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【テニス】関東大学テニスリーグ女子入れ替え戦 対明治大学 水沼が意地の2勝も2部昇格には届かず...

平成26年度関東大学テニスリーグ女子入れ替え戦 対明治大学
2014年9月21日(日)
明治大学西調布合宿所テニスコート

昨年に3部に昇格し、今季は2部昇格を目標としてきた女子テニス部。エース水沼を中心に3部リーグを1位で通過し、勢いそのままに入れ替え戦に臨んだが…

20140922makokin
シングルス勝利した水沼(左)を迎える金城

試合結果

トータル試合結果

2

法政大学

1

ダブルス

1

5

明治大学

1

シングルス

4

ダブルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
D1 水沼茉子(スポ4)・江見優生乃(社1) 7-6(4),2-6,6-3 森美咲・佐野真代
D2 青木柚里香(現3)・川島知枝(社2) 7-5,4-6,2-6 井上鈴袈・熊谷ひかる

シングルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
S1 水沼茉子 6-3,6-0 佐野真代
S2 川島知枝 2-6,6-4,1-6 森美咲
S3 青木柚里香 0-6,2-6 井上鈴袈
S4 江見優生乃 4-6,4-6 熊谷ひかる
S5 森玲菜(キャ3) 2-6,5-7 臼井佑奈

戦評

 3部のリーグ戦を1位で突破した法大は、2部6位の明大との入れ替え戦に臨んだ。勝てば2部に昇格できるこの試合だったが、法大女子は故障者を抱えての入れ替え戦になった。D1は水沼・江見ペア。第1セットは明大に対し最初にブレイクを許しリードを奪われる形になったが、水沼と相手後衛との打ち合いの中、江見が要所でボレーを決めるなどして、終盤にブレイクバック。しかし明大も粘り第1セットからタイブレークに突入した。タイブレークでは法大が最初に握ったセットポイントを確実に決め、最初のセットを奪取した。第2セットは4連続ポイントで最初のゲームを取るも、その後は相手のリターンからリズムをつくられ、3ゲーム目をブレイクされた。この後7ゲーム目も甘くなったショットを確実に取られブレイク、次のサービスゲームもキープされ、明大が2セット目をとり、決着は最終セットにもつれた。最終セットでは法大が先にブレイクするも、直後に明大もブレイクバックし、その後お互いサービスゲームをキープし迎えた第8ゲーム、法大が再びブレイクに成功。次のサービスゲームでは1点も与える事なく勝利を決めた。
 D2の青木・川島ペアは、青木は手首のけがを抱えての出場となった。「前半は良かった」と青木本人が語るように、第1セットを7-5で先取したものの、第2セット以降は相手の厳しいコースへの攻めに対応できず、途中青木の足がつってしまうなどして、リードを保てず、第2セット4−6、第3セットは2−6で奪われ悔しい逆転負けとなった。

 ダブルス1勝1敗で、シングルスに臨んだ法政。S5の森は第1セット序盤、相手の厳しいストロークに食らいつくも、明大臼井の要所で入るサービスと、粘りに苦戦。最後は3ゲームを連取され、このセットを落とした。S4では江見が白熱したラリー戦を見せる。第1セット1ゲーム目にいきなりブレイクを許すも、すぐにブレイクバック。そのあとも厳しいコースへの打ち合いとなったが、先にミスが出てしまうのは江見。第1セットは4−6で落とした。第2ゲームでも序盤、3ゲーム連取され流れがつかめない江見だったが、その後2つのブレイクとサービスゲームをキープし、一時4−4のタイに戻す。それでも相手の鋭いショットに少しずつ追い詰められた江見。1分近くの長いラリーで粘る場面もあったが、2セット目も4−6で敗れた。S3はダブルスに続き青木が出場。しかし第1セットから相手のショットに苦しむ。またダブルスでの疲れや、痛めていた手首など、本人も「思い通りのプレーができなかった」と言うように、第1セットは0-6で落とし、次の第2セットでは粘るも、流れを変えられず2−6で落とし、本来の力を出せず敗北を喫した。S6の森は第2セット、序盤サービスゲームをキープするも、相手の厳しいショットに徐々に先にミスをしてしまう展開に。ところどころ粘りを見せるも、終盤は粘り切れず第2セットも落とし敗北。この時点ですでにS4、S3が敗れており、入れ替え戦の敗北が決まった。S2の川島は第1セット、思うようなテニスが出来ず2−6で奪われたが、第2セットでは相手との打ち合いに競り勝ち、このセットを奪取。勝負は第3セットもつれる。この第3セットではやはり相手の深くライン際に刺さるショットの対応ができず追い詰められる。最後は逆クロスの打ち合いのなかストレートへの深いショットを打たれ敗れた。
 ここまでシングルスで勝ちがない法政。一矢報いたいS1では、主将の水沼が出場した。序盤こそ波に乗れなかった水沼だったが、長いデュースを勝ちきり、少しずつ自分のペースに持ってきた。1セット目は終盤4ゲームを連取し6-3で奪う。この勢いのまま、第2セットでは正確なサービスと安定したストロークで終始相手を圧倒。最後はミドルから逆クロスへの鋭いショットで決勝点。6−3、6−0で試合を決めた。

