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関東学生新進テニス選手権大会 6日目 男子シングルス準決勝・男女ダブルス準決勝レポート

関東学生新進テニス選手権大会 6日目 男子シングルス準決勝、男女ダブルス準決勝
2013年3月2日(土)
会場:慶応大学内テニスコート

大会6日目は場所を慶応大学に移し、男女シングルス、ダブルスの準決勝が行われた。大会もいよいよ大詰めを迎え、男子シングルスでは杉本と中島、男子ダブルスでは松森・大友組、さらに女子ダブルスでは水沼・青木組が決勝進出を懸け、戦いに挑んだ。

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明るさが持ち味の1年生。次は春関だ!

試合結果

男子シングルス準決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
杉本 椋亮(社1) 3-6,3-6 高田 航輝(慶大)
 中島 佑介(スポ1) 4-6,(5)6-7  弓立 祐生(明大)

男子ダブルス準決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
 松森祐大(社2)・大友優馬(スポ1) 3-6,6-2,7-6(3) 上野泰弘・内田貴大(明大)

 

 

女子ダブルス準決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
 水沼茉子(スポ2)・青木柚里香(現1) 5-7,2-6 梶谷桜舞・宮地真知香(早大)

最初に出場したのは杉本。相手は高校時代の同期、慶大の高田。何回もやったことのある相手だと試合前は話していたが、相手は去年のインカレでも好成績を残している。序盤、ラインぎりぎりのスライスショットやフォアショットでポイントを重ね、攻め立てる。出だしの2ゲームを連取し、このまま波に乗るかと思われたが、「だんだん相手が乗ってきた」というように、相手の力強いストロークに押されて逆転を許す。離されたくない杉本だったが、相手の勢いを止めることはできず、1セット目を落としてしまう。気持ちを切り替えて挑んだ第2セットだったが、終始相手ペースで試合が進み、3-6で敗戦となった。

中島は第1セット、お互いにブレイクをしながら試合は進行する。しかし、先に相手にキープされ、4-6と落してしまう。第2セットも相手ペースで試合は進み、2-5と追い込まれる。だが、ここから中島の反撃が始まる。不調だったサーブが決まりだし、さらには持ち味の力強いストロークで相手のミスを誘う。タイブレークまでもつれたが、あと一歩届かず決勝に駒を進めることはできなかった。ベスト4で惜しくも決勝進出とはならなかった杉本と中島。悔しさはあるがすぐに切り替え、松森・大友の応援に向かう姿があった。
 
シングルスに続いて行われたダブルス準決勝。水沼・青木組の相手は強豪・早大の梶谷・宮地組。第1セットは青木のサービスエースや、水沼のストロークで得点を重ね、5-5と一進一退の攻防を見せる。しかし、相手の強打やサービスエースなどで、5-7と惜しくも落とす。第2セットは完全に相手の流れになり、2-6としストレートで敗れた。
松森・大友組は第1セット、ブレイクを許すとそのまま落としてしまう。第2セットは積極的に前に出て得点を重ねる。ボレーも決まりだし、6-2とセットを取り返す。ファイナルセットは互いにキープをし続ける展開となる。タイブレークまでもつれたが、大友が2連続サービスエースを決め、相手を突き放し見事勝利を収めた。
 
大会最終日は決勝戦が行われる。法大勢で唯一決勝へ駒を進めた松森・大友組の相手は、早大の岡村・栗林組。強敵であるが、2人の息の合ったコンビプレーで頂点を目指す!(松村寿々子)
 

試合後の選手のコメント

植村監督

―シングルス全体を振り返って

本戦にラッキール―ザーで山口が出て…山口はスポーツ推薦で入ったわけじゃないんだけど、いつも頑張って努力してる奴でね。そういう選手が頑張って本戦に出るっていうことがまず非常に良かったですね。そして1年生が5人出て、しかも3人がベスト8入ってベスト4に2人というのは底上げができてきたと。1年生は高校の時の成績もいいんだけど、もちろん小村もね。小村は今、手術でいないということでね、まあ彼がいなくても3人、大友も含めて4人が戦力になりそうなのが出てきたっていうのは収穫ですね。
だけどちょっと期待していた2年生の大橋とか松森とかがね…3年生は就活があるからしょうがないと思うんだ。山本、向井はもう少しやれると思うから。だからやっぱり2年生が頑張って欲しかったなあ。大橋も去年は本戦に出てたのに予選で負けちゃってね。松森ももっとできるんだけどシングルスだと弱い部分が出ちゃうから。そこはちょっと残念だったかな。でも夜遅くまで頑張ってる1年生が結果を出したのはいいよね。ちょうど合宿が終わっていい形ではいることができたのでね。そこはよかったです。
 
