「健志台の歓喜」で見事2部優勝と1部昇格を決めた法大サッカー部。
今回は特別企画として選手と監督に今シーズンの感想と、日ごろの選手たちの素顔をお聞きしました。

IMGP9640 R R

企画第三回目は主将としてチームを支えた主将の宗近慧(経4・YSCC)、星雄次(社4・福島ユナイテッドFC)、高橋健哉(社4・Sunshine Coast FC:AUS)の3選手にお話を伺いました。

長山監督は人として素晴らしい方。最初に会った時からそう思いますし、1年間やってきても変わらずそう思う。(宗近)

-約1ヵ月経ちましたが、今回の2部優勝という結果について改めて感想をお願いします
宗近:そうですね、優勝することを目標にやってきたのでそれは本当に良かったなと思いますし、嬉しかったです。

高橋:4年間で、1回も優勝に近づくことができなくて。ようやく自分たちの代で優勝まで辿り着けました。

星:3年まではチームとしてまったく結果がでていませんでした。4年目になって監督が代わって、やり方も少しずつ変わったなかで1年間積み上げてきた努力の結果がリーグ戦で出たと思います。積み上げてきたものが間違ってなかったというのが証明できて良かったです。

-失点も最少失点でしたが、その点について宗近さんディフェンスリーダーとしていかがでしたか

宗近:最初に掲げた目標に最少失点はたしかにありました。ですが、リーグ戦の途中は意識していなかったわけではないですが、勝ちにこだわってやってきた中で結果的に最後振り返ってみたら最少失点だったという感じです。ディフェンスだけじゃなくて、前から守備してくれたフォワードのおかげでもあるので、チーム全体として守備が良くなったのが勝てた要因じゃないかなと思います。

-法政の2列目は特に魅力的だったと思うのですが、2列目でプレーしたお2人からみて

高橋:監督に言われているのは前から守備することや、得点することで、それをがむしゃらに精一杯やっていましたね。

星:自分は元々サイドバックをやっていて、去年はボランチでもプレーして、サイドハーフは今年の途中からやり始めたり、またサイドバックに戻ったりいろいろやったのですけど、2列目でプレーしているときは運動量とか切り替えとか求められて大変でしたが、攻撃に参加できるので楽しんでプレーしていました。

-星選手は複数のポジションをこなされていましたが、どこが最も好きでしたか

星:やることは少しずつ違うのですが、サッカーは同じなのでどこやっても変わりはないです。

-長山監督について、キャプテンの宗近さんから見てどんな監督でしたか

宗近:人として素晴らしいなと思いますね。最初に会った時からそう思いますし、1年間やってきても変わらずそう思いますね。人として尊敬できる部分が多かったので、選手はみんな着いていくだろうし、言うことも素直に受け入れるので、そこがしっかりした人で、それだからこそ今回の結果に繋がったのだと思います。

-練習が厳しいと伺いました

高橋:他のところに練習参加をしても、法政の方が運動量があると感じますね。この運動量だと法政だと怒られるなというのが、他に行くと感じます。(練習ではグラウンド10週のタイムをあえて定めずにやったと聞ききました)それぞれができる限り全力を出すという感じですね。遅い速いはもちろんありますけど。

-ちなみにチームで1番速いのは

星:青島とかですかね。

宗近:でも雄次も速いよ。

-長山監督が元プロの方というのも大きいですか

星:確かに経験してきた部分は大きいと思うので、そういう経験も含めて僕たちに言ってくれることも多いと思うので、そう意味では受け入れやすかったですね。

-寮もきれいになったと聞きました

星:きれいにはなったよね。

宗近:前よりはきれいになった気がする。

-高橋選手から見て主将、副将はどういった存在でしたか

高橋:そうですね….