 今回の入れ替え戦ではシングルスでの苦戦を強いられ、通算2勝5敗。2部への昇格はならなかったが、これで引退となる水沼が意地の2勝をあげ後輩たちに残すものは多かった。今季のリーグ戦、そして今回の入れ替え戦でみつかった課題を今後の練習に活かし、新しい代での2部昇格を目指し、選手たちは既に意気込んでいる。(戸高浩太郎)

コーチ・選手コメント

玉那覇 太(女子部コーチ)

―今日の入れ替え戦を振り返って
まず悔しいというのが一番です。でもこの負けというのがこれからのいい刺激になってもらうのがいいのかなと。というのは、このチームでやっと人数が集まって、いい雰囲気になってきたところで、いままでは水沼一人でリードしているという現状なんだけれども、今回も結果的には水沼の一人勝ちで。それで水沼以外のメンバーはそれぞれ課題も残ったと思うし、この悔しさというのを忘れないようにしながらまた明日から自分で確認しながらやっていかなければいけないなというのは選手一人一人が追っていると思います。たぶん初めてだと思うんですよ。「これがリーグ戦の入れ替え戦だ」というのを身に染みて味わうすごくいい機会だったと。私自身も去年の11月から女子のコーチとしてやってきましたけど、リーグ戦やこの入れ替え戦で気付かされたことや課題もいっぱい見えてきたので、逆に私自身も悔しいなという思いと、選手と一緒にコミュニケーションをとりながら来年に向けて切り替えていこうかなと思います。

―今課題が見えてきたとおっしゃっていましたが、今日の試合で2部昇格に足りなかったものや2部との差を感じられた部分というのは
一番は「体力」ですね。だんだんとみんなの動きが悪くなってきたのかなと。逆に3部の戦いは比較的スコアとかも楽なゲームが多くて、選手がその感覚に慣れていてその切り替えがうまくいかなかったのかなと思います。本来は個人戦になればもっといいゲームを見せてくれると思うんですけど、今回は3部のリーグで簡単に勝てた分ちょっとした油断とか体のコンディションとか最初からギアが上がっていなかったのかなと思います。

―水沼選手や青木選手はけがを抱えての出場でしたが
試合でのけがというのは付き物なんですけど、なんとか今日は間に合ったんですけど、気持ちの中で一つでも不安があるとプレーにも出てくるので、テニスは体力とメンタルが重要でその辺をもっと鍛えられるともっと戦えるかなと思います。でもその中で水沼は4年間の集大成ですから(単複勝利し)さすがですね。これでみんなも水沼の意地を目に焼き付けたと思うので、こういった悔しさを引き継いでくれるんじゃないかなと思います。

