水泳

【水泳】第91回日本選手権水泳競技大会 3日目 兆し見えた!青木が世界水泳のリレーメンバー代表に決定!!

第91回日本選手権水泳競技大会 兼 第16回世界水泳選手権代表選手選考会 兼 第28回ユニバーシアード代表選手選考会 兼 第5回世界ジュニア水泳選手権代表選手選考会
2015年4月9日(木)
東京辰巳国際水泳場

大会3日目、ついに代表内定者が出た。200㍍自由形において青木智美(社3)が決勝で4位に入り、8月にロシア・カザンにて開催される世界水泳のリレーメンバー代表に決定。ここまで勢いに乗り切れない法大勢であったが、ここにきてようやく兆しが見える結果となった。

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世界水泳のリレーメンバーに代表が内定した青木

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
50㍍自由形 31位 青木智美 26秒90  
200㍍個人メドレー 33位 湯尻和佳 2分19秒91  

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
 200㍍バタフライ 8位 伊藤瑞輝  1分58秒17 準決勝進出 
22位 伊佐治淳 1分59秒91  
32位 林孝晟 2分00秒67  
35位 馬場航平 2分01秒09  
200㍍個人メドレー 20位 齊藤凌 2分04秒36  
50㍍背泳ぎ 22位 管谷諭 26秒69  
50㍍平泳ぎ 37位 堤大陸 29秒31  

準決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男子200㍍バタフライ  11位  伊藤瑞輝 1分58秒56  

決勝結果

種目順位選手名タイム備考
 女子200㍍自由形 4位 青木智美  1分59秒80 世界水泳リレーメンバー代表決定 

準決勝…予選の上位16名が出場。ただし、男子400m自由形・女子800m自由形・男子1500m自由形・男女50m背泳ぎ・男女50m平泳ぎ・男女50mバタフライ・男女400m個人メドレーは予選と決勝のみ。
決勝…準決勝の上位8名が出場。

戦評

 大会3日目は予選から9人の選手が出場。男子200㍍バタフライでは、大学生としての日本選手権デビューを果たした林孝晟(経1)や馬場航平(スポ1)といったルーキーに加え、クラブチームを移籍した伊藤瑞輝(経2)、主将を務める伊佐治淳(経4)らがここまで苦戦が続く法大の風穴を開けるべく挑むも、午後の準決勝進出を果たしたの伊藤ただ一人と寂しい結果に終わった。
その伊藤は準決勝で果敢な泳ぎを見せたが、この種目で短水路世界選手権銀メダルを獲得した瀬戸大也(JSS毛呂山)がけん引するハイレベルなレース展開に競り負け11位に終わった。
 大会2日目に行われた女子200m自由形の予選、準決勝を勝ち抜き、この日行われた決勝に進出した青木は「代表入りを目指す」と強い決意でレースに臨んだ。序盤こそ出遅れを見せるも、自身の持ち味と語る後半で一気に追い上げる。最終50mで先行する選手を次々と抜き去り、4位でフィニッシュ。自身が納得するタイムとはならなかったが、世界水泳のリレーメンバーの代表に内定した。「(代表に選ばれて)気持ちの余裕も出た」と語る青木。大会5日目の100m自由形では表彰台への期待が懸かる。
 6日間に渡って開催される今大会。折り返しとなる3日目を終え、ついに法大から代表者が輩出された。この流れに乗り、明日からの好結果に期待したい。(遠藤礼也)

選手コメント

青木智美

―決勝の泳ぎを振り返って
隣のコースの選手が前半からとばしていく選手だったので、それについていこうと考えていました。私はどちらかというと後半が強みなので、後半に出ていければ良いなと思っていました。

―「58秒台を目指す」という言葉もありましたが、タイムはいかがでしょうか
タイムはベストすら出せずに悔しいという気持ちが強いです。

―考えていたレースプランは
先ほども言いましたが、前半はついていって後半に巻き返して、前半後半イーブンにするような形を想定して泳ぎました。

―今日は50m自由形にも出場されましたが、その位置づけは
50mはさほど早くもないですし得意でもないので、200mに向けての良いアップになれば良いなと思って泳ぎました。

―「自分の感覚とタイムを合わせたい」といった言葉もありましたが、今日の泳ぎはいかがだったでしょうか
思っていたより後半がきつくて、どうかなと思っていたんですけど、これまでの練習が無駄にはなっていないとは思います。

―大会5日目には100m自由形も控えていますが、修整したい点などは
こういった場面で自分のレースができるように、明日は種目がないので明後日にむけて修正していきたいと思います。

―そのレースに向けての意気込みを
200mで代表に選ばれて、少し気持ちの余裕も出たと思うので、まずはレースを楽しんでいきたいなと思います。

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100㍍自由形にも期待が懸る青木

伊藤瑞輝

ー今のレースを振り返って
後半に疲労がたまってくるんですけど、嫌な疲労ではなかったので、もし準決勝に残れたら気持ち良く泳げるのではないかなと思います。

ータイムとしては
満足はしていないですが、自分の予測していた範囲内ではあるので、これでもっと上げていければなという感じですね。

ー大会前に取り組んできた点は
自分の体に合わせてメニューも組んではいましたが、これといって特別なことはしていていないです。

ー今大会は国際大会への選考会も兼ねていますが
ユニバーシアードには入りたいと思っていますね。せっかく大学生なので、そういうところは狙っていきたいです。

ー入学し1年が経ちましたが
法政に入ったといっても、ずっと1年間お世話になっていたわけではないので、色々とあった期間なんですけど、それを乗り越えてしっかりとできたかなと思います。

