テニス
 

全日本大学対抗テニス王座決定試合・特集~ありがとう!4年生

平成24年度全日本大学対抗テニス王座決定試合
会場:有明テニスの森公園

 

 王座決勝進出、そしてみごと準優勝を飾った法政大学。大会終了後、法政テニス部植村監督にお話を、また今年度引退する4年生に法政テニス部での4年間をふりかえっての感想を聞きました。惜しくも達成できなかった打倒・早稲田、日本一という目標は次世代へ…選手たちの思いをご覧ください。

20121030h
最優秀選手に選ばれた主将・星野

試合結果

  

 結果対戦相手校
2回戦 ○9-0 福岡大学
準決勝 ○7-2 甲南大学
決勝 ●2-7 早稲田大学

☆大会最優秀選手(MVP):星野武蔵(社4)

植村 直己監督

―決勝を振り返って
ダブルスはインカレ決勝の再現で、色々と作戦を考えて。早稲田に勝つにはダブルスでリードしないと話にならないということで、助監督と相談していくつかの練習を作戦立ててやってきたんですけど、D1は実際にそれができたと。山田がよく動いてポーチで、リターンを前に立っている人にぶつけたり相手の動きを封じたことが勝因だと思います。でもそういった作戦をD2・D3でもやろうとしたんだけど、やろうとして動けなかったりそれをさせてくれなかったり。でもダブルス1の勝ち方が良かったのでシングルスも「よしやってやろう」とチームに勇気を与えてシングルスに行ったと思います。ただ入り方、試合の終わった時間の関係で戸田と西尾と大塚が入って、あれが6・5・4だったら、大塚・小村・西尾、そこで勝ってポイントのかかったところで星野・山田にやらせたかったですね。早稲田に勝つための可能性の中では順番も大事で、結果的にS2・S3がちょっと楽敗してしまったこともあって残念でしたね。ポイントのかかった試合で星野・山田をやらせてあげたら違う結果になっていたかなと。ただ、それは法政にとって最大に有利にある想定であって順番は分からないし、実力の差ですね。実力の差といってもショットなど技術ではなく王座の緊張の中で、普通のプレーができるかどうか。できるのが早稲田の選手であって、法政は緊張で動きが止められてしまって。特にD2・D3ですね。そのあたりで試合経験の差があるのかと思います。星野と山田のダブルスは学生でトップいった経験からあのように力を発揮できて、他の選手はちょっとそこまでいっていなかったので。学生大会、一般の大会でも準々決勝・準決勝・決勝までいかないと大事な時に平常心でいられない、その差があったかと思います。惜しい試合もありましたが、2-7という結果は実力的に仕方ないところもあった気がします。ただ、そこでナンバー1の単複両方で勝ったということ、両方一番強い相手に勝ったということで、法政としてはなだらかだけれど一歩前進したと感じましたね。去年、慶應に負けて王座出場できなかったときに話し合ったのは、目指すところを「慶應に勝つこと」にしているからいけないんだ、と。早稲田に勝つことを目標にしないと王座も行けないだろうし、優勝のチャンスもないだろうと話しました。星野たち中心に意識を変えていったことで、ここに来られたのだと思います。

―引退される4年生へメッセージをお願いします
ここまで来られたのはみんなのおかげですね。自分に厳しいだけじゃなく、後輩を大切にするところがいいチームに繋がったのだと思います。準優勝に誇りを持って次の社会人に進んでいってほしいと思います。

―これからの新チームについて
他のチームから見ても星野はキャラクター的にも存在が大きかったし、4年のレギュラーが抜けて来年は法政は弱いだろうと言われているかと思うんです。でも決してそうではなく、レギュラーに人数限りがあるから4年生が出ていたのであって、実際には力に差のない選手が控えているし、今日の戸田や2年生、1年生にもいい選手がたくさんいるし。来年の新入生にも期待しています。これを1年間鍛えて、来年またここに戻ってくると。今日試合を見ていた選手たちが“ここに立たなきゃだめだ”という意識でやれば、来年も絶対ここに来られると思います。
 

4年生のコメント

星野 武蔵主将(社4・東京学館浦安

―法大テニス部の4年間を振り返ってみていかがでしたか
もう楽しかった思い出しかないですね。いろいろなことを含めて、楽しかったことが1番強いです。いろいろな巡りあわせがあって法大に来たんですけど、本当にこの大学に入ってよかったなと思います。

―思い出に残る試合を挙げるとしたらどの試合になりますか
選べないですね…。でも3つあるんですけど、1つは2年生のときにリーグのときの慶応戦のフルセットまでいったダブルスの試合で、残りの2つは今日のシングルスとダブルスの試合ですね。多分一生忘れないと思います。

