町田ゼルビア入団会見 - 平、真野、法大OBの向らが加入

1月14日(月)午後4時 町田市民文学館ことばらんど

 町田ゼルビア2013年シーズン新加入選手記者会見が4日、町田市民文学館ことばらんどにて開催された。今回、法政大学よりDF平智広選手とFW真野亮二選手が加入となった。また法政大学OBであるMF向慎一選手がJFL・AC長野パルセイロより完全移籍で加入することとなり、昨年加入したFW鈴木孝司選手を含め、町田ゼルビアに法政大学出身の選手は4人となった。町田ゼルビアの新たな一員となる彼らは記者会見で熱い想いを語った。

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左から向選手、平選手、真野選手

 記者会見(一部抜粋)

●下川浩之代表取締役
「今日は足元の悪い中でお集まり頂き、ありがとうございます。株式会社ゼルビアの代表取締役をしております、下川浩之でございます。よろしくお願いします。私どもは昨年J2に上がったわけですが、リーグ戦が22チーム中最下位という結果に終わり、今年はまたJFLで戦わなければいけなくなってしまいました。昨年暮れから秋田新監督が指導を始め、12月には新監督の元で天皇杯を戦ったことは、皆さんもご存知だと思います。選手にはJ2などからの誘いがあり、今まで長く在籍していたベテランを含め、引き抜かれた選手もいます。ただ新入団に関して、早くから動いておりました。今日ここにいる選手が全員ではございませんけれど、12名の新入団選手を発表させていただきます。
少年サッカーの街・町田ということで、サッカー以外にも期待される部分があると思います。今日入った選手たちには、子どもへの接し方ですとか、普段の態度ですとか、そういった部分も模範になって欲しいと思います。
私どもはJFLを戦いますが、J2の気持ちで戦います。1年で必ずJ2に復帰するということが、第一目標です。そういう意味で新入団の選手には大変期待していますし、1年で終わるような選手を取ったようなつもりもござません。1人ひとり素晴らしい選手だと思います。長くゼルビアと一緒に歩んで欲しいと思います。よろしく願いします。」  

●秋田豊監督
「就任会見でもお話したとおり、今年1年戦えるチームを作って参ります。ここにいる選手は、一緒に戦おうということを誓ってくれた選手ばかりです。あと少しの補強はあると思いますが、色々な話がある中で、クラブとして自分なりに納得のいく補強をして頂きました。自分自身も社長が言われた通り、JFL優勝を目指すことを誓って、やっていきたいなと思ってます。町田は本当に暖かい街です。子どもたちに夢を与える、子ども供たちに町田でプレーしたいと言われるように、人間形成という部分も含めて、チーム一丸で優勝に向かいます。今年1年、よろしくおねがいします。」

●楠瀬直木強化・育成統括本部長
「早速ですが、ここにいる12人のメンバーの紹介をさせて頂きます。
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向慎一選手は、今回AC長野パルセイロから移籍してくれました。ウチはDFをかなり固めたんですが、ゲームメーカーは向しかいないだろうということで、かなり苦労したんですが、合意に至りました。彼にはゲームを作ることはもちろん、点を取る部分を期待しております。昨月にお子様も生まれたところなので、充実した1年を一緒に過ごせるかなと思っております。期待しています。
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最後は法政コンビの2人です。僕(楠瀬直木強化・育成統括本部長)の大学の後輩にあたるんですが、平智広選手は東京ヴェルディユースから法政大学に行った、左利きのCBです。平はフィードの精度が高く、DFから攻撃を組み立てる能力に長けている選手ですので、期待しています。
真野亮二選手はFW、トップ下と、中盤から前の攻撃の選手です。非常にテクニックがあり、ドリブル、パスも出来ます。将来的に町田の中盤を担っていける逸材ではないかなと思い、獲得しました。
新入団会見には間に合わなかったのですか、他に新加入選手が入ってくる可能性もあるんですけど、この12人プラス、残ってくれた選手で今年は戦って行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。」

●向慎一選手
「先ほど紹介して頂いたんですけど、多くの得点機会に絡めるように、そしてチームの目標であるJ2昇格を達成できるように、全力で頑張ります。よろしくお願いします。」

●平智広選手
「身体を張った守備はもちろん、ヘディングやビルドアップでもチームに貢献していきたいと思っています。よろしくお願いします。」

●真野亮二選手
 「自分の一番の特長であるスピードを生かして、チームに貢献できたらと思います。1年間、よろしくお願いします。」

質疑応答

ー秋田監督に質問なのですが、納得のいく補強ができたということですが、クラブに対してこういう部分をリクエストしたという具体的なポイントはありますか。

●秋田監督
もちろん得点をしていかないと勝てないということで、攻撃的なところでの補強もお願いしたのですが、具体的にどんな相手でもどんなサッカーでもできる、例えば相手が守備的にきた時はセットプレーであったり、パスワークの中でフィニッシュ、この両方ができる。逆に相手に分がいい時、環境が環境が悪い時、暑さで体がなかなか動かない時、そういう時に守備的に戦える。どんな環境の中でも、どんな相手でも、自分たちが常に優位に立てるような補強ですね。そういうメンバーが僕のリクエストでした。その結果こういうメンバーが来てくれてうれしく思っています。

 
ー村上選手、真野選手、平選手は大学サッカー出身ということですが、皆さんが大学4年間の中で1番伸びたところはどの部分でしょうか。

●村上選手 自分は関東リーグで戦うことができなかったのですが、神奈川県リーグで自分の特徴であるスピードや積極的にしかけるドリブルを確立できたことが、4年間の成長かなと思います。

