サッカー

【サッカー】第22回 東京都サッカートーナメント学生の部 準決勝対早大 終了間際に落とし穴…セットプレー2発で敗れる

第22回東京都サッカートーナメント学生の部 準決勝対早大
2017年3月22日(水)
法政大学多摩キャンパス城山サッカー場

サッカー部のシーズン初戦は東京都サッカートーナメント。長山体制4年目となる今季は、ホーム城山での幕開けとなった。試合は青柳燎汰(現2)のペナルティキック(PK)で先制するも、セットプレーから2失点し敗戦。昨季2部降格の早大から勝利することはできなかった。

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試合後、悔しさを滲ませる選手達

試合結果

トータル試合結果

1
 法政大学
1 前半 1 2
早稲田大学
0 後半 1

得点経過

時間大学得点者
7分 法政大学 青柳燎汰
19分 早稲田大学 安田壱成
90分 早稲田大学 石川大貴

メンバー

法政大学
監督: 長山一也
21 GK 長島卓哉
17 DF 武藤友樹
3 DF 前谷崇博
2 DF  加藤威吹樹
8 DF 奥村宣彦
14 MF

土橋優樹

→長倉(86分)

15 MF 下澤悠太
25 MF

紺野和也

→上田(慧)(90分)

13 MF

末木裕也

→ディサロ(HT)

11 FW 青柳燎汰
18 FW 松澤彰
サブメンバー
1 GK 関口亮助
23 DF 橋本陸
24 DF 黒崎隼人
4 MF 渡辺淳揮
6 MF 長倉颯
10 MF 上田慧亮
9 FW ディサロ燦シルヴァーノ

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

 

戦評


法大は昨季の3バックからシステムを変え、4-4-2のシステムでこの試合に臨む。4年生3人が抜けたセンターバックには前谷崇博(スポ2)と加藤威吹樹(経1)が入り、最前線には長身の松澤彰(現2)が青柳燎汰と2トップを組んだ。

その松澤をターゲットに、チャンスをうかがう法大。開始7分、いきなり試合が動く。左サイドでオーバーラップをかけた奥村宣彦(社3)が相手DFの間に侵入すると、相手右サイドバックがファウルを犯しPKを獲得。これを青柳が落ち着いて流し込み、幸先の良いスタートを切る。しかしその後はピンチの連続。12分と15分のピンチはGKの長島卓哉(スポ1)の飛び出しと、相手のシュートミスに助けられたが、19分にセットプレーから得点を許し、試合はあっさり振り出しに。その後も押し込まれる時間が続き、ボールを奪っても早大の素早いプレスに苦戦を強いられる。31分には自陣でのパス回しでミスが生じ、鈴木(裕)のシュートにヒヤリとさせられた。法大の1列目と2列目の間で早大のボランチを自由にしてしまい、中央に絞ってボールを受けに来るサイドハーフへの対応も遅れる。結果的にバイタルエリアで幾分かの自由を与える形になったが、強度の高いプレーと集中力を保ち、付け入る隙を与えない。しかし攻撃では形が出ず、悪い流れのままハーフタイムを迎える。

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PKを獲得した奥村(左)とそれを決めた青柳


末木裕也(スポ1)に変えてディサロ燦シルヴァーノ(経2)を投入して迎えた後半。47分に紺野和也(現1)がバー直撃のシュートを放つと、54分にもサイドで複数人を絡めた小気味良いパスワークから、ディサロが抜け出してチャンスを作る。松澤に加えてディサロもターゲットとして機能し、手数をかけない速い攻撃で流れを引き寄せた。62分には後方からのロングボールを収めたディサロがそのままゴール前に運び、GKと1対1になる決定機を迎えたが、好セーブに遭い得点とはならない。直後にも紺野のクロスをファーサイドで合わせたが、枠を外れた。後半は守備の時間は殆どなく、カウンターの芽は両センターバックがしっかりと潰して試合の流れを渡さない。しかし、最後の最後で悪夢が待っていた。90分、早大が紺野からボールを奪うと一気にカウンター。この局面は前谷が決死のカバーリングを見せて免れたが、直後のコーナーキックをゴール正面で合わされ失点。残ったアディショナルタイムはあまりにも少なく、反撃する時間は残されていなかった。後半は優勢に試合を進めていただけに、もったいない敗戦となった。