―改めて水沼選手・金城選手はこれで引退となってしまいますが
とにかく4年間お疲れ様でしたといいたいですね。創部して間もない時期に入ってきて人数も少ないという経緯があって、そんな中でも頑張ってきて、最終学年になって今年はたくさんの1年生が入って今は11人で。今までは個人戦を中心に4人くらいでやっていたのが今年は人数も増えて形になってきたチームをまとめてきたのでプレー以外のところも人間の先輩としてよくやってきたなって。今回は(入れ替え戦に)OGの方が来てくれたということは、財産になると思うので。これで少しずつ女子のテニス部も伝統が作り上げられていくんだなと思います。二人(水沼・金城)もそんな伝統に名を刻んだ選手なんで。

―そんな二人がつくった今年のチームは
いいチームだったと思います。最後は結果が残念でしたけど、チームの雰囲気を二人がよくまとめてくれたんじゃないかなって思います。結果は負けてしまいましたけど、今月1日から始まったリーグでしたけど、ずっとずっといい雰囲気だったと思います。こんなチーム作りというのも上の学年が引っ張っていかなきゃいけなくて、初めての経験だったと思うけど、最後いい形の雰囲気でやれたので結果とは別によかったと思います。

―来季に向けた課題は
今日終わったことはしょうがないので、2部と3部を比べると明らかに技術、能力が2部のほうが上がってくるので、メンバーに入るような選手たちはそれを想定しながらしっかりやっていければチャンスはすると思うので、そんなところを選手たちが気付いて自覚してやるというのがポイントだと思っていて、上から指示をするのではなくて自分で何をやらなきゃいけないかを判断してやっていくことができれば、それは自信にもつながるし自分のものにもなると思うし、そうすればもっといい試合もできると思うので。今回入れ替え戦で勝てなかったですけど、3部では1位になって、けがとかもあって万全じゃないチームでここまで戦えたのはある意味自信にもなると思うので、さっき言ったようにこの経験をしっかり各々でいかしていかないといけないと思います。

水沼茉子(主将)

―入れ替え戦が終わって今思うこと
やっぱり2部に昇格できなかったのは悔しいなって気持ちが1番大きいですけど、このメンバーで3部優勝して、入れ替え戦にいけたことがよかったなっていう風にも思います。

―今日の試合を振り返って
ダブルスは、相手もインカレでベスト8に入っているペアだったので、とにかく気持ちで負けないように、江見と組むリーグのダブルスも最後だったので、2人で楽しくやろう、楽しくやろうってことを常に声かけあって、ポイント中もどっちかが落ち込みそうになった時とかは声をかけ合って、2人で盛り上げていくことができたなって思います。それがやっぱりファイナルセットに入って勝ちに繋がったのかな、と思います。シングルスは一度対抗戦でやったことがある相手だったんですけど、今年の夏関、インカレと調子がいい選手だったので、あまり意識しすぎないように、自分のできることをやっていこうという風に思ってやりました。

―怪我を抱えた中での試合となりましたが
(リーグ戦)2戦目で怪我をしてしまって、3戦目・4戦目と本当にメンバーには迷惑をかけてしまって、自分も最後のリーグだったので、全試合出て勝ちに貢献したいっていう気持ちはあったんですけど、最終戦は勝たないと入れ替え戦に行くことができないっていう試合だったんで、痛い中でも絶対自分が勝って、勝ちに貢献したいなっていう気持ちでいました。もちろん今日の入れ替え戦もそういう気持ちで臨みました。

―改めて2部昇格はできませんでしたが
やっぱり1年間の目標として、「2部昇格」っていう目標があったので、昇格できなくて本当に悔しいんですけど、この悔しい気持ちは後輩たちが受け継いでくれると思うので、頑張ってもらいたいと思います。

―今シーズンを振り返って
春関、夏関、インカレと全部4年生最後の試合で、やっぱり全部の試合上を目指して全力でやりきれたかな、という風に思っています。

―4年間を振り返って、そもそもなぜ法大テニス部に入部したのですか
まだ女子部は私が入る時に創部2年目だったんですけど、そういうあまり歴史がない部活を、自分の力で創り上げて行きたいなっていう気持ちが1番大きかったです。男子はもともと歴史がある部活だったので、それに負けないようにいい部活を創りたいなっていう風に思って入りました。

