水泳

【水泳】第94回日本選手権 5日目 内藤が100㍍に引き続き7位入賞!!林孝も100㍍バタフライでPB更新&準決勝進出で4年生の意地を見せる泳ぎ!!

第94回日本選手権JAPANSWIM2018
兼 第18回アジア大会 代表選考会
兼 第13回パンパシフィック水泳選手権大会 代表選手選考会
2018年4月7日(土)
東京辰巳国際水泳場

 日本選手権5日目。この日、内藤は今大会最後のレースとなる200㍍背泳ぎ決勝のレースに臨み7位。大きな収穫と課題を見つけて自身としては今大会を締めくくった。また100㍍バタフライでは林孝が200㍍に引き続き自己ベストを更新。準決勝は、振るわなかったものの、個人としては大きな成長を遂げた大会となった。

 

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内藤は200㍍背泳ぎでも7位入賞となった

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
100m自由形 18位 柴田夏海(スポ1) 57秒28  
29位 森本優香(社1) 57秒78  
200m背泳ぎ 19位 小川真菜(経1) 2分15秒99  

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
100m自由形 19位 後藤和真(経2) 50秒79  
100mバタフライ  9位 林孝晟(経4) 53秒14 準決勝進出
18位 赤羽根康太(人2) 53秒35  
800m自由形 20位 市丸貴之(経3) 8分11秒33  
43位 廣川剛己(経3) 8分39秒08  

準決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男子100mバタフライ 5位 林孝晟(経4) 53秒12  
 

決勝結果

種目順位選手名タイム備考
男子200m背泳ぎ 7位 内藤良太(人3) 2分2秒14  

戦評

<>大会5日目。予選には法大から8選手が出場した。
 中でも期待がかかったのは、昨年の同大会でルーキーながら100㍍バタフライで準決勝進出を果たしている赤羽根。しかし、最初の50㍍を24秒84とまずまずのタイムで折り返すも残り50㍍で伸びず。昨年からもタイムを落とし53秒35で組3着、全体18位という結果に終わる。「情けないというか何とも言えない」とレース後大きく肩を落とした。練習方法から試行錯誤している段階の赤羽根。今回は悔しい結果に終わったが、きっと今後スランプを抜け調子を取り戻せる日が来るはずだ。

 一方、100㍍バタフライで準決勝に駒を進めたのは林孝。スピードの落ちやすい後半の50㍍に照準を当て一気に勝負に出た。200㍍バタフライに続き自己ベストを更新する。「積極的に攻めて52秒台を狙うレースをしたい」と好調な頼もしい4年生は準決勝に向け意気込んだ。
  他にも男子は市丸、廣川、後藤の3人、女子では柴田、森本、小川と3人のルーキーが登場。惜しくも準決勝にコマを進めることは叶わなかったが、それぞれが全力の泳ぎを見せた。
  迎えた準決勝では、日本トップレベルの選手の1人である小堀勇氣(ミズノ)が隣の3レーンを泳ぐこととなった林孝。「積極的に攻めたい」と予選後話していた通り、前半から小堀についていくレース展開を見せる。予選の24秒89より0秒13速い24秒76で50㍍を折り返す。後半は少し遅れるも53秒12と再び自己ベストを更新しフィニッシュ。決勝にこそ進めなかったものの「4年生にして水泳が楽しいと思える結果が出せた。インカレではもっと笑顔が弾けるように頑張りたい」と最後は笑顔で締め括った。
  200㍍背泳ぎ決勝には昨日の準決勝を全体5位で通過した内藤が登場。「タイムを出さなきゃ意味がない」と自身のベストタイムである1分59秒20の更新を目指してのレースとなった。前半は準決勝を上回るペースで泳ぐも、「泳いでいるうちに不安な気持ちになった」と後半は一気にペースダウン。得意種目での思わぬ失速に7位入賞こそ果たしたものの、満足のいく形でレースを終えることはできず。悔しい結果に終わった。
  
 大会最終日となる明日は、400㍍個人メドレーに主将常深が出場。副将の林孝や決勝に2度進んだ内藤に続き、決勝に進めるか。強敵集うメドレーでチームの長が勝負に出る。(中西陽香)
 

選手コメント

内藤良太

―レースを振り返って
ベストを狙っていたんですけど、3本目の難しさや自分の甘さを知れたレースでした。
 
―どのような気持ちで臨んだ
決勝に残って満足してしまっていた部分があったので、気持ちの面でまだまだ甘かったのかなと思います。
 
―力みがあると昨日は話していたが今日は
全体的に自信をなくしてしまったというか、泳いでいるうちに不安な気持ちが出てしまいました
 
 ―どうして不安な気持ちが出てしまった
予選と準決勝であまり自分にとって上手くいかない泳ぎになってしまったので、そういった部分で心の弱さが出てしまったのかなと思います。
 