ー所属先がコナミから法政大学に移籍されていますが
今年からコナミを退会させていただき、法政のほうでお世話になっています。

ー環境が大きく変わったと思いますが
まず、前は一人暮らしだったのが寮生活に変わったことや練習も短水路から長水路に変わりました。練習相手も多くいるので、有意義な練習ができています。

ー今のレースで次につながる部分は
もう少し気持ちを楽に泳げたらなと思いました。予選ということもあって緊張して泳ぎがガチガチになってしまった部分もあるので、そこを何とか柔らかい泳ぎにもっていきたいと思います。

ー次のレースに向けて意気込みを
準決勝に残っているとは思うのですが、残れていたらタイムを上げて決勝に残り、ユニバーシアード代表かつインターC突破を目標にやっていきたいと思います。

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決勝進出とはならなかった伊藤

齊藤凌

ー今のレースを振り返って
自由形の練習を多めにやってきたので、背泳ぎと平泳ぎのところが気になる点ではあったのですが、思っていた通りそこで落ち込んでしまいました。フリーのベースは上がっているので、あとは調整していくだけで上にいけるんじゃないかなと思います。

ーフリーの方は手応えがあったと
フリーでは長水路の成績が落ち込んでいたのですが、昨日のレースでそれが戻ったので自信を持って臨めました。

ー次のレースに向けて意気込みを
言っていた背泳ぎと平泳ぎが100mになるので、そこをどう入れるかだと思います。

林孝晟

―泳ぎを振り返って
今回は僕自身初めての日本選手権で、周りは世界大会の出場権であったりユニバーシアード代表を狙ってくるレースの中で、雰囲気にのまれたじゃないですけど、あまり自分のやりたいようなレースができなかったと認めざるを得ないですね。

―技術的な課題は
泳ぎ的には良いものができていたとは思いますが、僕の持ち味である積極性の部分において周りが気になってしまって、持ち味が発揮できなかったことがうまくいかなかった要因なのかなと思います。

―得意な距離は
やっぱり200mです。この1本に賭けて今大会は合わせてきました。

―これから伸ばしていきたい部分は
積極性があるだけではどうしても後半ばててしまうと思うので、積極性を生かしつつ最後まで持久力を保てるようなレースをすることが、大学生になってからのポイントなのかなと思います。

湯尻和佳

ー今のレースを振り返って
個人メドレーはジュニアオリンピックでは、短水路だったので少し誤魔化しが効き4位に入れたのですが、選手権ではそんなに甘くなく、思うような結果が出なかったです。ジャパンオープンで結果を残せるように一からやり直します。それと、バタフライでも今年度は戦っていきたいので、個人メドレーの練習をやりつつバタフライ中心でやっていきたいと思っています。

ー短水路と長水路では、やはり大きな違いはありますか
そうですね。個人的には浮き上がりやターンとかを得意としているので、短水路のジュニアオリンピック4位という結果も本当に悔しくてあまり喜べる結果ではなかったのです。おそらく今年は200m個人メドレーと100mバタフライで戦っていくことになるので、上にいけるように頑張っていきたいと思います。

ー今大会を振り返って
バタフライに力を注ぎ過ぎてしまいました。肝心のバタフライでは少し力んでしまって、決勝にも残れず不完全燃焼の部分もあり悔しかったです。そこで、個人メドレーに切り替えられなくて残念な結果に終わってしまいました。気持ちの部分をバタフライで周りの強い選手に流されてしまって、思うように力を出しきれなかったので、メンタルの面でも強くなりたいなと思います。

ー今後はどのように改善していきたいと
2年前は決勝に残れていたんですけど、その時のバタフライの勢いが今はないです。バタフライの勢いが私の持ち味なので、それをもう一度思い出してバタフライからリードしていく泳ぎをしたいです。また、平泳ぎを最近泳いでいなくて、感覚的にも悪くなっているので、そこもしっかり修正して全体的に持久力も必要になってくると思うので、これからの泳ぎ込みの時期でしっかり負けないようなメンタルを持って取り組んでいきたいです。

管谷諭

―泳ぎを振り返って
今大会はこの種目しかエントリーできなかったので、自己ベストを出せるように頑張ったんですけど、更新できなかったので悔しいです。

―泳ぎの中で手ごたえを感じる部分は
スタートがいつも以上にうまくいったので「もしかしたらいけるんじゃないか」という気持ちもあったんですけど、少し水がつかめていなかった部分があったので、今後につなげていきたいと思います。

―狙っていた自己ベストとはどの程度の開きがあったのでしょうか
だいたい0,5秒くらいですかね。

―その差を埋めるために上げていきたい部分は
さっきも言ったんですけど、泳いでいる時に手に当たる水の感触、重さが全然違ったのでそこを普段から意識して、一からやり直していきたいと思います。

―次回の大会に向けて意気込みを
次は六大学で、リレーメンバーにも今のところ入っているので、そこで結果を残してチームを引っ張れるような存在になりたいと思います。

堤大陸

―泳ぎを振り返って
長水路で50mを泳ぐことがあまりないのでよく分からないんですけど、一応ベストタイムだったので良かったです。

―狙っていたタイムは
50mはベストが出せれば良いと思っていました。

―手ごたえのある泳ぎとなったでしょうか
泳ぎは正直いまいちでした。最後のタッチも合わなかったので、それが合えばもう少しタイムが出たかなと思います。

―明日にもレースが控えていますが体の状態はいかがですか
けがをして泳いでいなかった時期があったんですけど、100mもベストくらいで泳げて50もベストが出ているので(明日の)200でもベストが出せるようにしていきたいです。

―最高学年としての1年が本格的に始まっていますが、意識することなどは
最高学年なのでしっかりチームを盛り上げて、引っ張っていけるように意識しています。

―明日のレースへ向けて
しっかり自己ベストを出したいと思います。

フォトギャラリー

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