水泳
 

【水泳】女子シード獲得へ上々の滑り出し 男子は苦戦 第89回日本学生選手権水泳競技大会 1日目

第89回日本学生選手権水泳競技大会
2013年9月6日~8日
会場:広島市総合屋内プール(広島ビッグウェーブ)

今年は水の都広島で開かれる大学生の祭典・インカレ。仲間との「結束」を力に変え、優勝を手にするのは果たしてどの大学か。法大水泳部の戦いが今始まる。

100m平泳ぎで決勝のコースへ向かう茂木

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
50㍍自 28位 吉田英里子 27秒15  
400㍍自 12位 田中瑞穂 4分20秒97 B決勝
  38位 木屋川内万穂 4分29秒62  
200㍍バ 27位 嘉陽文香 2分18秒70  
  42位 根岸優歩 2分22秒39  
200㍍背 17位 中村桃子 2分16秒94  
  28位 小林江舞 2分21秒46  
100㍍平 1位 茂木美桜 1分08秒35 決勝
  4位 浜野麻綾 1分09秒28 決勝
400㍍リレー 13位

青木・茂木
今井・吉田

3分50秒72  

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
50㍍自 8位 米川 琢 23秒32 スイムオフ
  65位 松田 優太 24秒38  
  88位 大林 洋平 24秒69  
400㍍自 13位 竹田 渉瑚 3分55秒67 B決勝
  20位 東 隼平 3分57秒40  
  22位 露崎 真基 3分58秒86  
200㍍バ 17位 伊佐治 淳 2分00秒68  
  45位 斎藤 拓之 2分04秒45  
  69位 佐藤 健太 2分07秒91  
200㍍背 3位 松原 颯 2分00秒14  
  11位 山岸 祐介 2分02秒43  
  12位 小川 将平 2分02秒68  
100㍍平 17位 渡邊 一輝 1分02秒23  
  45位 川畑 佑平 1分04秒21  
  57位 堤 大陸 1分04秒70  
400㍍リレー 7位

中山・池端
須田・森

3分23秒79  

B決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男50㍍自 7位 米川 琢 23秒57  
女400㍍自 5位 田中 瑞穂 4分19秒84  
男400㍍自 3位 竹田 渉瑚 3分55秒69  
男200㍍背 6位 小川 将平 2分03秒10  
  8位 山岸 祐介 2分04秒45  
女400㍍リレー 1位

青木・茂木

中村・吉田

3分49秒29  

決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男200㍍背 3位 松原 颯 1分59秒01  
女100㍍平 2位 茂木 美桜 1分08秒41  
  3位 浜野 麻綾 1分08秒57  
男400㍍リレー 7位

中山・池端

伊佐治・森

3分24秒08  

予選

第89回日本学生選手権が広島の総合水泳場で開幕した。天皇杯奪取を狙う法大としては、まずはスタートダッシュを決めたいところ。

 選手権獲得を狙う男子は50m自由形で米川琢(スポ4)が出場。東大富永選手とのスイムオフで敗れ、決勝進出はならなかったものの、2年連続のB決勝へと進出した。200m背泳ぎでは主将の松原颯(経4)がA決勝へと進出し、同選手も大きな期待をかける小川将平(社3)と山岸祐介(経2)の両選手がB決勝に進出するなど、各選手が期待通りの活躍を見せた。

 しかし実力を出し切れなかった選手も見られた。400m自由形では露崎真基(経3)、東隼平(経3)の二人が出場。今年のジャパンオープンでA決勝に進出した波に乗りたかった露崎だが、結果は位。一方、昨年は決勝に進出した東も序盤から終盤まで、力を出すことが出来ず、悔しい予選落ちとなった。明日行われるメインの1500での巻き返しに期待したい。

 一方、シード獲得を狙う女子には、大学入学後の出場大会全てで表彰台に登っている茂木美桜(人2)と浜野真綾(スポ2)の二人が決勝へと駒を進めたほか、400m自由形では、田中瑞穂(経1)がB決勝へと進出し、結果を残した。

