サッカー
 

またも遠い勝利...2部降格が決定 関東大学サッカーリーグ後期 vs早大

関東大学サッカーリーグ戦 第20節
VS 早稲田大学
11月6日(土)
会場:赤羽スポーツの森公園競技場

前節、神大との対戦で試合終了間際に同点弾を決め、残留へかすかな望みをつないだ法大イレブン。この試合、引き分け以下で残留が決定してしまう厳しい状況の中、8位早大に挑むこととなった。

法大キックオフで始まった前半2分、あっという間に早大にボールをつながれ、シュートを打たれてしまう。その直後早大のフリーキックからあわやオウンゴールという場面も見られた。そんな悪い流れのなか、エリア内で何本もシュートを浴び、結果こぼれ玉を押し込まれ先制点を許してしまう。後が無くなった法大だが、早大の激しい寄せにボールを持ってもなかなかつながせてもらえない。逆に早大は苦しい場面でも正確にボールをつなぎ、シュートで終わらせようという意識が見られた。そんな前半10分ようやく法大に初シュートが生まれた。さらにその直後25番の縦への鋭い突破が見られたが、連携が機能せずシュートには至らない。攻め込んでも常に早大に数的有利を作られ、難無くカットされる。その早大は攻撃面でも手数を多くかけ、上手く前にボールを運べているようだった。またサイドチェンジも多用しピッチを広く使っている印象があった。こうしてシュート数、内容ともに完全に早大に劣る前半が終わった。

soccer-20101106-01
試合終了と同時に倒れこむ法大選手(白いユニフォーム)

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
0 前半 1 1
早稲田大学
1 後半 0

得点とアシスト

時間大学得点者アシスト
4分 早大 皆川翔太
46分 法大 友澤剛気

警告

時間大学選手名
35分 早大 野田明弘
42分 法大 森保翔平
43分 早大 幸田一亮
51分 法大 深山翔平
77分 法大 浅田大樹
84分 法大 山岸純平

メンバー

法政大学
監督:水沼貴史
早稲田大学
監督:古賀 聡
31 GK  今井達也(2) 1 GK  菅野一弘
23 DF  平 智広(2) 2 DF  野田明弘
19 DF  畑 共哉(2) 3 DF  小川 諒
28 DF  森保翔平(1) 4 DF  畑尾大翔
3 DF  風岡俊亮(4) 12 DF  菅井順平
6 MF  山岸純平(4) 23 MF  島田 譲
22 MF  米田賢生(2)→相原(82分) 7 MF  幸田一亮→鈴木(79分)
18 MF  真野亮二(2)→深町健(68分) 8 MF  奥井 諒
25 MF  友澤剛気(2)→浅田(76分) 13 MF  柿沼貴宏
20 FW  深山翔平(3) 18 FW  皆川翔太→白井(69分)
33 FW  松本大輝(1) 14 FW  松井亮大
サブメンバー
12 GK  土田健太(4) 16 GK  赤堀勇太
35 DF  樋川愛輔(1) 15 DF  高橋拓也
7 MF  浅田大樹(3) 24 DF  渡部雄史
8 MF  金子直道(4) 22 MF  野村良平
10 MF  相原 辰(4) 6 MF  山中 真
9 FW  深町伸太朗(3) 19 MF  鈴木隆司
29 FW  深町健太(1) 28 FW  白井 豪

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

逆転を目指す後半戦

気持ちを切り替え早い時間に同点に追いつきたい法大イレブン。熱い応援を続ける観客の気持ちが通じたのか、前半3分にゴール前の混戦から25番友澤選手により欲しかった同点弾がきまる。その直後にもDFを交わしてシュートという場面で、相手に倒されたように見えたが、PKとはならず、惜しくも逆転のチャンスを逃してしまう。一方の早大も前半からの積極的な姿勢を崩さず、エリア内に侵入し危険なシュートを仕掛けてくる。しかし、明らかに法大は前半よりもボールを前に運べており、シュートへの意識も高くなっていた。そのためか、早大はカウンター中心の攻撃に切り替えているように思われた。12分には法大のいい形の攻撃を最終ラインでクリアし、シュートまで持ち込む場面が見られた。しかし残留に向けてあきらめない法大は、何度もサイドから正確なクロスを上げ、得点につなげようとする。しかし、焦りからか、なかなかクロスにジャストミートしない。後がない法大は後半30分にかけて立て続けに3枚の交代枠を使い、勝利への執念を見せる。その後カウンターから二度絶好のチャンスを得るも、最後が上手く行かない。右サイドの選手が独特なドリブルから相手を交わしエリア内に侵入するなど、相手を崩すシーンが多く見られるが、ことごとくチャンスに見放される。時計の針が進む中、ロスタイムにGKとDFのパス交換をつかれ、一対一でシュートを打たれ、後半最大のピンチを招いてしまう。しかしボールはサイドネットに行き、なんとか持ちこたえる。その後最後まであきらめない姿勢を見せたが、無情にも「降格」を告げる試合終了のホイッスルが鳴らされた。記録表を見てもわかるように、後半はシュート数でも相手を上回り、勝利を期待させてくれた内容であっただけに残念であった。エンジンがかかるのがもっと早ければという気持ちも残る試合でもあった。しかし一番悔しいのは残り2試合残して降格となってしまった選手たちだろう。しかし、ここ最近の試合、下級生にも出場のチャンスが与えられており、チームの経験値はぐっと高くなっているはず。今季の悔しさを糧に残り2試合、そして来季を戦い、成長した姿でまた一部に戻ってきてほしいと思う。(鶴田卓登)