―今年1年間主将としてやってきて
今まで自分のことを考えるだけだったんですけど、主将になったことで、他の部員のこともいろいろ見ていかなきゃいけないし、自分のことだけ考えてちゃだめだな、という風にはすごく思って、常に周りを見るように心がけていました。

―法大テニス部で4年間エースとしてやってきて
最初は5部からスタートして、そんなに相手もいないので、エースと呼べるのかわかんないんですけど、4年間ダブルスも1で、シングルスも1で出て、全部勝てたのは良かったな、というか素直に嬉しいです。

―思い出は
最初は4人で始まった部活で、5部のリーグでは人数が少ないので、1敗からスタートという形で入って、全員勝たないと勝ちにはならないという試合が多かったんですけど、そこで5部に1回残留した時は本当に悔しくて、それなりにメンバーもいるのに5部に残留っていうことは、今でも忘れられないくらい悔しくて、でもやっぱりこうやって1年ずつ後輩が入ってきてくれて、今では3部で、今回3部優勝して入れ替え戦までいけたっていうことで、頼もしい後輩たちが入ってきたなっていう風に思います。

―印象に残っている試合はありますか
リーグ戦の試合はどれも印象に残っているな、という風に思います。テニスは個人戦なので普段は1人で戦っているんですけど、その中でもリーグ戦は唯一の団体戦ということで、みんなで盛り上がって楽しくやれるので好きですね。

―同期の金城選手の存在
部活のムードメーカーでしたね。たまにふざけすぎてうるさい時もあるんですけど、それも彼女のいいところでもあるし、そういうムードメーカー的な存在だから、部活も盛り上がって楽しくできたかな、とも思うし、同期でよかったなって思います。金城じゃなきゃ嫌ですね。

―後輩に伝えたいこと
やっぱりこの、今日昇格できなかった悔しい気持ちはずっと忘れないでほしいし、このままその思いを引き継いでいってほしいなと思います。やっぱり去年3部に昇格して、3年生は3人で仲がいい代だったので、今は2人になっちゃいましたけど、3人で常に戦っているっていう風に思ってほしいなと思います。

―今まで応援してくださった皆さんに一言
創部間もない女子部を、このリーグを含めて応援してくださってありがとうございました。こうやって入れ替え戦とかリーグにも、たくさんのOB・OGの方々、父兄の方々が応援に来てくれるのはすごく心強いですし、すごく力になるので、私たちは卒業しちゃうんですけど、これからもあたたかく見守っていてください。

―今後について
実業団でまだまだやるので、楽しくテニスができたらいいな、と思います。

金城夕貴(副将:経4)

―入れ替え戦を終えて、今の心境は
悔しい気持ちはあるんですけど、悔しさよりもスッキリというか、このメンバーで入れ替え戦に挑めて良かったなという嬉しい気持ちが大きいです。

―サポートする立場としてどういう点を意識していましたか
やっぱり今日は勝っても負けても最後の日だったので、最後は楽しんでやろうということだけを昨日からみんなに言っていて。私もその中で元気にとか笑顔でとか、気持ちが沈まないような掛け声を心がけていました。

―最上級生としての1年間を振り返って
そうですね、2~4年生合わせて5人しか居なくて、今年は1年生が6人も入って11人になってやっと組織らしくなったかなと。人数が増えたので、今までは私たち、特に2年生は1人しか居ないのでサポートをしながら動いていたんですけれど、今回6名の1年生が入ってくれたのでいろいろ教えてあげないといけないなと思っていました。部活のあり方といいますか、団体戦に必要なこととして雰囲気だったり先輩後輩の関係だったりそういうものを、私はテニスに関しては技術的なことは何も言えないので、そういう部活のあり方を教えていこうとやってきました。

―1年生が6名も入ってきてくれた際に、思ったことはありますか
もともと昨年は10名居たのですが5人に減ってしまって、5人でやることが多かったんですけど。今回こうしてたくさん入ってきてくれて、やっぱり1年生のことが可愛いなと思った反面、いろいろ教えなければいけないこともあって1年生にはキツイことも言ってしまったし嫌な思いもさせてしまったと思うんです。でもそれが今後の人生につながっていってくれたらいいなと思います。