―法大テニス部を一言で表すと
(少し考えてから)楽しいチーム、それしかないですね。

―確かに1年生とかを見ていると楽しそうな雰囲気が伝わってきますね
いや、本当に1年生が、選手も含めて一生懸命チームの為に働いてくれてて、あの1年生たちの働きがなければこの結果はなかったと思いますね。素晴らしいと思います。

―これから法大テニス部を担っていく後輩たちにメッセージをお願いします
流されやすいやつばかりなんですけど、オン・オフの切り替えをしっかりして、やるときはやるっていうチームになってほしいです。本当センスのある選手ばかりで、それでも結果を残してない選手がたくさんいるわけで、ちょっとしたきっかけでたぶん勝てるようになると思うし、だから、気持ちが折れそうになるときもあると思うんですけど、何とか頑張って、練習すれば必ず勝てるチームだと僕は思っているので、頑張ってくれ!って言いたいです。

―共に戦ってきた4年生へメッセージをお願いします
いろんなタイプの人がいたんですけど、僕みたいな主将に文句も言わずに、一生懸命練習にも取り組んでくれて、チームを引っ張ってくれて、この同期で戦えてよかったって思います。感謝してます。

―卒業後はテニスは続けられるのですか
一応実業団の方にいきます。でも仕事が忙しくて仕事メインになると思うんですけど、空いた時間を見つけて一生懸命テニスやりたいと思います。

―具体的な目標などはありますか
まず、日本リーグでいい結果を残したいです。個人としては、日本選手権の本選に出たいっていうのはありますね。

―最後に法大テニス部を応援してくれている皆さんにメッセージをお願いします
絶対に王座優勝するって言ってたのに優勝できなくてごめんなさいっていうのがありますが、どこのチームよりも一生懸命やるチームだと思いますし、テニスは楽しくないといけないと思っているので、その楽しいっていうのを1番実行しているのがうちだと思うので、これからも応援よろしくお願いします。
 

山田 貴裕副将(経4・法政第二

―4年間を振り返って
最初1年生のときからインカレに出ていたんですけど、僕のテニスじゃある一定の壁は越えられないんじゃないかと色々悩むことばかりで。みんなのように上手くなくて根性でやっている部分が大きかったので、何か工夫してチームのみんなについて行こうと必死で。同期がみんな上手くて、“こいつに勝とう”とか“こいつを目標にしよう”そんなことばかり考えていました。自分のテニスを作ってきて、結果的にダブルスでインカレ準優勝できて、リーグ戦にも出れて、努力が報われたなと思います。

―ダブルスペアでもあり、主将副将の関係でもある武蔵選手に一言お願いします
本当にありがとうという言葉しかないですね。武蔵は高校から大学通してもシングルス一回も勝てなかったので、僕の目標みたいなやつで。最後にそんなやつとダブルスを組ませてもらえて、僕は幸せだと思います。

―同期の4年生へお願いします
個性のあるやつばかりで、みんなが最終的にひとつの方向に向いて、いい感じに組み合わさっていったのが一番です。部活がキツイときもみんながいたから頑張れた部分が大きいので、みんなにもありがとうと言いたいです。

―後輩へメッセージをお願いします
後輩も個性のあるやつばかりなんですけど、テニスも上手いしやる気もあるし、僕たちができなかった王座優勝をぜひとも後輩にしてもらいたいと思います。
 

竹下 明宏選手(社4・大分舞鶴

―4年間を振り返っていかがでしたか
入学して同期のみんなが本当に強くてなんとかみんなについていけるように、練習も色んな人のプレーを見て盗むようにと精一杯で。でもそのおかげで自分のレベルも上げることができたと思います。同期はいろんなやつがいて、本当に先輩後輩含めて色んな人に恵まれたと思うので、大学の4年間テニス生活に関わったすべての人に感謝したいです。

―ペアを組まれた戸田選手へメッセージをお願いします
戸田が入学してきたからずっとペアを組んでいるんですけど、最初はぜんぜん戸田も上手くなかったし。それでも組み始めて最初の年から関東学生でもベスト4、リーグ戦にも出させてもらったりして。二人でたくさん試合をこなしていろんな経験をして、本当に二人のコンビネーションも良くなったし、戸田自身も今では本当に強くなったと思います。現3年の中でも誰よりも色んなことを経験しているので、次期主将としてしっかりチームを引っ張ってほしいです。個人的にも去年リーグ戦もかなり調子が良くて、リーグ戦後の対抗戦でインカレ優勝ペアにも勝ったりしていてすごく良かったんですけど、最後の今年なんとか全国のタイトルを取りたいと思っていたんですけど…僕がケガあったりで不甲斐ない結果に終わってしまったので。来年はなんとか個人のタイトルを戸田にとってほしいと思います。頑張ってくださいといいたいです。

