたいです。

 

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