テニス
 

全日本学生テニス選手権大会本戦 4・5日目レポート

全日本学生テニス選手権大会
8月23日(木) 男子シングルス4回戦 男子ダブルス3回戦
         女子シングルス4回戦
  24日(金) 男子シングルス準々決勝 男子ダブルス準々決勝
会場:岐阜メモリアルセンター

会場:有明テニスの森公園

岐阜メモリアルセンターで行われている全日本学生テニス選手権大会は折り返しとなる4日目を迎えた。勝ち残っているのは女子シングルス2本、男子シングルス2本、男子ダブルス1組。1つでも多く勝ち残り、リーグ戦へ向けて弾みをつけたいところだ。

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ベスト8に進出した戸田義人

試合結果

【23日】

女子シングルス4回戦

勝敗選手名結果対戦相手
水沼 茉子 1-6,0-6   吉冨 愛子(早大)
青木 柚里香 3-6,2-6 桑田 寛子(早大)

男子シングルス4回戦

勝敗選手名結果対戦相手
戸田 義人 7-5,6-2   栗林 聡真(早大)
星野 武蔵 6-4,6-2 熊谷 宗敏(大阪学院大)

男子ダブルス3回戦

勝敗選手名結果対戦相手
星野 武蔵・山田 貴裕 6-3,3-6,6-3 田川 翔太・遠藤 豪(早大)

【24日】

男子シングルス準々決勝

勝敗選手名結果対戦相手
戸田 義人 2-6,4-6   小野 陽平(明大)
星野 武蔵 7-5,6-0 大城 光(早大)

男子ダブルス準々決勝

勝敗選手名結果対戦相手
星野 武蔵・山田 貴裕 6-2,6-4 西 優馬・只木 信彰(早大)

 

女子シングルスでは青木(現福1)が大会2連覇中で第1シードの桑田(早大)と対戦。終始相手ペースで試合は進み、3-6、2-6で敗れた。水沼(スポ2)は早大のルーキー吉富(早大)に1-6、0-6と力の差を見せつけられ4回戦で姿を消した。しかし、2人ともインカレ初出場ながらベスト16と健闘。その上まだ、1年生、2年生であるだけに今後の成長が期待できる。

男子シングルスでは主将・星野(社4)が危なげない試合運びで、ベスト8に進出。また戸田(経3)も序盤こそ相手にリードを許すが、徐々に調子を上げ、逆転で第1セットを7-5で奪う。これで勢いに乗ったのか、第2セット、鋭いフォアショットが次々に決まり、相手を全く寄せ付けない。最後はサービスエースで試合を決め、星野と共に準々決勝へ駒を進めた。

男子ダブルスは第2シードのペアとの戦い。相手の田川・遠藤(早大)は今大会シングルスで第1シード、第2シード同士で組まれた強敵ペア。厳しい展開が予想されるかと思ったが、第1セットは相手のミスもあり、先取する。第2セットも最初の2ゲームを立て続けに奪い、そのまま波に乗るかと思われたが、そこから相手が強さを見せる。学生王者・田川の強烈なリターンに苦しみ、逆転を許す。何とか食らいついていきたいところだったが、流れを取り戻すことは出来ず、3-6と落とす。迎えた第3セット。第2セットで勢いに乗った相手に最初の2ゲームを奪われる嫌な展開に。しかし、第6ゲームをブレイクし3-3とすると、以前から課題としていた山田のサーブが冴え、第7ゲームを奪い、法大ペース。最後は山田が相手コートに球を叩き込みゲームセット。勝利をもぎ取った。

ベスト4をかけた5日目。戸田は小野(明大)と対戦するも、相手の力強いショットに対応しきれず敗退。一方星野は第1セットを7-5と奪うと、第2セットは相手に1ゲームも与えずに勝利を収め、目標としていたベスト4に見事進出。

また、ダブルスも前日の勢いそのままに勝利を収め、3年ぶりにベスト4入りを果たした。

「ここまできたらいけるところまでいきたい」と星野は語る。大会もいよいよ終盤。学生王者の座をかけたさらなる熱戦が岐阜の地で繰り広げられていく―。

 

選手の試合後のコメント

23日/戸田選手

―これまでのシングルスの試合を振り返って見ていかがでしたか
正直言うとシングルスはそんなに自信がなかったので不安だったんでした。二回戦はそこまでプレッシャーはなかったですが、三回戦と四回戦の福田選手と栗林選手は自分より上の選手とわかっていたので、プレッシャーを感じずにできたのが大きかったのかなと思います。あとはやっぱり、試合中は暑かったですけど、これまでやってきたトレーニングが活きて最後まで足が動いてくれたのでそれが大きいかなと思います。
 
