【サッカー】リスタートの一戦は悔しいドロー 関東大学サッカーリーグ第5節 vs平成国際大

JR東日本カップ2013 関東大学サッカーリーグ戦2部 
第5節 対平成国際大学
2013年5月3日(金・祝)
会場:県立保土ヶ谷公園サッカー場

関東大学サッカーリーグは3日に各地で第5節の1日目をを行った。2部に所属する法大は保土ヶ谷公園サッカー場で平国大と対戦。7分に上星のゴールで先制するも82分に追いつかれ、1-1で引き分けた。この結果法大は連敗を2で止めたが、3試合白星なしとなった。

20130503-1 R
試合に臨むイレブン

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
1 前半 0 1
平成国際大学
0 後半 1

得点とアシスト

時間大学得点者アシスト
7分 法政大学 上星 脩大 三田 尚希
83分 平成国際大学 須藤 貴郁

警告

時間大学選手名
27分 平成国際大 鎌田秀平
87分 法政大 西室隆規

メンバー

法政大学
監督:大石和孝
平成国際大学
監督:西川誠太
21 GK 田村 昇大 (4) 30 GK 馬屋原 宏樹
8 DF 大野 瑞樹 (4) 2 DF 須藤 貴郁
13 DF 木村 高彰 (4) 16 DF 増田 修斗
23 DF 三田 尚希 (3) 37 DF 小松崎 雄太
27 DF 田代 雅也 (2) 44 DF 深井 翔太
3 MF 岡 直樹 (4) 5 MF 鎌田 秀平 → 本田(34分)
17 MF 森保 翔平 (4) → 星(83分) 11 MF 千葉 真史
24 MF 白石 智之 (2) 33 MF 福嶋 竜二
28 MF 西室 隆規 (2) 42 MF 四辻 魁
10 FW 上星 脩大 (4) 43 MF 赤澤 惇平 → 堀江(70分)
11 FW 清水 道浩 (3) → 松本(87分) 18 FW 星子 直哉 → 竹内(79分)
サブメンバー
1 GK 四宮 祐貴 (3) 1 GK 小池 和樹
2 DF 宗近 慧 (3) 13 DF 竹内 悠貴 → 星子(79分)
6 MF 星 雄次 (3) → 森保(83分) 6 MF 本田 圭佑 → 鎌田(34分)
7 MF 村野 和真 (4) 9 MF 堀越 龍也
16 MF 松田 有平 (3) 32 MF 堀越 逸貴
14 FW 松本 大輝 (4) → 清水(87分) 45 MF 堀江 直稀 → 赤澤(70分)
18 FW 鈴木 貴大 (2) 39 FW 須貝 一希

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

戦評

■直接FK1発に泣く
 法大は、0-4の大敗を喫した前節から先発メンバーを3人入れ替えた。左サイドMFに白石を起用し、2トップは今季初のコンビとなる清水と上星が組んだ。試合は序盤から法大が、出足の鋭い守備と、MF西室を軸としたパスワークで主導権を握った。能動的な姿勢が実ったのは7分、西室が裏に走る清水へ展開。清水は内側をオーバーラップしてきたDF三田を使い、三田は素早くゴール前にラストパス。最後は上星がGKの股を抜くシュートを流し込み、文句のつけようのない形で先制点が決まった。15分にも敵陣でボールを奪って速攻、白石が惜しいシュートを放つなど、上々の内容で前半を終える。
 後半も安定した守備から、カウンターでチャンスを量産する法大だが、最後の局面で正確性を欠いて追加点を取ることができない。一方の平国大もボールをつなげず、ゲームは1-0のまま停滞。両チームにミスが重なり、会場の空気も緩んでいく。そんな状況で迎えた82分、法大に落とし穴が待っていた。左からドリブルで斜めに侵入してきた相手を守備陣が捕まえきれず、西室がゴール正面で倒してFKを献上。これを平国大の主将・須藤が直接ゴールに突き刺し、平国大にとってはこの試合の最初で最後のシュート(公式記録上)が同点弾となった。痛恨の失点を取り返そうと、その後は法大が一方的に攻めるが、86分の上星のシュートはポスト直撃。88分にはMF星の縦パスからFW松本がGKと1対1となるが、途中出場の2人で作ったこの試合最大の決定機もGKのファインセーブに阻まれタイムアップ。連敗こそ止めたが、巻き返しの為の貴重な勝ち点2を逃し、選手たちも前節以上に悔しさをあらわにしていた。

■積み上げられるか
 多くの選手が絡み、長短のパスをリズム良くつないで生まれた法大の先制点は、大石監督就任後のテーマである「ボールも人も動くアクションサッカー」を体現した理想の形だった。しかし、全体的に見れば前線で起点を作ることができず、攻撃の組み立てではミスが多かった。FW陣のポストプレーの問題もあるが、彼らにつけるパスもアバウトなロングボールやタイミングの悪い縦パスが多く、フォローも遅かった。そのため、スムーズに次のプレーに移れなかったことも事実だ。そして簡単に奪われることで、高い技術を持つ西室・森保の両ボランチが守備に回って負担が重くなり、パスワークに注ぐ体力が削がれてしまっていた。相手のボールホルダーを取り囲んでも奪いきれず、失点のFKの原因になったファウルも、終盤のMF陣の疲労を象徴するプレーだった。相手のプレスを受けても雑なプレーに逃げず、落ち着いてボールをつなぐことで、攻守の安定をもたらしていきたい。
 一方で、ミスでボールを失った後のチーム全体の切り替えは速く、鋭いパスカットやプレスで瞬時にボールを回収する場面も多かった。その点については監督や選手も一定の手ごたえを感じているようで、悔しい試合の中での光明と言える。重要なのは、課題と収穫を次の試合にしっかりと活かし、チームとしての経験を積み上げることだ。法大は、連敗で失った自信を取り戻すためのリスタートをきった。(深澤 康平)