―同期の4年生へメッセージをお願いします
僕自身気分屋で掴みづらい性格だったと思うんですけど、いつも応援してくれて、励ましてくれたり優しい言葉をかけてくれたり、一緒にバカしたり。本当に最高の仲間でした。これから一生付き合っていくことになるかもしれないと思うので…みんなお幸せに(笑)

―後輩へメッセージをお願いします
僕らの代で武蔵が主将をやって、本当に毎日コツコツと努力を積み重ねた男が結果を出してくれたことによって、そうやって強くなっていくことがテニスなんだと証明されたので。つらいとき、結果が出ないときもめげずに毎日頑張って、それぞれが思い残すことのないような大学でのテニス人生を歩んでほしいと思います。
 

西尾 一馬選手(社4・名古屋経済大学市邨)・前田 義明選手(経4・鳳凰

―4年間を振り返って
西尾:入った時は全然活躍できなくてどうなるかと思ったんですけど、最終的に王座で単複出てみんなが応援してくれる中でプレーできたことが幸せだと思います。4年間指導してくださった監督や助監督、安田さん、OBなど応援してくれる人に本当に感謝したいと思います。
前田:あっという間に4年間が過ぎたという感じです。1・2年目はテニスの成績も出ずにぐだぐだと一日を過ごしていた感じがあったのですが、そこから3・4年でリーグメンバーとしてリーグに出ることになってプレッシャーも期待もあって、今まで経験したことのない色んなものを2年間で経験できました。すごく充実した4年間でした。

―テニスを“関東”ですることについて
西尾:自分のレベルが上がったので大学で関東に出てきて良かったと思いますし、欲をいうと高校くらいから関東に出てきていればもっと強くなれただろうと感じるくらい関東はレベルが高かったです。
前田:九州で高校までやってきて自分の実力を大学ではどのくらいか確かめてみたいというのがあって。もっと強くなるためには関東の大学に行った方がいいと思って法政大学を選んで。やっぱり同期だったりどんどん下からも強い選手が入ってきたり、他の大学であってもそうですし、レベルの高い所で4年間やり抜いてきたことは自信にもなったし、関東に来て良かったと思います。

―ペアを組んだお互いにメッセージを
前田:4年間一緒に法政でやってきて、2年の新進から約2年ダブルスを組ませてもらって、練習に行かなかったりだとか迷惑をかけたりして…悪かったなと思います。でもこうやって最後に王座の決勝の舞台で西尾と組んで戦えたことを嬉しく思うし、本当に今まで一緒にやってきて良かったと思います。ありがとうございました。
西尾:法政はころころペアを代えてしまうけど、こんなに2年間も長くペアを固定して組んでいるのは俺らくらいで、そんなコンビネーションにみんな期待してくれたんだと思います。自分はボレーが全然できなかったけど前田が全部ボレーをやってくれて、最後の方はリターンも自分以上に入っていたし、ロブも上手かったし、いつも自分ができないようなプレーに驚かされてきたけれど、前田と組んで楽しかったし勝てたことでダブルスが楽しいと初めて思えました。前田と新進であのとき組んでいなかったら、リーグでダブルス出ることはなかったし、ダブルスが楽しいと思うこともなくシングルスプレーヤーで終わっていたから。ここまで全学生大会ずっと組んでこれて、本当に楽しかったです。ありがとう。

―同期の4年生へメッセージを
前田
:4年間色々と迷惑をかけてきて、迷惑をかけられて。本当に同期に恵まれて、楽しい日々を過ごせてこれたと思うので、みんなには感謝しています。
西尾:こんなに仲の良い同期は他の大学にも、他の法政の代にもないくらい仲良くて。みんな優しくてケンカもしなかったし、いいメンバーが揃って、それぞれ色があって、良い所悪い所もあって、本当に楽しくて。自分は自己中でみんなに相当迷惑をかけているけれど、みんな優しいから温かい目で見守ってくれて。社会人になってみんなと離れ離れになることは実感できないですけど、またみんなで会って昔話ができたらいいなと思います。4年間濃かったです。

―後輩へメッセージを
前田:僕たちが“王座で日本一になる”という目標を掲げてきて達成できなかったので、王座の舞台へは今2年おきに来ているんですけど、「来年は行けないから」と言われないようにしっかり。1年から3年まで強い選手がいるし、戸田主将を中心に、(山本)拓実とかも副将で頑張ってくれると思うので、来年もう一度この舞台に帰ってきて早稲田にチャレンジして、僕たち以上に健闘して勝てるようになって欲しいです。頑張ってください。
西尾:自分たちの代はみんな優しくて後輩に怒ることはなくて、ちょっと甘やかしすぎたこともあって頼りない先輩で申し訳なかったんですけど、その反面1年生から4年生まですごく仲良くて。こんなに仲の良い部活は他にはないと思うくらい、法政が一番仲良く楽しくやっている部活だと思います。きっと後輩たちが、自分たちができなかったことを来年やってくれると信じてずっと応援し続けたいと思います。
 