―タイムは前半準決勝より速いペースでした
やはりトータルで勝負しているので、前半は速かったとしても後半で粘れなかったのであまりそこはプラス点とは言えないですね。
 
―後半の失速は心理的な面が大きかった
はい。そうですね。
 
―今大会は及ばなかったが、入江(陵介、イトマン東進)選手など日本のトップ選手も競う相手となってきたが
そこは今大会を振り返れば自分にとっていい経験になったんですけど、ただ、一緒に泳ぐだけではダメなので、最終的には自分が勝つという気持ちでいかないとダメだなというのは学びました。
 
―リアクションタイムの遅さはどう改善していきたい
普段からやはりスタートを意識して飛ぶとか、スタートからのバサロキックでも細かく打つとか、色んなうまい選手に聞いてみて自分がどう打てば良いのかなど研究していきたいと思います。
 
―スウィン大宮の応援に来てくれてる方もいたが
僕一人で泳いでるわけではなくて、周りの人たちがこうして応援してくれてるおかげでこういう舞台にも立てていると思うので、そういった意味でもこの決勝のレースは自分にとってすごい悔しいというか、みなさんにふがいないレースを見せてしまったと思います。
 
―次の大きな大会はジャパンオープンですがそこに向けて
そこに向けてはあと1ヶ月ちょっとあるので、少しでも泳ぎの安定と、自分に自信が持てるように日々練習していきたいと思います。
 
―大会を総括して下さい
やはり自分にとって大きな大会ではあるんですけど、通過点でしかないと考えているので、ここで終わりじゃないのでまだまだ上げていけたらいいなと思います。
 

林孝晟

(予選後)
ーレースを振り返って
自己ベストが出たので良いレースだったかなと思います。
 
ー考えていたレースプランは
前半焦らず、あまり焦らず後半自分の泳ぎを生かせるようにバランスを考えたレースをしました。
 
ー準決勝も見えるタイムです
もう一本泳ぐことができるなら、前半から積極的に攻めて52秒台を狙うレースをしたいと思います。
 
ー次に向けて
僕は今年は副キャプテンを任せてもらっていて、4年生で色々最後になってくると思うので、思い切り楽しむことを1番に結果にもこだわっていきたいと思います。
 
(準決勝後)
―レースを振り返って
予選の順位が9番で決勝が狙えるところのレースだったんですけど、目指していた52秒台も出ずにちょっと悔しい気持ちです。
 
―予選に続き自己ベスト更新となりました
200㍍バタフライから調子が良いのは分かっていたので、予選よりタイムを落とさなかったというところは今回の収穫だったかなと思います。
 
―好調の要因は
9月からしっかりと部員全員で競いあって、声掛け合ってしっかり練習できていたところが今回こういう結果につながったのかなと思います。
 
―予選から準決勝の間にやっていたことは
今のが4本目のレースで疲労があるのは分かっていたので本当に疲労を抜くことと身体が動くように、準備をしていました。
 
―入場の際は笑みも浮かべていましたがどのような気持ち
一緒に出場している選手も含め、OBOGの方からもたくさん声を掛けていただいて。今回応援に来てくださっている方々にしっかりと自分のレースをもらいたいという気持ちと、自分自身楽しかったので、そういうところだと思います。
 
―「積極的に攻めていきたい」と話していた通り前半攻めた印象
隣の小堀(勇氣、ミズノ)選手は日本のトップ選手で、しっかり付いていこうと思って。まだまだ実力不足だったんですけど、そのトップの選手と一緒に泳ぐ機会はなかなか無いのでいい経験になったかなと思います。
 
―これからは選手としても副将としてもチームを率いていくことになるが
そうですね。今僕たちのチームは常深主将がすごく明るくて人望があって、すごく頼りになる存在で、常深主将の求めるチームになれるように副将としてしっかりサポートすることと、やはり4年生は最後なので、しっかりインカレで結果を残して、後輩たちにバトンタッチしたいと思います。
 
―今後取り組みたいことは
次の僕のターゲットが9月のインカレになるので、そこに向けてまずは体力作りから。そして、どんどん力を研ぎ澄ませてインカレで結果が残せるようにしたいと思います。
 
―日本選手権を総括してください
本当に楽しいレースばかりで、本当に4年生最後にしてここまで水泳が楽しいと思える結果が出せたので、インカレではもっと笑顔が弾けるように頑張りたいと思います。
 

市丸貴之

―レースを振り返って
1500㍍の時に八塚監督から今後インカレで上がっていくうえで、攻めきれてないという風に怒られたので、とりあえず前半から行こうと思って攻めてみました。
 
