卓球

【卓球】平成29年度春季関東学生リーグ戦 1部 対駒大 最終戦に勝利も入れ替え戦行きが決定…

平成29年度春季関東学生リーグ戦 対駒大
2017年5月21日(日)
所沢市民体育館

ついに最終戦を迎えた春季リーグ戦。何としても残留を決めたい法大は駒大と対戦。主将・南波が勝利するなど4-1で駒大を下す。しかし勝敗数で並んだ筑波大との直接対決に敗れていたため7位となり、6月10日に行われる入れ替え戦に臨むこととなった。

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主将が流れをつかんだ

試合結果

トータル試合結果

 4

法政大学

3

シングルス

1

1

駒沢大学

1

ダブルス

0

 

試合結果

 勝敗選手名スコア対戦相手
1 南波裕輝(営4) 3-1(11-3、11-2、10-12、11-7) 佐藤卓央

2

青山昇太(営2) 3-0(11-2、11-8、11-6) 三上尚樹
3 矢野雅大(法3) 2-3(7-11、11-7、11-9、9-11、3-11) 松田尚樹
4 青山・高取侑史(法2) 3-0(11-6、11-9、11-6) 松田・水谷良紀
5 高取 3-1(9-11、11-7、12-10、11-6) 二木啓太
6 - 大槻周瑛(法3) - 玉置怜央
7 - 藤森文人(法4) - 水谷
 

星取表

 明大早大専大筑波大中大日大法大駒大勝敗得失
明大 -- ●3-4 ●1-4 ○4-2 ●2-4 ○4-0 ○4-2 ○4-0 4-3 22-16
早大 ○4-3 -- ●0-4 ○4-2 ○4-2 ○4-0 ○4-0 ○4-1 6-1 24-12
専大 ○4-1 ○4-0 -- ○4-1 ○4-3 ○4-3 ○4-1 ○4-0 7-0 28-9
筑波大 ●2-4 ●2-4 ●1-4 -- ●1-4 ●2-4 ○4-1 ○4-1 2-5 16-22
中大 ○4-2 ●2-4 ●3-4 ○4-1 -- ●1-4 ○4-0 ○4-1 4-3 22-16
日大 ●0-4 ●0-4 ●3-4 ○4-2 ○4-1 -- ●1-4 ○4-3 3-4 16-22
法大 ●2-4 ●0-4 ●1-4 ●1-4 ●0-4 ○4-1 -- ○4-1 2-5 12-22
駒大 ●0-4 ●1-4 ●0-4 ●1-4 ●1-4  ●3-4 ●1-4 --  0-7 7-28

 

順位表

順位 大学名 成績
優勝 専大 7勝0敗
準優勝 早大 6勝1敗
3位 中大 4勝3敗
4位 明大 4勝3敗
5位 日大 3勝4敗
6位 筑波大 2勝5敗
7位 法大 2勝5敗
8位 駒大 0勝7敗

※勝敗が同じ場合は当該校間の直接対決の結果による

個人成績

選手名  勝敗
青山昇太(営2) 4勝2敗
高取侑史(法2) 3勝3敗
南波裕輝(営4) 2勝2敗
矢野雅大(法3) 1勝4敗
藤森文人(法4) 0勝3敗
大槻周瑛(法3) 0勝3敗
青山・高取ペア 2勝3敗
南波・大槻ペア 0勝2敗

 

戦評

 1部残留に向け勝利が絶対条件の1つであった駒大戦。第1シングルスでは南波裕輝(営4)が登場。1・2セット目はサーブと攻撃力に定評のある選手のバックを中心に狙いを定める。だが3セット目では相手がフォア側からサーブを打つなど戦術をガラリと変えて、相手の回転量の多いドライブに対応できなくなり10-12でそのセットを落とす。4セット目では、スピード感の速いこれまでのセットを改め、ゆったりとしたテンポで試合を進め11-7で勝利。主将が絶対に負けられない試合に勝利し、チームに大きな流れをもたらした。

 第2シングルスでは青山昇太(営2)が登場。1セットでは6連続ポイントと攻め続ける。結局このセットでは11-3と全く相手を寄せつけない。2セット目では相手のミドルを中心に攻め、2・3セットを連続で奪い、危なげなく圧勝。今季リーグ戦では4勝2敗と好成績を残した。
 第3シングルスでは矢野雅大(法3)が登場。1セット目から積極的にカットの中に横回転を入れるなどの変化をつけていった。このセットは落としてしまうも、2・3セット目ではドライブを駆使した攻撃的なプレーで11-7でこのセットをとる。しかしここで力尽きたのかフルセットの末、惜敗。悔しい結果となった。
 ダブルスでは高取侑史(法2)・青山ペアが登場。宮本勝典監督は、この二人に「法政の代表というよりも関東学連の代表する選手になってもらいたい」と期待を寄せる。青山得意の高速ドライブ、高取のブロックなど多彩な攻撃に加え、サーブレシーブでも相手を圧倒し、セットカウント3-0のストレート勝ちを収めた。これで勝利へ王手をかける。
 第4シングルスでは高取が登場。今季絶好調のため、リーグ戦の後半ではオーダーの前半に組み込まれることもあったが3試合ぶりに後半オーダーへ。1セット目こそ取られてしまったものの、2セット目以降は高く上がった球に対し、タイミングをしっかりと合わせきわどいコースに打っていき得点を重ねる。流れを相手に渡すことなく3セットを連取し、セットカウント3-1で勝利した。「前半だと見えないところで疲れがたまるので後半で自分が最後に(チームの勝敗を)決めるのがいい」と語ったようにチームに白星をもたらした。