―4年間の思い出は
入った当初は4名しか居なくて。リーグ戦は0-1からのスタートで、私が試合で勝ったらチームも勝つし負けたらチームも負けてしまうという状況の中で、1年目は惜しくも入れ替え戦の手前で私が負けてしまって、うまくチームに貢献できなかったんですけれど。2年目で後輩が3人入ってくれて、部活自体の人数も増えてとてもうれしかったし、今の3年生には精神的にすごく助けられました。具体的なことが何かあるという訳ではないんですけれど、後輩が入ってきてくれたことが私をすごく精神的に楽にしてくれて。その3年生の(青木)柚里香と(森)玲菜と(故・佐藤)歩のおかげで、5部から4部に上がることができて3年生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まあ昨年から、メンバーとしては私はチームに貢献することができなくなったんですけれど、でもやっぱりみんなのことが私は好きなので、自分が出られなくてもこの法政の女子テニス部のために自分ができることを精一杯頑張ろうと思って、4年間やってきました。最初は全然応援が居なくて、男子も自分たちのリーグがあるし、OBの方もなかなか応援に来てくださることはなかったんですけれど、昨年からすごくたくさんOBの方が応援にきてくださって、今年もたくさんのOBの方と男子部員の方が来てくれて。部旗まで作っていただいてウェアもそろえてくださってシューズまで提供していただいて。たくさんのOBの方に支えられているなというのを最後で実感して、自分たちがコツコツと昇格してきたことが今につながっていて、頑張ってきたんだなという達成感がすごくあります。

―印象に残っている試合は
リーグ戦の試合は全部印象に残っているんですけど、やっぱり今回試合が終わった今なので、(水沼)茉子ちゃんの試合ですね。いつでもどんな時でも全力で諦めずにエースとしての試合を毎回してくれて、頼もしいなと改めて今日感じました。あとは、昨年の入れ替え戦の時の青木の試合なんですけど、すっごーく長い試合で(笑)。青木らしい試合だったんですけど、とても印象に残っています。

―同期の水沼選手について
2人しか居ないということだったんですけど、その同期の1人が茉子ちゃんで良かったなと本当に思ってます。やっぱり茉子ちゃんはテニスも強くて私生活でもすごくしっかりしていて、誰もが認めるアスリートで本当に頼れる存在でした。茉子ちゃんが主将になってくれて頼もしいなとずっと思っていて、やっぱりああいう人が主将になってくれるとみんなもついてきてくれるし、茉子ちゃんはいつでも自分に厳しくやっていて、みんなはそれを見てついていってくれてたんじゃないかなと思います。本当に本当に、私は茉子ちゃんのことを尊敬しかしていなくて。エースとしていつでもエースの役割を果たしてくれるし、練習でもトレーニングでも私生活でも本当に真面目で。1人しか居ない同期が茉子ちゃんで、本当に私は助かりました。

―なぜできたばかりだった法大テニス部に入部したのですか
もともと私は強い高校に居まして、そこではメンバーというのには程遠くて。でもそのメンバーの試合を見て、自分もこういう場で試合をしたいと思ったのが1番のきっかけです。そこで法政はまだできたばかりということで、メンバーになって無条件に試合に出られるということで、そういう経験をしたいと思ったことと、部を創り上げていきたいという思いがあったので、法政に入学を決めて入部しました。

―法大テニス部はどんな部でしたか
やっぱり仲が良いというのが1番でした。コートの中ではもちろん先輩後輩の関係はしっかりあって練習も真面目にやってくれているんですけど、コートの外に出たら思い切りふざけて後輩も一緒に仲良く楽しくやるっていうのが法政の良いところだと思います。

