水泳
 

【水泳】JAPAN SWIM 2013(世界選手権、ユニバーシアード代表選考会) 4日目

第89回日本選手権水泳競技大会 競泳競技
兼 第15回世界選手権大会2013代表選手選考会
兼 第27回ユニバーシアード競技大会代表選手選考会
2013年4月11日~14日
会場:新潟ダイエープロビスフェニックスプール

新潟で行われた4日間の熱い戦いもいよいよ最終日を迎えた。3日の時点で合計6種目の決勝進出者を送り出した法大。今年は新入生の台頭もあり、夏以降に向けて楽しみな部分も見えてきた。あとはメダルという結果が欲しい中、最後に魅せてくれたのは主将の松原だった。

3位で表彰台に立つ松原(写真右)

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
50㍍自 31位 青木 智美 27秒00  
200㍍背 31位 中村 桃子 2分17秒73  
200㍍平 3位 茂木 美桜 2分26秒53 決勝
  13位 浜野 麻綾 2分29秒72 B決勝

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
50㍍自 22位 米川 琢 23秒55  
200㍍背 6位 松原 颯 1分59秒98 決勝
  14位 山岸 祐介 2分02秒37 B決勝
  36位 小川 将平 2分07秒00  
100㍍バ 6位 池端 宏文 52秒99 決勝
200㍍平 12位 渡邊 一輝 2分13秒17 B決勝

B決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男200㍍背 5位 山岸 祐介 2分02秒15  
女200㍍平 3位 浜野 麻綾 2分29秒62  
男200㍍平 4位 渡邊 一輝 2分13秒38  

タイム決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男800㍍自 9位 東 隼平 8分09秒34  
  10位 竹田 渉瑚 8分09秒39  
  15位 露崎 真基 8分11秒94  

決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男200㍍背 3位 松原 颯 1分57秒81  
男100㍍バ 5位 池端 宏文 52秒79  
女200㍍平 5位 茂木 美桜 2分26秒80  

予選

 この日最初の種目女子50m自由形では3日連続の出場となる青木智美(社1)が登場。普段はあまり泳いだ経験のない種目だったこともあってか、序盤からペースをつかめず、31位で全種目での予選突破はならなかった。男子の同種目では、米川琢(スポ4)が出場。昨年予選11位となったインカレで手ごたえをつかみ、「決勝を狙っていた」と語った米川だったが順位は22位で悔しい結果となった。
 続く200m背泳ぎには女子からは中村桃子(経2)が、男子からはメイン種目でのメダル獲得に期待がかかる松原颯をはじめ、松原が期待する後輩の山岸祐介(経2)、小川将平(社3)ら3選手が出場。中村は200の練習期間が短かったことが影響したのか31位、小川も思ったほどタイムが伸びずに36位で予選敗退となった。松原はインカレの時と変わらぬ安定した泳ぎを見せ、6位となり決勝に進出。山岸も昨年のジャパンオープンより速いタイムで泳ぎきり14位でB決勝に進出した。
 男子100mバタフライでは昨年の五輪選考で激戦の末3位となった池端宏文が登場。「調子は良くなかった」と語っていたもののスタートの良い泳ぎで6位となり決勝に進出した。
 200m平泳ぎには女子では浜野、茂木の期待の2年コンビが出場。浜野は後半から追い上げるレース展開で決勝とはいかなかったものの13位でB決勝。大会4日間全てに出場している茂木は疲れを感じさせない安定した泳ぎで3位となり決勝に進出した。男子では新入生の渡邊一輝(社1)が出場。「調子は悪かったがなんとか合わせて試合迎えられた」という言葉通り1日目から修正した泳ぎで12位となりB決勝に進出した。

B決勝

 荻野光介(東洋大)を筆頭に代表レベルの選手や大学でトップを争う強豪選手が多数出場する今大会。最終日の決勝もハイレベルな激戦となった。
 男子800mのタイム決勝では東隼平、露崎真基、竹田渉瑚の三人が出場。普段の大会ではあまり泳がない距離な上に、3日間で「納得いく泳ぎができていない」と語る三人だけに最終日の復調が期待されたが、東は全体9位ながらも本人曰く「水が捕まえらない」「タイムがベストより遅すぎる」泳ぎとなり課題の残ったレースとなった。露崎は15位で「出場した中で一番いいレースができた」と語ったが「このままでは(他校の選手と)戦えない」という反省のコメントも見られた。新戦力として今大会台頭した竹田も10位と「自分の弱さを痛感した」と語る悔しい結果となった。
 200m背泳ぎのB決勝の山岸は前半7位と出遅れた中、後半徐々に順位を上げ5位。ただ「2分00秒台を狙っていた(山岸)」だけにタイム的には悔しさの残るレースとなった。
 200mの平泳ぎB決勝では浜野、渡邊が出場。浜野はメイン種目ではないながらも後半の突き上げで3位まで順位を上げた。一方渡邊は前半を1位で折り返すも、後半にペースダウンし7位という悔しい結果に終わった。

決勝 主将笑顔のメダル獲得!

