シーズン開幕!惜しくも表彰台逃す 2011東京選手権大会/フィギュア

2011東京フィギュアスケート選手権大会
2011年10月8日(土)~10日(月)
会場:ダイドードリンコアリーナ

 本格的なフィギュアスケートのシーズンがついに幕開けた。法大からは男子シニアに1名選手が出場。法大フィギュア部門は現在男女1名ずつ2名の選手で成り立っており、少数体制ではあるが、両選手ともAクラスに名を連ね、ハイレベルのなか戦っている。今季は上位を狙えるか。

高いジャンプが魅力の村山

試合結果

総合成績

 選手名順位得点詳細
男子シニア  村山 光  総合4位 116.15点 SP46.12点③ FS70.03点⑦

*SP…ショートプログラム、FS…フリースケーティングのこと
*得点横の数字は、SP、FSごとの順位

ジャンプの課題見られたフリー

 「緊張して足がガクガクだった」。そう話しながらも、ショートプログラム(以下ショート)後、軽やかな表情を浮かべた村山。大学1年時から法大唯一の男子Aクラスの選手としてハイレベルの戦いの中、切磋琢磨してきた。昨シーズンは得点がなかなか伸びず、インカレでも悔しい結果に終わっているが、今シーズンは上位入りを狙いたいところだ。
 大会1日目に行われたショートでは、最終滑走を担った。曲目は昨年と同じく「トッカータとフーガ」。シーズンが開幕したばかりとあってか、前の選手が転倒やジャンプでシングルになるなどミスをする中、村山は堂々とほぼノーミスの演技を見せた。入りのトリプルルッツを高く着氷もしっかりと決めると、コンビネーションジャンプ、ダブルアクセルも確実に飛び、すべてのジャンプを成功させる。スピンでもフライングシットスピンの評価が高く、レベル3を獲得。終盤のコンビネーションスピンでは少し勢いがなくなったが、滑り切り、46.12点と10人中3位の好位置に付けた。
 
 そして、中1日挟み、行われたフリースケーティング(以下フリー)。村山の滑走は、第2グループの1番手。今シーズンからフリーはプログラムを新しくし、衣装も鮮やかな青い衣装を身にまとった。曲目は楽しいナンバー、「ラプソディーインブルー」。入りのトリプルルッツ、ダブルトーループのコンビネーションジャンプを成功させ、ショートの勢いのままに行くかと思われた。しかし、その後のジャンプで着氷の乱れが目立った上、回転がシングルに、転倒するなどのミスが相次ぐ。楽しい曲らしい、流れるようなステップを踏み、再び3回転ジャンプを成功させたが、後半は失速してしまう。ステップやスピンもショートほどの評価はもらえず、ジャンプでのミスが響き得点が伸び悩んでしまった。
 フリーだけの順位を見れば9人中7位(フリーは東洋大・板井選手が棄権)という成績で、村山自身も「(内容が)悪かった。ショートと同じことしかできなくて、練習不足だった」と振り返る。ショートに重点を置いた練習をしてきたことで、フリーでは不安要素を残したまま残念な結果に終わったが、今後控えるのはフリースケーティングのみが行われる東日本学生選手権大会(東インカレ)だ。約2週間後の大会に向けて、「(フリーの)曲を多めにかけてしっかり練習したい」と意気込んだ村山。どこまでジャンプの完成度を上げられるかが課題だ。(酒井 加奈)

選手の試合後のコメント

村山光選手(3年)

*SP後

―試合を振り返って
吐きそうになるくらい緊張しました。思ったより悪くはなかったけど、良くはないね。とりあえず緊張が…。足がガクガクした。

―3位という好順位について
良いと思います。(こんなにSPで順位が良いのは初めてですか?)いや、ほとんどこのくらい。この2人(上位2名)は抜けない。もう1つ下でもおかしくないくらい。

―男子唯一のジャンプノーミスですが
でも調子は良くないです。ノーミスだけど…。ジャンプは満足いかない。(回転)足りないと思った。

―後半の疲れは
後半は疲れてはないけど、足はガクガクした。緊張によるもので安心しました。(ジャンプで)転ばなかったし。

―フリーの見所は
最初にジャンプが7個入ってて、普通は点数が上がる後半に入れたりするけど、前半に7個入ってます。最初ですね。

―FSへの意気込みを
滑走順が1番なので…2グループ目の1番(全体では9人中6番目)で最初なので頑張ります。

*FS後
―FSを終えていかがですか
コーチに情けないと一蹴されました。最悪…というか悪かった。ショートと同じことしかできなくて、練習不足でした。

―練習はどのくらいしていたんですか
8:2くらい、気持ち的には。夜の練習ではなるべくかけているけど、出れない日もあるので。

―新しいプログラムにしっくりきていないことは
そんなことはないです。曲は自分で選んだので気に入っているし。ジャンプ…エッジ系に不安要素しかないです。飛べない確率が高いので。(ショートが良かっただけにショックは大きいですか)ショックはでかいです。フリーだけ見たら7位なので。

―最後に東インカレに向けて
(東インカレは)フリーだけなので、思いきり曲をかけて、しっかり練習したいと思います。

 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み