●平選手 法政大学のサッカーは自分たちで考えるサッカーなので、そういう部分で高校と違って、試合中どういうプレーをしなければならないとか、どういう時間帯でどういうプレーをするとか、場合に応じてプレーできることを大学4年間で学べたと思います。

●真野選手 法政大学は自分が入学した時は、関東1部リーグに所属していたのですが、そこから降格を味わったり、たくさんの経験をした4年間だったので、メンタルの部分で成長できたのかなと思います。

ー町田に住むと思いますが、今持っている町田のイメージ、感想を教えてください。

●向選手
僕自身は学生時代に町田で過ごしたこともあります。住みやすい街というのと、対戦相手として長野から来た時にサポーターが熱かったことを覚えています。今から野津田でプレーすることが、すごく楽しみです。

●平選手
法政大のキャンパスも町田に近くて、その環境と似ていて、サッカーをする面で適している街だと思いました。

●FW真野亮二
サッカーが盛んな街だというイメージを持っています。

ー真野選手 大学4年間でFWだけではなく、トップ下やインサイドハーフなどいろいろなポジションをこなしてきたと思いますが、その中でプレーの幅が広がった部分があれば教えてください。

●真野選手
たくさんのポジションをこなしたことで、それぞれの特徴を出せて、自分はスピードが売りなのですが、FWとサイドハーフをやっているときに、それぞれ使いどころが違ったりして、これからサッカーをやっていく上で良い経験となりました。

ー指導者として、また現役時代としてもどちらでもいいのですが、秋田監督に対して抱いているイメージがあれば教えてください。

●向選手 
今回の移籍に関して、秋田監督とお会いして話した際に、守備に関しては守備の駆け引きなど緻密な考えをもっておられて、それはもちろんなのですが、攻撃に関しても緻密な部分もあって、共感できる部分がたくさんあったので、監督の考えるプレーを体現できるようなチームに1日でも早くしていきたいです。

●平選手 
僕も同じDFなので、より多くのことを学べたら良いと思っています。

●真野選手 
秋田監督すごく熱い方なので、自分もその熱い部分を吸収していきたいと考えています。

 ー法政OBということで、向選手と楠瀬強化部長にお聞きします。法政大学はここ2シーズン2部での戦いが続いていますが、今でも法政大学の試合をチェックしていますか。また、エールを送るとしたら、どんな言葉をかけますか。

●向選手 
卒業してからもずっとチェックしています。2部に落ちたのも知っていますし、なかなか良い結果が得られていないのも知っています。もちろん気にしています。僕らの時代はまだ法政のグラウンドも土で、まだまだ環境も整っていなかったですが、彼らは良い環境でプレーできていると思います。自分はこれから町田市に住むことなるので、機会があれば応援に行きたいと思っているので、今後また1部に戻れるように後輩たちにはがんばってもらいたいです。

●楠瀬強化部長 1つ目の質問ですが、チェックしています。かなりチェックしています。教え子もいますし、大石監督は先輩ですので。ゼルビアのユースが相原グラウンドで練習しているのですが、そのついでに練習を見に行ったり、練習試合をしてもらったりしています。ちょっと元気がないなと思っています。うまい選手は非常に多いので、真野君にしても平君にしても、そういう選手はいるんですけど、伝統的に強いチームには勝つんですが、弱いチームにはよく取りこぼしをするなあというのは、僕たちが作ってしまった伝統かなと思っているんですが、もう少し頑張れば優勝争いにいくらでも加われるのになと思っています。今年は練習試合も含めて、こうやってお互い選手が来れるようなパイプ作りもするつもりですし、法政の力になれたらなと思っています。

会見後のコメント

 ■平選手
―加入が決定した感想を
 うれしいです。素直にうれしいです。

―いつ決まったのか
12月ですね。

―秋田監督も現役時代はCBでしたが
監督はヘディングのイメージが強くて。自分もヘディングを武器にしている部分があるので、そこを伸ばして試合で勝てるようにしたいです。

―個人とチームの目標を
個人は、まず一年で試合に出ること。チームとしては一年でJ2に復帰できるように頑張ります。


■真野選手
―大石監督からアドバイスはもらいましたか
とにかくがんばってこいということだけです。

―後輩へのメッセージがあればお願いします
来年も2部というステージになっちゃったんですけど、良い選手がたくさんいるので、努力して1部に上がってほしいです。

―最後に、この後輩には期待しているというのがあればお願いします
そうですね。1つ下の岡直樹とは仲良くしていたので、サッカーも非常にうまいですし、個人的には頑張ってほしいです。

取材後記

 4名のOBを輩出している。(※このたびの平、真野両選手の加入により)法政大学と同じ町田をホームタウンとしている。この2つの点からFC町田ゼルビア所属のOB4選手の活躍について、webページ上で発信していく予定です。
 また、この試みが、現法大サッカー部にとって、プロを意識する機会となり、チーム、個人の一層の活躍につながることができればと思っております。今回の平、真野両選手の入団発表会見が企画の第一弾となります。
 
 不定期とはなりますが、今後をご期待下さい。

フォトギャラリー

  • matida1-1 R左から向選手、平選手、真野選手
  • matida1-2 R記者会見の様子
  • matida1-3 Rチームに貢献したいと語る平選手
  • matida1-4 R長所はスピードと語る真野選手
  • matida1-6 R左から秋田監督、下川代表取締役、法大OBの楠瀬強化部長
 

 

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