サッカー
 

上野復活弾も勝ち点1止まり 関東大学サッカーリーグ前期 vs国士大

関東大学サッカーリーグ前期
VS 国士舘大学
5月23日(日)
会場:NACK5スタジアム

前節、神大に敗れ早くも今季7敗目を喫してしまった法大。明大戦、早大戦に続く今季三度目の3失点と、完全に負のスパイラルにはまってしまった。ケガや不調などで連続して出場する選手がおらず、それにより攻守両面においてここぞという時に綻びが出てしまっている。前節、第5節以来となる4-4-2へとフォーメーションを戻すも効果は見られず。チームには自信や活気が失われているように思われる。すで降格圏外の10位順大とは7もの勝ち点差を付けられているため、今日の国士戦で勝ち点1と言わず、是が非でも勝ち点3を手に入れたいところだ。

soccer-20100523-01
国士館の攻勢を凌いだGK土田

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
0 前半 1 1
国士館大学
1 後半 0

得点とアシスト

時間大学得点者アシスト
35分 国士大 瀬川和樹
84分 法大 上野恭平 金子直道

警告

時間大学選手名
22分 国士大 斎藤一行
61分 国士大 大久保 翼
78分 国士大 塩谷 司

メンバー

法政大学
監督:水沼貴史
国士館大学
監督:細田三二
12 GK  土田健太(4) 21 GK  新井章太
2 DF  上野恭平(4) 7 DF  大竹隆人
5 DF  片根健児(4) 6 DF  塩谷司
3 DF  倉田健生(4) 4 DF  大久保翼
14 DF  風岡俊亮(4) 28 DF  瀬川和樹
6 MF  山岸純平(4) 9 MF  金子昌広
10 MF  濱中祐輔(2)→小檜(80分) 14 MF  佐藤優平
15 MF  金子直道(4) 10 MF  斎藤一行
7 FW  相原辰(4) 39 MF  生方翼
8 FW  深町伸太朗(3) 36 FW  松本祐樹→岩崎(HT)
19 FW  浅田大樹(3) 19 FW  田中俊哉→服部(70分)
サブメンバー
21 GK  平加涼(3) 1 GK  山田賢二
4 DF  清水康一朗(3) 3 DF  大和史弥
27 DF  畑 共哉(2) 5 DF  綿貫直人
29 DF  松永亮平(2) 16 MF  藤波大登
18 MF  小檜宏晃(2) 37 MF  今泉圭吾
24 MF  米田賢生(2) 13 FW  岩崎晃也
11 FW  深山翔平(3) 32 FW  服部康平

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

 またも先制許す

この日も前節から先発メンバーを8人入れ替え試合に臨んだ法大。またこの日は上野が今季初めてスタメンに名を連ねた。試合は序盤、細かくパスを繋ぐ法大がペースを握る。また両ウイングが低く構えることで相手のワイドな攻撃を抑えるなど中盤で優位的な状況を作った。9分、14分と深町、濱中が決定的シーンを迎え、徐々に得点の気配が漂い始める。しかし、これが今季の法大の悪い癖。相手を押し込み、明らかに法大の時間帯なのに決めきれない。そうしているといつもは流れを相手に持っていかれるのだが、この日は国士大もパスの精度を欠きなかなかフィニッシュまで持ち込めずにいた。そんななか試合が動いたのは35 分。土田のクリアボールを拾った国士大瀬川がゴール前約30mの位置からすぐさまミドルシュート。クリアしたばかりで体制が整ってなかった土田はこのボールを防ぐことが出来ず。またしても先制を許してしまった。それまで枠内にシュートを許していなかっただけに、このゴールは不運だった。その後国士大にうまく試合を運ばれ前半終了。

 勝つしかない

後半に入ると同点に追いつくため攻勢に出る法大だが、リードを得た国士大にいなされ逆にカウンターからピンチを招いてしまう。さらに運動量が落ちてからは無闇に縦パスやクロスを入れるだけ。敗色濃厚で迎えた84分。全く打開策が見いだせずにいたが、国士大の一瞬の緩みから同点に追いつくことに成功する。ゴール前の細かいパスワークから金子がディフェンスラインの裏にラストパス。抜け出した上野がGKとの一対一を制しゴール左隅へと決めた。法大のパスサッカーで完璧に相手を崩した瞬間だった。同点に追い付き活気づく法大陣営だが残された時間は少なく、そのまま試合終了の笛を聞くこととなった。土壇場で勝ち点を得た法大だが、下位に沈んでいるだけに満足いく結果とはならなかった。リーグ戦はこの試合を最後に総理大臣杯予選のため一週間の中断期間に入る。気分の切り替えなどうまくこの中断期間を利用してもらいたい。そして中断期間明けに激突するのは最下位拓大。順大戦に続く裏天王山第二ラウンドである。もしこの試合に敗れてしまうと最下位に転落してしまう。今季を左右する試合と言っても過言ではないだろう。絶対に負けられない。(岡本京介)

