「健志台の歓喜」で見事2部優勝と1部昇格を決めた法大サッカー部。
今回は特別企画として選手と監督に今シーズンの感想と、日ごろの選手たちの素顔をお聞きしました。

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企画第一回目の登場はストライカーとしてチームの大事な場面でゴールを奪ってきたFW相馬将夏(スポ4・ブリオベッカ浦安)。ハイレベルな技術と惜しみない運動量で2列目の核として攻撃を支えたMF三田尚希(現4・ラインメール青森)。そして、コーチングや卓越したキック技術が魅力だったGK四宮祐貴(経4)の三選手のインタビューをお送りします。

筑波大戦の勝利が大きな自信となった(相馬)

-2部優勝から約1か月近くたちましたが、改めて振り返っていかがですか
相馬:2月からカズさん(長山一也監督)が新監督となり、新4年生が中心となってやるなかで、総理大臣杯優勝、2部リーグを最多得点、最少失点で優勝、Iリーグ全国大会出場という目標を掲げて戦いました。あと一歩届かなかったこともありましたけど、下級生の頑張りなどもあり、1年間の積み重ねがしっかりとできたシーズンでした。

三田:優勝できたとはいえ、詰めが甘かったと少し感じます。総理大臣杯もそうですが勝ちきれない試合があり、リーグ戦も最後までもつれてしまいました。振り返ってみると、やってきたことは間違っていなかったかなとは思いますが、チーム内の問題やコンディションの問題などの細かいところを詰めていければもっと良い結果が得られたのではないかと思います。

四宮:特に前期と大臣杯の大事な試合で勝てない状況の中、後半よく立て直したなと思います。3年生も明るいし、良い雰囲気でやれていたというのが結果的に大きかったと思います。自分はあまり試合に出られなくて悔しかったんですけど、チームは優勝できたので結果オーライです。

-中々3連勝ができないシーズンでしたが、どこがターニングポイントとなって最後の5連勝につながりましたか
相馬:関学大、神大との上位直接対決に連敗するなど、前期中々調子が上がらずだったんですが、アミノバイタル杯で筑波大との試合に勝ったことが大きな自信になりました。あの試合がなければ後期の快進撃はなかったと思います。チーム始動の2月からきちんと積み上げてはいたが、結果が出ないと自信というのがつかず、半信半疑になりかけていた中、
1部のチームを逆転で倒すことができたのは自信につながりましたし、気合も入り、波に乗ることができました。

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-昨シーズン残留争いをしていた法大がここまでジャンプアップできた要因は
三田:自分らの代の4年生は、しっかり引っ張ることができたという自信があります。去年まで中々試合に出られてない人が多かったけれども、全員が腐らずに、ぶれずにやり続けられというのがこの結果につながったのではないかと思います。

-多数の選手に出場機会があったGKの激しいポジション争いについて、四宮選手はいかがでしたか
四宮:誰が出ても全然大丈夫というのはわかっていましたが、逆に言うと飛び抜けた選手がいなかったというのが正直なところです。その中であまり出場できなかったというのは自分の中の甘さだと思います。ですが後輩が活躍するのもうれしいですし、優勝できて本当に良かったです。

-四宮選手といえばとキック精度がすばらしいプレーヤーでした
四宮:自分の一番の武器であることは確かですし、そのように言ってもらえるとやってきたかいがありますね(笑)。

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-法大の攻撃の要でもある2列目の強みとは
三田:2列目が機能しないと法政の攻撃は機能しないので、それだけの責任は持ってプレイしていました。2列目は守備も攻撃もしなければならないので、それなりの役割を自分に課しながらもしっかりプレイできていたと思いますし、この重要なポジションを1年任されたというのは非常に充実していたと思います。

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-法政と言えば応援が非常に熱く、そして非常に面白いチームでした
相馬:僕は入学して3年間は応援をしている立場でしたが、去年もですけど応援がグダグダしているとチームの結果も良くなかったりしていました。でも今年は良い雰囲気で応援出来ていて、選手は強い責任感を持ってプレイ出来ていたと思うので、良い相乗効果が出ていたと感じます。