―三回戦はフルセットとなりましたが疲れは感じませんでしたか
フルセットでしたが意外とラリーとかは淡泊だったのでそれほどなかったです。
 
―ダブルスはいかがでしたか
ペアの竹下さんがあまり万全ということではなかったので悔しい試合でしたね。竹下さんが最後のインカレだったので一つでも勝ちたかったんですけど最後はふがいない試合になってしまいました。
 
―今日はいつもと違っていて攻めの姿勢が見え、ウィナーも多かった気がしますが
そうですね、僕はストロークの選手ではないし、初めからストロークは相手の方が上だって分かっていましたし、後ろでやっていても勝てないと思っていたのでこっちから攻めて展開していこうかなとは思っていました。
 
―相手は早大ということで気合いも入っていたんじゃないでしょうか
やっぱりリーグ戦でも当たりますし、相手も1年生だったので負けたくないという気持ちは昨日よりも強かったです。
 
―今の調子は
体がよく動いているし、集中力も最後まで続いていますし、そういう意味ではすごくいいと思います。
 
―春関から夏までにやってきたことはありますか
よく走ってよくテニスをして…テニスをする時間がすごい長かったので、暑くても集中力切らさずテニスすることができるようになりました。
 
―次の相手は春関優勝の小野選手ですが
普通に考えて実力は向こうの方が上なんですけど、年下だし、なりふり構っていられないので気合いで何とかしたいと思います。

23日/星野選手・山田選手

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
星野:勝つ気でやっていたのは当たり前なんですけど、正直びっくりしてて、でも嬉しいです。
山田:相手が強いのは分かっていたことなので思い切ってやるだけだと思って、結果的に勝てて良かったです。

―勝因は何でしょうか
星野:無我夢中でやったことですかね。
山田:勢いと2人がかみ合ってたことだと思います。

―調子の方はいかがでしたか?
星野:もちろんよかったですよ(笑)
山田:武蔵と組んだ中で一番よかったですね。

―山田さんは春関のときに「自分のサービスゲームがとれなかったので次はとれるようにしたい」とおっしゃっていましたがどうでしたか
山田:最初は取れていたんですけど、セカンドで落としてしまって。でもファイナルでとれたのはよかったと思います。

―続いて星野選手にシングルスのことについてお伺いしたいのですが、試合を振り返ってみていかがでしたか
星野:ショットの正確性とか質の高いテニスをしてくる相手だったんですけど、粘りの方は僕の方が上でそこが勝てた要因かなと思います。

―後輩の戸田選手も勝ち残っていますがそれについてはいかがですか
星野:刺激になりますね。隣のコートでお互い試合をしてて、ちょっと見たら戸田が勝ってて、やっぱり自分も負けるわけにはいかないなと。

―次戦の意気込みをお願いします。
星野:シングルスは前回やって負けているので、相手は2年生なんですけど、4年生の意地を見せて勝ちたいです。ダブルスは、強い相手に勝ったんですけど、かえって次の試合は難しいので、しっかりと自分たちのプレーをして勝ちたいです。
山田:次負けたら意味がないので、2人でしっかり頑張りたいです。

24日/星野選手

―今日はどのような試合展開を考えていたのですか
ストロークの威力がある選手なので、いかにくずすかを考えてたんですけど、第1セット終盤で崩れてそのまま勢いに勝てたのでよかったです。

―それでは第2セットは1ゲームも落としませんでしたが何か変えたというわけではないのですか
そうですね。とにかく相手の嫌がるプレーをして、徹底的にやった結果がスコアにつながったと思います。

―目標とするベスト4に入りましたがいかがですか
嬉しいですね。全国でベスト4なんて小学生以来なので(笑)目標とするベスト4に入っちゃったのであとはいけるところまでいきたいです。

―戸田選手も負けてしまいシングルスの残りが1人となってしまいました
そうですね。まずベスト8の時点で同期が全員いなくなってしまったので、まあそこは意地をみせて負けじと頑張りたいです。

