前半だけで3失点...前期最終戦を飾れず 関東大学サッカーリーグ前期 vs筑波大
関東大学サッカーリーグ前期
VS 筑波大学
6月20日(日)
会場:熊谷陸上競技場
前節、拓大相手4-0と快勝し残留圏内との勝ち点差を縮めた法大。
前期最終節に対戦するのは筑波大だ。筑波大は序盤は下位に位置していたものの、尻上がりに調子をあげ、現在は5位と上位に位置している。
だが、法大はここ最近筑波大に負けておらず、相性はいい。
勝利するのは不可能ではないと見られる。前期最終節、是が非でも勝利し、後期への足掛かりとしたいところだ。

試合結果
トータル試合結果
2 法政大学 |
0 | 前半 | 3 | 4 筑波大学 |
---|---|---|---|---|
2 | 後半 | 1 |
得点とアシスト
時間 | 大学 | 得点者 | アシスト |
---|---|---|---|
11分 | 筑波大 | 森谷賢太郎 | ─ |
12分 | 筑波大 | 瀬沼優司 | 八反田康平 |
29分 | 筑波大 | 赤崎秀平 | 小沢 司 |
46分 | 法大 | 深町伸太朗 | 浅田大樹 |
49分 | 筑波大 | 赤崎秀平 | ─ |
58分 | 法大 | 上野恭平 | ─ |
警告
時間 | 大学 | 選手名 |
---|---|---|
11分 | 法大 | 金子直道 |
55分 | 法大 | 米田賢生 |
57分 | 筑波大 | 長沼恭平 |
61分 | 筑波大 | 八反田康平 |
71分 | 筑波大 | 赤崎秀平 |
77分 | 法大 | 倉田健生 |
メンバー
法政大学 監督:水沼貴史 |
筑波大学 監督:中山雅雄 |
||||
12 | GK | 土田健太(4) | 1 | GK | 三浦雄也 |
2 | DF | 上野恭平(4) | 2 | DF | 石神幸征→長沼(34分) |
3 | DF | 片根健児(4) | 3 | DF | 須藤壮史 |
5 | DF | 倉田健生(4) | 7 | DF | 原田圭輔 |
14 | DF | 風岡俊亮(4) | 21 | DF | 谷口彰悟 |
6 | MF | 山岸純平(4)→米田(52分) | 8 | MF | 八反田康平 |
10 | MF | 濱中祐輔(2)→小檜(34分) | 9 | MF | 森谷賢太郎 |
15 | MF | 金子直道(4)→松並(82分) | 10 | MF | 小沢司 |
7 | FW | 相原辰(4) | 23 | MF | 上村岬 |
8 | FW | 深町伸太朗(3) | 11 | FW | 瀬沼優司 |
19 | FW | 浅田大樹(3 | 24 | FW | 赤崎秀平 |
サブメンバー | |||||
21 | GK | 平加涼(3) | 16 | GK | 乗松翔真 |
27 | DF | 畑共哉(2) | 13 | DF | 山越享太郎 |
29 | DF | 松永亮平(2) | 18 | DF | 堀谷順平 |
18 | MF | 小檜宏晃(3) | 5 | MF | 田中雅士 |
24 | MF | 米田賢生(2) | 6 | MF | 長沼恭平 |
20 | FW | 松並大樹(3) | 22 | MF | 玉城峻吾 |
25 | FW | 真野亮二(2) | 14 | FW | 曽我敬紀 |
※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。
立て続けに2失点
両チームとも、相手の様子を伺うように試合は入った。だが試合は11分から突如動く。相手にペナルティエリアに侵入を許すと、それを金子が倒してしまい、PKを献上。それをきっちり決められ0-1。痛恨の先制点を奪われてしまう。そしてその直後のキックオフ。
すぐに相手にボールを奪われると、瀬沼が独りで持っていき、ゴール右上へとシュート。これが決まり1分もたたない内に2点のリードをつけられてしまった。勢いづく筑波大は29分にも追加点を奪い、試合を決めにかかる。対する法大はFKなどセットプレーから1点を返そうとするも、枠には決まらず。ほとんどいいところなく前半を終えた。
反撃開始も
法大は前半とは打って変わり、後半は開始とともに攻勢に出る。そして46分、左サイドを抜け出した浅田のクロスを深町伸が合わせ、1点を返すことに成功する。一気に法大陣営は盛り上がるが、それも長くは続かなかった。
直後の49分、またしてもゴールを許し、再びリードを3点に広げられてしまう。一気に畳み掛けたいところだっただけに、この失点は痛かった。勢いを断たれた法大はその後、守りに入った筑波大相手にPKから1点を返すのが精一杯だった。前期最終節を勝利で飾ることができなかった法大。DF陣も前期最多の4失点を喫してしまった。だが、落ち込んでいる暇はない。後期もこのような調子だといよいよ降格の二文字が現実味を帯びてくる。
リーグ戦上位が出られる天皇杯予選には出られず、総理大臣杯は予選で敗れたため、後期リーグ戦までしばらく公式戦がない。その間にしっかりと攻守両面の建て直しを計り、後期こそは本物の水沼サッカー見せてもらいたい。(岡本京介)
監督・選手の試合後のコメント
水沼貴史監督
―今日の試合を振り返って
前半の0-3が決定的でした。前半は3本ぐらいしかシュートを打たれてない。負けるべくして負けた試合だと思います。
―ハーフタイムの指示などは
前半はひどかったので戦術的な修正と、あとは3点は取れるかもしれないが逆転は難しいとメンタル面の刺激をしました。
―濱中選手の交代について
出来がひどかったからです。交代で入った小檜の方も 運動量はさほど変わらないが、決定的な仕事ができるのでいれました。濱中には期待してるんですが、今日みたいな厳しいコンディションのなかで自分が何とかするっていう気持ちを出してほしかったが、そういったものがみられなかったため代えました
DF片根健児(4年)
―今日の試合を振り返って
ミスが多く、失点をたくさんしてしまった。もっといい試合をしたかった。
―筑波大の印象
ボール回しがうまく、個々のレベルが高かった。
―4失点について
個々が弱く、連係も悪かった。
―前期リーグ戦を振り返って
ふがいない結果。高い目標をもって後期頑張りたい。
―後期リーグ戦に向けて一言
前期より上にいけるように夏頑張ります。
FW深町伸太朗(3年)
―試合を振り返って
前半に連続して点を与えてしまったことが大きかったです。
―筑波大学の印象
ボール回し、個人技共に上手かったです。
―ゴールの感想
ゴールを決めてもまだ負けていたので、あまり喜べなかったですが、練習していた形だったので、結果に繋げることが出来て良かったです。
―前期リーグ戦を振り返って
連勝することが出来なく、勝った次の試合に負けてしまったので、後期のリーグ戦では、連勝出来るように頑張っていきたいです。
フォトギャラリー
ペナルティエリアでファウルを犯し、イエローカードを提示される金子
瀬沼(筑波大)を止められず…
DF陣には痛い結果だ
2試合連続ゴールも…