卓球

【卓球】第86回全日本大学総合選手権(団体の部) 対千葉商大、立命大 関西の雄・立命大との激戦に敗れ、ベスト16でインカレを終える

第86回全日本大学総合選手権(団体の部) 対千葉商大、立命大
2016年7月8日(金)
島津アリーナ京都

春季リーグ戦3位と好成績をの残し、自信を持って臨んだ今大会。しかし、チームはベスト16で敗れ、昨年のベスト8より結果を落とし、大会を終えた。

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ベスト16で敗退を喫して肩を落とす高取

試合結果

トータル試合結果

3

法政大学

2

シングルス

0

0

千葉商科大学

1

ダブルス

0

 

試合結果

 勝敗選手名スコア対戦相手
1 ○  青山昇太(営1) 

 3-2(6-11,11-4,11-1,9-11,11-5)

 高橋治

2

○  村井桂(国4)  3-0(11-7,15-13,11-7)  清野佳史 
D ○  青山・高取侑史(法1)   3-1(11-3,4-11,11-7,18-16) 清野・原田智史 
3 藤森文人(法3)   - 原田 
4 高取  梅田紘平 
 

トータル試合結果

2

法政大学

2

シングルス

2

3

立命館大学

0

ダブルス

1

試合結果

 勝敗選手名スコア対戦相手
1  ○ 村井  3-1(11-13,11-6,11-8,11-8)   上條晃希

2

●  藤森  1-3(8-11,6-11,12-10,6-11)  中村圭介 
D ●  青山・高取  2-3(11-9,7-11,10-12,11-3,7-11)  上條・皆川朝 
3 ○  青山  3-1(11-9,8-11,14-12,13-11)  皆川朝 
4 ●  高取  1-3(7-11,11-9,9-11,7-11)  岡村勇希 
 

 

戦評

 予選リーグを順当に勝ち進み、迎えた決勝トーナメント1回戦の相手は千葉商大。昨年2部で対戦経験のあるチームだが、第1、2シングルス、そしてダブルスも難なく勝利。2回戦ヘと駒を進めた。
 迎えるは立命大戦。第1シングルスは村井桂(国4)。チームを引っ張る絶対エースは最後のインカレとなる。しかし調子の上がらない村井は、1セット目を逆転で奪われてしまう。しかし、2セット目からは立ち直る。得意のサーブレシーブから3球目攻撃を仕掛け、セットを奪い返した。3セット目も勢いに乗って奪取すると4セット目では相手がミスを重ねる。連続ポイントの後は、着実に攻め相手を追い詰めていく。結局セットカウント3−1で勝利。エースとしての責務を見事に果たし、下級生にバトンを渡した。
 第2シングルスは今日初登場の藤森文人(法3)。春季リーグで大きく成長を見せた3年生に期待が懸かる。1セット目の前半は藤森ペース。得点を取るたびに雄叫びが会場に大きく響き渡った。しかし、相手のプレーの変化に対応することができない。6連続失点でこのセットを落としてしまう。2セット目も流れをつかめない。相手のサーブをレシーブミスする展開が続く。点差を大きく離されこのセットも失った。簡単には負けられない藤森が意地を見せ、1セット奪い返す。それでも反撃はここまで。相手のドライブと自分のミスで5連続失点し、敗北した。
 ダブルスは春季リーグで圧巻のデビューを飾った青山昇太(営1)・高取侑史(法1)のペアが登場。相手は関西王者のペアと苦戦が予想された。それでも1セット目は自分たちのペースに持って行き奪取した。2セット目は相手ペアのドライブが広角に打ち分けられ、それに対処することができない。3セット目も厳しい展開であったが、ブロックとレシーブが効果的に決まり、デュースに持ち込む。それでもセットを落とし、セットカウント1—2と追い込まれる。4セット目は圧倒した。3−3から8連続ポイントで勝負あり。フルセットに突入する。相手のコンビネーションの良い攻めになんとか食らいついてく。7−9からのサーブをミスしてしまい、万事休す。惜しくもダブルスを落としてしまうこととなった。
 第3シングルは青山。ダブルスの雪辱を果たせるのか。7−9からサーブポイントなどで追いつくと、勝負どころでバックハンドを決め1セットを先取。2セット目はミスが目立つ展開となり、相手に追いつかれてしまう。試合を優位に進めるために是が非でも欲しい3セット目。両者譲らぬ展開の中、12−12から相手のレシーブミスが生まれ、セットポイント。青山の放った打球はエッヂをかすめセットを奪った。こうなるとペースを握り、4セット目もデュースにもつれるが最後は粘り勝ち。勝負の行方は最終シングルスへ。
 試合開始から相手のドライブが炸裂する。徐々に打球感に慣れていき、ポイントを奪い返すも追いつけずに1セット目は落としてしまう。2セット目は意地を見せる。積極的に攻めていき11—9でセットを奪い返す。一進一退の様相を呈してきたこの試合。しかし、ドライブミスなどもあり3セット目を落とし。勝利へ後が無くなる。最後のセットも厳しい攻めを受ける高取。なんとか打球に食らいつく。それでも7−9のビハインドから2連続ポイントで敗戦。悔しい表情を浮かべた。
 インカレの最終成績はベスト16。目標としたベスト4には届かなかった。春季リーグ戦3位と自信をもって臨んだ今大会であったが、結果は厳しいものとなった。特に1年生は悔しい思いを感じただろう。リーグ戦では今大会出場しなかった選手の力も大切となる。厳しい夏を乗り越え、実りの秋へ。村井主将最後のリーグ戦。最高の結果を残すために、卓球部の挑戦はまだ続く。(石川大悟)