 そして注目の400mリレー。男子からは中山貴裕(社2)、池端宏文(経3)、須田智博(社4)、森洋介(経4)が出場。序盤はリードを許したもののラスト100から一気にスパートをかけ、見事7位で決勝に進出した。女子は決勝進出こそならなかったものの青木智美(社1)、茂木、今井万里子(スポ1)、次期女子キャプテンの吉田英里子(経3)のリレーで、11位となりB決勝に進出した。

決勝

 男子はまず、50m自由形で米川が出場。1位となった昨年の再現が期待されたが、結果は7位。予選ではA決勝にも手が届きかけていただけに、悔しい結果となった。一方、法政期待の新戦力竹田は序盤大きくリードを奪われるも、後半に巻き返しインカレ初のレースでB決勝3位と、メインの1500へ向け上々の滑り出しを見せた。

 男子A決勝では200m背泳ぎで昨年1位を獲得し、連覇が期待される主将松原が登場。試合は松原らしい、終盤追い上げるレース展開を見せたものの、最後の100の競り合いで早稲田の多田邦徳、日体大の山崎貴大に惜しくも届かず、3位。連覇はならなかったものの、自身の100や法大の巻き返しに向けて望みをつなげる結果を残した。

 女子は1位、2位を狙って茂木、浜野の2年生コンビがA決勝に登場。浜野は序盤リードを奪い、茂木は徐々にペースを上げていく正反対のスタイルで3選手が最後まで争うデットヒートを見せた結果、茂木が2位、浜野が3位で見事表彰台に登った。またメイン種目ではないものの、400m自由形B決勝に出場した田中瑞穂も自己ベストを更新する泳ぎをみせ、メインの個人メドレーへ弾みをつける結果を残した。

 リレーでは女子が決勝進出こそ逃したものの、今井と中村桃子(経2)を入れ替えたメンバーでB決勝に挑み、2秒以上の序盤の大幅なリードを守りきって見事1位を獲得した。一方個人種目で思うような結果が出ていない男子はここで結果を残し、明日に向けて勢いをつけたかったものの、結果は序盤の出遅れが響き7位。悔しい結果となった。

総評

 初日は男子が52点で8位、女子が53点の8位で終えることとなった。シード獲得へ向けて女子がまずまずの立ち上がりを見せた一方、主力選手の不調が響いた男子は天皇杯奪還へ向け厳しい立ち上がりとなった。今後、男子は個人メドレーや背泳ぎ、バタフライ、自由形長距離、女子は平泳ぎ、背泳ぎ、自由形といった得意種目や、男女ともに大きくポイントが加算されるリレー種目で上位に入り、二日目以降の爆発に期待したいところ。インカレはまだまだ始まったばかりだ(三上潤)

女子400リレー(青木ー茂木ー中村ー吉田)

―B決勝を振り返って

吉田:A決勝に残れなくて残念でしたがその分、B決勝で1位だったことが嬉しかったです。でも、アンカーはみんな速いので自分だけが遅れたらと不安になったんですけど、逃げる立場だったんで最後まで逃げ切ることができました。

中村:予選泳いでなかったので不安はありました。でもB決勝で1位になりたいという気持ちがあったのでその気持ちでつながって良かったです。

茂木: 予選は良かったのであとはそれをきちっと掴めるかって感じだったんですけど、直前の100mが優勝したかったのに2番で悔しくて、それで去年は泣いてリレーで迷惑かけたので、今年はもう泣かないで最後も(今井)万里子のために切り替えて頑張りました。

青木: 調子は良かったんですけど、予選でなかなか自分の思うようなレースはできなかなくて、上手く水がひっかからなかったんで、そこを修正してB決勝に挑んだら、けっこう作戦通りにいって1年ぶりにベストが出てすごい嬉しかったです。

―次期女子キャプテンの吉田選手にお聞きします。初日を終えて、女子のレースはいかがだったでしょうか

吉田:初日なのでまだわかりませんがシードを取ることが目標です。このままの流れでいってくれれば取れると思います。

―最後にお一人づつ、明日以降の意気込みをお願いします。

吉田:100mで意地を見せたいです。

中村:明日のメドレーリレーは表彰台に登れるように頑張りたいです。

茂木: 今日は負けてしまったので、(個人種目の)200mでは優勝できるように自信を持っていきたいです。

青木: 明日は(個人種目の)200mで世界代表選手たちがいるので、その人達に勝てるように頑張っていきたいと思います。

大林洋平(50m自由形)