監督・選手の試合後のコメント

水沼貴史監督

─今日の試合を振り返って
最後に追いつくという今までにない展開でした。次に繋がるのかなぁと思います。

─1年生を外して4年生を多数起用しましたが
ケガ人もいるが、今日はピッチの中で責任を持ってやれる選手を基準に選びました。それが最後に追いつくような形で出たのかなぁと思います。

─序盤先制してもおかしくないシーンがありましたが
ありましたねぇ。自分たちのリズムの時間帯があったが、そこで決めきれないのがまだまだトレーニング不足だと思うし、改善していかなきゃいけないところだと思います。

─国士大について
ボランチがゲームを作るのとワイドの選手が速いという特徴があるのでそこを消すように言いました。まあまあできたと思います。

─上野選手が復帰早々ゴールを決めましたが
ずっと試合に出れていなかったのでやりたくてしょうがないという気持ちが見えたし、トレーニングでも十分使えるなと思ったので起用しました。期待に応えてくれたし、よく頑張ってくれた。

─総理大臣杯予選のためリーグ戦は中断期間に入りますが
総理大臣杯予選があるので試合は続く。それに向けて準備をしなくちゃいけない。リーグ戦に関しては今日復帰の選手が多く、そういう選手を一度に使うのはリスクがあったが、まあまあの形はできた。二週間あるのでもう一度準備をしたい。二週間空いたことを前向きに捉えたいです。

─次戦、拓大戦に向けて
当面の敵には負けたくない。とにかくいい準備をして今日みたいなゲームができて敵に勝つようにしたい。いつも試合を見てくれている人には申し訳ない気持ちでいますので、いつか花開くと信じて待っててください。

DF 上野恭平(4年)

─試合を振り返って
チャンスはあったんですけど決めきれなくて、勝ち試合にもっていけなかったからこういう結果になったのかなと思います。

─今季初出場だったが
今までいい成績じゃなかったので、自分が入って勝てればと思ってたんですけど勝てませんでした。

─今までどのような気持ちで試合をみていたか
正直低学年が多く出ていて、見ていて不満もありました。応援してくれている人たちが納得できるプレーもできていなかったし、今日は4年が多かったんで勝てればよかったんですけど...。

─前節、4年生が吹っ切れたという話があったが
チームの状況がよくないので、自分たちがよくしようとは思っていました。イライラもたまっていたし、この前の試合なんかは勝つ気が見えないとみんな言っていたから4年生の思いが出たんだと思います。

─得点について
自分のパスミスから失点したから得点に絡みたいと思っていたし、落ち着いてキーパーを見て流し込むことができました。

─総理大臣杯予選に向けて
勝ち進んでいけば明治に当たると思うんですけど、勝って大臣杯に出場してリーグ戦残り2試合に続くような試合ができればと思います。

GK 土田健太(4年)

─今日の試合を振り返って
久しぶりに四年生がたくさん出ていて、プライドや責任感を持てた試合だったと思います。

─どのような気持ちで臨んだか
ずっと勝てていなかったので、どうしても勝ち点3が欲しかったので、0で後ろを押えようという話をしていました。

─前半の失点について
あそこの距離で決められるのは自分のミスなので、これから練習でカバーしていこうと思います。

─後半にキャッチしきれず危ういシーンがありましたが
ああいうところは自分の責任なので、チームに迷惑をかけないようにこれからの練習でカバーしていくしかないです。

─よく積極的に声出しされていますね
集中もできるし、一番後ろでチームがよく見えるので、味方を助けるというう部分で声出してます。

─これから総理大臣杯の予選が始まりますが
総理大臣杯に出るという気持ちで、チーム一丸となって3試合勝ちたいです。

─次戦のリーグ戦対拓大に向けて
そこは下位のチームなので、自分たちの力で勝つだけです。

 

フォトギャラリー

  • soccer-20100523-01国士館の攻勢を凌いだGK土田
  • soccer-20100523-02同点ゴールを決めた上野を祝福する選手たち
  • soccer-20100523-03同点ゴールをアシストした金子
  • soccer-20100523-04今季初スタメン復帰早々貴重な同点ゴールを決めた
  • soccer-20100523-05最後尾からチームを鼓舞 失点シーンは不運だった…
 

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