水泳
 

【水泳】五輪選考会へ向け充実のレース 第53回日本選手権(25m)水泳競技大会 2日目

第53回日本選手権(25m)水泳競技大会
2012年2月11日~12日
会場:東京辰巳国際水泳場

男子1500m自由形3位でメダルを獲得した東(経1)の活躍から一夜明けたこの日。4月の五輪選考会へ向けた試金石となる今大会も二日目を迎え、連日の奮起が期待される。また、3月に卒業を控える4年生も圧巻の泳ぎを見せる。

東は接戦の末表彰台へ(400m自)

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム     備考
 100㍍自 25位 村上 栞 56秒74  
 200㍍個メ 12位  高畑 えみ 2分13秒41 B決勝 

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
100㍍自 11位 生井 義人 49秒79 B決勝 
 400㍍自 2位 東 隼平 3分45秒51 決勝 
  16位 露崎 真基 3分50秒04  
  23位 池田 翔 3分51秒92  
 100㍍背 8位 深山 元聡 53秒37 決勝
50㍍平 13位 西 信幸 28秒38  
200㍍平 40位 川畑 佑平 2分13秒46  
100㍍バ 7位 村松 弘基 52秒75  
200㍍個 3位 小坂 悠真 1分57秒50 決勝

http://sports-hosei.net/img/share/bg_h3_result.png); background-position: 0% 0.25em;">B決勝結果

種目順位選手名タイム     備考
女200㍍個メ 2位 高畑えみ 2分11秒58  

決勝結果

種目順位選手名タイム     備考
男400㍍自 3位 東 隼平 3分44秒63  
男100㍍背 8位 深山 元聡 53秒31  
男100㍍バ 6位 村松 弘基 52秒50  
男200㍍個メ 4位 小坂 悠真 1分56秒51  

躍進目立った大会2日目、東が再び表彰台へ!

 4年の引退を受け「最高学年になったからには、インカレでトップを目指す」と意気込み新たに、100mバタフライに出場し、前回の14位から7位に順位を上げた村松弘基(社3)など、ベストタイムを記録し調子の上向きを実感する選手も目立った大会二日目。注目は、二日連続のメダル獲得に期待がかかる東隼平(経1)と今年事実上の“完全引退”を宣言した小坂悠真(キャ4)である。

 東が出場したのは400m自由形。序盤から終盤にかけて、しり上がりにスピードを上げ本人も「今日は短水路に慣れて泳ぐことが出来た」と納得の泳ぎを見せ、二日連続の表彰台に輝いた。また、同種目に出場した同期の露崎真基(経1)も昨年度の日本選手権での予選46位から予選16位と大きく順位を上げた。

卒業間近、新たな舞台で活躍誓う

 水泳部を勇退し、それぞれの新たな“舞台”に旅立つ4年生からは小坂悠真、深山元聡(現4)の2名が出場。残念ながら表彰台とはならなかったが、両名ともに決勝に進出し、その力を出し切った。

 100m背泳ぎに出場した深山は卒業後も競技続行を宣言。だが”法政”の看板を背負うレースはこれがラスト。だからこそ「記録と結果両方狙っていきたかった」と話すが、直前に体調を崩した影響もあり決勝では8位と悔しい結果に。今後は「自分の自己ベストっていうものを、今後も縮めていって日々成長していけたら」と新たなチームでの目標を堅実に語った。

 一方、4月の選考会を最後に競泳引退を表明したのは小坂。五輪出場が叶ったとしても五輪を最後に引退する。昨年の世界水泳代表選手、堀端裕也(日体大)と数多くのレースで凌ぎを削り、世界の舞台で戦う機会も多かっただけに彼の引退は惜しまれる。しかし「ほかにやりたいことがある」と言い切る姿に後悔の念は見えず、大学生活を「すごくいい4年間だった」と振り返った。普段はクラブ練習の小坂だが最後の1年は副将を任され「自分でいいのか」と様々な葛藤に悩まされたというが、後輩に慕われ、結果でチームをけん引し続けた姿を見る限り、その人選は間違っていなかっただろう。これからは競泳とは違う新たな世界への扉を切り開いてゆく。

 新体制が始動してもう数か月が経つ水泳部。その目はすでに4月の選考会に向いている。インカレ優勝を目指すと語った村松。4年生の意志は確かに、次の代へと引き継がれていた。

 大会情報

第88回 日本選手権水泳競技大会(競泳競技)兼 第30回ロンドンオリンピック競技大会代表選手選考会
2012年4月2日(月)~8日(日)
会場:東京辰巳国際水泳場
チケット販売所:チケットぴあ、ローチケ、e+
NHKで放映予定!