―今回のレース展開について
最初の100から先頭に立ちたいという気持ちでやっていました。先頭じゃなかったとしても先頭とする位置でレースを展開していこうと思っていていましたね。今回も見える範囲ですけど先頭に近い位置でやっていたのが良かった点だと思います。
 
―調子が上がっている要因
1年生の時に全然結果が出なくて高3でも出なかったのですが、2年間下積みをしてきたのが、ようやくですけど形になってきていると思います。ですが、選手権でベストは出ていないですし戦える位置ではないと思うので止まらずに頑張っていけたらと思います。
 
―ペースが落ちることなく1位でフィニッシュしました
8分一桁台が出ればいいなと思ってはいたのですがっていう感じでした。落ちなかったことに関しては、1500の時もそうですけど大崩れしないことが僕の長所というか良いことだと思います。なので、そこを前半突っ込んだというかペースを早くして入ったわりには、保てたので力がついてきた証拠なのかなと思いますね。
 
―次に向けて
次は来週の六大学(六大学対抗選手権)で1500にしろ、400にしろフリーの長距離は僕らが引っ張っていかないといけない位置にいると思うので、しっかり明治や早稲田に負けないようなレースをしていきたいです。
 

廣川剛己

―レースを振り返って
苦手種目の中でもしっかりやろうと思ったのですが、体力がないと実感しました。
 
―今回のレース展開について
いつもは、前半から行くレースなのですが前半から行かないようにして最後まで持つようにしました。しかし、それが達成できずに残念な気持ちです。
 
―徐々に遅れていってしまった要因
全体的に心肺機能がなくなっていると思いますし、100,200よりの練習をしちゃっていて400もそんなに今はタイムが出ていない状態なので、そこは鍛え直して400から頑張りたいと思います。
 
―次に向けて
一番長くて400、一番短くて100の種目なのですが、中距離は法政が点を取らないといけないところだと思うので自分が取っていって最後にリレーもあるので皆で力を合わせて勝ちにいきたいと思います。
 

赤羽根康太

ーレースを振り返って
もっとタイムを出したかったというか、ずっとこの日のためにインカレ明けから色々やり方を変えてやってきたので、また考える必要があるかなと思いました。
 
ーインカレから具体的に
練習の方法自体が大幅に変わったというか。長い距離を何度も何度も泳ぐんじゃなくて、例えば50㍍だったら50㍍のなかで決められたタイムで何本もくる、それでいてきつくなってもそのタイムをキープできるように練習をずっとやってきたので、きついところでのもうひと踏ん張りの練習というか、それが結局出なかったからこそ変なタイムで終わっちゃったのかなと思うので、情けないというか何も言えない気持ちです。
 
ー調子は良くない
タイム自体は。ずっとシンガポールに合宿に行ってたんですけど、ずっと調子が良くて。本当に今回は自信があったので。ただまだ心の奥ではコナミオープンでの結果が悪かったので「本当に大丈夫なのかな」という自分もいたというか。
 
ー次に向けて
ジャパンオープンに向けて、こんだけ考えてやってきてもダメだったので、実力不足だということが分かったので、またやり方を変えて本当に意識を変えないと、このままじゃ全然日本のトップでは戦えないタイムなので。本当に一からまた自分のやるべきことを見直して。すぐにまた大学の春の六大学があるんですけど、そこを越えて、ゴールデンウイーク、ゴールデンウィーク明けとオープンに向けて調整していきたいと思います。
 

後藤和真

ーレースを振り返って
年明け一発目で、昨年のインカレと同じくらいのタイムでこれているので、今新しい泳ぎを研究していて、(今は古い泳ぎだが)古い泳ぎでも安定してタイムが出せているので次は50秒前半を狙って泳ぎたいと思います。
 
ー新しい泳ぎと古い泳ぎの違いとは
基本的にスピードが違って、今の泳ぎではスピード、出力に限界があるので、泳ぎを変えて今以上のスピードが出せるようにしています
 
ー具体的にどのように泳ぎを変えている
今はどちらかというと200㍍よりの泳ぎをしているんですけど、それを50㍍よりの泳ぎに直すようにしてスピードを出すようにしています。
 
ー考えていたレース展開は
いつも同じようなレース展開で、安定はしているんですけどタイムはあまり変わらない位置で停滞しているので、今日はなるべく前半を早く入れるように意識してレースしました。
 
ー実際終わって考えていた通りにレースできたか
もう少しまだ出せるのかなと思ったり。細かいミスが何個か、泳いだ後に分かるくらいあったので、そこも修正していきたいと思います。
 
ー次に向けて
来週は春六大学という試合があるんですけど、そこはちゃんと2種目出て日本選手権のタイムを切って。次にメインに置く大会はジャパンオープンなんですけど、そっちの方で最低50秒前半を出したいと思います。
 