昨季は出番の少なかった選手も躍動した。センターバックの前谷は競り合いの強さで引けを取らず、フォワードの松澤は得点まであと一歩というシーンが惜しまれる。前半は流れが悪かったが、後半でしっかりと修正して戦えたのは収穫と見てよいだろう。今季は「組織」で戦うことが重要だと長山一也監督は話す。2部から昇格して今季で1部3年目。チームは着々と順位を上げてきた。昨季の5位よりも上にいくためには、これまで以上に結果にこだわる必要がある。開幕までは残り1カ月。最高のスタートを切るために最善を尽くす。(下田朝陽)

監督・選手コメント

長山一也監督

-試合を振り返って
セットプレーの所はスカウティングもしてきたので残念です。これが力かなと感じています。

-前半は受け身になってしまいましたが
前線の選手でしっかりと収められなかったというのと、後ろのビルドアップでもう少し質を高くやる必要がありました。全部蹴ってしまう状況だったので、もう少し早くポジションをとるだとか、というのをやれなかったのが原因だと思います。後は最終ラインが不安定で割り切ってやるというのがあったので、そこは改善できると思います。

-後半は組織として連動したプレーが多かったですが
ディサロが入ったのが一番の要因だと思います。彼の所は収まりますし、距離感が良くなってボールが落ち着く状況を作れました。もう少し遅れて出そうと思っていたんですけど、スムーズに入ってくれたと思います。点をとれそうな場面もあったので、そこは課題ですね。

-昨季はあまり出番のなかった松澤選手をターゲットに90分間戦いましたが
天皇杯に向けての準備の段階で、彼は良いパフォーマンスを出していました。収まるシーンもそうでないシーンもありましたが、もっとやれる選手だと思います。シュートにいけていない事も含めて、リーグ戦でも鍛えながらやっていきたいです。

-センターバック2人に関しての評価は
今日は集中してやってくれました。GKのキックのが少し不安定でバタバタしてしまったんですけど、それをカバーする意識もありましたし、よくやったと思います。ただ、昨季に比べればまだ力は劣るので、これをベースに頑張ってくれればと思います。

-リーグ戦に向けて
早々に負けてしまったので公式戦はないですけど、約1か月あるのでしっかり準備をして臨みます。リーグ戦では悔しい思いではなくて、良い思いができるようにやっていきたいです。
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長山監督は選手たちの奮起に期待している

奥村宣彦

-試合を振り返って
自分たちは弱いチームだと実感したゲームでした。

-後半はうまく戦えましたが
レレ(ディサロ)が入って、中盤で収められるようになったのと、監督からも「開いて繋げ」と指示があったのでそれを守ってプレーしました。ただ、あの時間帯に失点してしまうのは、本当に力がないなと思います。

-積極的なオーバーラップが得点に繋がりましたが
自分はサイドバックなんですが、特徴はスピードに乗ってドリブルすることなので、1点目の場面ではそれが出たかなと思います。ただ、今日はあの1本だけしか良いプレーができなかったので、そこは課題です。

-ヘディングの強い2トップに対して、サイドからのクロスがもう少し必要かと思いましたが
今日はそれをもっとやりたかったですね。試合に出るからには責任をもってやらないといけないと感じていますし、今後はクロスをもっと練習していきたいと思います。

-センターバックの2人に対しては
キャプテンだったというのもありますけど、常に2人を意識してやっていましたし、後ろ4人は集中してやっていこうと心がけてプレーしていました。

-リーグ戦に向けて
今日みたいな負け方をしていたら、目標には届かないと思います。しっから練習で修正をして、強い法政になれるように頑張ります。
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キャプテンマークを巻いての出場となった

フォトギャラリー

  • a R奥村は良い仕掛けで先制点のきっかけに
  • c R相手DFと競り合いながら裏に抜ける末木
  • d Rインターセプトした加藤がそのままオーバーラップ
  • e R土橋は縦横無尽に走りぬいた
  • g Rディサロは後半頭から出場
  • h R松澤は献身的なチェイスを繰り返した
  • j R右サイドから紺野が仕掛ける
  • k R試合後、悔しさを滲ませる選手たち
  • aa先制点を奪い歓喜の輪ができる
  • aaa前谷はセンターバックとして安定したプレー
  • aaaaa下澤はプレースキッカーを務める
  • aaaaaaaaa青柳は後半から左サイドでプレーした
 

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2017-06-267 R

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