川村 京介選手(主務)(経4・法政第二)

―王座を振り返っていかがですか
関東リーグと同じ2勝7敗で早稲田大学に負けてしまいましたが、その時よりもスコアの面で早稲田に近づけたのではないかと思います。

―法政テニス部での4年間を振り返っていかがですか
全国でもトップレベルの法政大学で4年間プレー出来たことで、自分自身のレベルアップにも繋がりましたし、非常に学ぶことが多かった4年間でした。

―同期の4年生へメッセージをお願いします
僕の同期は、明るくてユーモアに溢れる部員が多く、いつも楽しく部活をすることが出来ました。そんな同期にありがとうと言いたいです。本当にその一言に尽きると思います。

―後輩へメッセージをお願いします
僕たちが出来なかった全国制覇を成し遂げて欲しいです。また、テニスだけでなく学校生活や遊びも悔いのないように全力で!!
 

高良選手(全日本学連理事長)(文4・沖縄尚学)

―王座を振り返っていかがですか
順当に法政が勝ち上がってくれて、理事長としても嬉しかったです。最後MVPを武蔵にあげたことが誇りになります。

―MVPはどのように選ばれたのですか
理事長がみんなに聞いて「全勝しているし、インカレも決勝上がっているしあいつでいいんじゃないか」と。(武蔵は)面白いし(笑) 完璧な選択でした。

―学連の仕事を振り返っていかがですか
一番上の立場なので責任感がないといけない仕事だと思います。いろんな人とも関わりをもたないといけないので、社会人になっても活かせるいい経験だったと思います。

―法政テニス部での4年間を振り返っていかがですか
1年から学連をやっていて、あまりテニスはできなかったんですが、みんな面白いしいいチームで過ごしたなと思います。

―後輩へメッセージをお願いします
法政らしく楽しく、みんなでわいわいやりながら強くなって優勝してほしいと思います。

―同期の4年生へメッセージをお願いします
この4年間でいい絆が作れたと思うので、これからも死ぬまで関係を持っていきたいですね。
 

渋谷 紀彰選手(経4・法政第二)

―王座を振り返っていかがでしたか
本当に楽しかったです。チームの一員でよかったなと思います。本当にいい雰囲気で試合ができていたと思うし、絶対に負ける気はしなかったです。

―次に法大テニス部としての四年間を振り返っていかがですか
僕は一般で付属高から上がってきたんですけど、普通にアルバイトとかして大学4年間過ごすより、何かに打ち込んで生活したいと思ったので部活に入ったんですけど、大学でケガとかあって、インカレ本選に行けなかったのは悔しいです。

―後輩へメッセージをお願いします
下の代になっても、明るく、楽しく、法政の色を出していってほしいと思います。今回の試合を見ていて、次に主将になる戸田とか、副将になる山本のリーグ戦に対する強い思いを感じることができて。だから今回のこの悔しさを来年晴らしてほしいですね。

―共に4年間過ごした同期の皆さんへメッセージをお願いします
もう感謝しかないです。最高の同期でした。本当にありがとうって言いたいです。
 

鈴木 佳太選手(経4・足利工業大付属)

―王座を振り返ってみていかがでしたか
王座優勝することが目標だったので悔しいです。

―鈴木選手自身は試合には出場されていませんでしたが、どのような気持ちで他の選手の試合をみていましたか
出場できなかったことは悔しいんですけど、やっぱり他の選手が出た方がいいと思ったので、出られなかった分本気で応援して、その選手がいいプレーだったり、ポイントを取ったりしたときは嬉しかったですね。

―法大テニス部としての4年間を振り返っていかがでしたか
勉強になりました。ケガとかあって、本当に挫折だらけの4年間だったんですけど、でもそれを乗り越えて乗り越えて…。上手くいかないことだらけだったんですけど、それが逆に勉強になりました。

―後輩にメッセージをお願いします
法政らしさっていうのは「楽しい」っていうことなんですけど、楽しいっていうのはテキトーとか楽とかそういうのではなくて。真剣に努力する楽しさというか、うまく言えないんですけど、やっぱり努力している方が勝つので、みんなでそうすれば勝てると思うので、頑張ってほしいです。

―最後に同期のみなさんへメッセージをお願いします
もっと他にやれることはあったと思うんですけど、他の同期の頑張りでここまで来られたと思うので、本当に感謝しかないです。

 

フォトギャラリー

  • 20121030h最優秀選手に選ばれた主将・星野
  • 20121030h2試合後コートにて挨拶をする星野
  • 20121030hyou表彰式
  • 20121030minnna監督・コーチを囲んで
  • 201210304nenn4年生のみなさん
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

1 R

定期購読の申込み