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【サッカー】関東大学サッカーリーグ第6節 対産能大 試合を決めきれず、下位相手に痛い引き分け

JR東日本カップ2014 関東大学サッカーリーグ戦2部
第6節 対産業能率大学
2014年5月3日(土)湘南BMWスタジアム

ゴールデンウィーク3連戦。2戦目の相手は11位の産能大。連戦であるうえ、日中の気温も上がりて体力的にも厳しい戦いだが、上位をキープするために3連勝しておきたいところ。立ち上がりの2得点で勝ち点3を奪えるかと思われたが、最後の詰めの部分で課題を残し2-2の引き分けに終わった。

追加点を挙げた鈴木

トータル試合結果

2
 法政大学 
2 前半 1 2
産業能率大学
0 後半 1

得点とアシスト

時間大学得点者アシスト
3分 法大 白石 智之 西室 隆規
14分 法大 鈴木 貴大
45分 産能大 見留 耀太(PK)
78分 産能大 岡村 洋也 見留 耀太

警告

時間大学選手名
16分 産能大 須永 亨
44分 法大 白石 智之
45+2分 産能大 見留 耀太
68分 法大 永戸 勝也
82分 法大 西室 隆規
90+1分 法大 青島 拓馬

メンバー

法政大学
監督: 長山 一也
産業能率大学
監督: 加藤 望
12 GK 袴田 祐人 31 GK 安田 亘佑
2 DF 永戸 勝也 4 DF 楠元 秀真  (Cap)
3 DF 宗近 慧  (Cap) 6 DF 遠藤 元一
6 DF 星 雄次 25 DF 渡辺 大貴
22 DF 田代 雅也 32 DF 上長 次郎
8 MF 三田 尚希 11 MF 青木 将斗
14 MF 白石 智之 17 MF 岡村 洋也
18 MF 鈴木 貴大 20 MF 斎藤 絢斗
25 MF 西室 隆規 33 MF 浜下 瑛
26 MF 伊藤 航希 36 MF 須永 亨
10 FW 高橋 健哉 37 FW 見留 耀太
サブメンバー
21 GK 富澤 雅也 16 GK 森谷 祐治
19 DF 内嶺 大輝 8 DF 向井 洸
27 DF 山田 将之 18 DF 本名 恵斗
5 MF 山口 廉史 35 DF 岩原 章人
16 MF 青島 拓馬 7 MF 小池 佑樹
4 FW 清水 道浩 12 MF 齋藤 孝紀
9 FW 相馬 将夏 29 FW 遠藤 友貴

戦評

 この日の会場はJ2湘南ベルマーレのホームスタジアムであるBMWスタジアム平塚。整備されたピッチでの試合に選手他達も心なしか気合が入っているように見えた。

 法大は試合右サイドに流れた西室隆規(現3)のクロスに白石智之(社3)がピンポイントで合わせて開始早々に先制点を奪う。逆サイドの選手が走りこむ、法大らしい形だった。序盤の流れを掴んだ法大は、相手のプレスをいなしながら時折DFの裏を狙ってチャンスを作る。すると14分、高い位置でボールを奪った鈴木貴大(経3)がドリブルで中央突破し、そのままGKとの1対1を決めてあっさりと追加点を奪う。リーグ最多失点の産能大相手に、大量得点の匂いも漂わせる流れとなった。だが、その期待通りの試合展開にはならない。三田尚希(現4)や星雄次(社4)など、両サイドやFW陣が積極的に裏へ抜け出し、永戸勝也(経2)もオーバーラップからシュートを放ったりと多彩な攻撃で相手ゴールへと迫るが、なかなかゴールに結びつかず、歯がゆい時間帯が続いた。3点目を奪って試合を決定づけたいという選手の意思がひしひしと伝わるが、ここで落とし穴が待ち構えていた。43分、点を取ろうと前掛かりになったところで、産能大のカウンターを受ける。それまではCB2人を中心にカウンターははじき返していたが、4対3の場面を作られるとそのままエリア右からシュートを許す。数人がブロックに飛び込むが、運悪く手にボールが当たってしまいPKを献上。2-1とされ、失点前までの勢いを取り戻せないまま前半を終えた。

