水泳
 

【水泳】大会6日目レポート JAPAN SWIM 2012(ロンドン五輪代表選考会)

第88回日本選手権水泳競技大会 競泳競技 兼 第30回オリンピック競技大会代表選手選考会
2012年4月2日~8日
会場:東京辰巳国際水泳場

大会も残すところあと1日。全26種目全ての予選を終えたこの日は予選、決勝含め今大会最多となる14名が出場。各々のロンドン五輪への挑戦にも終わりが近づく。

松原・派遣標準突破も代表逃す

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
 50㍍自 11位 村上 栞 26秒23 準決勝
200㍍背 35位 中村 桃子 2分16秒35  

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
50㍍自 25位 生井 義人 23秒55  
100㍍バ 5位 池端 宏文 53秒09 準決勝
  11位 村松 弘基 53秒71 準決勝
  17位 宇津木 翔平 54秒09  
1500㍍自 10位 東 隼平 15分35秒31  
  20位 池田 翔 15分47秒28  
  22位 露崎 真基 15分35秒31  
  40位 春日 祐太 16分07秒48  

準決勝

種目順位選手名タイム備考
女50㍍自 10位 村上 栞 26秒12  
男100㍍バ 4位 池端 宏文 52秒78 決勝 
  16位 村松 弘基 53秒95  

決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男200㍍背 4位 松原 颯 1分57秒76  
女200㍍平 8位 茂木 美桜 2分26秒02  
男200㍍個メ 7位 森 洋介 2分01秒19  
  8位 内田 裕大 2分02秒57  

予選

 この日最初の種目だった男子50m自由形には、生井義人(社4)が出場。しかし、タイムが伸びず25位で予選敗退。「もう1度しっかり練習して結果を出す」と今後の巻き返しを誓った。女子50m自由形の村上栞(人4)は11位で準決勝進出。 

 続く男子100mバタフライには、村松弘基(社3)、宇津木翔平(社4)、池端宏文(経2)の3選手が登場。池端は5位で準決勝進出。村松は昨日の200mから泳ぎを修正し、11位でこちらも見事に準決勝進出を果たした。宇津木は17位で惜しくも予選敗退。「ラスト15mで伸び切れなかった」と悔しさをにじませた。女子200mに登場した中村桃子(経1)も35位で残念ながら予選敗退となってしまった。

 予選最後の種目となった男子1500mには、春日祐太(経4)、池田翔(経3)、東隼平(経2)、露崎真基(経2)の4選手が揃い踏み。1組目を泳いだ春日は40位。そして残りの3選手は最終組に登場。池田は「調子は悪くなかった」と振り返るも、結果は20位で予選敗退。「満足のいく結果は出なかった」と今後の修正を誓った。東、露崎もそれぞれ10位、22位と本来の泳ぎを見せることは出来なかった。

 大会6日目の今日で予選は全て終了。ファイナリスト入りを目指して、準決勝へと駒を進めた3選手には更なる泳ぎを見せて欲しい。

準決勝・決勝

  女子50m自由形準決勝、村上が4年ぶりにベストを更新した。「たった0.01秒」そう笑いながら話したが、長く辛い時期を抜け出す大きな一歩だったに違いない。大学ラストシーズン、悔いのないレースを期待したい。
 男子100mバタフライ準決勝では、予選で自己ベストをマークし好調の村松が残念ながら敗退。一方、同種目のインカレ覇者である池端は学生で唯一のファイナリストへ。決勝では前半はもちろん、今大会に向け強化してきたという後半の粘りにも注目だ。

 この日の決勝、男子200m背泳ぎに出場した松原颯(経3)は序盤出遅れるも入江(イトマン東進)、渡邉(セントラルスポーツ)に 続く3位につけ必死で食らいつく。しかしラスト50mで渡邉に体一つ分突き放されると、最後の最後で多田(スウィン鴻巣)にタッチ差で敗れ表彰台を逃した。タイムは準決勝で更新した自己ベストをさらに更新し、派遣標準記録も上回る1分57秒76の好記録。しかし五輪代表になれるのは派遣標準を切る上位2名のみ。壁は厚かった。
 女子200m平泳ぎの茂木美桜(人1)は激しい接戦となったレベルの高い同種目で健闘するも8位。派遣標準を切る自己ベストを持っているだけに後半伸び切れなかったことが悔やまれるが、ここで流した涙が今後彼女の力になるはずだ。
 6日目決勝最終種目。男子200m個人メドレー。400m個人メドレーに引き続き、またも森洋介(経3)と内田裕大(経4)がこの大舞台に立った。前半から前へ出た森だが思いのほかリードできず、苦しいレース運びに。自身の持つ高校記録も目の前で破られてしまい悔しい結果となったが「この負けがまたプラスになると思うので、また頑張ります」と真っ直ぐに力強く言い切った。内田も8位と奮わなかったが、照準を合わせた大会で確実に成長を見せる内田から今後も目が離せない。