 「自分は楽しみながらレースをするタイプなので」そう語る松原は萩野、入江といった選手以外でも早稲田の多田邦徳など大学の有力選手が相手でもそのスタイルは変わらない。入場から笑顔を見せ、リラックスした表情のまま彼はレースに入った。
 試合展開は出だしの50mは8位だったものの、ここからペースを上げられるのが松原の強みだ。100mで5位、150mで4位と徐々に差を詰め、最終的には3位で今大会法大唯一の表彰台へと上った。
 次に登場したのが昨年同種目でメダルを獲得した100mバタフライの池端だ。小堀勇気(セントラルスポーツ)など同世代の有力選手に加え、松田丈志(コスモス薬品)や藤井拓郎(コナミ)ら五輪選手が出場する激戦区でのメダル獲得が期待されたが結果は5位と振るわず、メダル獲得は5月に持ち越しとなった。
 最後に登場した200m平泳ぎの茂木は本人も意識する高橋美帆(日本体育大)との対決となったものの序盤からタイムが上がらず5位。悔しい結果となった。

大会総評

 メダルの獲得数は1個だったものの、4日間でB決勝10人、決勝に11人が進出した今大会。インカレに向けてまだ調整段階の選手も多いことを考えれば、この結果は悪くないといえるだろう。新入生の台頭も期待が持てそうだ。ここから夏に向けて各選手がいかに調子を上げてこれるのかに注目が集まる。(三上潤)

選手コメント

松原颯(男子200m背泳ぎ:決勝3位)

ー今日のレースを振り返ってお願いします
100に続いて調子は悪くて、ベストからはちょっと離れてるんですけど、それでも3位に入れたっていうのは収穫かなと思います。

 
ートップ選手とのマッチアップでしたが意識はありましたか
意識しないことはないですが、今の僕ではちょっと勝てるとは思ってなかったんで
狙った通り3位に入れたのは良かったと思います。
 
ー客席からの声援は聞こえていましたか
もうはじめ(入場の段階から)から応援してくださったんで、力になりましたね
 
ー入場時から笑顔や手を振ったりとリラックスできているように思いました
そうですね。いつもレースを楽しむほうなんで、いつもの状態でできたことがそれなりのタイムがでたことにつながったんじゃないかなと思いました。
 
ー大学単位でみてもこの種目は強い選手が集まっている中で、トップの選手としてやってきて意識することは何かありますか
インカレチャンピョンとして負けることは許されないと思うので、あとはコンスタントにタイムを出すことを意識してやっていきたいと思います。
 
ー先日の100からの修正点はありましたか
100は気持ちが入りすぎてたとこもあったので、いつも通りやるようにしました。
 
ー法大唯一のメダルですが
僕個人は、あまり表彰台とかは意識しないでしっかりタイムを出すことを考えてやってますがそれでチームに勢いがつくならいいかなとは思います。
 
ー大会全体を終えてどうでしたか
全体としては納得いかない大会でしたね。タイム的にも自分らしさが出なかったので
 
ー次のレースに向けての意気込みをお願いします
六大学は大学対抗なので、しっかり大学のために泳ぐっていうのと、他大がすごい強いんで勝てるかわからない戦いになってくると思うんで全員で戦っていきたいと思います。
 

茂木美桜(女子200m平泳ぎ:決勝5位)

ー先ほどのレースを振り返ってお願いします
タイムも順位も落としてしまって...悔しいです。

 
ー有力選手とのマッチアップでした
ユニバーシアードの代表に入りたかったのでどちらかというと大学生の人たちを意識してました
 
ー最終日のレースということで意識はありましたか
今回一つもベストがでていなくて、今日だけはベストが出ればっていうのはあったんですけど、あまり良くなかったです
 
ー4日全てに出場しているということで疲れはありましたか
こっちに来てから感覚がよくないので逆に疲れがあるほうがいつも調子いいので個人メドレーにも出たんですけど
ラスト50はきつかったです
 
ー直前で松原さんがメダルを獲得したことで意識することはありましたか
インカレの時も颯さんが目の前で優勝して、私も気合が入って今回もそうゆう風には思ったんですけど続けなかったです
 
ー大会の総評をお願いします
4月はいつも調子悪くて、いい結果がでたことがあまりないのでこうゆうことがないように鍛えなおしていきたいです。
 
ー次のレースに向けての意気込みをお願いします
六大はリレーにも出るのでよりチームに貢献できるように頑張っていきたいです。
 

池端宏文(男子100mバタフライ:決勝5位)

ー今日のレースを振り返って
前半からあまりよくなかったと思いますけど、後半も伸びなかったんで

 
ー試合前の調子はどうでしたか
よくはなかったです。初日の50のときは良かったんですけど、あんまり戻んなかったんで
 
ー有力選手の集まるレースでしたが意識する部分はありましたか
いや自分のレースをするだけだったんで、周りは意識せずに泳ぎました。
 
ー三年になってからの意識の変化はありますか
特にはないですね。速く泳ぐだけなんで
 
ー次の大会に向けての意気込みをお願いします
六大学では負けないようにするのと、ジャパンオープンではインターナショナルのタイムを切れるように頑張ります。
 
 

フォトギャラリー

  • 413位で表彰台に立つ松原
    (写真右)
  • 42予選を泳ぐ小川
  • 43レース結果を見る茂木
  • 44B決勝を泳ぐ渡邊
  • 45躍動する山岸
  • 46力強く泳ぐ浜野
  • 47決勝に臨む池端
  • 38決勝を泳ぐ松原
 

 

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