―後輩に伝えたいこと
まずは、ごめんなさいって言いたくて。私も1番上に立つ立場としてはまだまだ足りないところがたくさんあったので、分からないことだらけでみんなには迷惑かけたと思うし、不信感とかもあったと思うんです。でも今日までついてきてくれてありがとうっていうのも伝えたいし、いろいろ教えてあげられなくてごめんねというのも伝えたくて。私と茉子ちゃんが抜けちゃうんですけれど、でもみんなそれでもやっぱり仲良しなので、良いチームになると思います。でも、仲良しクラブにだけはなってほしくなくて。やっぱり体育会に入っている以上は一人ひとり目標があってその目標に向かってやっていかないといけないと思うので。大学では毎日コーチがいるわけでもなく、指導をされるわけでもないので、自分自身でやっていかないといけない部分がたくさんあると思うので、手を抜くのも自分に厳しくやるのも自分次第だと思うんです。だから新しい代になっても自分自身で目標を立てて自分に厳しくやって2部昇格を目指してほしいと思います。まだできて間もない部で、部活にルールがあるわけでも罰があるわけでも仕事があるわけでもなくきちんと決まっていなくて、いろいろ難しいと思うんですけど、でもこうやって3部まで昇格してきて部旗もできてOBの方にも支えられているということを忘れずにいってほしいです。私たちの1個上の美緒さん(川上美緒:13年度卒)と史織さん(栗原史織:13年度卒)が部を創り上げてきてくれて、茉子ちゃんが頑張ってくれて3部まで上がってきたということを忘れないで、これからも頑張っていってほしいなと思います。

―金城選手の今後について
テニスを続けるかは分からないんですけど、たまにやれたらいいなと思います。

青木柚里香

―今日の試合を振り返って
とても後悔している、というか悔いがのこっています。怪我をしてしまって、思いどおりの試合ができませんでした。でもせめてダブルスだけは勝っておきたかったと思います。

―特に悔いが残ったのは
ダブルスは前半、勢いが良くてポーチもうまく決まっていたんですけど、相手がストレートへのアタックをしてくるようになって、それにビビって思い通りうまく動けなくなってしまいました。そのあと足がつってしまって、また思い通りうごけなくなってしまいました。リードしていたのに負けてしまったことは悔しいです。

―2部昇格とはいきませんでしたが来年に向けては
今回、 先輩を3部から2部に昇格させてあげられなくて悔しかった気持ちを、来年自分たちが一番上になるので、その思いも込めて、絶対3部から2部に上がれるような部活にしていきたいです。

―今季の試合を振り返ってみていかがですか
怪我もあり、思い通りのプレーが出来なかったのでなんとも言えないのですけど、怪我は大変だということを改めて知れたので、来年は怪我なく万全の状態でいけるように、日々気をつけてテニスをしたり生活をしていきたいと思います。

―来年のリーグ戦に向けて今回みつかった課題は
まずは守りも攻めもできる(水沼)茉子さんのようになりたいです。

―4年生の先輩に向けて
本当に試合に勝てなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、(水沼)茉子先輩の強くて頼りがいのあるプレーにあこがれているし、(金城)夕貴先輩の元気なプレー、1年生にもはっきりと注意できるところとか、尊敬しているところがたくさんあるので、それを来年自分たちもできるようになりたいと思います。

森 玲菜

―今日の試合を振り返って
今日の試合は、去年のリーグから今年のリーグで言われてきたことを全部頭に入れてやりました。それはできたんですけど、試合の中で自分で考えることができなかったし、それに見合う技術もまだ足りなかったな、と思います。

―2部昇格はできませんでしたが
(2部昇格は)できなかったんですけど、どこかでこのチームなら2部昇格できるっていう自信があったし、みんなもそうだと思うんですけど、でも今回は怪我人が出たりっていうところから始まって、2部昇格はできなかったんですけど、3部優勝してこの場に立てたことは、やっぱりこのチームだからできたことだと思います。

―今季を通して見つかった課題はありますか
前まではワンパターンで打つことしかできなかったんですけど、今回のリーグなどを通して打つことだけがテニスじゃないし、自分のテニスを貫くっていう意味ではそうなるのかもしれないけど、勝つためにはいろんなことをしていかなきゃいけない、ということがわかったので、今までは打つことだけで、技術もそこしかなかったと思うので、それ以外のことができるような技術が必要だと思います。