選手コメント

松原颯(男200背:4位)

―決勝レース振り返って

やっぱ6秒台(1分56秒台)のタイム出せないと2番になれないっていうのはわかってたんですけど、それが出せなかったっていうのは自分の実力不足だなと思います。

―自己ベストでの4位ということですが満足はしてないですか

そうですね。やっぱりオリンピックがかかってたので、6秒前半狙ってたんですけど、このタイムで、満足はしてないです。

―またも渡邉(セントラルスポーツ)さんの隣でした

もう100ターンした時から見えなくなっちゃって、ラスト追い上げもきかなかったんで、ラスト50mもうちょっと強くなれるように練習したいです。

―今日のアップ段階での調子は

調子はどっちかっていうとよかったので、狙えるかなとは思っていました。

―短水路には出場していませんでしたが、他の大会には出場されましたか

東京都選手権という大会に出て、そこで9秒台出たのでいい流れはきてるかなと思ってました。

―合宿では何の強化を一番に行いましたか

後半弱いっていうのがいつも課題だったので、そのあたりと最後の負けたくない気持ちと。

―日本選手権という大会を振り返って

一番大きかったのは実力不足っていうのを感じましたね。

―今後何が課題になってきますか

後半全員抜けるくらいの力をつけるのと、あとやっぱメンタル。気持の面でしっかり強化していきたいと思います。今後は誰にも負けないくらい強い選手になっていきたいと思ってるので、一回一回手を抜かずにやっていきたいです。

茂木美桜(女200平:8位)

―決勝レース振り返って

調子もよかったので、ベスト出ると思ってたんですけど、予選よりも遅いので応援してくれた人に申し訳ないです。はじっこだったんで、あまり周りを意識せずに自分の感じで泳げばいいなって思ってて、前半とかも軽くって調子いいと思ったんですけど、タイムが思ったより悪くて悔しいです。

―決勝はどんなレース展開を予想していましたか

みんな後半の勝負と思ってたんですけど、後半がやっぱりよくなかったのかなと思います。

―では今後は後半の強化が課題でしょうか

してきたつもりだったんですけど、特に体がきついとかもないので、本当はもっと出せたのかなって思います。

―この日本選手権振り返ってみて、茂木さんにとってどんな大会でしたか

4年に1回で、すごい緊張したし、オリンピック狙ってたのに、メインの種目でベストも出なくて本当に、まだまだ気持ちの部分えまだまだ弱いところがあると感じて…4年後頑張りたいです。

森洋介(男200個メ:7位)

―決勝レース終えていかがですか

素直に悔しいですね。もっと出ると思ってましたし、全然タイムは遠いですけど、狙ってたのが本音というか、狙うために練習してきたのでもちろん、まあ素直に悔しいです。結果7番で派遣も切れてないし、0秒(2分0秒)も割れてないので勝負にはなってないですけど。だから悔しいって言葉も勝負になってないから言いたくないんですけど、というか言えないんですけど、恥ずかしいというか、悔しいです。

―予選、準決勝、決勝とタイムをあげたことに関しては

そうですね。出て当然のタイムではありますし、ベストタイムだった1分58秒67を持ってるんで。今、自分の高校記録、(萩野)公介に抜かれましたけど、高校記録持ってて、派遣も切っててっていう立場とと、自分の自己ベストだったら行けるという状況の中でこれしか出なかったっていう。やっぱり動き始めるのが遅かったっていうのがまあ正直あるし、大学2年間過ごしてやっと気づき始めたのが今なんで、オリンピック選考会やることはもうないかもしれないですけど、残りの1年半、大学生活の中でまた自己ベストを狙って泳ぐ練習をしたいなっていう風に思います。

―今大会ではフリーで上がりきれないと何度かあげていましたが

後半もっとガーって上がってもいいし、前半もっと周りから体半分は抜けてもいいのに抜け出せないっていうのは。まあ周りが速くなってるのあるんですけど、僕自身が成長できてないっていうのが結果に出てるのかなって思うので、こっからだと思ってもう一回やり直していきたいなって思います。

