【スピード】SBC杯大20回全日本スピードスケート距離別選手権大会

SBC杯大20回全日本スピードスケート距離別選手権大会
2013年10月25日~27日
長野県エムウェーブ

五輪代表、実業団、学生、全てのスピードスケーターにとっての開幕戦であり、W杯とユニバーシアード代表選考も兼ねている今大会。昨年と同様に法大からは5人の選手が出場した。

ユニバーシアード代表に選ばれた中村

試合結果

個人成績

種目成績選手名記録
500m 8位 中村駿佑

71秒64

(①35秒87②35秒77)

16位 藤野裕人

72秒52

(①36秒21②36秒31)

1000m 6位 中村駿佑 1分11秒40
7位 藤野裕人 1分11秒52
16位 三輪準也 1分12秒09
1500m 4位 三輪準也 1分49秒78
12位 佐藤裕斗 1分51秒53
36位 大槻貴弘 1分51秒115
5000m 15位 佐藤裕斗 6分46秒97
39位 大槻貴弘 7分09秒37

戦評

 スピードスケートのシーズンが幕を開けた。
 法大から出場したのは、主将・中村駿佑(営3)、大槻貴弘(法3)、佐藤裕斗(営2)、藤野裕人(文2)、三輪準也(営2)の5人。 
 中村は500mと1000mに出場。500mでは2回とも35秒台をマーク。昨年よりもタイムと順位は落としてしまったが、日本を代表するトップスケーターが多く出場する中、安定した走りを見せ8位につけた。1000mでは始めの200mを25秒台で入るなど最初からスピードに乗り、1分11秒40で滑りきった。この結果1000mでは、全体で6位、学生で3位に入った。大槻は、出場した1500m、5000m共にタイムが思うように伸びず、順位も落としてしまい、今大会は不本意な結果に終わる。 佐藤は1500m、5000mに出場。「良い仕上がりになった」と言うように、2種目で自己ベストをマークし好調さがうかがえた。自信が課題にしている後半のスタミナ不足を今後改善していけば、さらに記録は伸びそうだ。  藤野は500mと1000mに出場。500mでは目標としている35秒台には届かなかった。さらにスタートの遅れが響き合計タイム、順位ともに昨年を下回る。中距離を得意とする藤野は、1000mで後半に粘りの滑りをみせ、中村に次ぐ全体で7位、学生で4位と自信を深める内容だった。 三輪は1500mと1000mに出場。1500mは1分47秒78と、昨年を上回るタイムを残し見事4位を獲得。しかしながら、三輪自身「良い滑りができていない」と感じており1000mでは思うようなスケーティングが出来ず、16位と沈んだ。
 閉会式後にユニバーシアード代表が発表され、法大からは500mと1000mで中村、1500mとチームパーシュートで三輪が選出された。ユニバーシアード冬季競技大会 は、今年12月11日から21日までイタリア・トレンティーノで行われる。(山崎美香)

選手のコメント

中村駿佑

―今日の1000mの結果については
こんなものです、実力が。

―出し切った感じですか
練習通りやれば優勝できるかなっていう感じだったんですけど。600mまでは良い感じで、でもあと1周で「行ける」って気持ちがはやまって、練習通りの滑りが出来ませんでした。まだまだ(上に)行けると思うんですけど。今はあんなものです。

―練習では10秒台も出ていたのですか
そうですね。練習ではみんな滑って、風が巻いていたりするんで。でも10秒頭は出る予想だったので物足りないでうすけど。今出せる全力を出した結果なのでしょうがないです。

―昨日の500mについてはいかがでしょう
先週のトライアルでで散々だったので。なんとか1週間でギリギリ持ってきたという感じなので、昨日の500mに関してはまあまあ満足です。

―コンディションは
昨日、今日は良かった方だと思うんですけど、先週の(タイムトライアル)でメンタルがやられていたので。気持ちが乗っていけなかった部分があるので、その辺の兼ね合いがちょっと難しいですね。

―身体の調子が良くても気持ちが乗ってこないと結果は出せませんか
そうですね。先週のタイムとか考えちゃったりして、気持ちが落ち込んでいたりしたので。まあでも年末(五輪選考会)があるので、今回W杯行く人たちに枠を取ってきてもらって、年末は悔しい思いをしてもらおうかな、と。

―今大会が開幕戦でした。楽しみでしたか
シーズン入って滑り始めは「早くやって欲しい」って思っていたんですけど、今はそうでもなかったですね。もうちょっと時間が欲しいというか。やっぱり(コンディションを)合わせるのが難しいです。みんな海外とかに行って1,2か月も早く滑りだしているので。その差を埋めるのが大変で、でもそれは言い訳になるので。