 選手コメント

東隼平選手(四百㍍自由形:3位)

―激戦の末2日連続の表彰台、おめでとうございます
ありがとうございます。

―前日の1500mから今日は400mのレース。気をつけたことは
距離よりも、昨日は短水路に不慣れな部分があったので、今日は慣れて泳ぐことができたのが大きいと思います。

―道中の展開
上位に喰らいついてことを意識しました。

―4月の選考会へ向け、意気込みと目標を
まず400mは今日のようなレースがしたいです。1500mについては、メンバー中ではスピードがある方だと思うのでそれを活かしたいです。目標は両種目とも選考基準タイムを切ることです。

村松弘基選手(百㍍バタフライ:7位)

―今日のレース
昨日から調子がよくなかったし、短水路でも最近良い結果がでていなかったが、予選でベストを出せたのが決勝でも勢いにつながって良かったです。

―昨日今日と全てのレースを振り返って、大会の総評
50と200では反省点が見つかり、100では自分の持ちタイムを一秒更新できたので、4月へむけて調子が上がっているのが実感できました。

―予選から昨年度の日本選手権よりも大きく順位が上がったが、何か変化などは感じていますか

僕自身では自分の変化は気付かないんですけど、周りの先輩からは体が大きくなったとよく言われますね。

―4年生が引退して新しい体制で今後行われますが、何か心境の変化などはありますか?

昨年度と一昨年のインカレが両方とも総合3位と僕らが一年の時、1位だったことを考えると(順位が)落ちているので、僕らが1番上になったら、総合優勝したいです。

―4月の選考会へ向けて
選考会はチームどうこうよりも、結果を求める試合なので、今日のように気持ち良く決勝に残って、レベルの高い選手と勝負したいなと思います

深山元聡選手(百㍍背泳ぎ:8位)

―今日のレースを振り返って
今回で大学生として出る最後の試合だったので、記録と結果両方狙っていきたかったんですけど、ちょっと体力がもたなくてあまり良い結果が残せなかったです。

ーどういうレース展開を予想してましたか
スタートからガンガン突っ込んでいって、じゃないと周りと勝負出来ないと思ってるんで、なので最初から積極的にいくことを考えていました。

ーご自身の調子はいかがでしたか
一週間前に体調を崩してしまっていたんで、そのぶん体力がもたなくて、今日の最後すこしキツかったんで、悔しいですね、その点では。

ー今後も水泳は続けられますか
はい。就職して、そこで水泳を続けて、社会人としてやっぱり結果を残していかないといけないとおもうので、法政の後輩たちにも先輩が頑張ってるんだから自分も頑張らなきゃっていう風に思われるような結果を、所属先の方にいってからも残していきたいなとおもいます。

ー今後の目標は
そうですね、世界大会に出れるかどうかはともかくとして、今後も続けていくんで、自分の自己ベストっていうものを、今後も縮めていって日々成長していけたらいいなと思います。

小坂悠真選手(二百㍍個メ:4位)

―今日のレースを振り返って
バタフライがいい調子でいけたんで結構狙えるかなって最初思ったんですけど、ちょっとその分変な部分で疲れが出てしまって、追いつききれなかったりとか、最後もちょっと疲れてしまったりだとかまあまだ修正が必要なレースでしたね。

―どういうレース展開をしようと思っていましたか
なるべくバタフライと背泳ぎでついていって、平泳ぎで抜いてそれを維持するっていうのがあの二人に勝てるレースだったんで、それを思い描いてはいたんですけど。

