スケート
 

【スピード】第34回全日本学生スピードスケート選手権大会 2日目

第34回全日本学生スピードスケート選手権大会
2014年12月11日(木)~12日(金) 
群馬県立総合スポーツセンター伊香保リンク

第34回全日本学生スピードスケート選手権大会2日目。1日目終了時点で表彰台圏内にいる三輪と中村は2日も勢い衰えず、三輪はAR(総合)部門優勝、中村はSP(スプリント)部門で準優勝を飾った。

AR部門初出場で王者に輝い
た三輪

試合結果

SP(スプリント)部門

種目順位選手名タイム
500m② 4位 中村隼人 36秒60
6位 阿部啓吾 36秒86
35位 大槻貴弘 38秒76
1000m① 2位 中村隼人 1分13秒12
11位 阿部啓吾 1分15秒94

※SP部門…500mと1000mを2本ずつ滑り、その合計タイムで争われる。

AR(総合)部門

種目順位選手名タイム
1500m 1位 三輪準也 1分53秒58
19位 矢島友喜 1分59秒77
29位 佐藤裕斗 2分01秒25
10000m 6位 三輪準也  14分56秒66
9位 矢島友喜  15分21秒01

※AR部門…500m、1500m、5000m、10000mの計4本の合計タイムで争われる。

最終結果

部門名順位選手名得点
SP(スプリント)部門 準優勝 中村隼人 146.655 
10位 阿部啓吾 151.145 
大槻貴弘  ー
AR(総合)部門 優勝 三輪準也  161.394
12位 矢島友喜  168.256
佐藤裕斗  ー

戦評

 大会二日目は、昨日と打って変わって晴天となる。SP部門では500mと1000mの2本目がそれぞれ行われた。最初の500mには昨日に引き続き大槻貴弘(法4)、中村隼人(営1)、阿部啓吾(営1)が出場。1本目を5位で終えていた中村はタイムを上げ4位。阿部は「狙いすぎてしまった」と2本目も僅かに自己ベストには届かなかったが、6位と上位に食い込んだ。元々短距離専門ではない大槻は35位。「やっぱり短距離の練習をしていないと通用しない」と厳しさを口にした。残る1000mは3距離終了時点の上位24名が出場権を得る。法大からは中村と阿部が出場権を得る。中村は好調な滑りを見せたように思えたが、0.08秒差で1位のタイムに及ばず2位に終わった。阿部は1本目から3秒以上タイムを上げ11位。表彰台は逃したものの、まずまずの結果を残した。
 これらの記録と、昨日の1本目の記録を合わせてSP部門の総合成績が決まった。法大からは中村が準優勝を果たし、阿部が10位にランクインした。1年生の2人は今大会初出場でありながら、見事好成績を収めて今大会を終えた。

 総合部門で行われたのは1500mと10000m。こちらも昨日に引き続き、三輪準也(営3)、佐藤裕斗(営3)、矢島友喜(営2)が出場した。最初に行われたのは1500m。昨日500mで優勝、5000mで準優勝を飾った三輪はさらに快進撃を続け、大会新記録で優勝を果たした。矢島は19位と少し順位を落とす。長距離をメインとする佐藤も29位と悔しい結果に終わった。最後の10000mはこれまでの成績を総合し三輪と矢島が出場。「10000mは嫌だ」と話していた三輪は6位、同じく10000mに不安を零していた矢島は9位。2人とも粘り強く滑り切った。
 これまでの結果を踏まえ、総合部門でも最終成績が決まる。法大からは、今大会初出場である三輪が見事優勝し、表彰台に上った。昨年から順位自体は落としたものの、矢島も最後の競技まで残り、12位と健闘した。

 今大会で、法大からはSP部門と総合部門で2人が表彰台に上ることができた。様々な大会をこなしながら、選手たちが目指す先には「インカレでの優勝」がある。インカレまでは残り1カ月。全員で一致団結し、新たな法大スピードスケート部の姿を見せてくれることを期待したい。(野口愛優)

スプリント部門選手コメント

大槻貴弘

―今日のレースを振り返って
コンディションは昨日とは変わらなかったんですけど、自分的に足に来てて。疲れちゃってました。タイムも少し落ちちゃいました。

―SP部門に初めて出場された感想は
スプリントは短距離の練習をしていないと通用しないなと思って。もうちょっと練習がしたかったです。

―今後、インカレ以外の大会に出場されますか
インカレがメインで、あとは最後引退レースするかしないかって感じなので。もうインカレだけですね。

―インカレで出場される種目は決まっていますか
まだ決まってません。

―出場したい種目は
出られれば何でもいいです(笑)