 流れを再び取り戻すため、後半から伊藤航希(社2)に代えてMF山口廉史(経4)を投入。この交代が功を奏し、後半の序盤は法大がペースを握る。6分には三田のクロスに合わせた高橋がシュートを放ち、さらにそのこぼれ球を西室が詰めるなど分厚い攻撃を見せる。ただ、またしても得点を奪うことはできない。この嫌な流れを打開するため、長山監督は高橋に代えてFW清水道浩(経4)を送り出す。その後も裏への抜け出しを中心にゴールを狙う法大だが、78分にまたしてもカウンターからGKと1対1の場面を作られてしまい、一度は袴田佑人(現4)が防ぐも、そのこぼれ球を詰められて失点。序盤から終始圧倒していたにもかかわらず、同点とされてしまった。

 この得点で完全に勢いに乗った産能大はリーグ初勝利を目指しその後も人数をかけた厚みのある攻撃で法大を押し込む。しかし負けるわけにはいかない法大も、後半ロスタイム3分、落ち着いたボールキープから相手のファールを誘いFKのチャンスを得る。ここぞとばかりに宗近や田代らをあげて決勝点をねらったが、結局ゴールは奪えないまま試合は終了した。

 日体大戦の内容を踏まえて、攻撃のバリエーションを増やした法大だったが、最後の詰めの部分で課題の残った今節。中2日で次節を迎えるが、連戦の疲労がある中どれだけ修正を図れるかが焦点になるだろう。(安部雅人)

選手・監督コメント

長山一也監督

‐試合の総括をお願いします
今日は誰が見ても3点目のところで決着をつけられなかったことが大きいと思いますし、まずはそこを取りきれない甘さがうちのチームにあるので、前半を0を終わらせられなかった。ああいった時間に相手にスペースを与えてしまったところと、切り替えが遅れてしまったということは、まだ甘さがあると思うので、そこはしっかりと今後に生かしていければいいかなと。やっぱり2点を取ってまだ甘さがあって。こっちからやれよというようなところじゃあなくて、自分たちからやるぞという。一歩二歩ルーズな部分が出てきていたのは見て取れたので、そこはこれからしっかりと課題というかメンタル的なとことも占めていると思うので、もう一度引き締め直したいと思います。

‐上々の立ち上がりから引き分けに終わったのは
ゲーを終わらせるというか、相手の戦う意欲をなくす3点目を奪えなかったことにつきますね。ゲーム巧者になれていないというか、そういった頑張りどころに気づいてくれればもっと良くなるかなと思いますけど。まだまだこれからのチームなのでこれをツgにつなげてくれればいいかなと思います。

‐カウンターからの2失点でした
相手がワイドに展開してきて、その準備をするようには伝えていたのですが、奪われ方が悪すぎました。2点目は特に無理してボールを繋がなくてもよいところで奪われて、といった形だったので。本人もその点は凄く痛感しているとは思うので、次から改善してくれればいいかなと思います。

‐好調の青島選手がサブだったのはターンオーバーか
連戦は全員で戦うというのは、前回の連戦の時からそうだでしたので。シラ(白石)も調子が良く、アオシは前回の試合で少しボールを奪われるシーンが多かったので今回は変えました。一点目を取り、その後もチャンスには絡んでいたので。3点目は取りきれなかったということもありますが、次に向けてまたがんばってもらえればなと思います。

‐6試合を終えて3勝3分だが、それについては
3分けの部分は正直勝たなければいけない部分だったので。今日の試合にしてもそうですけど、まだまだ甘さがあり強いチームではない部分もありますね。ただ、選手たちが頑張ってくれているからこその負けなしだと思いますし、その引き分けを勝ちに持っていく力だはこれからゲームを重ねるにつれてつけることができればと思います。それをやることのできる実力を持った選手たちですし、今日の試合後にも伝えたのですがチーム全体で強くなっていきたいなと思います。

