水泳
 

【水泳】大会3日目レポート JAPAN SWIM 2012(ロンドン五輪代表選考会)

第88回日本選手権水泳競技大会 競泳競技 兼 第30回オリンピック競技大会代表選手選考会
2012年4月2日~8日
会場:東京辰巳国際水泳場

一発選考の緊張感漂う今大会も3日目に突入した。この日法政は女子のみの出場。予選ではジュニアオリンピック背泳ぎ3冠の中村が飛ばす。一方200m個人メドレーにかけていた高畑はまさかの順位に唖然。レース前の笑顔は涙に変わってしまった。そして100㍍平泳ぎファイナリストに名を連ねた1年生浜野は前半標準を切る積極的な入りを見せた。

タイムを見て唖然…(高畑)

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム     備考
100㍍背 9位 中村 桃子 1分02秒60 準決勝
  46位 狩野 ひろか 1分04秒93  
 100㍍バ 43位 岡田 愛 2分17秒95  
 200㍍個メ 32位 高畑 えみ 2分18秒67  

準決勝結果

種目順位選手名タイム     備考
 女100㍍背 11位 中村 桃子 1分02秒68  

決勝結果

種目順位選手名タイム     備考
 女100㍍平 5位 浜野 麻綾 1分08秒04  

予選

 早くも三日目を迎えた今大会。予選3種目の全てが女子という3日目予選。法政からも4人の女子選手出場した。女子100m背泳ぎでは狩野ひろか、中村桃子の二名が出場。ここ最近の大会で結果が出ていない狩野の巻き返しが期待されたが、順位は46位と奮わず悔しさの残る幕切れとなった。一方、上級生からも大きな期待を受ける新入生の中村は後半でややペースが落ちたものの、序盤からのリードを守りきり9位で準決勝進出を果たした。
 次に行われた女子200mバタフライでは今期から最上級生となる岡田愛が出場。2日の100mで19位と準決勝進出まであと一歩まで肉薄しただけに、この日のレースでも好成績が期待されたが、結果は43位で予選敗退という本人にとっても、不本意な試合となった。今後の彼女の奮起に注目だ。
 そしてこの日の予選最終種目となる女子200m個人メドレーには同種目をメインとしている高畑えみが出場。高畑は序盤のバタフライで中盤につけ、背泳ぎでやや順位を落とすも次の平泳ぎで巻き返しこのまま尻上がりに行くかと思われた。しかし最後のフリーで一気にペースダウンし、結果32位でまさかの予選敗退。試合後「悔しいというよりも情けない」と涙を浮かべながら語った高畑。今回の結果をバネに、早期の復活が望まれる

 準決勝・決勝

  ジュニアオリンピック(以下JO)背泳ぎ3冠の実力者・中村桃子。つい先日まで行われたJOの疲労が抜けきれず足にきたのか、予選同様に持ち味のキックを生かしきれずに準決勝敗退。メイン種目はこれで終わってしまったが、先日ベストを更新したばかりの200mに望みを繋ぐ。

 そして女子100m決勝に登場したのは1年生の浜野麻綾。スタートでわずかに出遅れるも徐々にスピードを上げ派遣標準を切るペースの3位で折り返す。だが、ターンでわずかにタイミングがずれると後続に追いつかれ、最後の最後には隣を泳ぐ金指(KONAMI海老名)に僅差で敗れて5位という結果に。しかし派遣標準に0.25秒と迫り、インターCを切る好タイムを叩き出した!
 順位が下がってしまったことに対し悔しさを口にするも、予選、準決、決勝とタイムを上げ、自己ベストをマークしたことに関しては「良かった」と振り返った。2日後には200mが控えており、同期の注目のルーキー茂木との上位争いを期待したい。

選手コメント

浜野麻綾 (女100平:5位)

―決勝振り返って

順位落としたくないなって思ってたんですけど、タイムが上がったんで、良かったかなと思います。

―決勝はどういうレース展開を予想していましたか

周りも前半から行くと思ってたので、自分も置いていかれないように意識して前半から突っ込んだんですけど、後半隣にさされてしまったのが悔しいです。

―派遣標準標準を切ってて後半途中まで狙えるところにいたと思うんですが

タイムも派遣標準切れたらすごくいいなと思ってたんですけど、まだ練習不足です。たぶん。

―スピードがついてきてタッチが合わなかった感じもしましたが

あっちのターンもすごく遠くて。でも焦ってもうひとかきすると余計につまっちゃって、いろいろ考えたりしたんですけど、それは今後もあると思うのでそういうのは改善してかなきゃいけないなと思います。

