シーズン開幕!服部が表彰台へ! 東京都選手権/フィギュア

東京都フィギュアスケート選手権
日時:2012年10月7日(日)~8日(月)
会場:ダイドースケートアリーナ

12月下旬に行われる国内最高峰の大会、全日本選手権。念願の全日本出場へ向け、まずはブロック予選が始まった。法大からは、村山・服部・渡部がエントリー。そして、服部が3位という好成績を残し幸先の良いスタートを切った。

賞状を手に笑顔を見せる服部

試合結果

総合成績

 選手名順位得点詳細
男子シニア  服部 瑛貴①  3位 150.46点(SP48.46④、FS102.02③) 
  渡部 幸裕①  4位 148.42点(SP47.19⑤、FS101.23④) 
  村山 光④  6位 137.30点(SP46.77⑥、FS90.53⑥) 

*名前の後の数字は学年
*SPはショートプログラム、FSはフリースケーティングの略
*SP・FSの得点の後の数字は順位

 7日に行われたショートプログラム(以下ショート)。法大陣のスタートを切ったのは村山。今季はショートのプログラムを『the God father』にし、それに合わせ衣装もスーツ仕様に変更した。最初のトリプルサルコウを見事着氷させると、続くコンビネーションジャンプも成功させる。「ショートは良かった」と振り返るように、ジャンプ・スピン・ステップのいずれも安定感のある演技を披露した。続く服部は、冒頭のジャンプがダブルループに抜けてしまうも、その後は立て直し成功させる。また、曲がフラメンコ調となる後半では、観客を誘うステップで会場を魅了した。法大の中で最後に出場した渡部は、冒頭のコンビネーションも含めすべてのジャンプを成功させると、タンゴの曲調に乗りながら長い手足を生かした大きくのびのびとしたステップを見せる。ステップの得点が伸びずさらなる向上を課題に挙げたが、大きなミスをすることなく終えた。ショート終了時での順位は、服部・渡部・村山の順で4・5・6位。翌日のフリーへ向け、表彰台への望みを残した。
 そして、翌日の8日に行われたフリースケーティング(以下フリー)。完璧な演技で会場を沸かせた佐々木(明大)の後に、村山がリンクに上がる。冒頭の高さあるトリプルルッツを着氷させると、続くトリプルサルコウ、コンビネーションジャンプも成功。中盤は回転不足などジャンプの乱れが出てしまったが何とか立て直し終盤へ。勢いはやや落ちるも踏ん張り、最後はコンビネーションスピンで締めくくった。村山に続いて登場したのは渡部。冒頭のトリプルフリップは転倒してしまったが、その後は高さのあるコンビネーションジャンプを披露。ダブルループは回転不足となったが、ジャンプを得意としているだけに全体的に高さのあるジャンプを見せた。そして、激しくなる曲調に乗せてステップを披露。5月に行われた春関では後半失速してしまっていたが、夏場のトレーニングの甲斐もあり、今回は最後までスピード感ある演技を見せた。そして、最終滑走となった服部。「すごく緊張した」と話し、3回転がダブルに抜けるミスはあったものの、ほとんどのジャンプで加点をもらった。また、服部のポイントと言えば芸術面。会場の手拍子に合わせ、曲調をしっかりと捉えたステップを披露した。演技構成点の高さを見ると12人中2位。演技終了後は、服部の演技に魅せられた女性からの黄色い歓声がしきりに飛んだ。
 最終順位は、総得点150.46点の服部が3位となり表彰台に上がった。4位には、148.42点の渡部がつき、村山は137.30点で6位だった。シーズン初戦でのこの成果は、今後に向けて弾みのつくものになっただろう。続くは東日本インカレ、東日本選手権。各試合で一歩ずつ課題を修正していけば、念願の全日本出場もそう遠くはないはずだ。

試合後の選手のコメント

村山光選手(文4)、服部瑛貴選手(文1)、渡部幸裕選手(通信1)

ー今大会を振り返って

服部:3回転はダブルに抜けちゃったりとかもったないないミスが多かったので、そういうところを東日本インカレなど次からの試合では回転はちゃんとして、できることをもっとしていこうと思います。
(フリーは最終滑走でしたが緊張の程は?)
服部:はんぱじゃないですよね。でも、今まではずっとリンクの裏で待機していたんですけど、今回は待ち時間を外で過ごして気分転換もできたし、他の選手の演技は見なかったので自分の演技だけに集中してできたのはすごい良かったと思います。
渡部:前の関カレよりもこの夏のおかげで遥かにスタミナがついたと思うので東インカレに向けて、今度はスピンでももったいないミスが多かったので修正していきたいと思います。
村山:ラストシーズンなので一戦一戦頑張って、今年の夏頑張った甲斐はあったんじゃないかなって思うんで10月は大会続くんで、少しずつ成長できればいいかなと思います。

ーシーズン始まるまではどのようなことに重点を置いて練習をしてきましたか

服部:体力と体力と体力と……。体力の面に意識して練習してました。練習内容も、半分以上スケーティングや陸上の練習とかすごくしてきたので、ジャンプだけでなくスタミナ重視で練習してきました。
渡部:(服部選手に)言いたいことは全部言われてしまいました(笑)ほんと走りこみました。陸上選手かっていうくらい走らされました。トレーニングも多かったです。
村山:僕は、スピン8割ジャンプ2割で、もうスピンばっかりやってました。

ー前日のショートプログラムを振り返って

服部:ミスはひとつあったんですけど、3回転-3回転は狙ってるんで、昨日は3回転-2回転だったのでそこの目標とループ抜けることが多いし、今日もなんですけどダブルになっちゃうのはなしにしていきたいなと。全日本だとそういう試合は難しくなってしまうので。ショートの反省点は、ダブルループを抜けないようにすることです。
渡部:ショートはジャンプ締めれたので、ステップがレベル1だったのでレベル2・3もらえるように練習するのみです。
村山:僕はショートは言うことあまりないですね。良かった、完璧でした。ただ、スピンが取りこぼしが1個あったのでその1個を取ってあとジャンプを頑張って、後輩に負けないように頑張りたいです。

ー次の東日本インカレに向けて意気込みを

服部:3人そろっているし、強い法政でラストシーズンの村山光先輩に良い成績を残して引退してもらいたいなと思っているので、後輩としてできることを一生懸命やりたいなと思います。
村山:持ち上げるねー(笑)
渡部:あのリンク(東大和スケートセンター)であまり良い思い出がないんですけど、足を引っ張らないように頑張ります。
村山:初めて3人いるんでね、明治は5人いますけど結果は上位3人なんで真ん中狙って頑張ります。後輩に負けないように先輩の意地を見せて。でも、そのあとの東日本のほうがみんな大事かなって。東インカレは出ればみんな通れるから、東日本につながるように3人で頑張っていきたいと思います。

 
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2017-06-267 R

定期購読の申込み