サッカー
 

【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第22節 vs東海大 ホーム城山での最終節を5得点の完勝で締めくくる

JR東日本カップ2013 関東大学サッカーリーグ戦2部
第22節 対東海大学
2013年11月23日(土)法政大学城山サッカー場

前節拓大戦で2部残留を確定させた法大。今節の対戦相手は、早々に降格が決定しその後も不調が続いている東海大学。一つでも高い順位でシーズンを終えるために、そしてこの試合で引退する4年生のためにも絶対に勝利を掴み取りたい法大。全員の気持ちが一つとなったこの試合は、5得点の圧勝を収めることに成功した。

20131123-1 R
4ゴールの高橋。来季のさらなる飛躍に期待だ

試合結果

トータル試合結果

5
法政大学
2 前半 1 2
東海大学
3 後半 1

得点とアシスト

時間大学得点者アシスト
12分 法政大 高橋 健哉 清水 道浩
21分 東海大 塩田 光 大村 亮平
27分 法政大 清水 道浩
49分 法政大 高橋 健哉 松田 有平
50分 法政大 高橋 健哉 松本 大輝
66分 法政大 高橋 健哉 松本 大輝
79分 東海大 吉田 祥太 廣瀬 勇人

警告

時間大学選手名
29分 法政大 清水 道浩
89分 法政大 松田 有平

メンバー

法政大学
監督:大石和孝
東海大学
監督:後藤太郎
1 GK 四宮 祐貴 (3) 41 GK 中西 竜兵→蜂須(HT)
2 DF 宗近 慧 (3) 3 DF 小山 真司
27 DF 田代 雅也 (2) 5 DF 元田 涼介
30 DF 永戸 勝也 (1)→木村(75分) 8 DF 梶原 大
5 MF 岩渕 貴哉 (4) 36 DF 高橋 諒
15 MF 高橋 健哉 (3) 4 MF 水野 栄介→廣瀬(61分)
16 MF 松田 有平 (3) 11 MF 大村 亮平
17 MF 森保 翔平 (4) 14 MF 塩田 光
28 MF 西室 隆規 (2)→深町(75分) 25 MF 溝口 晃大
11 FW 清水 道浩 (3)→村野(75分) 37 MF 鈴木 航平
14 FW 松本 大輝 (4) 34 FW 吉田 祥太 
サブメンバー
21 GK 田村 昇大 (4) 1 GK 蜂巣 良哉
13 DF 木村 高彰 (4) 2 DF 太田代 飛鳥
6 MF 星 雄次 (3) 7 DF 水橋 法彦
7 MF 村野 和真 (4) 23 DF 木村 竜也
9 MF 深町 健太 (4) 35 DF 岩壁 裕也
22 MF 山口 廉史 (3) 27 MF 北原 大奨
24 MF 白石 智之 (2) 10 FW 廣瀬 勇人

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

戦評

 前節は見事な逆転劇で、残留争いの直接対決を制した法大。残留を決めて迎えるリーグ最終節は、最下位の東海大をホーム城山に迎えた。

 東海大のキックオフで始まったこの試合。直近2試合で9失点と守備陣に不安を抱える東海大に対し、法大は序盤から攻勢を強める。まずは7分、FW高橋(社3)が得意のドリブルで中央突破を試みると、エリア左で待ち構える松本(現4)へ。松本はファーへグラウンダーのシュートを図るがこれは枠を捉えられない。このファーストシュートで流れをつかむと、12分に清水(経3)が右サイドからクロス、これに中央の高橋が頭で流し込みゴールネットを揺らす。欲しかった先取点をとり、波に乗りたい法大だったが、20分に東海大MF塩田に同点ゴールを決められゲームは振り出しに。

 しかし「一つでも上の順位で終わりたい」という気持ちでプレーする選手たちがその雰囲気を打ち消す。DF陣は東海大のロングボールを宗近(経3)・田代(社2)が中心となり跳ね返し、前線ではFWを中心に高い位置からプレスを仕掛け、東海大にボールを回させない。すると24分、チェイシングで相手DFのミスを誘いCKを得る。清水の右からのCKはそのままゴールへ吸い込まれ、ラッキーな形で勝ち越し弾が決まった。その後は東海大にチャンスらしいチャンスを与えないものの、法大も決定機を決められない。追加点が決まらないまま前半戦を終えた。

 点差を広げ、早い段階で試合を決めたい法大。後半に入ると高橋が圧巻のゴールショーをみせる。まずは49分、MF松田(経3)のCKに右足で合わせ待望の追加点を決め2点目。続く50分には松本のスルーパスに抜け出すと、GKをかわして冷静にゴールへ流し込む。これでハットトリックを達成するが、この日の高橋はまだ終わらない。66分にも松本のドリブル突破からのクロスを、中央で落ち着いて合わせ4点目。5-1と試合を決定づけた。その後法大は75分に木村(経4)・村野(法4)・深町(経4)と一気に3人の4年生を投入。最後の試合での得点に期待がかかったが、結局この後は追加点は奪えず。高橋も3人の投入後ボランチへとポジションを移したため、得点機に絡むことはできなかった。試合はこの後東海大に一点を返されるも5-2で勝利。2013年シーズンを勝利で締めくくった。