宗近:ちゃんと考えていいよ。(笑)

高橋:主将はお手本になるというか、みんな主将が何か言えば文句は言わないし、人柄とか雰囲気とかも良くて、法政が優勝したのはキャプテンの人柄とかが、明らかにに影響していたと思います。

宗近:ありがとう。

高橋:副将の2人はキャプテンを支えていて、周りもそれをわかっているから副将の言うこともちゃんと聞こうと思うし、それで信頼とかも生まれてきますね。やっぱり2人の人柄、人間性が素晴らしいと思います。

宗近:でも俺らから特に言うこともなかったよね。4年生みんながしっかりしていて、みんなが頑張ってくれたね。

星:周りが真面目だったよね。

宗近:周りの人たちが手本としてやってくれたので、それに助けられてましたね。

IMGP9634 R R

-法政サッカー部はどういった組織ですか

高橋:ノリが良くて、明るいですね。

星:仲は良いと思います。

-他大学と比べて人数がかなり少ないですが、その点については
宗近:逆に、多いのを今まで経験していなかったので。(3選手ともユース出身)

星:他大で200人とかいると、下の学年の名前もわからないとか聞くので。僕らはみんな分かるので、チームに団結が生まれるのでそれは良いと思います。

宗近:みんな分かるし、みんなと話すもんね。目標に向かってやるのに、まとまれるね。

星:200人とかいても違う人も出てくるよね。

-チームメートで1番仲の良い選手は

星:4年生は全員が仲良いです。

宗近:本当にみんな仲良いよね。

-特に喋ったという後輩は?
高橋:後輩あんま好きじゃないからな(笑)

宗近:あんまり喋らないかな。

高橋:人数が少ないので、一通り広く浅く喋りましたね。

IMGP9623 R R

法政を選ばれた理由はどういったものでしょうか
高橋:ユースの先輩がいたからですね。

星:大学のこと正直わからなかったからなあ。

高橋:前の前の監督、水沼さんの影響もありますね。

宗近:しかも入部が決まった時は1部だったしね。いざ入ると2部で、しかも監督が変わってました(笑)

-どのタイミングで水沼元監督の退任は決まったのでしょうか
星:いや、自分たちが入るのを決めた時は水沼さんでした。

高橋:本人も知らされていなくて、12月に突然決まって。

宗近:変わってびっくりしたよね。

-そういった面を含め、苦労した学年と聞いています。そこについては
星:コツコツやってきた学年ですね。

宗近:2部しかわからないですからね、僕たちは。来年は1個下の学年は1部でやれるんで、そこは悔しいですね。

星:意外と4年になってからみんな出てたよね。2、3年まではみんな出てなかったよね。

宗近:確かに出てなかった。ちゃんと出てたのは雄二だけですね。凄いですよね、最多出場で。

星:80、70?80弱くらいですかね。

-4年間出続けた中でチームはどう変わっていきましたか
星:1年の時に最終戦で昇格逃して、そのあとの2、3年が全然ダメで。やってやろうとは思っていたのですけど、チームとして雰囲気も良くなかったですし、結果が出ないからですけど、なかなかうまくいかない時期が長かったです。けど、その中で怪我をしないでコツコツやってきましたね。

宗近:それ有名だね。

星:怪我をしたら試合出られないじゃないですか。怪我がなかったのが1番大きいかなと思います。

宗近:1回もしてない?

星:休むような怪我は1回もしてない。

宗近:体固いのにね。(笑)

星:すごく固いよね。いつ怪我するかわからなかった。

IMGP9614 R R


ユースの同年代にはプロに行った選手もいると思いますが、元チームメイトからの刺激は

星:(小野雄二は)もうレベルが違うよね。

高橋:飛び抜けちゃっているよね。

宗近:あれくらい飛び抜けていると、あいつは違うみたいな感じ?