‐次節について
連戦ですが、次は勝たないといけなので。ここ3つは勝ちきろうと伝えていましたし。今日は残念でしたが、出なかった選手もいい状態なのでそういった選手も積極的に使いたいなと思います。

MF 白石智之

―今日の試合を振り返って
立ち上がりは“みんなで守ってからの攻撃”でリズムをつかむことを意識しました。最初の10分で2-0という形になって、そこから畳みかける攻撃をしようっていう風に言われたのですが、なかなか点を取れなくて、自分も決定的な場面で外してしまいました。そこで3点目を取れなかったのが追い付かれた原因なのかなと思います。

―今日は裏を狙う動きが積極的に見られたが、それは前節の反省をふまえてなのか
みんなが前線からの守備をしっかりして、ボールを取ったらまずは裏を狙うっていうのが監督からの指示で。それを今日はしっかりできたと思います。

―サイドハーフは上下運動が激しいポジションだが、やはり体力的に厳しいのでは
勿論キツいですが、監督からは“前半で倒れるくらいの気持ちでやれ、代えの選手はいっぱいいるんだから”という風に言われています。そうやってチーム全体で戦う姿勢でやれば勝ち点はもっと積み上げられると思います。

―今日の交代も力を出し切っての交代であったのか
自分では力を出し切ったつもりでしたが、できれば3点目を取ってから交代したかったと思います。 

DF田代雅也

―今日の試合を振り返って
前半から飛ばしていこうということで2点取れたのはよかったんですが、2-0は一番危ないスコアってとこは皆が知っている通りで、そこで追加点を取れなかったところが自分たちの弱さだったと思います。その後1点取られてからズルズルいってしまって、同点にされたというのは、精神的弱さもあるし、技術的な弱さもあるし。その辺も今日は良くなかったのかなと思います。

―勝ち点3を取れなかったというのは順位争いの上でかなり痛かったのでは
この3連戦は3連勝しようっていう風にみんなで話していたので、悔しい気持ちは大きいです。けど、ポジティブにとらえれば、2-1から追いつかれた状況で負けなかったっていうのは、今日唯一褒められる部分だと思います。

―田代選手と宗近選手のCBコンビで今シーズンリーグ最少失点を記録しているが、そこへの自負などは
後ろの選手というよりも、前の選手がボールを追ったりコースを限定してくれたりとすごくハードワークしてくれているから後ろの選手が助かっています。2つ3つのコースを見なくても1つのコースだけ狙っていれば良いので。クサビのボールに対して宗近君が行って自分がカバーしたりだとか、そういった様に、前の選手が献身的に守備をやってくれるからこそ、シュートを打たれてなかったりだとかしているんだと感じてます。攻守の切り替えとか、ボールを取られた後にすぐチェックに行くとか、そういう部分ができているから、最少失点が維持できていると思います。しかもリーグ戦の4失点のうち3失点はセットプレーからで、流れからの失点っていうのは今日の1点だけなんです。そこの部分はチームとして続けていきたいと思います。

―カウンターでかなり苦しんでいたように見えたが今までの相手と違うところは
前節の日体大線を振り返ると、相手が引いてきて、そういった相手の崩し方とか後ろからのビルドアップっていうのができてなかったので、今日はそれを意識はしていました。でもどうしても中盤でのパスのずれだったり意思の疎通ができてなかったりで、ボールを取られてミドルカウンターを食らったりしてしまいました。ミドルカウンターをくらうことは想定内で、その時はCB2人とSBもしくはボランチの3枚がいれば失点はしないだろうという話はしていたので、カウンターに対してはそんなに怖くはなかったです。ただ、取られる位置が悪くて今日の2失点目を取られてしまったっていうのは、もうちょっとパスを考えたり、周りがパスコースを作ってあげたりしないとああいう失点をしてしまうぞっていうことで、それはこれからもあり得る失点なので、気を付けていかないといけないと思います。

―次節に向けて
チーム内でも言っているんですが、流れからの得点だけではなくて、セットプレーからもCBで点が取れればもっと良いのかなと思うので、そこを狙いながら頑張りたいと思います。

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