-応援は前日に仕込んでいるんですか?
四宮:あれはほとんど即興です(笑)。去年はヤジとか飛んでいたりしたんですけど、でも今年はそういう事はほとんどなかったですね。

-そういった部分を含め、外から見てて非常に仲がいいように見えました
三田:仲はとても良かったですね。それは応援にも出てたと思います。

-ちなみに、良くイジられていた選手は
相馬:基本的には後輩ですが、4年生だと清水(道浩)ですかね。あいつは後輩に敬語使われていませんから(笑)あとは地味に松田(有平)もですね。(笑)

-法政大学の学生生活はどいかがでしたか?
三田:学生生活はですね、友達も出来ませんでしたし、仲良い先生もいませんし、学食は一度も使ったことないですし、充実していましたね。部活は(笑)。

後輩には、1部優勝してもらいたい

-最後に、サッカー部の4年間を振り返ってください
四宮:率直に入部してよかったなと思います。中学生の頃から憧れていて、その頃は凄く強くて、自分がそこにいるイメージが湧いていませんでしたが、こうやって実現できて良かったなとは思っていました。ですが、入ってみれば嫌なことも多くて正直何回か辞めたいなと思ったこともありました。で、も4年生で結果が出せて本当にやってきてよかったなと、悔しい思いをしても笑って終えることが出来てよかったなと思います。何を得たかはわかりませんし、色々ありましたがこの仲間とサッカーできたことが一番です。
そして、一番感謝しなければならないのが実はしほちゃん(梅田・マネージャーの4年生)なので、この事は大々的に取り上げてください(笑)。最後に昇格という形で恩返しできてよかったです。

三田:後悔が非常に多い4年間でした。4年目であそこまで結果が出せたなら、1年目からやれただろと思いますし。そうやって考えていくと、最初の3年間は自分自身の弱さを痛感した時期も多かったですし、非常にもったいなかった大学生活だったとも思います。

相馬:一番は「人としてどうあるべきか」ということを学びました。僕はずっとクラブでやっていて(東京Vユース出身)、高校までは練習に行って帰るだけの生活だったので、大学の部活ってどんなのだろうって思って入学しました。いきなり寮生活から始まって、先輩からは社会性といいますか、サッカーだけやっていてはいけないということ教わりました。また、時間がある大学生も使い方次第では4年後が変わってくることを痛感しました。
 部活面ではもっとやれただろという後悔もありますが、出られなかった最初の3年間で腐らずに積み上げてきたものが、昇格を決めるゴールなどで4年生になって開花することができたんだと思います。満足は全くしてませんが、努力というものが無駄にならなくて良かったと思います。

-来年の後輩に期待することは?
四宮:1部優勝してもらいたいですね。強い時代の法政っていうのを取り戻して欲しいです。今年だけじゃなく来年も引き続き結果にこだわって頑張って欲しいです。

三田:非常に能力の高い選手が揃っていると思うので、1部でやる楽しさだったり、レベルの高い選手とやり会える充実感っていうのを感じてもらえればなと思います。勝利への強いこだわりを強く持てれば1部優勝やその先のプロというものにも何人も行けると思うので楽しみにしていたいと思います。

-最後に法政を応援していたサポーターや関係者の方々へ一言お願いします。
相馬:4年間2部で戦っていましたが、法政を応援してくださる全ての皆様のおかげもあって、優勝し1部へ上がることができました。来年からはもっと厳しい戦いになると思いますがこれからも応援し続けていきたいと思います。

 (取材・編集 佐藤康平・杉田智也,取材は12月中旬)

 

 

本企画は

第一回4年生特集第一弾(相馬・三田・四宮)
第二回下級生特集(白石・山田将・富澤)
第三回4年生特集第二弾(宗近・星・高橋)
第四回長山一也監督特集

以上の日程で配信いたします。お楽しみください。

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