―今年初めて滑ったのはいつですか
最初7月に滑ったんですけど、6月の下旬に腰の骨を折って。まともに滑ったのは8月後半くらいです。

―現在の腰の状態は
治っているんですけど、500mとかを全力で走ると次の日は痛いですね。

―腰のどこの骨を折ったのですか
太いところからちょっとはみ出てる大突起というところが2本。ショートトラックの練習をしていて転んで、マットがあったんですけど薄くて。衝撃で折れました。

―休学していると聞いたのですが、けがの影響ですか
いや、違います。オリンピックシーズンなので本気で取り組もうかなと思って。

―夏場はどんなトレーニングをしてきましたか
基準を1000mに置いていたので、長い距離を走り込んだり、瞬発系のトレーニングを取り入れたり。持久力を高めることに夏場は集中しました。結果、500mはあまり伸びませんでしたね。

―今シーズンはやはり五輪選考会が一つ大きな目標ですか
そうですね。でもユニバ(ユニバーシアード)もあるので。やっぱり1度世界で勝ちたいですね。世界で表彰台に乗ってみたいですね。ジュニアでも1回も乗れなかったので。

―今後の課題を教えてください
とりあえず後2カ月で100mと速くなります。10秒00で8位に入っているなんで珍しいと思うので。ラップは出るので、100m速くなって、500mも1000mも狙います。

大槻貴弘

―今日のふり返って
レースをあんまり良くないですね。

―良くなかったのはそういった点でしょうか
今年あまり調子が良くないというのもあるんですけど、後半に落ちてしまったので

―今日が開幕戦でした
あまり調子が良くなかったので。ここまでに合わせないといけなかったんですけど、あんまり戻ってこなくて。少し不安で臨みました。

―夏場はどんなとレーニング
夏場はランニングと室内用の自転車で。あとはウエートをたまにやるくたいで。

―ロードバイクを使った練習もしているのですね
スケートと筋肉の使い方が近いので。

―次のジャパンカップに向けて
徐々に調子を上げていけたらいいです。

―今シーズンの目標はありますか
インカレで2連覇できるように、ポイントを稼げるように頑張りたいです。

佐藤裕斗

―調整の方はうまくいきましたか 
先週よりは体も動くようになって良い仕上がりになったと思います。 

―1500mのタイムについて タイムとしては自己ベストだったので良かったですけど、同走には勝ちたかったです。 

―5000mのタイムについて 
去年から課題にしていた残り5回(5周)っていうのは少しでも去年よりかは良くなったと思います。最後のあがりでみんなと勝負できないスタミナが課題です。 

―同時に滑っていた明治大学の小川選手は意識しましたか 
かなり近いところで戦っている存在なので、気にせざるを得ない相手です。 

―緊張はありましたか 
ユニバーシアードの選考があるので、緊張はすごくしました。その中でも小川とかに勝っていかないといけないので、そういうライバル意識で緊張しちゃったりしました。 

―僅差で敗れてしまったことについて 
悔しいです。 

―夏はどのようなことに取り組みましたか 
後半につながる体力を維持できるよう心掛けて練習しました。 

―1日どのくらい滑りますか 
滑るのは2時間くらいです。 

―成果は出たと思いますか 
はい。自己ベストが出たので。 

―今シーズンの目標 
インカレ2連覇します!

藤野裕人

―今大会を振り返って 
昨日の500mは去年より良くなかったですけど、自分の得意なのは1000mなので気持ち切り替えて今日滑れたので良かったと思います。   

―この大会はユニバーシアードなどの選考会も兼ねていましたが 
ユニバーシアードは出たいなあと思って意識はしていました。このあと閉会式で発表があるんですけど、ちょっと厳しいと思います。大学生は中距離陣のレベルが高くて、今日2位で表彰台入りしたのも大学一年生で、その中で勝ち進んでいくのは難しくて、そこで上位に食い込めないと世界では戦えないので、良い勉強になりました。 

―500mについて 
35秒台を目指していたんですけど、自己ベストにも届かなかったです。36秒2と36秒3っていうタイムで、自分はスタートが遅くてそこの差で負けているので、これからはスタートの練習をしていかないとなと思います。 

―1000mについて 
500mはスタートが遅かったんですけど、1周のラップ自体は出ていたので、1000mもその調子でいけばラップは出るかなと思って滑っていました。500mと同じくらい出ていたので良かったです。  