―持ち味のドルフィンの切れが戻らないと以前おっしゃっていましたが最近いかがですか

大学の中では最近一番よくはなってるのかなと思いますね。ただ、まだまだですねやっぱり。全てにおいて。テクニックもそうだし、細かいターン…僕の勝負できるところでもあって、抜け出せるポイントでもあるのに、使えてないっていうのは自分の持ち味というか特徴、得意なところが出てないので、もっともっと練習して、長水路だから切れが落ちてるっていう言い訳にはしたくないんで。1年中使える法政の長水路のプールは好きで選んで法政に入ってきてるので、言い訳にしないで。昨日(金田)和也さんがオリンピック決めて、練習はもちろん長水路で決めてるので言い訳にはしないで、むしろプラスに、八塚先生の練習で法政のプールで結果を出してるっていうのを誇りに思うというか、僕も信じてついていけばそういう風に戦えるところまでいくっていうのを昨日和也さんが証明してくれたんで。もう3年生になるので、ここでも戦えるんだよっていう練習をして、インカレに向けてまた、みんなで力つけていきたいなって。もう練習引っ張る側になるんで、練習前のストレッチ補強から、練習後のストレッチ補強まで真似されるようにやって、そして和也さんのいいところを盗んで下に伝えてくっていうか、残してくというか、そういうことをしていきたいなって。

―日本選手権振り返って

いやもうすごいプラスになったと思います。インカレに向けて、まあ目標はオリンピックでしたけど、そこが終わりじゃないですし、決めて終わりじゃなくて、いったらいったで勝つための練習もしてたし、だから行って記録を残すことも視野に入れてやったし。行けなかったのでそのあとのインカレに向けて、連戦でも戦えることも視野に入れてやってたことなんで、明日明後日からもうインカレに向けて、日本一の、最高のマネージャーを胴上げできるように。もう腰痛いとか言ってる場合じゃないんで、もっともっと練習してタフになって、お前らついてこいよって言えるくらいに練習引っ張れるようにやっていきます。この負けがまたプラスになると思うので、また頑張ります。

村上栞(女50自:準決11位)

―予選、決勝と振り返って

4年前にここで(予選)11番、(準決勝)8番、(決勝)4番て残って、結構大ベストだったんですけど、その時に0.01でインターナショナルが切れなくてそこからずっと調子悪くて、たった0.01なんですけど、4年ぶりにベスト出せたので。まあ予選の方が泳ぎは良かったんですけど、悔いはないレースはできたので良かったかなと。

―どれくらい狙ってたんですか

感覚的にはすごく良かったので5秒台は出しておきたかったんですけど、まだ5月と、インカレがあるのでそこにとっておこうかなと思います。

―この大会に向けてどんな強化をしてきましたか
元は100が得意だったんですけど、今回調子悪くて、出場権取ることができなかったのですごく悔しくて、でも絶対ベスト出そうと思って。50にでるけど、100をメインの練習をやってきたので、いい結果が出たのかなと思いますね。

―初戦は今日でしたが、何日も前から応援にかけつけていましたよね

もう4年で先輩がみんな4年前の辛い時も見てたので、やっぱいい時も見ておきたいなと思って。法政もみんないい結果出してたんで、来れる日は来て応援してました。

―今年は女子部員たくさん入部しましたね

そうですねー!みんなすごくいい子で、みんなで泳ぎたいって子がすごく多いので、ラストシーズンだし、私がちゃんと引っ張って、みんなをいい方向にもっていって、女子今まで最高5番とかにしかなったことないので、4番狙ってやってきたいと思います。

―学校練習じゃない中でどういう形で関わっていきたいですか

チーム練だからできることって結構多くて、思ってることも言えなかったりっていうのあると思うんですけど、そういう部分の糸の役割ができればいいかなって思います。

池端宏文(男100バ:準決4位)

―予選、準決勝と振り返って

結構いい感じで。

―準決勝タイム上げてますが、予選は抑えたのでしょうか
予選はちょっと朝イチだったのであんまり。

―合宿で強化したポイントは
合宿は後半持つようにな泳ぎができるようにっていうのと、あとはフォームをちょっと変えました。
―その成果は実感としてどうでしょうか
ちょっと出てると思います。去年よりか後半楽にいけてるので。
―決勝どんなレースにしていきたいですか
前半から結構競ると思うのでそこで負けないように競り勝ちたいと思います。
―目標タイムは
派遣標準出せるように頑張ります。