監督・選手コメント

宮本勝典 監督

ー今大会を振り返って
結果としては本当に残念ですが、1年生がシングルスとダブルスで3点でているというところで、あまりにも1年生の負担が大きすぎたのは私の反省点の一つです。部員のレベルの問題で、同じであるならば上級生を使いたいですが、今の1年生の方が頑張ってくれていて、結果は残念ではありますが、これを契機に今後頑張ってほしいと思います。

ー春季リーグ戦では3位でした
近年インカレではベスト4、8には入っていたので、最低目標としてベスト8は狙っていて、ちょっとした差なのですが、結果は結果として受け止めたいと思います。春季は少しできすぎというか、本当の力があって3位になったとは思っていないので、これから秋のリーグ戦などに向けて今回の反省点を考えて練習をやらせていきたいと思います。

ー本当の力がついていないというのは
どんな試合に対しても自分の卓球ができておらず、調子が良い時と悪い時の差があるのと、相手によって自分の力が出せる出せないというのをもう少しフラットに出せるような状態にするために技術を向上させたいと思います。

ー1年生2人について
よくやっていると思います。団体戦の中で、5点のうち3点1年生で負担をかけすぎたので、上級生に発破をかけるつもりです。

ーダブルスについて
このペアを育てていきたいなと思います。前回、村井と青山を組ませたのはこのペアは勝っても負けてもマンネリ化していたので、刺激を与えたいなと思ってやりましたが、今後もこのペアでやるつもりではあります。今日の相手も関西チャンピオンなので、良く頑張ったと思います。

ー秋季リーグ戦に向けて
最低でもAクラスは死守したいと思います。

村井桂 主将

―インカレを振り返って
7本ある関東での学生リーグ戦と違って、インカレは5本までで、こっちのほうが強くても1本落としたことが大きく響いて負けてしまうことを痛感させられた大会でした。シングルス4本、ダブルス1本で、同じ1本でもダブルスのほうがシングルスよりも重要になってくる部分があります。今回はダブルスを落としたことによって、流れがあっちに行ってしまった。最後の試合はそういう感じでした。

―自身の試合を振り返っていかがですか
自分は前半で出る立場で、チーム全体の勢いをつけて次の試合に出る人に回すというのが今回の自分の個人的な役目だったので、個人的にはその役目を果たせてよかったですね。

―試合の組み立ては
団体戦は、個人戦よりも緊張するし、団体戦のほうが一本に対する重みが大きいので、より大切に打つのを心がけました。

―千葉商科大との対戦では、第2セットの3-10から逆転でセットを奪いました
2セット目はまさか取れると思っていなくて、次のセットをどう取るかというのを考えながら試合を進めていました。点差も離れていて相手も油断していたこともあって、ラッキーな部分もあったんですけど、スキを見つけて挽回することができました。

―違った技を試しているようにも見えました
まだ2セット目だったので、3セット目に使わないようなことをしました。持っていることを隠す意味で、2セット目は違った戦い方にしていました。

―インカレでもサーブで点を稼いでいましたが、通用するといったような手ごたえは
今回の試合全体を通して、自分の中ではサーブは通用すると思ったんですけど、取られる場面も多かったです。いつもサーブに頼って、サーブを取られた後に動揺しちゃう場面が多かったんですけど、今回はサーブを取られた後のラリーでも動揺せずに、ラリーでも点を取られたことが大きかったと思います。

―去年と比べて、今年にかけて成長した点は
サーブが得意な分、弱点もあります。サーブで点を取れるのは前提で、苦手な部分も得意なサーブに近づけるように一年間やってきました。いつも意識していることなんですけど、サーブ以外で点を取れれば相手にも脅威になるので、苦手な分野をなるべく得意な方に近づけるように練習して、万遍なくなくできるようにしていました。

―万遍なくできるということを、インカレでは達成できましたか
出来たかといったら完璧にはできていなくて、今回は苦手な部分よりも、得意な部分を試合でどれだけ出せるかを意識してプレーしました。

―10月のインカレの個人戦、秋リーグに向けて意気込みを
春リーグはうまく行って1部3位の成績を収めて、それから関東学生の個人戦、今回のインカレだったんですけど、関東学生ではシングルスもダブルスもチーム全体があまりいい成績ではなく、インカレもベスト4を目標にしてやっていてもベスト16で終わってしまいました。春のうまくいった部分と今回ダメだったことを両方とも経験できたのは大きいと思います。その経験を活かしながら、全日学と秋のリーグを頑張っていきたいと思います。