―昨日、このクラブチームでの最後の大会という話がありましたが、今後は大学で練習するのでしょうか

はい。スクールと迷ったんですけど、両方とも遠くて通いきれないので学校で練習することを選びました。

―その選択はだいぶ悩みましたか

どこでやるにしても自分次第だと思ってるのでそこまで深く悩んだわけではないです。

―では新しい環境で練習することに対する不安などもないですか

不安というより、1年生ということで先輩方がたくさんいるので、いいところとか学べたらいいなと思います。

中村桃子(女100背:準決11位)

―準決勝を振り返って
予選でだめだったところを修正しようと思ったんですけどなかなかうまくいかなくって。

―だめだったところとは
後半が足がもたなくて。
―ジュニアオリンピックが終わったばかりでしたが疲れなどはありませんでしたか
最初はなかったんですけど、選手権前にすごいきて、疲れがとれてなかったかなっていうのはあります。

―メインは100と200どちらでしょうか
100ですね。
―ちなみにベストは
(1分)2秒0です。
―いつ頃出したものですか
去年の4月ですね。
―最後に200mに向けて意気込みをお願いします
200mは苦手だったんですけど、JO(ジュニアオリンピック)でベストタイムを出すことができたので、200もベストタイムを狙っていきたいと思います。

高畑えみ(女200m個メ:予選32位)

―メインの200でしたが、今日のレースを振り返ってみてどうでしたか
もうホントに...自分の中で何があったかわからないです...ホントに不甲斐なくて、ホントにまだまだだなと思いますし...ホントに情けなくて...調子も良かったので、悔しいってゆうよりも、どうして、こんなになっているのか...情けないです。

―400に続いての出場となりましたが、どうゆう気持ちでレースに望まれましたか
ホント、200に賭けてたんで負けれないって気持ちはすごく強かったんですけど...(言葉に詰まって)情けないです。

―では最後に今後に向けての意気込みをお願いします
ホントにまだまだなんで、ゼロからやり直していきたいと思います。

岡田愛(女200バ:予選43位)

―今日のレースを振り返ってお願いします
いやー最悪でしたね

―初日に続き二日目のレースとなりましたが、どんな気持ちで望みましたか
やっぱり100は準決勝まで惜しかったので、残りたかったなってのはあるんですけど、きつかったです。

―今年度新入生が加入した法大水泳部の印象をどのように感じていますか
そうですね、女子が強い子がいっぱい入ったんで、まあインカレでは絶対にシードを奪いたいと思います。

―中でも注目の選手などいらっしゃいますか
茂木美桜と浜野麻綾が強いのでリレーもいいところに行けるんじゃないかと思います。

―ご自身としては、インカレに向けてトレーニング、修正しようと感じている点はありますか
もっともっとちゃんと練習して追い込んでいかないといけないなと思います。

―最後に次回レースへの意気込みをお願いします
最高学年なので、恥ずかしいレースはできないし、ベストが出せたらいいなと思います。

狩野ひろか(女100背:予選46位)

―今日のレースを振り返って
レースが100しかないのでそのつもりで練習もやってきたんですけど、前半のタイムから遅くて、行ききれなかったので、すごい悔いが残りました。

―久々のレースとなりましたが、前回からトレーニングなどされたことはありますか
スピードに乗れる泳ぎを意識してやってきたんですけど、うまくできなくて...

―同種目では一年の中村選手も参加していますが、三年の狩野選手から見て今年の一年はどのような印象ですか
やっぱり、自分も未熟だと思うので、一年は速い子も多いし、負けてられないなというのはありますし、上級生だとか関係なくいいライバルになると思います。

―今年は女子が多く入ってきましたね
はい、そうですね。

―中でも注目の選手はいらっしゃいますか
あーやっぱり、茂木美桜とか(中村)桃子もそうですけど、みんな速いんで、誰かひとりとかは決められないですね。

―次回のレースに向けての意気込み
それはもう、自分はスピードが出せるのが長所なんで、そこを出せるようにしていきたいです。

 

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    る中村
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