 駒大戦での勝利は1部残留への絶対条件であったが、強豪校である中大が日大に負けるという波乱が最終日に起こった。この結果2勝5敗で筑波大と勝敗数が並び、直接対決で筑波大が法大に勝利しているため入れ替え戦いきとなった。しかし宮本監督は「逆にもう1試合できる」とこの結果を悲観してはいない。この1試合がいい経験となり7月のインカレでは目標である“ベスト8”を狙ってほしい。またリーグ戦を振り返ってみても強豪校の専大や明大に敗れはしたものの、1人ひとりはフルセットまでもつれる接戦を演じることが多く、大いに勝利の可能性を感じさせた。今季の負けが大きな財産となるようにインカレや秋季リーグでの飛躍に期待大だ。(京岡沙寿乃)

監督・選手インタビュー

宮本勝典 監督

ー春季リーグを振り返って
青山・高取といううちのエースダブルが1年に比べて2年になってだいぶ成長してきていると感じています。それに他の選手も一生懸命やってくれています。実力も上がってきてほしいなと思います。

ー今大会一番成長したと感じる選手は誰ですか
高取・青山のような気がします。青山は元々そういう選手ですし、高取も実績があるんですけど大学のレベルと高校のレベルはだいぶ違いますしそこに段々と馴染んできてくれて法政の代表というか関東学連を代表する選手になってもらいたいです。

ー今季一番いいと感じた試合はありますか
全然今まで手の届かなかったと思われる専大や明大と競ることができたことはいい位置にまで来てるなと思います。

ー専大でのオーダーをがらりと変えた意図はなにかありますか
私のミスといえばミスかもしれませんがダブルスは本来、高取・青山でいくべきだったと思います。専大の田添健・郡山と試合した結果が二度ともあまりにも勝ち目が全然ないと本人たちが言ってきたものですからそれを聞くのがいいか悪いかはわかりませんけども一応聞いて、それだったら大槻・南波ペアを試合に出そうと。意図的にトリッキーなことをしたわけではないです。

ーオーダーを予想するときはどんな感じで決めていますか
相手のオーダーを予想してきめることもありますけど、こればっかりは言い方が悪いかもしれませんが「宝探し」みたいなもので。昨日の中大戦は、選手のみんなが当たりたいと思う選手にあたったのですが結果が出ない場合もあります。高取が伊丹と当たってセットオールで負けてしまって、あれは勝ってもらいたかったですけどね。

ー各大学は1年生を多く使っていることに対してどんなことを感じていますか
団体メンバーに入っている中野が今回はたまたま出れなかったんですけどいずれは使いたいな、と思っています。

ー学年が上がったことで意識が上がったなと感じる選手はいますか
普段から練習量の多いうちのエースである青山とかですかね。高校の練習みたく、一週間ずっと練習するとかではなくて試合が近くなってきたら練習が多くなるみたいなところでいかに選手が積極的にやれるか、仕向けるようにしています。

ー主将としての南波選手はどうですか
彼は非常に真面目で責任感もあるし、いいと思いますよ。

ー今のチームに足りないなと感じるところはありますか
自分よりも強いところに自分の方から練習に行くという気持ちですかね。積極性があれば、と思いますね。

ー今のチームと去年のチームで違うなと感じるところはありますか
去年はあまりにも村井というキャラが濃かったので。そういう点では意外とごく普通の感じですかね。ただ、各学年のケジメというのをはっきりつけたいなと思っています。仲がいいことはいいんですけどね。

ーインカレでの目標は
最低でもベスト8狙っていきます。

ー入れ替え戦に向けての意気込みをお願いします
本来、今日中大は日大に負けるなんて...という考えじゃなくて逆にもう1試合できる、という気持ちでいます。

南波裕輝 主将

―今日の試合を振り返って
みんなでいい雰囲気でやれたので、いい形で終われたのかなとは思います。

―ご自身の試合を振り返って
この試合に勝たないと2部へ自動降格しまうという状況での、1番手での出場でした。チームを勢いづけなくてはならないという中で、すごい緊張していました。

―対戦相手の印象は
サーブと攻撃力があるっていうのに定評がある選手でした。相手のサーブが上手いということは分かっていたので、その中でどれだけ自分から攻めていけるか、ということを意識してやっていきました。