柴田夏海

ーレースを振り返って
200㍍,400㍍とよくなかったので、今回そんなに調整していない100㍍だったんですけど、もう少しタイム上げたかったかなという感じです。
 
ー200㍍に続き準決勝進出がかかったレースでした
200㍍は残るか残らないかの境のタイムだったんですけど。今のタイムだと残らないかなという感じなんですけど、もう1回泳ぎたかったなと思います。
 
ーレース展開はどのようなものを考えていた
前半から全力で行って後半は耐えるというレースを考えていました。
 
ー後半は追い上げた印象です
そうですね。でも前半もう少し行けたかなと思うので、後半ラスト25きつかったんですけど頑張りました。
 
ー次の大会に向けて
次は法政の一員として、夏はインカレもあるので、そこでチームに貢献できるレースがしたいです。
 

森本優香

ーレースを振り返って
やはりベストも出ないし、周りの選手との差を思い知らされたというか。自分もまだまだ頑張らなきゃいけないなって。今回、日本選手権自体そんなに調子良くなかったんですけど、アップとか他の選手が何をやっているかなどは学べたので、タイムどうこうよりも学べることは結構多かったんじゃないかなと思います。
 
ー具体的に何を学んだ
50は準決勝に残れなかったので、水中に入ってトップ選手の泳ぎを見ていたんですけど、私とはアップの仕方が全然違って。私は基本スピードを上げるだけという感じだったんですけど、ドリル中心にやっている選手が多かったりとか。やはり体の動かし方を知っている選手というのは、あとは泳ぎの感覚をつかむだけなので、そういうところが私とは違うなと感じました。
 
ー50㍍自由形に続いての種目ですがどういう気持ちで臨んだ
50㍍でちょっと自己ベストに全然及ばなかったので、100㍍はコーチから「大きい泳ぎで、タイムはどうであれ自分の体格の大きさを生かした泳ぎをしてきなさい」と言われていたので、大きい泳ぎで泳げたのは良かったんじゃないかなと思います。
 
ー考えていたレースプランは
基本50㍍の選手なので、前半行かないきゃいけないというのは分かっていたので、前半は楽にスピードに乗ってということを、後半はとにかく呼吸で止まらないようにというのは考えて泳ぎました。
 
ーなぜ法政大学水泳部に入部した
私は自分の泳ぎやすい環境で(大学に)行きたいというのがモットーだったので、クラブ練で泳ぎやすい環境はどこかと考えたときに、家から近いのと、やはり先輩たちの大学に入ってからの成長を見たときに。法政大学は、先輩たちに色々教えてもらったんですけど、監督が泳ぎやすい環境に色々調整してくださるというのを聞いていたので、八塚先生のところいついていきたいなと思って法政にしました。
 
ー八塚監督の下で過ごす4年間の目標
大きすぎると思うんですけど、言わなきゃ叶わないと思うので。青木智美(平28年度卒=あいおいニッセイ)さんのような選手になりたいです。やはり自分がチームを引っ張っていくような存在になるというのは大切だと思うので、目指して頑張ります!
 
ー次の大会に向けて
次は初めて法政大学として出る春六(春季六大学対抗)があるんですけれども、そこで先輩たちに「これから私が頑張っていく」というのをアピールできたらなと思います。
 

小川真菜

ーレースを振り返って
後半は上げられたんですけど、前半少し遅かったのがトータルが遅かった原因かなと思います。
 
ー100㍍背泳ぎに続いてのレースとなりましたがどのように臨んだ
200㍍の方が自分なりに得意なので、200㍍で準決勝狙ったんですけど、このタイムじゃ残れるか分からないです。
 
ー後半一気に追い上げましたが、レースプランとして考えていた
前半より、そんなにスピードはない方なので、後半で追い上げて最後タッチするというレース展開が多いので、今日もそのように泳ぎました。
 
ー次に向けて
次の試合は、六大学という大学初めての試合なので、そこで自分のベストに近いタイムで泳いで大学のためになれたらいいなと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 6585今大会は、2種目で入賞を果たす(内藤)
  • DSC 6786最後は悔しいレースとなった内藤
  • hayasi林孝は、最上級生となってから自己ベストを更新!
  • hirokawa苦戦が続く廣川。次大会以降に期待だ
  • itchimaru組では1位になるなど確かな成長を見せている(市丸)
  • hosokawa次は、自己ベスト更新を誓った細川
  • morimoto目標の日本選手権決勝へ、これから法大での飛躍に期待がかかる森本
  • sibata柴田は、あと0.26準決勝進出に届かなかった
 

 

 

 

 
 
 
 
 

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