―今日のレースを振り返ってお願いします

悔しいですけど、全然ベストじゃなくて去年も半フリーで大会で出て失敗してるんで、今年は、と思ったんですけど、上手くいかなかったですね。

ーこの夏に取り組んだことはありますか

4月と5月にあった日本選手権は背泳ぎで出てたんですけど、フリーも良かったっていうのがあるんですけど、レギュラーで入ってる以上はちょっとでも貢献できないといけなかったんですが、できませんでしたね。

ー来年は最高学年で主将です

この結果じゃあ、なかなかみんなの前にたつのでは恥ずかしいし法政のショートではなかなか勝てないんで、背泳ぎとクロールの50mで、上手く勝っていけたらなって思います。

ー今年のチームに求めるものは何でしょうか

チーム自体は雰囲気もすごく良くなってきてるので、僕は申し訳ない気持ちもありますけど、もっと乗ってくるといいなと思います。

ーどんなことを来年のチームに求めますか

かなり結果残している4年生が抜けてしまって、次には新入生で良いのが入ってきますけど、そこに頼るんではなくチームを良くしていかないと勝てないなっていうのはあるので、強くしていきたいと思ってます。

ー選手としても来年のスプリント(50m、100m)は大林選手が中心となると思いますが、いかがでしょうか

フリーが強くないと勝てないので、フリーを強くして、法政の練習はミドル、中盤の選手にはあっている練習なので、上手くショート系の練習に切り替えられたらなって思います。

米川琢(50m自由形)

―試合を振り返ってどうでしたか

結果としてチームに貢献できなかったことが残念です。

―試合前の調子はどうでしたか

すごくよかったです。予選、スイムオフと泳いできてもよかったです。

―大きな大会はこれで最後です

もう、この結果を受け止めて次にチームに何ができるか考えてやっていきたいです。

―印象に残ったレースはありますか

やっぱり。去年のインカレでのB決勝ですね。

―今後の進路を教えて下さい

このまま水泳を続けて将来は指導者になっていけたらいいなと思っています。

―今年のチームに求めるものは何でしょうか

姿勢は良いと思うんですけど、勝ち方をたぶん分からないところだと思うので

―来年は同じスプリントの大林選手が主将になりますが

そうですね。もう持ってるものはあると思ってるので、自分に自信を持っていくだけですね。

―最後に大学4年間を振り返ってお願いします

そうですね。一番印象に残ったのが、当たり前のことが当たり前にあるんじゃなくってってことを一年を通して思いましたし、2年の時には思うように泳げない時期もあって、いろんなことがあったんで、そうゆうことを考えてやってきたし、やっぱり当たり前のことはないっていうことは身に染みました。

浜野麻綾(100m平泳ぎ)

―今日のレースを振り返ってお願いします

そうですね。予選の時何も考えずに泳いでしまって、その点では反省してレース展開なども考えて、決勝は反省して泳げたとは思うんですけど、もちろんベストも出てないし納得はしてないんですけど、最後に表彰台に上がれたってことは自分やチームにとってはいいことだったんじゃないかなと思いました。

―インカレ初の表彰台はいかがでしたか

予選で反省点が出てしまったことが、欠点ではあると思うんですけど、表彰台に登れたことはいいことだと思うので、久しぶりの200で、まずは自己ベストを目指して頑張りたいと思います。

―浜野選手にとって、2度目のインカレですが昨年との変化はありますか

やっぱり4年生が最後の試合ということもあって、自分の結果で4年生にいい結果を与えられたら、恩返しに少しでもなるんじゃないかと思います

―この夏に取り組んできたことなどありますか

2月のインター合宿の時や、3月にチームで海外で泳いだりして、インカレ前もチームで合宿したりして、チームワークがそうゆうことで高まっていると思うので、それを出していけたらいいなと思います。

―女子のシードへ向けて前進したのではないでしょうか

自分が結果を出して、チームの得点を稼ぐことが自分の役目だと思うので、自分がチームに加わって点を稼げるかどうかが重要だと思うので、それでチームにいい結果を与えられたらいいなと思います

