法大からFC町田ゼルビア加入の平、先発デビュー!向、鈴木も出場~2013JFL開幕戦 FC町田ゼルビアVS福島ユナイテッドFC~

法政大学多摩キャンパスのある町田市をホームタウンとするFC町田ゼルビアは10...

法政大学多摩キャンパスのある町田市をホームタウンとするFC町田ゼルビアは10日、ホームに福島ユナイテッドFCを迎えJFLの開幕戦を行った。今季の町田には、FW鈴木孝司、DF平智広、FW真野亮二、MF向慎一と法大OBが4名在籍。Jリーグ昇格を目指すシーズンの初陣を取材するべく、スポホウサッカー班は町田市立陸上競技場に向かった。(写真は後日更新いたします。)

開幕戦を迎えた町田イレブン、平(後列右から二人目)、向(前列左)

■平と向が先発、鈴木は途中出場。
町田のシステムは4-4-2で、先発11人のうち7人が新戦力。昨年まで法大で関東大学リーグを戦っていたルーキー・平も名を連ね、東京ヴェルディから移籍の深津とCBコンビを組んだ。またAC長野パルセイロから加入した向は、左MFで先発した。
試合は、立ち上がりから町田がボールを保持するも、福島の中盤のプレスがきつく、なかなかゴール前に運べない。ジリジリとした展開が続くと、9分には高い位置でボールを奪った福島がショートカウンター。最後は鴨志田に決められ先に得点を許してしまう。追いかける展開となった町田は徐々にボールが効果的に回り始め、後半からは鈴木を投入、さらに攻勢に出る。75分、CKのチャンスに向が右からボールを入れ、ファーサイドで待ち構えた平がヘディングシュートを放つもポストの右に外れる。終盤も猛攻を仕掛ける町田だが、今季からJFLに昇格してきた福島の気迫の守備に阻まれ、最後までゴールネットを揺らせず。0-1で試合は終了、町田はホームでの開幕戦を白星で飾れなかった。
■成長に大きな期待
はやくも先発デビューを果たした平。自らの裏にパスを通され失点に絡んでしまったが、空中戦では攻守に力強さを発揮。得意とする左足からのフィードにも、今後チームの武器になっていく可能性を感じた。向は、セットプレーにおいてキック技術の高さを見せたが、オープンプレーでは周囲との連係不足もあり好機を量産できず。そこが改善されれば、JFLベストイレブンの実力を発揮できるはずだ。後半から登場の鈴木は、その懐の深いキープで確実に攻撃の流れを変えていただけに、あとはゴールやアシストといった結果が待たれる。
初戦は残念な結果に終わったFC町田ゼルビアだが、Jリーグ昇格を目指す戦いは始まったばかり。この日はベンチ入りできなかった真野にも、長いシーズンの中で必ずチャンスがあるはずだ。今後もFC町田ゼルビアと、OB選手の活躍に注目したい。(深澤康平)

■選手コメント
DF平 智広選手
ーデビュー戦の緊張はありましたか?

少し緊張しました。

ー通用した部分はありましたか?

ヘディングでは負けていなかったので、そこは良かったのですが、ビルドアップの面では少し戸惑いました。

ーセットプレーで惜しいシュートもありましたね。

そうですね。決めたかったです。

ー大勢のサポーターの前でのプレーはどうですか。

見てくれている人が多いというのは本当に気持ちが良い。でもその半面、責任もあるので、今後しっかり背負っていきたいです。

ー今日の結果を受けて、その気持ちはさらに強くなりましたか?

やはり自分が失点に絡んでしまったので、次は無失点に抑えて、勝利に貢献したいと思います。

ー法政大学の皆さんにメッセージをお願いします。

法政出身として見られるということで、法政の名に恥じないようなプレーをしていきたいです。(サッカー部の)後輩にはいい選手が多いので、頑張ってほしいと思います。

MF向 慎一選手
ー今日の試合を振り返って、良かった点、悪かった点は。

結果がほしい開幕戦だったので、結果を持ってこられなかったのが悔しいです。良かった点は、まあ難しいですね。すべてが悪かったわけではないし、チャンスを決めていれば2ー1で勝っていたかもしれないし。そういう点ではセットプレーからチャンスは作れていたし、これからも継続していきたいです。

ー今期から加入した平選手について、今日の試合で受けた印象は。

もちろん力のある選手ですし、今日に関しては僕と平でセットプレーからチャンスを作っていたので、僕としてはそれを決めてほしかったです。ただちょっと固くなって、本来の力を出せていない部分もあったかもしれないけど、でも気持ちを見せてやってくれていたので、今後一緒に結果を出していけるように、やっていきたいと思います。

FW鈴木孝司選手

ー試合を終えての感想をお願いします

やっぱり、勝てなかったのが一番悔しいです。

ー後半途中からの出場ということでしたが、どんな気持ちで試合に臨みましたか

負けている状況だったのでゴール目指してやるというのはもちろんなんですが、練習通りのプレーができれば結果として良いプレーがついてくると思ってやりました。

ー短い時間でのプレーでしたが何か具体的な課題は見つかりましたか

自分が入ってボールは繋げれるようになったと思うんですけど、そこから先のラストパスや決定力だったりの精度にまだ課題があると思います。

ー対戦相手の福島の印象は

やることがチーム全体としてはっきりしているチームでした。

ー今後への意気込みをお願いします

今年はとにかく得点をとることが目標なので、例え1分のプレーだけだとしても結果出せるように準備して、自分のゴールでチームを勝たせたいと思います。 

■取材後記

開幕戦を0-1で落とした町田ゼルビア。試合内容も伴わなかったことからサポーターからブーイングを受ける中、選手と監督がサポーターに挨拶にいくところを私はカメラに収めようと近づいた。一番印象に残ったのは秋田監督の表情。口をぐっと結び表情を少しも変えることなくサポーターと向き合っていた。その表情からは試合に負けた悔しさと、次こそは必ず勝つという決意の両方がうかがえた。秋田監督の精神力の強さを改めて感じた瞬間であった。 (天田 小太郎)
今回は普段入ることのできない場所で取材ができ、試合後の記者会見、ミックスゾーンでのインタビューなど、とても貴重な経験ができました。また、平選手、向選手、鈴木選手といった法大出身の選手たちが、プロとして同じチームで戦っている光景に感動しました。このような機会を与えていただき、町田ゼルビア様には感謝の気持ちでいっぱいです。(池田 勇介)
この日は6379人の観客が来場。数で圧倒した町田サポーターはもちろん、福島から訪れたアウェーチームの応援にも力強さがあり、スタジアムの雰囲気は素晴らしかった。デビュー戦ながら、サポーターからTHE BLUEHEARTSの「リンダ リンダ リンダ」が原曲のチャントで「♪たいらたいら~!たいらたいらたいら~!」と名前を連呼された平選手。「多くの人の前でプレーする責任をしっかり背負う」と、プロとしての大きな一歩を踏み出した。(深澤 康平)

フォトギャラリー

  • matida3-1 R開幕戦を迎えた町田イレブン、平(後列右から二人目)、向(前列左)
  • matida3-2 R試合後の挨拶
 

 

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