村松弘基(男100バ:予選11位)※予選終了時のコメント

ー予選振り返っていかがですか

そうですね、なんともいえないですけど。これがギリギリ残れるかわからないですけど。

―今日はどのくらいを狙ってたんでしょうか

今日は3秒前半あたりがラインだと僕は思っていたので、一応ベストだったんですけど、200はもっと1秒くらいベスト出たので、まあ3秒前半は出るんじゃないかなと思ってたので。

―気をつけたことは

その種目もそうだと思うんですけど、100と200じゃ全然泳ぎも違うのでちょっと修正して、ちょっとテンポを早くして、短いので出せるところで力を出していくと思いました。

―準決勝どれくらい狙っていきたいですか

やっぱり2秒台。インカレでは2秒台出さないと狙っていけないんで。

宇津木翔平(男100バ:予選17位)

―予選振り返って

狙ってたタイムがもうちょっと上だったので、もっと思い通りの展開できてたらタイム出たんじゃないかと思うんですけど。

―思い通りとは

ラスト15mしっかり伸びきれるような展開を目標にしていたんですけど、なかなか。最後詰まっちゃったんで。

―ちなみにどれくらいのタイムを狙っていたんですか

53秒前くらい出せればいいかなと思ってたんですけど。

―先日行われた200mに関してはいかがでしたか

調子良かったんで、もう少し出るかなと思ってたんですけど、少し消えちゃった部分があって、最初の100の折り返しまではよかったんですけどそこからがまだまだだめかなと思います。

―この大会に向けてどんな強化をしてきましたか

全体的にバタフライを含めて、前半からいうレースが続いてるんで、出遅れないようなスピードと、その速いタイムで入ったときにしっかり後半耐えられるような練習ができればいいなという感じできたんですけど、そういった点はインカレに受けてしっかり修正していけたらいいなと思います。

―まだ全部の試合は終わってませんが、法政全体の成績見て感じることは

全体的に見て少しみんな緊張したいとかはあったんですけど、もう少し良くてもよかったかなと、昨年度インカレ優勝した中央大学さんが結構伸びてきてるので、もっと練習しなきゃ優勝できないかなと。

―今、法政に一番必要なものはなんだと思いますか

まず本当の意味で全員本気になること。それぐらいかけないと優勝できないと思うので、その縁で全員の意識が統一できればいいんじゃないかなと思います。

ー次のレースに向けて

次はたぶんこれがなければ6大だと思うので、優勝して、しっかり自分の役割っていうものを果たしたいなと思います。

池田翔(男1500自:予選20位)

―予選振り返って

そうですね。400があまりよくなかったので、予選を頑張るって言ったんですけど、全然満足いく結果はでなかったです。

―調子の方はいかがでしたか

そんなに悪い感じはなかったんですけど、タイムは悪いですね。

―今日はどういう展開で攻めようと思っていたのでしょうか

となりの選手が速い選手だったのでついていけたらいいなと思うんですけど。

―それは400と一緒の展開ですね

はい。隣の人も400と一緒だったので。

―では今大会を振り返っていかがでしょうか

今回はオリンピックかかっててみんな強いと思うので、そこで自分をどれだけ試せるかと思ったんですけど、やっぱり情けない試合になりました。

―今後どう強化していきたいですか

インカレがメインなので、そこでしっかり決勝に入って、法政の点数に貢献したいです。

―昨日は金田さんが五輪決めました

すごくよくしてもらっていたので、法政の力にもなりましたし、嬉しいです。

http://sports-hosei.net/img/share/bg_h3_result.png); background-position: 0% 0.25em;">生井義人(男50自:予選25位)

ー今日のレースを振り返って

50は100が悪かったので、一本集中したんですけど、タイムよくなかったです。

―今日は50ということで気をつけた点などは

やっぱり集中力が大事だと思うので、集中したんですけどできなかったです。

―この大会を通して課題など見つかりましたか

100でも練習不足だったんで、もう一回しっかり練習して、ジャパンオープンとか結果だ得るよういしたいです。

―今大会1年生の活躍も目立ちますが

入ったばっかで、結果出すのはいいことなんで、これからもっと一緒に頑張っていけたらいいいと思います。

 

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