サッカー

【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第15節対慶大 後半攻め立てるも一歩及ばず。スコアレスドローも貴重な勝ち点1を得る。

JR東日本カップ2015関東大学サッカーリーグ戦1部
第14節 対慶應義塾大
2015年9月26日(土) 味の素スタジアム西競技場

前節の敗戦でいよいよ優勝争いが厳しくなった法大。
そんな中迎えた今節の相手慶大は、前期の開幕戦で完敗を喫した嫌な相手だ。
試合は後半に攻め立てるもゴールを奪えずスコアレスドロー。だが強豪相手に貴重な勝ち点を得た。

※掲載が遅れましたことを深くお詫びいたします。

DF R
ディフェンス陣が相手の攻撃を抑えた

試合結果

トータル試合結果

0
 法政大学 
0 前半 0 0
慶應義塾大学
0 後半 0

メンバー

法政大学
監督: 長山一也
慶應義塾大学
監督:須田芳正 
1 GK 富澤雅也 1 GK 宮原隆志
 2 DF 山田将之 2 DF 望月大知
4 DF 柳沢拓希 3 DF 溝渕雄志
9 DF 永戸勝也 5 DF 久保飛翔
22 DF 田代雅也 6 DF 井上大
7 MF 鈴木貴大
→高徳(75分)
4 MF 宮地元貴
8 MF 青島拓馬
→白石(65分)
8 MF 山田融
10 MF 西室隆規
→伊藤(82分)
14 MF 渡辺夏彦
→小谷(84分)
23 MF 黒柳駿 19 MF 松木駿之介
25 MF ディサロ燦シルヴァーノ 11 FW 山本哲平
→手塚(61分)
18 FW 日影健太 20 FW 田中健太
→黄(61分)
サブメンバー
12 GK 林翔太  12 GK 田野稔明
6 DF 伊藤航希 15 DF 山崎晋平
13 DF 内嶺大輝 17 DF 豊川巧治
14 MF 白石智之 13 MF 手塚朋克
19 MF 高徳勇輝 18 MF 小谷春日
31 FW 青柳燎太 7 FW 貴将健
11 FW 高田一輝 9 FW 加瀬澤力

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

戦評

 ここ2試合白星から離れている法大。優勝戦線に残るために、一刻も早い負のループからの脱却が望まれる。そんな今節の相手は慶大。今年の初戦で完敗した強豪相手に互角以上の戦いを見せたが、惜しくもゴールを奪うことはできず。スコアレスドローに終わった。

 前半の法大は防戦一方。「まずは前半は無失点でいこうというゲームプランだった」と長山監督が語った通り、あまり攻勢には出ずに慶大に攻撃を耐え凌ぐ。ボールへの反応が一足早い慶大イレブンに引いて対応したものの、個人でも縦に早い仕掛けで突破してくる慶大に、数はそろっていてもシュートを打たれる場面が続く。ロングボールで裏への飛び出しからチャンスを伺う法大だったが、初のサイドでの起用となったディサロ燦シルヴァーノ(経1)をはじめ前線で多くのファールを取られ、そのフリーキックから再び押し込まれるという悪循環が続く。33分には慶大FW田中健太に中央突破を許し、あわや失点の場面を迎えたが、ここは永戸勝也(スポ3)が懸命の戻りで阻止。1本もシュートは打てなかったものの慶大の猛攻を耐え凌ぎ、後半へと試合をつなげた。

 後半に入ると前半とは打って変わって法大が完全に試合を掌握。両サイドからの崩しでゴール前へ侵入する。完全にギアチェンジした法大に合せて慶大が後ろに引くと、DFラインでボールを回し慶大の前線とディフェンスの間を伸ばすなど、勢いだけではない攻撃姿勢を見せる。65分にはけがで離脱していた白石智之(経4)を投入。頼れるエースの復帰でさらに攻撃は加速。両SBが前線に上がり攻撃に厚みを加え、波状攻撃で何度も慶大ゴールを脅かした。5バックぎみで守る慶大のDFラインをあざ笑うかのようなコンビネーションで後半8本ものシュートを放ったが、最後の最後で精度を欠き結局ゴールラインを割ることはできず。悔やまれるスコアレスドローに終わった。

 後半の猛攻からすれば勝ち点3の欲しい試合だったが、前節までの不調を考えれば非常に良い試合内容だったと言えるだろう。特に白石が復帰し、けがの影響を感じさせないプレーを見せたことは今後の巻き返しを期待させる。このまま調子を上げ、まずは次節の桐蔭大戦を確実にものにして上昇気流に乗りたいところだ。(安部雅人)