―リーグ戦全体を振り返って
やはり前半戦の出だしが本当に悪かったので、それが入れ替え戦行きという結果につながってしまったのかなと思います。でも明大戦や専大戦では、いつもよりもいい試合ができたので、頑張れば秋にはいいところまでいけるではないのかと思いました。そういう意味ではプラスになる経験になったと思います。

―リーグ戦での個人の活躍を振り返って
もう少し勝たないといけないと思っています。専大戦の試合など、勝てる試合はあったと思うので、しっかり勝ちきれるようにしていきたいです。

―主将としての役割は
とにかくメリハリをつけることを意識しています。ベンチでは、盛り上がった後の切り替えなくちゃいけないタイミングで、皆に声かけをしたりしていました。普段の練習だったり生活面においては、それぞれの選手がやらなきゃいけないことを自覚しているので、その上でチームのためになることを常に考えて行動して、駄目だなと思うことに関しては声かけをするようにしています。

ー今季好調だった高取選手について
自分は高取がここまで爆発するとは思っていなかったです。すごい真面目なので、ちょっとしたことでもすぐネガティブにいってしまうんじゃないかなと思ってました。でもそれは去年のリーグ戦や、様々な大会を通じてすごく改善されて、彼の雰囲気が変わったというのはあります。

―入れ替え戦へ向けて
今回は明大戦、専大戦でかなりいい試合ができたので、入れ替え戦にはしっかり勝って、秋リーグではAクラスを狙うくらいで臨みたいです。そのためにも入れ替え戦には絶対に確実に勝ちます。

青山昇太

―今日の試合を振り返って
シングルスとダブルスで両方とも3-0で勝てたので、チームの勝ちに貢献できたのかなと思います。

―リーグ全体を振り返って
個人では4勝2敗で勝ち越せました。ダブルスでも2勝して、お互いの持ち味が出せるようなプレーも随所に出せたので、今後の自信につながりました。

―ダブルスの調子が上がってきた理由は
経験だと思います。試合数を重ねるごとに調子が上がってきました。

―リーグ戦全体を通してのチームの雰囲気はいかがでしたか
去年は村井さんという大きな柱があって、それに頼るという感じでした。今年は全員が全員頑張るという形で、一致団結しながらやれたかなと思います。

―入れ替え戦へ向けて
入れ替え戦になるとは思っていなかったんですけど、少し時間はあるので、しっかり調整をして、入れ替え戦は勝てるように頑張りたいと思います。

高取侑史

ー今日を振り返って
今日負けたら2部に落ちるという危機感とかあって、その中でも自分らしいプレーができたのでよかったです。

ー調子がいい要因はありますか
正直大会前日とかは調子がいいとは程遠いかったんですけど、明大の酒井さんとの試合で自分がどうしたらいいのかと疑問に思っていたことが酒井さんと試合でつかめたと思います。

ー苦手な選手とかはいますか
日大の福田さんとやって、正直ああいったプレイヤーは好きじゃなかったんですけど今大会、最初は全然自信なかったんですけどその選手に勝てたことはよかったです。

ー前半にオーダーを持ってこられたことについてどう感じていますか
1番を経験させてもらって感じたのは、団体で2試合でると見えないところで疲れがでます。 青山くんは1年目からこれを経験してすごいなとおもいました。 前半でも全然いいんですけど、やっぱ後半の方が自分がしっかり決めて(勝利で)終えるのがいいのかなとおもいます。

ー今季のベストゲームは
負けたんですけど明大の酒井さんとの試合ですかね。酒井さんとの試合でつかんだものもそうですし、世界でプレーしている選手に対して自分からあんなに仕掛けていけたのは本当に初めての感覚です。あと一本取れなくて、悔しんだのも久しぶりだったのでその試合が全てを含めてベストゲームだったと思います。

ー今大会はレシーブにも幅を利かせていましたが積極的に入れていこうと思っていましたか
特に考えてはいなかったですけど、状況に応じて相手がこれ嫌だなと思ったら。試合の中の一本として組み立てる時に流してみたりとか、横回転入れてみたいとかしたらどんな展開になるかなというのを考えてやっています。

ー入れ替え戦に向けて
自分らしいプレーを絶対向こうはチャレンジャーだと思うんですけど攻めて攻めていけるようにしていけたらなと思います。 そしたら2部にはいかないと思うので攻めていきたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0014主将・南波が流れを呼んだ
  • DSC 0088青山は今日も勝利を収めた
  • DSC 0212矢野は粘るも競り負けた
  • DSC 0257少しづつ調子をあげたダブルス
  • DSC 0296高取は今季絶好調だった
  • DSC 0343チームの勝利を決めた
  • DSC 03567位という結果でリーグ戦を終えた
  • DSC 0039入れ替え戦での必勝を誓う
 

 

 

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