―明日への意気込みをお願いします
勝ち上がってきたのは久しぶりで、僕の方には勢いがあると思うので、やるだけのことはやりたいです。

24日/戸田選手

―今日の試合を振り返って
今までやったことのない相手だったので、出だしの戦い方が分からなかったです。ベスト8に入っているメンバーの中で自分はどうしても基礎的な部分では負けていることは分かっていたので、僕はサーブ&ボレーなりスライスなり混ぜていって人とは違うことをやって点を稼ぐスタイルなので、最初はちょっとそのやり方をミスしてしまいました。けどセカンドはやり方も分かってイーブンまで持って行けたんで、まあ最終的にセカンドセットも押し切られちゃったんですけど、次当たったときはやり方も分かったんでそれほど気にはしてないです。ベスト8までこれて満足はしていたんですけど、今の実力でしっかりここまでいけて、為になりました。
 
―2セット目からはサービスダッシュが増えてきたのが印象的でしたが
初めは相手のフォアに打って前に出ようかなと思っていたんですが、やっぱり小野選手のフォアがぶれないぐらい強かったので、バックにサーブ入れて、前に出て、ということを徹底しようかなと思ってそんな作戦にしました。
 
―ミスが続いたのか声も少なめでしたが
そうですね(笑)疲れとかではないんですけど、やっぱりどうしても点とれないと声出すタイミングもないので(笑)第1セットは相手のいいようにやられちゃっていたので…でセカンドセットになってやっと対等に点が取れるようになってから、声も出せるようになっていって、ちょっとずつ自分のペースになっていったんですけど、最後は押し切られちゃいました。
 
―隣の星野選手が試合をしていて刺激にはなりましたか
うん、やっぱり先輩ですし、僕もやらなきゃとは思ったんですけど…周りのコートが見えてるってことは試合に集中できていないってことなので…自分が集中しているときは周りのコートとかが気にならないくらい集中できるので、今日は周りが見えすぎた点はありますね。
 
―片手バックハンドは今ではやっている選手も少ないですが、どんなきっかけで始めたんですか
中2の時からですね。元々は小学生の時は両手フォア両手バックだったんですけど、中学の時に片手にして、当時組んでたダブルスの友達が片手バックにしたので、友達も「片手の方がかっこよくない?」って言ってたので二人で片手にしました。なんでもない理由ですけど(笑)
 
―これから両手に戻したりはするんですか
たまにやっぱり両手の方が強いのかなーってことも思うんですけど、さすがに両手に戻すのって結構難しいんで…それに片手の方が自分のテニスにあってるんじゃないかとも思うので、これからも少ない片手バックハンドで頑張っていきたいです。
 
―今大会を通しての感想を
シングルスベスト8に入ったのはでかいと思ったし、これからリーグとかもありますけど、シングルスに出たときは負けちゃダメだと思いますね。あとはダブルスなんですけど、竹下さんとは大学は行ったときから組ませてもらっていたので、それが最後と思うともう終わったのかな、と思うと寂しい気もしましたね。
 
―見つかった課題は
大会が夏関から続くと試合だけになって体力も落ちるのでこれからリーグ戦に向けてもう一回体力をつけないと、短い期間ですけどトレーニングをして追い込みをかけないとしっかりと動けないんで、今大会は足は動いていたんですけど、リーグがこの先にあるのでしっかりそれに向けてテニスだけじゃなくトレーニングをするっていう意味ではいい課題ができました。
 
―リーグ戦に向けての意気込みを
シングルスダブルスまだ出るかは分からないですけど出た以上は相手に負けないくらいガッツ出して泥臭く。1点でも多く取って勝っていきたいです。

24日/星野選手・山田選手

―ベスト4入りですが、お気持ちはいかがですか
星野:嬉しいです。
山田:嬉しいです(笑)

―今日はどのようなことをこころがけて試合をしましたか
星野:昨日第2シードのペアに勝って、自分たちの力を出せば勝つことができると思ってプレーしました。
山田:気を抜かずに2人で頑張っていこうとおもってやりました。

―内容としてはいかがでしたか
星野:勝負所でうまくかみ合ってこういう結果になったんだと思います。
山田:僕自身は、サービスを落としてしまったところがあったので、そこが反省点です。

―ここまで勝ち上がれた要因というのは何でしょうか
星野:チャレンジャー精神でやってることですかね。
山田:勢いです!

―明日の準決勝に向けて
星野:いけるところまでいきたいです。
山田:武蔵を信じて頑張りたいです。

 

フォトギャラリー

  • 20120906todaベスト8に進出した戸田
  • 20120906makoベスト16の水沼
  • 20120906aokiこれからが期待の青木
  • 20120906musasi星野は準決勝進出を決める
  • 20120906musasiy星野・山田ペア
  • 20120906musasiy2勝利に拳を合わせる
 

 

 

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