―2部との差は何ですか
今日は相手も(これまでのリーグ戦で)全敗してきていて、相当気合いも入っていたと思うので、3部の中の試合とは相手の気合いも違ったんですけど、そこは法政との差っていう訳ではなくて、3部と2部で、今までの戦いとの差だと思います。

―4年生との思い出は
いっぱいあります。(水沼)茉子さんは、本当に私が入った時からすごい人っていう感じで、テニスコート以外でも尊敬できる部分が多い人でした。(金城)夕貴さんは、部活から帰る方向が一所で話す機会も多くて、いろんなことを知ってて、いろんなことを教えてもらったので、最後までいろんなことを頼っていました。

―引退される4年生に一言
1つ上の先輩ってすごい関わる時間が多いんですけど、それが茉子さんと夕貴さんで本当に幸せだったと思います。

―最上級生としての来季に向けて
今の2人がいなくなるっていうのは、みんなやっぱりちょっと不安があると思うんですけど、今までの4年生の穴を埋められるように、それ以上のチームを創り上げられるように頑張ります。

川島知枝

―今日の試合を振り返って
ダブルスはファーストリードされていて、逆転してファースト取ることができて、セカンドも1ゲーム目は取ったんですけどそこからは相手のペースになってきてて。リードはしてたんですけど、青木さんが足つったりして、それをカバーできなかったり、セカンドで勝ちを決めきれなかったというのが一番の悔しい点です。シングルスは自分が入る時には、流れも悪くてみんな負けてるっていう状態だったんですけど、1つでも勝ちを取るために頑張ろうと思って入って。ゲームはファースト流れ悪くて、もう(チームの)負けが決定して、でもそこで自分も簡単に負けるんじゃなくて、しっかり最後までやりきろうという思いはありました。

―シングルスは法政の負けが既に決定している中での試合でしたが、周りの方々からの声かけなどはありましたか
応援の人から負けてるけど、ここからだぞ、とか、自分だけでも、この試合は勝つぞ、とかですね。たくさんの人が声かけしてくれたので、その声かけに応えようと頑張りました。

―今日のコンディションは
リーグ戦は全試合に出場させてもらって、腕が痛いといった疲労とかもあったんですけど、それを見せずに、トレーナーの方にもケアしてもらったりしてました。夏の試合、良い成績がとれなくて、調子もすごく悪かったんですけど、リーグに合わせることができたと、自分は思います。

―リーグ戦を振り返って
去年リーグ戦を経験して、去年は「絶対に3部昇格」というのがあって。レベル的にもそんなに高くなかったんですけど、今年は逆にどの試合も厳しくて。でもその中でしっかり自分は勝っていかないと、と思っていて。シングルスは2試合負けてしまったんですけど、最後まで諦めずに試合をすることができました。

―今季ここまでを振り返って
春関から始まって、あまり良い状態ではなくて、インカレも予選で負けてしまったりとかしたんですけど、リーグはチームのために戦わなきゃいけないので、自分の調子が悪いとは言ってられないので、調整して、みんなに支えられて、今自分がここにいるんだな、と思います。

―4年生との思い出は
(水沼)茉子さんとは試合の遠征がいつも一緒に行動させてもらって、色んなところに行って、ご飯食べたり2人で過ごすことが2年間できて、(水沼)茉子さんの試合も学べるものが多いので、学べたと思います。(金城)夕貴さんは、一緒に遠征とかは行かなかったんですけど、いつも応援のメールとかくれて、いつも応援してくれていたので、感謝です。4年生、3年生とはいつも一緒にいたので、楽しかったです。楽しい日々が多かったです。

―4年生へ向けて
まずは、昇格させてあげられなくて、申し訳ない気持ちが大きくて、やっぱり部活をまとめてきてくれてありがとうございましたという気持ちと、2人には褒めてもらうことが多かったので、すごく励みにもなったし、頑張ろうと思えることが多かったので、2人には感謝しかないです。