高橋;俺はライバルってよりファンって感じかな。(笑)

-広島Y(宗近)とマリノスY(星・高橋)は高校時代に対戦はありましたか
宗近:1回だけありましたね。負けました。

星:健哉も点取ったしね。

高橋:宗も取ったよね(笑)

宗近:俺も取った(笑)5-3くらいだったかな。

‐その時、お互いが法政に行くことは
星:試合は受験の後だったよね。

宗近:そうだね。スポーツ推薦の受験の後の試合で、(星と高橋の)2人とも知っていました。

星:いるよって思ったね(笑)

宗近:負けられないなと思っていたのですけど、負けちゃいましたね。

高橋:あの時はまだ仲良くなかったよね。

1年の時の最終戦が僕の中では、サッカー人生の中でも1、2番に悔しかった(星)

‐法政に入って1番の思い出は
宗近:やっぱり今年が1番思い出深いですね。最後の年というのもありますし、結果が出たというのもあります。総理大臣杯の時は怪我で出場できず悔しい思いをして、リーグ戦に気持ち切り替えて最後に優勝できたのが嬉しかったです。試合に出られなくて悔しい気持ちも味わったし、優勝できて嬉しい気持ちも味わって、両方味わった1年だったなと思います。

高橋:3つありますね。1つ目が3年の大臣杯でスタメンになってチャンスを掴んで、それがきっかけで試合に出られるようになったことです。2つ目は去年の大臣杯の決勝で負けた時で、あの時の感情とか景色とかを目に焼き付けて「次、頑張ろう」と思いました。最後はリーグ戦で優勝した時で、みんなが喜んでいて、みんなのおかげで勝ったなと初めて思えた試合でした。いつもは「チームメイトのおかげで勝った」とはあまり思っていなくて、自分が決めたとか、アシストしたなとか自分が関わっているからこそと思っていました。ただ、あの試合だけはみんなのおかげだと思います。ディフェンス陣も体張って守ってくれましたし。

宗近:でも、健哉のコーナーキック良かったよ。

高橋:俺蹴ったね。

宗近:健哉関わってんじゃん。(笑)

高橋:それでも先制した後押し込まれて同点に、とかもありえたし。こんな強いディフェンス陣とサッカーしたことないなって、チームメートを見て思いましたね。すごいチームにいるなと。

星:優勝した時も嬉しかったですが、1年の時の最終戦が僕の中では、サッカー人生の中でも1、2番に悔しかったです。(対東海大、最終節で昇格を逃した試合)1年で上がってやろうと思って入ってきたので、それで上がれなかったのでかなり悔しかったですね。

宗近:そんな悔しい気持ちあったんだ。

星:俺の中ではかなり落ち込んだ。

宗近:俺は全然落ち込まなかった。

星:ほんとに?来年も2部かって落ち込んだよ。

宗近:でもその時1年だったからな。最後の試合東海とやった時でしょ?俺も点取られたけどそこまでは。

 ‐来年後輩に期待することとメッセージを
宗近:こうやって頑張って上がったので、今度は1部で優勝争いをしてほしいですし、ここでチームとしての価値をあげることと、個人としても1人のサッカー選手としても上を目指して欲しいですね。

高橋:1部優勝争いとインカレ出場、この2つを達成して欲しいですね。

星:1部でもやれる選手が揃っていると思うので、1年目から優勝争いをして僕たちの分も1部で暴れてきてほしいと思います。

宗近:ちゃんと大臣杯にも出て欲しいよね。

星:予選が大変なんだよね。

宗近:今のところ2年連続で出ているので、来年も。

星:健哉がいないから大変だよね(笑)

宗近:たしかに。健哉のおかげで出れたもんね。(笑)

IMGP9618 R R

 

 (取材・編集 安部雅人・佐々木岳,取材は12月中旬)

本企画は

第一回4年生特集第一弾(相馬・三田・四宮)
第二回下級生特集(白石・山田将・富澤)
第三回4年生特集第二弾(宗近・星・高橋)
第四回長山一也監督特集

以上の日程で配信いたします。お楽しみください。

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み