 苦戦が続いた前半戦が悔やまれるシーズンとなった今季。卒業する4年生たちは口々に「このような場所にいてはいけないチーム、来年は絶対に昇格してほしい」と話した。この試合で4得点を収めた高橋をはじめ、DF宗近やMF松田、星(社3)など3年生にかかる期待は大きい。4年生が達成できなかった「昇格」という課題。今季の悔しさを胸に、来季は笑顔でシーズンを終えられることを祈る。(佐藤康平)

コメント

大石監督

-最終戦は法政の良さが出たゲームでした
もっと点を決めてくれれば、更に良かったんですけどね。チャンスがあって決めきれなかったのは、今まで法大が勝てなかった原因の一つかなと思います。

-今日の試合で特に良かった点、悪かった点はありますか
ボールを速く動かせたという点は良かったと思います。2失点したことに関しては、攻撃している時に守備の準備が出来ていなかったのが問題でしたね。その逆の、守備をしている時に攻撃の準備をするという、先を読んだプレーも、今後徹底していく必要があると思います。

-今季をふりかえって
あまりにも前半戦が悪すぎたのが悔やまれます。サッカーというより、ボール回しをやっているかのようでした。後半戦はゴールを意識させた結果、ゴールに向かう姿勢やゴールを守る姿勢というのが出てきて、それが結果に表れたと思います。

-3連続で昇格を逃しました
チームの色がそういう風に出ていますが、1年生2年生3年生は自主的に練習を行ったり、朝ご飯の後に走ったりする選手もいるので、今後チームの状態は上向きになるのではないかなと思います。

-今シーズン、何か収穫はありましたか
ボールを動かせるようになってきたのは、大きな収穫ですね。まだ課題として残っているのはディフェンスです。裏を簡単に取られてしまう、という部分が今後改善していかなければいけない部分かなと思います。

-4年生についてお聞きします。今の4年生は監督から見てどうでしたか
今の4年生は仲良しグループになってしまいましたね。そこは厳しさを持って、仲良しグループじゃなくて、お互いにリーダーシップを取って下級生を引っ張っていく存在であって欲しかったです。4年生はそういう色になってしまっていたのかなと思います。

-森保選手はキャプテンとして、この1年間どうでしたか
彼はプレーで黙々とやるタイプなので、声にあまり出さずプレーでチームを引っ張ってくれたかなと思います。ですが、もう少し声で引っ張っていく必要もあったのかなとも思います。

-エースの松本選手については
彼は精神的にまだムラのある選手ですね。足の速さはすごく魅力的ですけど、これからプロに行くからには自分に厳しくならないと、良い選手になるのは難しいかなと思います。

-今年は1年生の出番が昨年よりも少なかったように感じましたが
1年生は怪我人が多かったというのもありました。良くなってきたかなと思ったらまた怪我していたとか。今は永戸一人しか出ていませんが、出場機会のありそうな選手が3人ほどいるので、来季は誰かが出て来ると思います。

-来季に期待する選手はいますか
前線の選手でいうと、1年生の鈴木、それから松田、高橋ですね。中盤では星、西室、守備陣では宗近、田代のCB組にも期待しています。来季の彼らが中心となったチームは期待して良いと思います。彼らの練習に対する態度は良いですし、常に向上心を持って、全力でやろうという姿勢があるので、結果も今年とはガラッと変わってくるのではないかと思います。

DF森保翔平(4年・主将)

-今日の試合を振り返っていかがですか
最終戦はどうしても勝ちたかったので、勝てて良かったです。今日は最後ということもあって積極的に前に行くことを意識していました。自分の持ち味であるスピードを活かせてよかったです。

-この1週間はいつも通りの練習をしてきましたか
練習はいつも通り、みんなで盛り上げてとやってました。チームの雰囲気もいつもと違って、もうやるしかないという感じで。

-1年間キャプテンを務めてきて苦労したことは何ですか
チームの中で波があったので、その波をどれだけ1つの方向に持っていけるのかっていうのが難しかったですね。上手くまとめることはできませんでしたが、自分からしっかりプレーで出して、みんなに伝えていこうと思ってやっていました。初めてキャプテンをやったんですけど、人のために頑張るとかそういう所はキャプテンをやっていて成長したかなと思います。

-後期、4年生の出場が少ない中、4年生とどのように関わっていましたか
外れた4年生も練習とかしっかりやっていたので。今回メンバー入れなかった人もいましたが、出場するメンバーはその分もしっかり頑張ろうと言っていたし、みんなで最後まで頑張れたなと思います。

