ロスタイム弾で涙。目の前で優勝を決められる。関東大学サッカーリーグ後期 vs東洋大

関東大学サッカーリーグ戦 第19節vs東洋大学
11月3日(土)龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド

前節は朝鮮大に敗戦し、昇格の可能性がなくなった法大。一方の東洋大は今節勝利し、2位桐蔭横浜大が負ければ優勝が決まる大一番。目の前で優勝を決められてはプライドが許さない。この試合は何が何でも勝ちたいところだ。

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学

0 前半 1 2
東洋大学
1 後半 1

得点とアシスト

時間大学得点者アシスト
11分 東洋大 黒須大輔 馬渡和彰
64分 法政大 深町健太 松本大輝
90+1分 東洋大 馬渡和彰

■首位東洋の強さ
松本を右サイドハーフで起用するなど、前節からメンバーを入れ替えた法大。今節での優勝の可能性がある東洋大、絶対に負けられない戦いが始まった。試合は立ち上がりから、東洋大のペースで進む。開始7分、クロスバー直撃のシュートを放たれると、その4分後には右サイドからのクロスを黒須に完璧に合わされて失点。あっさりと先制を許してしまう。反撃に出たい法大だが、東洋の堅い守りの前に、シュートまでなかなか持って行けない。20分、清水がシュートを放つがこれはGKに止められる。25分、松田のシュートは惜しくもゴール右に外れるなど、数少ないチャンスを決めることができない。その後は法大のパスミスが目立つようになり、東洋がボールを落ち着かせる展開となる。そのまま時間は過ぎ、前半は東洋大が1点をリードして終える。

■一進一退の攻防
後半開始直後、松本がペナルティーエリア内で倒されたように見えたが、ホイッスルは鳴らず。前半とは一転、法大は敵陣でボールを回し、シュートで終わる機会が増えた。しかし、あと一歩のところで決めきることができない。その後東洋大の三田、野崎を中心としたカウンターから、何度か危ない場面を迎えるが、法大DF陣の集中した守備でなんとか耐える。徐々に東洋大にペースが移り始めた64分、ついに法大が同点に追いつく。松本がペナルティエリア右でボールを受け取ると、相手DFをあざ笑うかのように切り返し、中へパスを送る。これを深町が右足で冷静に合わせ、1-1の同点に。逆転したい法大は松本を中心に何度も決定機を作れば、勝って優勝に近づきたい東洋大も三田が快足を武器に左サイドからゴール前までボールを持ち込むなど、白熱した展開となる。41分、松田、松本、松田と繋ぎ、最後は木村がシュートを放つが、ボールはわずかにゴール上に。法大らしいパスサッカーからゴールに迫ったが決めきれない。このまま試合は終わるかと思われた後半ロスタイム、ドリブルで東洋大馬渡がエリアまで持ち込み、GKと1対1に。これを冷静にゴール右隅に決め、まさかの展開で東洋大が勝利した。2位の桐蔭横浜大が負けたため、東洋大の歴代最速優勝も決まった。試合終了のホイッスルと同時に法大の選手達はピッチに倒れこんだ。涙を流す選手も見られた。この悔しさを来シーズン晴らせるか、法大の来シーズンはもう始まっている。(池田勇介)


コメント

■大石監督
―今日のスタメンについて
やる気のない選手がいる中で、日ごろから練習を頑張っている選手を使った。そういった選手を今後使っていきたいと思う。

―前半シュートまで持っていく場面が少なかった一方で、後半は多くのチャンスが作れていました。ハーフタイムでの指示は。
まずは守備をしっかりやること。そこから攻撃を組み立てたかった。だから守備をしっかりと固めることを指示した。後半はシュートまで持って行けるシーンが増えて良かった。

―目の前で優勝を決められてしまいました。今の率直な気持ちは。
やっぱり悔しいですよ。選手たちも同じだと思う。昇格に向けて、この1年間やってきたわけだから。

―残り3試合の意気込みをお願いします。
とにかく全部勝ちに行きたい。来シーズンに向けて、良い形でシーズンを終えたいですね。

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