藤森文人

ー今日の試合を振り返って
序盤は良かったのですが相手に戦術を変えられて、自分が弱気になってしまい、そいういところで強気に攻めることができなかったことが敗因ですね。

ー相手はどのように戦術をかえましたか
(相手の)短いサーブをチキータでレシーブできていたのですが、途中からは、ロングサーブを対処できなかったです。そこで1本強気に攻められずミスをしてしまいました。

ーどのように試合に臨みましたか
主将が必ず1本取ってくれるので、その流れに乗って勝ちたいと思いました。

ー3セット目について
相手ペースの中、我慢してどうにか奪うことができました。

ー1年生にかけた言葉は
1年生なので思い切ってやってこいよと伝えました。

ー実際にプレーを見て
僕が負けて、悪い流れでダブルスに入らせてしまったので、普通の力を出し切れば勝てる相手だったので、プレッシャーに負けてしまったのかなと思います。

ーインカレについて
主将が引っ張ってくれる中で、自分がもっとチームを盛り上げたり、引張ていかないといけないです。個々のレベルアップも必要だと思います。

ー目標はベスト4でしたが
主将が勝ってくれて団体は負けたので、悔しい思いと主将は最後のインカレだったので勝たせてあげたかったです。

ー春季リーグは好調でしたが
春季リーグ3位で、心のどこかだ勝てるのではないかというのがあって、関カレでもよくない成績でしたし、そこでチームを締めることなくズルズルきてしまいましたね。

ーインカレの難しさは
リーグ戦は7番まであるので5、6番手の選手が勝てばいいのですが、インカレは出場する4人が結果残さないといけないところです。

ー秋季リーグについて
主将の最後のリーグ戦ですし、3位よりも上に行けるように、最後終わらせてあげたいので練習からしっかりやっていきたいです。

青山昇太

―今日の試合を振り返って
1試合目はあまり調子が良くなかったんですけど、2試合目の1番の村井さんがすごく頑張ってくれて、先輩たちのためにも負けられないっていう気持ちが強かったので、2戦目からは本当に気持ちを引き締めて自分のできることをやれました。

―相手の印象は
関西でも結構強い学校だとは知っていたので、それに飲み込まれないようにやろうと思っていたんですけど、結果的にはあんまり良くない感じになってしまって、そういうところも今後直していきたいなと思います。

―個人の反省点や課題はありますか
1試合目の出だしが悪かったくらいで、あとはそんなに改善点というのはあまりないです。

―ダブルスの方はいかがですか
高校から組んでいるダブルスなんですけど、やっぱりまだかみ合ってないところがあるので、これからも練習していってコンビネーション良くしていきたいと思います。

―秋リーグに向けて重点的にやりたいことは
秋リーグもおそらく接戦になると思うので、そういった接戦になる場面で自分の力が発揮できるように普段から練習で緊張感を持ってやっていきたいと思います。

―秋リーグの目標は
優勝です。

高取侑史

―立命大戦を振り返って
2試合とも負けてチームに迷惑かけたので、なんとも言えないです。

―ダブルスの時にバックが合っていない印象があったが
相手がバックハンドの得意な選手で、1セット目から5セット目まで合ってなかったのでそこが敗因ですね。

―シングルスの相手は強打メインだったが
相手に強打をさせないために、左右に振り回してプレーする展開に持ち込みたかったです。でも振り回す前に先に打たれてしまいました。思ってた以上にボールが速かったので、そこの対応ができなかったです。

―ダブルスに負けた中でシングルスに臨んだ心境は
ダブルスで負けたことでシングルスは取り返したいと思ってました。

―リーグ戦との違いは
リーグ戦の時は知ってる学校ばかりで、油断とかしてなかったんですけど、今回は自分の中で油断があったのかなって思いました。

―立命大の相手は知らなかったのですか
名前だけは知ってましたが、プレーのことは知らなかったです。

―初じめてのインカレが終わりましたが
自分の2敗のせいでチームが負けたので、この経験を生かして、秋リーグなど今後の糧にしたいです。まずは全日学予選があるので、そこに向かって調整していきたいです。

―今日の試合から出た課題は
相手の打ったボールに対して、全てブロックしかしてなかったので、どこかで一本取り返すプレーを身につけるようにしたいです。

―今後の意気込み
今回はチームに迷惑かけたので、まずは秋リーグで活躍して、法政大学の1部優勝ができるように頑張っていきたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0629mrベスト16で敗退を喫して肩を落とす高取
  • DSC 0007er試合前に円陣を組む選手たち
  • DSC 0078mr村井は気迫のこもったプレーを見せた
  • DSC 0115m2rサーブを繰り出す村井
  • DSC 0092ar粘り勝ちの青山
  • DSC 0541tr最後は相手の勢いに対抗できず(高取)
  • DSC 0282drフルセットの末敗北のダブルス
  • DSC 0203fr藤森は勝利を挙げることができず
 

 

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