テニス
 

関東学生テニスリーグ チームの力で大一番制す! 対慶大

平成24年度関東大学テニスリーグ 対慶大
2012年9月8日(土)
会場:有明テニスの森公園

 関東大学テニスリーグは3戦目を迎えた。開幕ダッシュに成功した法大が対戦するのは慶大。昨年は4勝5敗と惜敗し、王座進出を逃しているだけに何としても勝利を収めたいところだ。選手や保護者など大勢が熱い声援を送る中、試合は6勝3敗で見事勝利。王座進出へ大きく前進した。

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大きな1勝を手にしチームに迎えられる山田

試合結果

ダブルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
D1 星野武蔵(社4)・山田貴裕(経4) 6-2,3-6,2-6 加藤大地・近藤大基
D2 西尾一馬(社4)・前田義明(経4) 6-2,6-2 志賀正人・井上善文
D3 竹下明宏(社4)・戸田義人(経3) 5-7,6-2,6-4 谷本真人・渡邉将司

 シングルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
S1 星野 武蔵(社4) 4-6,2-6 志賀 正人
S2 西尾 一馬(社4) 6-0,7-6(5) 谷本 真人
S3 戸田 義人(経3) 4-6,2-6 近藤 大基
S4 山田 貴裕(経4) 6(2)-7,7-5,6-1 矢野 隆志
S5 小村 拓也(経1) 6-3,6-2 渡邉 将司
S6 大塚 拳之助(経2) 4-6,6-4,6-2 高田 航輝

  D2の西尾・前田組は雨による中断をものともせず、相手を圧倒。慶大戦1勝とし、幸先の良いスタートを切る。D1の星野・山田組は春関優勝ペアの加藤・近藤組と対戦。第1セットを6-2で奪い、そのまま勢いに乗るかと思われた。しかし、第2セットを1-0としたところで雨による中断を強いられる。その後流れは一気に慶大へ。相手のパワーあるボレー、サーブに苦戦し、第2セットを落とす。何とかして盛り返したいところだったが、流れが戻ることはなかった。第3セットも2-6で落とし、1勝1敗に。残ったD3の竹下・戸田組は接戦の末に第1セットを落とすも、竹下のリターンエースや、相手の意表をつく戸田のボレーが冴え、第2、第3セットを立て続けに奪い勝利を掴む。こうして前半を2勝1敗とリードした形で折り返す。

 約30分後に行われたシングルス。S5の小村は「緊張した」とはいうものの、力強いストロークで相手を翻弄し、リーグ戦開幕から3連勝。S6の大塚の相手は高校の後輩にあたる高田。「緊張したし、やりづらかった」というように、第1セットを落とす。第2セットも0-4とリードされたが、相手の負傷もあり、そこから一気に6ゲームを連取。セットカウント1-1とする。一度掴んだ流れは渡さない。第3セットも終始大塚ペースで試合は進み、6-3で先輩・後輩対決を制した。これで慶大戦勝利へリーチ。その勝負を決めたのは副将・山田だった。「打たれて守る場面が多かった」と語るように山田の球が甘く入り、相手に打たれる場面が目立つ。タイブレークまでもつれた第1セットは6(2)-7と惜しくも落とす。続く第2セットも4-5でリードされるが、3ゲーム連取し第2セットを奪う。第3セットは完全に山田のペース。6-1と相手を全く寄せ付けず、勝利を収めた。
 勝負が決まった瞬間、ギャラリーから沸き起こる割れんばかりの拍手と声援――山田の「もう足が折れてもいい」という言葉からも、慶大戦にかける強い思いがうかがえた。絶対に負けられない一戦を制した法大。この流れのまま次の相手、王者・早大に挑む。

試合後の選手のコメント

星野主将(社4)

―シングルスを振り返って
みんなが勝ってくれて僕も勝ちたかったんですけど、勝てなかったので残念です。

―志賀選手の印象はいかがですか
すごくしつこい選手で頭のいい選手だなと。ボールコントロールがすごくいい選手なので、なかなか崩すことができなかったなと思います。

―ダブルスを振り返って
雨で中断するまですごく流れが良くて、でも中断後の慶應の選手のプッシュの仕方がすごく強くて。パワーで圧してきた感じだったんですけど、そこを上手く崩しきれなかったのが勝ちに繋げられなかったのかなと思います。

―慶大戦全体をご覧になって
やっぱりどの選手もしつこい選手達で、勝ちへの執着心がすごくあるなと感じました。強いチームだったなと思います。

―5勝目、チームとしての勝利が決まった瞬間はどのような気持ちでしたか
嬉しかったですね。感動しました。(勝負を)5-1に決めた試合もだしその前に勝った試合も劣勢のところから挽回して勝った試合だったので、みんな踏ん張ってくれて嬉しかったです。

―ダブルスのペアとして、また主将副将として、山田選手とはどのような話をされましたか
山田が先にシングル入ったので特別に話すっていうことはなかったんですけど、それでも山田がプレーの面で最後までしつこくしつこくやって、ギリギリのところから勝って、ああいうプレーを見せてくれると本当に勇気づけられます。

―次は早稲田が相手ですが
やっぱり今日みたいに選手と応援とサポートが一体になって、勝ちに向かえられれば十分チャンスある相手だと思いますし、僕自身の試合もすごく重要になってくるので。今日2つ負けちゃったので、勝ちたいです。

山田選手(経4)