監督、選手コメント

長山一也 監督 

―今日の試合を振り返って
前節の内容から改善できた点はあったのですけど、勝ち点3を狙っていたので、満足はしていないです。

―初めからゲームプランとして前半は無失点で、後半から攻撃をという狙いだったのですか
おっしゃる通りで、今日は確実に前半はゼロ(無失点)で、特に入りの15分は徹底して裏に蹴れということを言っていました。不細工なゲームでも良いからそこは徹底してやれと。それをしっかりとやってくれたので、後半にああいうチャンスを作れたと思うのですけど、そこで勝ちきれないというのはまだまだゴール前の質であったり工夫であったりが足りないと思うので、改善していくとより良いチームになっていくと思います。

―後半に入って攻撃が活性化したのは、普段とは何かを変えたというよりも、普段の形に戻したということなのですか
そうですね。前半はある程度ボールを背後に蹴れと言っていたので。ただ後半は相手が前に来てスペースが空くから、バイタルエリア中心に受けろという話をして、それをしっかりとプレーに映してくれました。ただその先でゴールを奪えるようになってれば勝てかなという風に思います。セットプレーを含めて点を取れなかったというのは、悔しさが残りますね。

―ディサロ選手を右サイドで起用していましたが、その狙いは
前線で起用したここ2試合で一本もシュートを打っていなかったので。あと前節ワイドのところで起点が作れなかったので、そこでボールを保持してもらってカットインからのシュートを狙ったりとかを期待して起用しました。もうちょっとできたかなというか、満足はしていないですけど、最後のオフサイドになったシーンとか、運動量含めてまだまだやって欲しいなというところですね。

―白石選手が復帰しましたが
本当は来週合流かなという形だったのですけど、前節終わって次の日に紅白戦をしてその中ですごく良い動きをして、もうやれる状態だったので出しました。時間限定で使おうかなと。

―30分程度の出場というのはあらかじめ決まっていたのですか
もうちょっと短い、15分か20分くらいで見てたのですけど、青島もちょっと運動量が落ちてきていたので出しました。彼はやはり突破もできますし展開もできるので、貴重な戦力だなというのは改めて感じました。ですが欲を言えば点を取って欲しかったなというところですね。

―次節に向けて
今日の引き分けはある程度前向きな引き分けだと思うので、次はしっかり勝ち点3を取れるようにしたいです。ここ3試合勝ち点3が取れていないので、良い準備をしていきたいと思います。

 

田代雅也 主将

―今日の試合を振り返って
前節は自分たちらしさを出せなかったので、(今日の前半は)なんとしても失点ゼロでいこうと話して試合に入りました。前半は下がりすぎていた部分もあったのですが、なんとか耐えてゼロで抑えられたのは良かったです。後半に入っても自分たちは運動量が落ちなくて、逆に相手に隙があったので、そこで1点でも取れたら良かったのですが。それでも前節と違う試合ができたし、改善できたのは評価できます。ですが、優勝を目指していく上ではこういう試合を勝ち切らなくてはいけないとも思いました。

―試合の前半は攻められる時間帯が続きました
どうしても相手がボールを持った時に下がりすぎてしまうシーンや、サイドバックが持った時にサイドハーフが絞り過ぎてしまうことが多かったです。それによってファーストディフェンスが1個、2個遅れて、ボランチとセンターバックの間で持たれるシーンもあったので、両サイドハーフをもう少しチャレンジさせる位置にポジショニングさせるべきでした。それでも前半の終盤はそれの改善がある程度できたとは思います。特に相手の右サイドバックは持ち上がるシーンもあったのですが、青島の位置をちょっと高めにして早めに行かせることでそれを阻止できたと思います。試合の中で少しずつ修正できるようになってきたというのは、良かったかなと思います。

―後半は一転して攻めの時間帯が続きました。自分たちで修正していったのでしょうか。また監督からさらに指示などがあってのことでしょうか
監督から指示もあったのですが、セカンドボールを取れたからですね。前で日影競ってくれたおかげで、そのボールをサイドから展開できたからああいう展開になったし、動きに連続性もあったので、うちは攻め込むことができたのかなと思います。