―昨日の100m個人メドレーに関してはいかがですか
まあ100m、50mで練習はしてなかったんで、なんともいいずらいんですけど、変な力みが出ちゃいました。欲というか。KONAMIで表彰台独占しようっていうのがあったんで。そういうのもあったし、自分でタイムも出そうだっていう感覚もあったんで、それで力みが出てしまいましたね。

―冬場は合宿などにも行かれたんですか
グアムにも行ったりだとか、あとアメリカのフラッグスタッフっていう山の上に登ったりもしましたね。

―そこでどういったトレーニングを
持久力がメインなんですけど、他に劣る背泳ぎだとかそういった部分重点的に。

―今大会で見えた課題などは
自分の親に背泳ぎで肩に力が入ってるって言われて、その部分意識したりだとか、まだ泳ぎみてみないとわからないですが。前半ちょっといった分、平泳ぎとか自由形にガタがきてしまったんで、うまい調整をしていけたらなと。

―ご両親も水泳やっていらしたんですか
やってないです。全くのド素人なんですよ。水泳が大好きみたいで。マスターズはやったりもしてるんですけど、僕にうるさいぐらいに注意をしてくれるというか、してくるというか。(笑)

―大学生活もあとわずかですが法政大学の4年間を振り返って
すごいいい4年間でしたね。水泳ももちろん伸びたからなんですけど、伸びないときに勉強のこととか、友達がいたりとかゼミの先生に助けてもらったりとか、関係ない普通の友達とかにも恵まれてましたし、部のみんなにも助けられましたし、先生とか。いい人たちに恵まれましたね。

―4年間で一番うれしかったことは
大学2年の時に総合優勝したときの試合です。自分の出たリレーも含めて。あの時はうれしかったですねやっぱり。その時の試合全体を通してって感じですが印象深いですね。

―逆に辛かったのは
この間の4月の日本選手権でやっぱ派遣標準切れずに悔しかったですね。今回も表彰台乗れなかったのは悔しいですけどね。

―大学で成長した部分は
泳ぎについては全体的に伸びましたし、水泳以外だったらゼミの小門先生から結構難しい本紹介してもらったりだとか、経営学や英語の勉強させてもらって自分の関心領域を広げられましたね。

―個人メドレーという種目の魅力は
4泳法あるので他の種目よりは駆け引きだとかそういったところが多いですよね。

―最後の1年は副主将を務められました
自分でいいのかなっていうか、自分じゃまとめられないんじゃないのかな、でもやらなきゃいけないっていうその葛藤みたいなのがあったんで、大変ですごく迷惑かけたことも多かったんですけど、いい経験はさせてもらえましたね。

―小坂さんから見た法政はどんなチームでしたか
代によって違うのであまり言えないんですが、基本的に仲がいいというか全員でふざけたりとかそういう部分が目立ってるチームでしたね。僕らの代はまじめというか、あまりぶっとんでなかったんで、この代らしい普通にいいチームができたと思います。主将がまとめて周りがサポートしてっていう。

―今後も競技は続けられますか
いや、4月の選考会が最後です。オリンピック出れたらオリンピックまではやるんですけど普通にもう就職も内定もらってます。

―五輪に出場したとしてもやめてしまうのでしょうか
そうですね。趣味程度に続けるかもしれないですけど、他にやりたいことがあるので。

―卒業後の目標は
社会人として立派に独り立ちできるようになることは当然なんですけど、自分の次の夢の起業して水泳以外に貢献するっていうのを頑張っていけたらなと思います。

 

フォトギャラリー

  • 21東は接戦の末表彰台へ(40
    0m自)
  • 22見事銅メダルを獲得
  • 23小坂の選考会でのレースに
    期待!
  • 24大学ラストレースとなった
    深山
  • 25圧巻の泳ぎで決勝進出を掴
    み取った村松
  • 26高畑(国1)は予選の悔しさを
    B決勝にぶつけた
  • 27生井(社3)は予選でベスト
    更新!
  • 28昨年から大躍進を遂げた露
 

 

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