 

 

 

コメント

大石監督

-今日の試合内容について
今日は絶対に勝ちたいゲームでした。チャンスはいくらでもあったのに、1点が取れない。勝負への厳しさが足りませんでした。

-前節からの修正点は?
ミーティングを何回も重ねて、「戦えていない」という話をしました。サッカーはただ「上手い」ではなくて、魂を込めてやらなければいけないので、今日はシンプルにやるという事を徹底しました。少しはショックから立ち直って前向きになったかなと。それでも、やはり決めないと勝てないという厳しさを改めて知ったので、続けていきたいと思います。

-攻から守への切り替えは良かったと思うが?
意外と安定していたと思いますが、フリーキック1本で勝ちを逃してしまった。肌で感じた厳しさを次につなげてほしい。

-1-0のまま推移していく難しさもあったのでは?
もう1点取ればゲームは決まっていた。そこで殻を破る力が足りない。そういうところでガッと押し込む迫力があれば違うと思う。もっと意思統一が必要なので、改善していきたいです。

-今季初の組み合わせになった2トップ(清水・上星)の評価は?
この前の試合はFWが守備をできなかった。前での動きも少なくてボールを引き出せなかった。あの2人はそういう事ができる。相手陣内でボールを動かす為にもFWの守備は重要になってくるので、あの2人を先発させました。

MF森保(4年・主将)

MF森保選手
-試合を振り返って一言
今までいい形で勝てていなくて、チーム的にいい雰囲気じゃなかったんですけど、今日の試合で勝つことはできなかったんですが全員で戦えたので、(浮上への)いいきっかけになったのではないかと思います。

-前の試合(対東国大●0-4)から変えた部分は
今更ですけど、チームとして戦うということを出すようにしました。練習からバチバチ行ったりとか。

-前線のプレスもよくはまるようになっていたように見えたが
守備から攻撃っていうスタイルを、まず守備からしっかりと入っていこうと決めていたので。

-しかし決めきれない部分も多かった
そうですね。今日は本当に最後決めるだけっていう場面が多かったのですが。練習がまだまだ足りてないですね。

-試合後監督が言っていたことは
勝つことはできなかったが、いい流れで来ているのでこのまま続けていこうと。

-厳しい状況が続くが、首相としてどう引っ張っていきたいか
まだあきらめていないので、これからもっとプレーでひっぱて行きたいなと思います。

-最後に意気込みを
勝つしかないので、絶対に勝ちます。

FW上星(4年)

-今日の試合を振り返って
1点とって逃げ切れば勝てた試合だったんですけど、それを守りきれないところにまだ甘さがあると思います。個人的にもチャンスが何回もあったのに決めきれなかったのが課題だと思います。

-今季初のスタメンでしたがどのような気持ちで試合に臨みましたか
チームが負けが続いていた状態だったので自分が点をとってチームを勝たせるつもりで臨みました。

-今日のゴールは自分にとって自信につながるのでは

そこはよかったんですけど、何回もチャンスがあったのに決めれなかった部分はまだ課題だと思います。

-今日見えた自身の課題は決定力ですか
そうですね。

-相手の平国大の印象はどうでしたか

もっと蹴ってくると思ったんですけど、意外とつないできましたね。こっちもセーフティーにやっていい流れができていたので、勝ちきれなかったのは痛かったです。

-次節への意気込みをお願いします
点が取れるチャンスがあったら全部とって、また自分が点を取って今度は勝ちたいと思います。

DF大野(4年)

―引き分けに終わってしまいましたが、試合を振り返っていかがですか
今週やりたいことを明確にしようっていう話になってて、それは少しずつ見えたかなって。こういう試合を続けてればそろそろ勝てるんじゃないかと、今日は取りこぼしちゃったけど。でも自分たちのやりたいサッカーが見えたかなって。


―前回の試合からどのような所を修正してきましたか
守備の取り所とか奪った後とかそういうのをみんなで共通意識を持ってっていうのを練習でずっとやってたんで、ミーティングもやってたし。それが今日はうまくいった部分も結構あったんでそれを続けられれば。

―右サイド、今シーズン初めて白石選手とでしたがどのような連携を取っていましたか
白石は結構技術あるんで早めにボールを預けるっていうのは意識していてできるだけ前を行かせるように意識してやっていました。

―全試合出場していますが今までの試合の反省を生かし、これからどのような役割を果たしていきたいですか
試合の中で4年生、最終学年だし自分たちが引っ張って行かないといけないというのがあるんでDFラインだったら木村だったりあとはGKの田村。後ろから4年が声を出していければいいなと。

―次の試合への意気込みをお願いします
もう負けられないんで自分たちのサッカーをやって勝ちたいと思います。

 

 

フォトギャラリー

  • 20130503-1 R試合に臨むイレブン
  • 20130503-2 Rボールキープをする岡
  • 20130503-3 R交代出場の星
  • 20130503-4 Rクロスを上げる大野
  • 20130503-5 Rヘディングシュートをみせた上星
  • 20130503-6 R先発出場の清水
 

 

 

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