―ここ3試合勝利がなく、優勝を目指す上で苦しい試合が続いていますが
(この試合は)勝ち点1を取れたことをポジティブに捉えて、次の試合で勝ち点3を取ることが大事だと思うので、そこに向ってやっていきたいと思います。

―次節の桐蔭横浜大戦へ向けて
必ず勝ち点3を取って優勝へ近づけるように頑張っていきます。 

 

白石智之

―今日の試合を振り返って
内容は正直良かったのですけど、ここ2試合勝ていなかったので、何としても勝ち点3が欲しかったです。勝てなくて残念です。

―途中出場でどのような指示を受けましたか
流れを変えて、点を取って勝ちに貢献しろと言われたのですが、最後の最後で決められなくて残念です。

―後半多くのチャンスを作りだしましたが、決められなかった要因は
相手が引いていたというのもあると思うのですが、自分たちが最後足が止まっていたり、シュートの質やパスの質がまだまだ足りないなと感じました。

―個人的に良かったプレーは
僕がボールを持った時に相手の足が止まっていたので、積極的に仕掛けられました。今日はボールも足についていたので、そこが良かったなと思います。

―次節へ向けて
上位に行くためには次は絶対に勝たなきゃいけないと思います。今日は良い内容だったので、このまま続けて次は点が入れば勝てると思うので頑張っていきたいです。

 

山田将之

―今日の試合の前半を振り返って
ちょっと苦しい時間は続いたのですけど、ここ最近の試合に比べたら自分たちの思い通りの前半だったなと思います。しっかりゼロで抑えられたので。自分たちの守備ができていれば流れがこっちへ傾くと思ったので、押されてる感じもありましたが、自分たちの思い通りの前半でした。

―前半から後半へはどう切り替えたのか
ハーフタイムに、前半しっかり無失点で抑えられて、後半絶対にチャンスがあると言われていました。そこでやはり自分たちが点をとるっていう共通意識はあったのですが、取りきれなかったので、そこは今後の課題かなと思います。

―後半のセットプレーで永戸選手と何を話していたか
相手がゾーンディフェンスだったので、点でというよりも、自分に合わせてくれということと、こういうボールを蹴ってくれっていう要求をしました。

―慶大の印象は
全員が一体となって共通理解ができていて、迫力もありました。さすが連勝しているチームだなと。その相手を無失点で抑えられたというのは、今後の試合に自信として活かしていきたいと思います。

―今日のコンディションは
ここ最近本当にパフォーマンス的にあまりよくなかったです。今日の試合は原点に戻ってディフェンスからしっかりやろうと思っていたので。そういう面ではここ最近の試合に比べればいいパフォーマンスができたのかなと思います。

―次節に向けて
ここ最近勝てていないので、何としても得点をとって勝てるように、と応援してくださっいる人たちを笑顔にできるように頑張っていきたいと思います。

 

永戸勝也

―今日の試合を振り返って
先週、情けない負け方してから一週間しっかり準備をしてきました。内容はかなり良かったのですけど、勝ちきれないのは自分たちの力が出し切れてないからだと思います。

―前半は守備的に入っているように見えましたが
自分の裏を狙ってくるのはわかっていたので、失点しないために抑えたというわけではないのですけども、あまりリスクは犯しませんでした。

―白石選手と試合前に何か話をしましたか
1年の時から一緒にやっているのでそんなに話すことはなかったのですけど、やはりボールを持てる選手なのですごくやりやすくなりましたね。

―完封という結果について
無失点ならば負けることはないので、これをベースにしていこうと思います。

―ロングスローの判断について
時間帯と場所によって決めます。田代選手とコミュニケーションをとって投げますね。

―試合後のチームの雰囲気は
内容は良かったので、悪くはないのですけど、やはり勝てなかったというのがどこかにあるので素直には喜べないですね

―次節に向けて
桐蔭大には今季2勝しているのですけど、そんな簡単には勝てないと思うので今日の試合をベースに勝ちきれればいいと思います。

フォトギャラリー

  • DF Rディフェンス陣が相手の攻撃を抑えた
  • dhisaro Rサイドでの出場となったディサロ
  • shiraishi R復帰した白石は途中出場で攻撃を活性化
  • nagato Rサイドからチャンスを作った永戸
  • tashiro R相手選手と競り合う田代
  • suzuki Rドリブル突破を図る鈴木
  • nishimuro R途中交代となった西室はけがが心配される
  • takatoku R鈴木に代わって出場した高徳
 

 

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