―インカレまでにどう取り組んでいきたいですか
自分じゃなくて、後輩たちを強くしていきたいです。自分も頑張ろうと思うんですけど、後輩に期待をしてます。

―特に期待している後輩は
1年生の中村隼人くんが期待できます。

―インカレの目標は
チームの総合優勝です。

―インカレに向けて意気込みをお願いします
とりあえず、頑張れるだけ頑張ります。

中村隼人

―今日のレースを振り返って
500mと1000m共に昨日よりタイムは良かったんですけど、1000mはコンディションが今日の方が良いわりにはタイムがあんまり伸びなかったので、最後は足にきてしまい練習不足かなという感じです。

ー連日、ジャパンカップなどであまり練習はできないのでしょうか
基本的に週末大会で調整などで足にくるような練習をしていないので、これからも連戦が続いてそういう時間がとれないので、その中でも色々考えながら自分でやっていけたらなと思います。

ー昨日と比べリンクの状態は
 リンクは自分的には昨日の方が良かったと思うんですけど、雨が降っていてコンディションが良くなかったので、もう少しタイムが出たかなと思ったんですけどあんまり出てなくて。

ー今大会を振り返って
大学生だけの大会は初めてだったのですが上位に食い込めたので、今後の自信にはなったかなと思います。

ー収穫や課題ありますか
昨日の1000mで一番を取れたので自信を持ってインカレにも臨めると思いますし、あとは先輩方がいるので自分は気負わずに頑張りたいと思います。

ー特に緊張などは
会場に行ってみないと分からないですけど、先輩方に任せて地味に頑張ります。

ー他校にライバルなどはいますか
同じ大学の藤野先輩もいますし専修大学の近藤太郎さんとか上の方になるとその辺なんですけど、あとは僅差なのでそれに競り勝てれば表彰台もあるかなと思います。

ー今後インカレまでに修正したい点は
 インカレまでにまだ二つ大会(全日本選手権、全日本スプリント)があるので、その中で自信を付けてラスト一周まで粘れるように頑張りたいなと思います。

ーインカレに向けて
今年一年生ということで初めてのインカレですが、その中でもしっかり法政大学に貢献できるように1ポイントでも多く1秒でも速くゴールできるように頑張ります。

阿部啓吾

ー今日のレースを振り返って
500mがちょっと狙いすぎて思うように行かなかったですけど、6位入賞ができて良かったです。でもやはり上位の人たちは簡単には抜けないなと実感しました。

ー1000mは昨日と比べて3秒以上タイムが上がりましたが
昨日は雨が降ったこともあってさすがに遅すぎました。今日はやってやるぞという気持ちでいったんですけど、もう少し良いタイムを出したかったです。

ー1000mの自己ベストは
国内で(1分)15秒0なのであと1秒くらいです。

ー今日タイムが伸びた要因は
技術的にはあまり変わってないと思うんですけど、今年は練習量が昨年の比にならないくらい多くて、まだ陸トレとかは弱いですけど昨年の自分よりは強くなっていると思います。それが結果につながったと思います。

ー今大会を振り返って
初めて大きな大会に参加したんですけど、そこで500mが2本ともギリギリではありますけど6位だったので良かったと思います。

ー自信にはつながりましたか
そうですね。でもまだ失敗もたくさんあったので、まだイケるなという気持ちを持って全日本スプリントでは自己ベストを出したいなと思います。

ー500mの高校時代の自己ベストは
37秒13とかです。

ー大学に入ってから36秒台を出すことができるようになったのですか
そうですね。1本目のタイムトライアルが帯広であったんですけど、そこでいきなり36秒9が出ました。その時は調整もしてなかったですけど、そこで出たのでイケるかなと思いました。でも36秒5までしか上がっていないので、なんとか36秒1とか0を目指して頑張りたいなと思います。

ー36秒台を出せるようになった要因は
まだまだなんですけど、レースが落ち着いて練習でやったことを出せるようになったと思います。

ー今後改善していきたいことは
体力面もメンタル面もまだまだ弱いと思います。あとは技術面ですね。みんなと比べても比べ物にならないくらい下手くそなのでうまい人を見て速くなりたいなと思います。

ー目指している選手はいますか
法政大学の中村駿佑さんと藤野裕人さんです。

ーインカレでの目標は
多分500mだけ出させてもらえるのでそこで入賞したいです。そこまで力まず入賞できたらいいなという気持ちでチームに貢献したいです。

ーインカレの意気込み
もっともっと速くなれるように頑張ります。このまま体調を崩さず上がっていけたらなと思います。

総合部門選手コメント

三輪準也

ー今日のレースを振り返って
きつかったです。やりたくなかったです。頑張りました。(笑)