―今日の試合シングルスを振り返って
やっぱりずっと打たれて守備する場面が多くて、正直結構きつかったですね。やっぱ1stタイブレークで落として、2ndもブレイクされたまま4-5までいって相手サーブになってそこで「ちょっとまずいな」と。正直メンタルもやられて、気力だけで戦っている感じでした。

―その後のファイナルは
2nd4-5からペースを変えて、深い球を打って相手にうまくやらせないようにしようと考えて、それがうまくはまって。ファイナルも出だししっかりいけたので良かったです。

―最後まで冷静でしたね
そうですね、自分のやるべきことが分かっていたので、それを貫けば勝てるなと思ってやっていました。

―ダブルスの疲れはありましたか
連戦連戦でやってきているので。去年はシングルスしか出てなくて今年は単複やってるので、疲れって部分はありますがそんなこと言ってられない試合だったので。もう足が折れてもいいから走ろうと思ってました。

―試合中に5勝目がかかり、自らチームの勝利を決めたことについてはいかがですか
小村とか拳之助とかが頑張ってくれて、良いとこ取りしたなと思いました(笑)

―ダブルスを振り返っていかがですか
出だししっかり入れたんですけど、雨の中断もあって流れが向こうにいった部分が多くて。ダブルスは相手の方が思い切ってやってきたなと。相手の思い切って打ってきた球を返せずに、最後はやるべきこともなく終わってしまったので、そこは直さないといけないと思いました。

―これまでのリーグ戦を振り返って調子はいかがですか
正直調子は良くないですけど、良くないなりにどうやって戦うか考えて。1勝1勝してきたので、引き続き頑張っていきたいと思います。

―全体的にチームをご覧になって
今日の試合とか特に、審判もボーラーも応援も、みんな全力出していて。1年生から4年生までみんな本気で勝ちたいって思いが伝わるようなチームなので、いい雰囲気じゃないかなと思います。

―次の試合に向けての意気込みをお願いします
次が早稲田戦なので。こういうリーグ戦出るからには優勝しないと意味がないので。強敵ですけどなんとしても勝ちたいと思います。

大塚選手(経2)

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
相手が後輩で。ちょっとやりにくいのもあったんですけど、プレー自体は分かっていたので、戦術とか不得意なところとか。やりやすかったですけどやっぱり向かってこられて最初緊張しちゃったかなと思います。1stを4-6で落として、結構体力的にもきつくて。暑くて。2ndも0-4とかで「まずいな」と。頭の中真っ白になったんですけど、相手が脚か腰かわからないですけど痛めて。「チャンスだぞ」とみんなに言われて、「いけるんじゃないか?」と自分でも、もう一回頑張ってみるかと。とりあえず、自分のテニスをして、やっぱり相手の脚がおかしくてメディカルタイムも取っていて。僕もどんどん元気になってきて(笑) それも逆にやりにくかったんですけど、脚が動かなくて引きずって。気になっちゃってやりにく部分もあったんですけど、みんなの応援から「おまえはおまえのテニスをしろ、ボールだけに集中しろ」と。今日は応援のおかげというか、みんなで勝ちとった勝利という感じがしました。僕一人だけじゃなくて。みんながひとつになったから勝てたんじゃないかと思いました。

―慶應戦は非常に鍵となる試合だったと思います。緊張されたとおっしゃってましたが、プレッシャーは
ありました。シングルス6で絶対取らなきゃいけないっていう。4・5・6で取るチャンスだと思うし、絶対に取らなきゃいけないポジションなので、緊張でカッチカチになってました。

―チーム全体としても勝利を収めましたが、お気持ちは
めちゃくちゃ嬉しいです。勝てたので良かったです。ダブルスも2-1にしてもらえて、緊張はありましたが、僕らが(シングルスで)入る気持ち的に余裕もあって。本当にいいチーム、一致団結していたんじゃないかと思います。

―明後日早稲田戦ですが意気込みをお願いします
王座に行くチャンスというか、まだ決まったわけじゃないので。あと2戦あるので。先輩たちも言ってたんですけど、「これは通過点だ。早稲田に勝つのは俺らだ」って。本当にそう思うべきだし、絶対に勝ちたいんで。王座で優勝するなら、いまこの関東地区予選で優勝するくらいじゃないと。気を抜かずに、みんなでまた頑張りたいと思います。

 

小村選手(経1)

―今日を振り返っていかがでしたか
大事な山場だったんですけど、その大事な一戦で1勝することができてうれしいです。初戦からずっと勝ってきてるので次も勝ちたいです。

―試合をしててよかったと思う点や収穫は何かありましたか
ストロークでメリハリをつけて打ち分けることができて、試合をするにつれてだんだんよくなっていきました。

―非常にカギとなる慶大戦でしたが、プレッシャーなどはあったのですか
入る前は緊張してたんですけど、先輩が「1年なんだから思い切りやれ」って言ってくれたのでそれで結構ほぐれました。

―チームとしても見事勝利を収めましたが、お気持ちは?
次にもつながると思うのでこの調子でいけたらと思います。

―最後になりますが次の早稲田戦へ向けて意気込みをお願いします
(早稲田は)1番強いし、集中するところだと思うので、一球一球に気持ちを込めて勝ちにむすびつけたいです。

 

フォトギャラリー

  • 20120909y大きな1勝を手にしチームに迎えられる山田
  • 20120909nmボレー炸裂!西尾・前田ペア
  • 20120909ttコンビネーションプレイが光る竹下・戸田ペア
  • 20120909ouenチームの応援が選手の力に
  • 20120909k1年生ながらこkまで全勝の小村
  • 20120909n単複ともに絶好調の西尾
  • 20120909h苦戦を強いられた星野
 

 

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