―藤野選手は後半に伸びるタイプですか 
自分はどっちかというと中距離型なので、後半に短距離の人よりか戦えないと…。そこが勝負どころなので、そこは意識しているといえば意識しているところです。   

―学生で4位という結果についてどのようにとらえていますか 
自分より上の三人は全員W杯を経験している選手なので、やっとその域にも達してきたのかなって、ちょっと自信にはなりました。 

―調子の方はどうでしたか 
10月に体を合わせるというのが難しくて、2月とか3月みたいに万全な状態ではないですけど、そこに合わせる力がないといけないですね。でも、悪くはなかっと思います。 

―課題は見つかりましたか 
やっぱりスタートですね。今日の1000mも200m自体が遅かったです。あと、ラップがみんな25秒とかで入っていて、自分は26秒なので25秒で入れるようになりたいです。 

―どういった気持ちでいつもレースに臨んでいますか 
緊張もあるんですけど、レース前に気負ってもどうしようもないので、自己ベスト出そうとか楽しもうとか思っています。  

―ライバルにしている選手はいますか 
先輩でもある中村先輩もそうですし、あと三輪と、今日2位だった近藤太郎(専修大)と大和田先輩(北翔大)とかですね。学生強いので、どうせインカレでも戦うことになるので頑張りたいです。 

―夏はどういうことを意識して練習しましたか 
後半足が動くようにパワーマックスとか乗ったりして練習していました。 

―成果は感じますか 
ラップが去年よりちょっとずつ早くなっているので、そこは成果なのかなって思います。 

―今シーズンの目標 
まだユニバーシアード選ばれるかわからないですけど、選ばれたらユニバーシアードをしっかり頑張りたいです。選ばれなかったら、学生選手権とインカレとかが残っているので、表彰台1位を狙っていくつもりです。学生はユニバーシアードでいなくなる選手もいるので。あと、インカレで初優勝したので、もう一回勝って2連覇したいです。

三輪準也

―大会を振り返って 
もう何も言えないです。とっても悔しいです。 

―1500mでは全体で4位という好成績だったと思うのですが 
順位とタイムはまあまあなんですけど、オリンピックに行くには少し足りないし、自分の中でもあまり良い滑りができていないです。満足はしていないです。 

―具体的にどういった部分が満足できなかったのでしょうか 
コーナーがうまく回れていなかったところとか、技術的にあまり良い部分がなくて、滑っていてもスピード感もあまりなかったです。感覚が特に悪かったです。 

―1500mの時点で今回はあまり良くないと感じたということですか 
そうですね。調整を結構失敗していたので。 

―藤野選手が10月に調整するのは難しいとおっしゃっていましたが 
はい、まだ仕上がってこないですね。12月にオリンピック選考会があるので、そこはもっとしっかり悔いのないように走りたいです。 

―オリンピックはやはり視野に入れているのでしょうか 
オリンピックにいければ他全部ダメでもいいです。ここで悔しい思いできたので良かったです。 

―1000mで良かったことはありますか 
もうなーんにもないですね(笑)最初から最後まで最悪でした。 

―中村選手、藤野選手が直前に良いタイムで滑っていたことは意識しましたか 
そんなに意識はしていないです。近藤(専修大)は意識していました。 

―ライバルはいますか 
今年からはできるだけ他人を気にしないようにして、自分の自己ベストを更新することを目標に頑張っています。 

―1000m、1500mの目標タイムはありますか 
1500mは1分48秒5で1000mは1分10秒80がオリンピック基準タイムです。これを切りたいです。 

―今大会1日空の日があったと思うのですが、何をしていましたか 
普通に1000mに向けて調整していました。 

―大会パンフレットに三輪選手が5000mに出場すると記載されていましたが 
高校生とかが速くなってきてしまって、それ見てて自信なくして棄権しました。元々メインではなかったので。 

―専門の距離は 
1000mと1500mです。 

―改善点は 
ちゃんとできるように…ちゃんと練習したいです!今年は頑張っている方だと思うんですけど、やっぱり誘惑に負けてしまってサボってしまうことも多いので。今から頑張ります! 

―夏はどういったことに取り組みましたか 
遊んでいました。 

―今シーズンの目標は 
オリンピック出場です。 

―ユニバーシアードは意識していますか 
行きたいなあとは、行けたらいいなとは思います。あとは選考次第なので。今日失敗しちゃったので、どうなるかわからないです。

 
 
 

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