ー昨日から今日にかけての修正点は
特にないんですけど、1位になれたことは良かったと思います。

ー初めての全日本学生選手権でしたが振り返って
日程もきついし、2日で4種目で長距離ばっかりで大変でした。5000mでは2位で小川(専大)に勝てたことはけっこう大きいかなと。インカレにつながるかなと思います。ここまで5000mは良くなかったので。

ー他の選手に比べ自分の強みなどはありますか
分かんないですけどサボっててもいけちゃうところが良くないことですね(笑)。色々考えてやってたんでそれですかね。効率重視なので、人の1時間を自分の5時間にしようと。

ー今後の予定は
来週に全日本選手権があって日本代表を決めます。狙える位置にはいると思うんですけど、特に今年より来年にかけようと思っています。

ーあまり納得のいかない成績なのでしょうか
そうですね。納得のいく滑りできていないので、勝ってもあんまり嬉しくないです。今日は小川と競り合って楽しかったんですけど。

ー小川選手はライバル的存在ですか
今年はずっと争っています。1500mと5000mはほぼ同じタイムで、勝率も互角でやってきたので。別に負けても悔しくはないんですけど楽しいです。ライバルですね。でも、そことこれからも競っていけるように頑張らなきゃいけないなと思います。

ーインカレに向けて
3番以内に入れるように頑張ります。今自分がどういう滑りをしたら良いのかというのが見えてこないので、もっと研究してまずはそこを見つけて自分がこれからどういう滑りをしないといけないのかを見つけて、それを目指してやっていきたいなと思います。

佐藤裕斗

―昨日のレースを振り返って
全体的にもう少しいけるかなと思ったんですけど、終わってみたらあまり納得のいかない感じでした。

―雨でスケジュール変更があったことで、何か影響は
そこまでなかったです。

―今日のレースを振り返って
体の動きとスケーティングっていうのが全然合わなくて、前に進まなかったです。

―今大会のリンクとの相性は
そんなに悪くはないと思うんですけど…自分のコンディションの問題だったかなと思います。

―今大会までにどのような取り組みをされていましたか
インカレに繋がるレースを意識してました。

―目標としていた順位などはありましたか
目標としていた順位とは程遠かったです。最後の4種目目まで残れなかったので。

―ジャパンカップと全日本では、どちらを重視しているなどの違いはありますか
ないです。監督もよくインカレと言っているので、インカレに繋がるレースをできたらいいなと思ってます。

―最近はどんなところで練習されていますか
毎週大会なので、その大会の場所で。

―大会が多いと練習時間が削られたりしますか
土日に大会なので、平日はできます。

―インカレまで約1カ月、どんな取り組みをしていきたいですか
調子を戻せるように頑張りたいです。

―インカレでの目標
1つでも上に。

―インカレに向けて一言お願いします
総合優勝できるように頑張ります。

矢島友喜

ーレースを振り返って
特別良くもなく、悪くもなかったのでなんとも言えません。1500Mが自分の思ってるより悪かったのでそこが自分の中で心残りです。

ー昨年より順位が落ちてしまいましたがその点についてはどのように思いますか
本当は10000Mまで滑れるとは思っていなかったのでまあ順位が下がったのは残念ですが、順位がついて良かったです。

ー連盟のお仕事と両立しながらの参加でしたが、どのような点が大変でしたか
朝早くからやらなきゃいけないことがあったし、競技が終わってから10時過ぎくらいまでリンクに残ってたので、大変でした。また、競技と両立しなければいけなかったので大変でした。

ーこの大会を通して改善点は見つかりましたか
改善点はもっと5000Mで一周のラップを落とさないようにすることと1500でもっと早いラップで回らなくてはならないと思いました。

ー今後インカレまでどのように過ごしていきたいと思いますか
今週全日本選手権があるのでそこでそこをまず頑張ってその後は少し追い込みたいと思います。

ーインカレの目標
インカレでは少しでもチームのために得点を稼ぎたいと思います。昨年よりも点数の幅が広いので、2距離で少しでも多く取りたいと思います。

ーインカレへの意気込みをお願いします
昨年の雪辱を晴らし優勝目指して頑張りたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 21AR部門初出場で王者に輝い
    た三輪
  • 22三輪は大会新記録で1500m
    優勝
  • 23納得のいかない結果に終わ
    った佐藤
  • 24初のSP部門に出場した大槻
  • 25SP部門で準優勝した中村
  • 26500m2本目でも上位の成
    績を残した阿部
  • 27スタート直後の矢島
  • 28法大スケート部スピード部
    門の方々
 

 

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