-去年のけがからどのように復帰されましたか
焦らずしっかり来年のためにやっていこうと準備していたんで、今年はけがを少なくすることができたと思います。

-法政は来年どのようなチームになると思いますか
来年の4年生は真面目なので、しっかりとしたチームになると思います。それに(来年の)3年生は盛り上げることができるので、良いチームになるなと思います。

-後輩に伝えたいことは何ですか
大学生活は全て自分の力でやっていかないといけないということですね。後輩のみんなは力を持っているので、それをしっかり練習から発揮してもっと上のステージで頑張って欲しいと思います。

FW松本大輝(4年)

-攻撃陣がよく機能していましたが
シーズン最後だったり、4年の最後の試合ということでモチベーションが高かったのが大きいと思います。ただ、普通にやることができれば毎試合このくらいできたのではないかと。ただ、その中で自分は決定機を外したりして、来年からはさらに上でやるのでもっと練習しなければいけないなと思います。

-松本選手は高校からプロではなく、大学を経由する道を選びましたが、大学での4年間のサッカー生活はいかがでしたか
高校サッカーからプロへ行くのと比べて、大学へ入ったことで人間的にも成長できたと思うので。そういうサッカー以外の面で学んだことが多かったですね。

-後輩へメッセージをお願いします
2部にいるチームではないので、来年は必ず昇格してほしいです。

-2トップを組むことが多かった高橋選手について
動き出しもいいし、思い切ったシュートもあるので。これから努力すればまだまだ上に行けるチャンスはあると思うので練習を怠らず頑張ってほしいです、一緒のステージでやれればいいなと思います。

-プロへの意気込みをお願いします
プロになることが決まって正直うれしいですけど、なるだけでは意味がないので。活躍して日本でも有名な選手になりたいと思います。

FW深町健太(4年)

-今日の試合を振り返って
最後なので気合を見せて行こうと思いながら試合に臨みました。最後の試合だったのでゴールを決めたかったですが、勝てたので良かったです。勝って終われるということはやはり良いことだと思うので。

-今季は出場機会に恵まれませんでしたが
試合に出られないのは自分に問題があるからだと思っていたので、そこを改善していこうという気持ちで練習していました

-2年生の時には得点王も獲得しました。それも含め4年間を振り返ってください
出場機会には1年の時から恵まれていたので、その中で結果を出したいと思ってプレーしていました。

-後輩に対して何か伝えたいことはありますか。
2部で戦うレベルのチームじゃないと思っているので、早く1部にあがってもらいたいなと思います。

MF岩渕貴哉(4年)

-今日の試合を振り返って
最後の試合だったので、1点でも多く点数を取りたくて頑張りました。

-4年間で、人間的にもサッカー的にも成長した部分は
試合に出られない時期もありましたが、そういう時でも我慢して努力し続けるということが、この4年間で一番できたことだと思っています。

-最も印象に残っている試合は
総理大臣杯予選の早稲田戦です。自分が点を決めて、同点になってそこから逆転できた。奇跡のゴールができたので印象に残ってます。

-今年は、チームとしては厳しい成績の年でした
そうですね。4年生の責任もあると思いますけど、それだけではなくやっぱりチーム全体に責任があると思うので、それを4年生として変えられなかったのは後悔しています。

-法政大学サッカー部での経験をどのように生かしていきたいですか
僕はここでサッカーをやめて社会人になりますが、サッカーをやったことは、社会に出て絶対に生きると思います

-新チームに期待することは
絶対後輩たちは力があるので、来年は2部で優勝してくれると思います。期待しています。

FW高橋健哉(3年)

-最終戦を振り返って
この試合で四年生が卒業なので、最後絶対に勝ちたいと思っていました。自分が四年生の為に得点してチームの勝利に貢献できたら、と。それができて良かったです。

-ご自身の1ゴール目について
ニアサイドでヘディングだったのですが、「あそこしかないな」と思って走りこんだ場所に上手くボールが来たので入ったと思います。4得点は、卒業する四年生にむけてとりたいと思っていた。できるだけ多く点をとりたいと思っていたので良かったです。

-来年は攻撃陣を引っ張っていく存在になると思いますが
1部昇格に向けて今まで出来なかった3年間の想いを胸にやりたい。

-四年生にむけて一言
ご卒業おめでとうございます。これからも頑張ってください。

 

フォトギャラリー

  • 20131123-1 R4ゴールの高橋。来季のさらなる飛躍に期待だ
  • 20131123-2 R2アシストを置き土産に、松本はJリーグの舞台へ
  • 20131123-3 Rキャプテン森保はプレーで1年間チームを牽引した
  • 20131123-4 R岩渕はフル出場し、勝利で4年間を終えた
  • 20131123-5 R途中出場の深町、惜しい場面も作った
  • 20131123-6 R1年生ながら今季レギュラーに定着している永戸、来季にも期待だ
  • 20131123-7 R5得点快勝で今季を終えた法大イレブン、最後は校歌斉唱で締めくくった
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2017-09-254 R

定期購読の申込み