―明日の200へ向けて意気込みをお願いします

ほとんどの人が選考会に残ってるメンバーなので、また表彰台に上ってチームに貢献できたらいいなと思います。

男子リレー(中山ー池端ー伊佐治ー森)

ー今日のレースを振り返ってかえっていかがでしたか

池端:正直遅いですね

森:疲れた感じですね

ー初日の法政の結果を受けていかがでしたか

池端:そうですね。僕は悪かったですけど、本来の力を出し切れてないです。

伊佐治:200で悪い結果を出してしまって、リレーでも僕が足を引っ張ってしまったのは事実ですし、せっかくメンバーに選んでいただいたのに、情けないです

中山:一応ベストが出て、調子はいいと思うんで、明日明後日の個人で結果を出してチームに貢献していきたいです

ー明日以降のレースに向けて

中山:一日目あまり法政は結果良くなかったんですけど、明日は個人のレースもあるんで流れを作っていきたいですね

池端:明日明後日まだあって、明日はメインの1バタなんで、しっかり休んで調子を上げていきたいと思います

伊佐治:時間が変われば、また調子だったりも上がってくると思うんで、それをいい方向に持っていきたいと思います。

森:最後の大会なんで、よい結果であろうと悪い結果であろうと、怪我しようと、なにかと全力で楽しむことを考えてます。今日は色々あったんですけど、流れに乗れなかったので、今日のミーティングでそこのところを話し合って明日の個人のレースにつなげていきたいと思います。

嘉陽文香(女子キャプテン:200mバタフライ)

―今日のレースを振り返ってお願いします

メインは最終日の4個メなので、その最初の1バタにスムーズには良いっていけるように考えて泳ぎで、後半は少し苦しかったんですけど、泳ぎとしてはそんなに悪くないんじゃないかって感覚があるので、4個メもすんなり入っていけるんじゃないかと思います

―この夏に取り組んできたこと

バタフライに関してはずっと2回目のキックが打てなかったのでしっかりキックを決めることを意識して練習してきて、それは4個メにもつながることなので、そこを意識して練習しました

―初日ですが、ここまでの女子の結果を見ていかがですか

タイムとか結果的にはそんなに悪くないと思います。まだ今日がメインって子は少ないんですけど、明日以降につながるレースがみんなできるんじゃないかなと思いますし、雰囲気もいいので、流れは良いと思います。

―最後に4個メに向けての意気込みをお願いします

最後なので、チームに貢献することと笑ってチームに戻れるように、精いっぱいやりたいなと思います。

佐藤健太(200mバタフライ)

―今日のレースを振り返って

僕は初めてインカレの選手として出たんですけど、今年はインカレに出ることが第一目標にあって、出ることが決まって、そこから上を狙うというのは遠いということがあったんで、そうゆう部分の青さがこのレースに出たと思います

―同学年には伊佐治選手というバタフライの中心的な選手がいますが、何か刺激を受ける部分などはありますか

そうですね。伊佐治選手の場合は、僕が中学の頃ぐらいに全国のトップ集団にいた人なので、僕よりも格上だとは思いますが、刺激を受ける部分もありますが、タイムでも勝てるように頑張りたいです

―来年以降へ向けての意気込みをお願いします

インカレでレギュラーに入るっていう目標は達成したんですけど、ベストを出せない結果になってしまって、そこはコーチやチームに申し訳ないと思うんですけど、来年はこの悔しさをバネにしてB決勝、A決勝を意識できるように練習していきたいです

 

フォトギャラリー

  • 11100m平泳ぎで決勝のコー
    スへ向かう茂木
  • 12バタフライ200mを泳ぐ斎
  • 13レースに臨む女子リレーチ
    ーム(左から青木・茂木・中
    村・吉田)
  • 143位で表彰台に登る松原
  • 15インカレ初出場の佐藤
  • 16100m平泳ぎで2位の茂木
    (写真左)と浜野(写真右)
  • 17400m自由形を泳ぐ竹田
  • 18リレーの戦況を見つめる伊
    佐治(写真左)と池端(写
    真右)
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

1 R

定期購読の申込み