監督・選手の試合後のコメント

水沼貴史監督

―降格が決まったが
申し訳ありません。こういう結果を真摯に受け止めて何が足りなかったのか見極めて、来年結果を残せるようにしたいと思います。

―試合前、選手たちに伝えたこと
ずっとそうだけど、負けたら終わりの戦いが続いているからとは強く言った。あとは戦術に関することを少し。

―試合を振り返って
立ち上がりがすべてだった。セットプレーのケアを注意しろとは言ったんだけど、セットプレーの取られ方が悪い。あれはGKとCBのコミュニケーション不足もあるし、取られ方が嫌な形だったから痛かった。でもとにかく前半は戦えないしゴール向かえないし足も動かない。中2日というのは相手も一緒だし、足は心で動くものだから。

―ハーフタイムの指示
球際が弱いし戦えてないし動きも少ない。そういうのはメンタルからくるものだし、それが出来てれば頭に指示がいってやれるようになるということ。後はいい形でボールを取ったとき動きだせというのと、球際を強くと言いました。

―後半開始直後に追いついたが
あれはラッキーだった。だけどその後チャンスがあっても決めきれなくて相手を突き放せない。それが弱さだと思う。

―残留には何が足りなかったのか
すべてです。数字を見ればわかるけど、得点は少ないし失点は多いし、ファールもイエローも多い。すべて足りてないことが多かった。怪我人も多かったから確固たるポジションも少なかった。これはいい意味ではチーム内の競争が激しいということだけど、悪い意味では抜け出す人がいなかったということ。

―残り2試合どう戦うか
来年のための準備だと思ってリーグ2試合終えて、ここ2試合引き分けてるので勝ち点3取れるように勝ち切りたいです。

GK 中根 良主将(4年)

―どういった心境で試合を見ていたか
勝つしかなかった。今週は今日のために練習してきたので、勝つことを願っていました。

―試合で思ったこと
ゴールが入りそうで、入らなく、メンタルをもっと強くしないといけないと思いました。

―キャプテンとして降格をどのようにどう思うか
キャプテンとして後悔があります。伝統のある法大サッカー部の、OBやスタッフに申し訳なく思います。チームの力が足りなかったです。

―チームに足りなかったことは
足りなかったことはすべてです。

MF 山岸純平(4年)

―今日の試合を振り返って
結果がすべてです・・・特にありません。

―キャンプテンとして気をつけたことは
メンタルに問題があると感じていたので、チームをあきらめさせないために声や態度で示すように心掛けました。

―後半いい戦いができた要因は
確かにいい戦いができたけど前半からやらないと・・・でも気持ちの部分やメンタルに要因があったと思います。

―今日の試合で2部降格が決まってしまいましたが
自分は来年できないし、挽回できないので・・・悔しいです。

―残り試合どう戦っていくか
個人でもチームでもそれぞれ来年につながる試合ができればいいかなと思います。

MF 友澤剛気(2年)

―今日の試合を振り返って
立ち上がりに点を取られたのが苦しくなった原因だと思うので、立ち上がりは守り切って集中しなければならなかったです。点を取り返したあともチャンスはいっぱいあったんですが、決めきれなかったのが同点の原因かなと思います。

―前節から中2日、残留をかけて臨んだ試合ですが
前節も勝たないといけない試合だったんですが、流経大も負けてくれて、運があるんだなと思ったんですが、そこで勝ちきれないのは残念というか...それが実力かなと思います。

―前半はほとんど早大にボールを支配されいてましたが
立ち上がりが早大の方が良くて、全然向こうのほうが動きよかったです。

―後半開始は友澤選手を筆頭に勢いがありましたが
0-1で負けてる状態で、点を取って逆転しないとというところだったので、ハーフタイムに監督から前線から取りにいって点を決めるしかないので、点を取って、チャンスを作っていこうと言われて。チャンスはいっぱい作れたんですけど...。

―混戦の中シュートを決めたのは良かったですね
たまたまボールが来たので、そこで焦らなかったのが良かったと思います。

―今日で二部降格が決まってしまったが
降格してしまったことは仕方ないので、来年に向けてあと2節勝ちたいです。

―自身で思う降格の原因とは
決めるところで決めきれないところと、多分今季の試合は全部失点してるので、そこで0で抑えられないところが原因だと思います。

―次節に向けて
二部(降格)が決まったことは仕方ないので切り替えて、次の慶應戦では失点も0で、得点もいっぱい取って圧勝したいです。

 

フォトギャラリー

  • soccer-20101106-01試合終了と同時に倒れこむ法大選手(白いユニフォーム)
  • soccer-20101106-02最後までチームを鼓舞し続けた山岸
  • soccer-20101106-03友澤が同点ゴールを決めるも…
 

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