―リーグ戦で個人的に見つかった課題
負けた試合2試合とも、ファーストセットを落としたというか、簡単に落としてしまったのが、何やってるんだろう自分と思ってしまったので、しっかりファーストから自分のペースを作っていけるように、打ち急がないようにするといった、気持ちの部分で、来年は成長できたらな、と思います。まだ、いっぱいあるので、とりあえずそんなところで(笑)

―チームとしての課題
創立年数が浅い中ので、チームとしては他の大学に及ばないと思うんですけど、そんなことは関係なく、しっかり仲良い部活だけで終わらないように、けじめをつけて、誰かが動く、じゃなくて一人ずつが気付いて動くとか、気付いたら言うとか、あと上下関係もしっかりして、楽しい時は楽しく、厳しい時は厳しく、といった感じですかね。

―今後の目標は
シーズンは終わってしまったので、来年になっちゃうんですけど、しっかり春関勝って、インカレにも出場しなきゃいけないし、リーグ戦はまた絶対に2部昇格しなきゃいけないと思うので、自分のためでもあるんですけど、チームのためにも頑張れるように、そんな応援してもらえるような選手になりたいです。

江見優生乃

―今日のダブルスの試合を振り返って
ダブルスの相手はインカレベスト8ということで私たちと同じ結果の相手だったので、どっちに転ぶか分からないということを周りからは思われていたと思うんですけれど、そこをきちんと(水沼)茉子さんと最後のダブルスで勝ち取れたことは大きかったと思います。

―ペアの水沼選手について
茉子さんはすごく優しいので、自分が落ち込んだ時とかも盛り上げてくれてすごく楽しいダブルスを毎回させてもらっていました。

―シングルスの試合を振り返って
自分はずっと今までの試合を全勝してきて、周りも取れるだろうという雰囲気だったのですごく緊張して硬くなってしまいました。自分のテニスができなかったですね。

―ダブルスからあまり時間をおかずにシングルスの試合に入りましたが
ちょっとやっぱり足がきつかったのはあったんですけれど、でもそれは自分の体力不足かなと思います。

―最後の方では気持ちがついてこなくなってしまった部分もありましたか
そうですね、4‐4の時に自分のブレイクポイントが取れなかったというのが大きくて、そこからちょっとしんどくなってしまいました。

―今回のリーグ戦全体を振り返って
高校の時は団体戦を経験していたんですけれど、大学に入ると雰囲気とかも違って。でもこの経験を生かして、来年はやっぱり2部昇格をしていきたいなと思いました。

―2部昇格なりませんでしたが、足りなかった部分は
入れ替え戦までの期間もけが人が居たりして、みんなが万全の状態ではなかったので、そこをきちんとやればきっと大丈夫だと思います。

―4年生との思い出は
茉子さんはずっとダブルスも組ませてもらっていて、すごく本当に頼りになる主将だと思っていて、私にとってすごく憧れであり尊敬しています。(金城)夕貴さんは高校が一緒で、代は重なってはいないんですけれど。夕貴さんはいつも部を楽しい雰囲気にしてくれている先輩で、でもしっかり怒るところは怒ってくれて、副将としてすごく良い立場でふるまってくれた先輩だったと思います。

―これからどんな部にしていきたいですか
茉子さんや夕貴さんが言う通り、法政らしいところは残しつつきちんとケジメのついた部活にしていきたいです。

―個人としてこれからについて
やっぱり茉子さんが抜けたことはとても大きいので、先輩方も居るんですけれど、私自身もまず個人戦でもしっかり成績を残して、法政を引っ張っていけるような立場になっていきたいです。

 

フォトギャラリー

  • 20140922makokinシングルス勝利した水沼(左)を迎える金城
  • 20140922makoemi水沼はダブルスでも勝利(後ろ:江見)
  • 20140922aokik青木(右)・川島ペアはインカレベスト8ペアに惜敗
  • 20140922mori森もあと一歩及ばず
  • 20140922emi江見は単複勝利とはいかなかった
  • 20140922kawasima川島は単複ともに最終セットまでもつれる
  • 20140922aokiサーブを放つ青木
  • 20140922syuugou来年こそは2部昇格へ
 

 

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