―今回の大会でその合宿をやった手応えはありましたか
みんなフィジカルが強くなってる。安田トレーナーと一緒にトレーニングをやってきて、合宿を10日間やって今よりも風が強い中で集中が切れそうになりながらも、皆で声を出してきつい練習をしてきたっていうのは今大会にとってもよかったかな。意外と青学とか創価大とかは風も強かったから。うちの選手は比較的集中を切らさずにやってくれたんで。そしてね、今回は年末に今までやってなかったトレーニング合宿っていうのを3日間やったんですよ。王座が終わって5週間しか練習できなかったので、そこから休んじゃうと体力回復するのが難しいから。トレーナーからの要望もあってそこでかなり走り込んだりもしたので。それで冬休み挟んでもあまり体力を落とさずにできたっていうのがありますね。なかなか春は調子が上がらなくて夏から、ってんじゃだめだってことでやってみたんですけど、よかったですね。
 
―これからは春関がありますがその前にはそのようなことはまた行う予定ですか
それはあまり時間がないので、どっちかっていうと次は試合経験を積んで欲しい。大会が5つ位あるのでそっちに出て欲しいです。試合の中でのメンタル的なものとか戦術的なものとか、ここ一番で力を発揮できるかどうか、弱気にならずやれるかどうか、これは練習じゃなくて試合じゃないと乗り越えられないんで。そういうことを経験して欲しい。だから合宿じゃなくて試合に出て帰ってきて、試合に出て…そういうサイクルをやって欲しいです。
 
―シングルスの日程が終わりましたので選手に向けて一言
山本、向井については早く就活を終わらせて、戻ってきて欲しい、と。夏に向けて復活して欲しい、と。2年の松森に関してはもっと能力があるので、まだダブルスもあるからトーナメントで勝つということを、自信をつけて欲しいです。まだこんなもんじゃないと思うんで。1年生にはもっと試合に出て、試合がうまくなって欲しい。試合のタフさを身につけて欲しいと思います。
 

杉本選手

―出だしは好調のように見えましたが、振り返ってみていかがでしたか
そうですね、出だしは相手のミスでポイントが取れていたので特にどこか変える必要はないかなと思っていたんですけど、相手がだんだん乗ってきてそのままいってしまいました。
 
―その中でどのようにして得点を奪おうと考えていたのですか
風も強かったので、風を利用してやろうと思ったんですけど、球が浅くて打ち込まれてしまって、作戦が甘かったと思います。
 
―相手の高田選手は高校の同期ということですが、印象というのはいかがでしたか
前からストロークが強かったんですけど、さらによくなってましたね。
 
―今大会を振り返っていただきたいのですが
正直ベスト4まで来れるとは思っていなくて。でもこの結果には満足しないで次の大会につなげていけるようにしたいと思います。
 
―最後に今シーズンの目標をお聞かせください
去年はインカレ予選で終わってしまったので、今年はインカレに出場して上位を狙えるようにがんばりたいです。
 

中島選手

―今日の試合をどのような心意気で臨みましたか
せっかくベスト4まで来たんで、思いっきり頑張ろうと思いました。
 
―今日の試合、第1セットを振り返っていかがですか
お互いブレイクが続いて、僕のほうがキープしなきゃという焦りがでてしまいました。
 
―第2セットはいかがでしたか
調子が全然上がらなかったんですが、開き直って、思いっきりプレーしようとしました。最後は少し挽回できてよかったです。
 
―サーブの精度はどうでしたか
昨日まではサーブの調子がよかったんですが、今日は急に悪くなったんでビックリしました。サーブは自分の持ち味なので、これから調子を上げていきたいです。
 
―相手選手について
相手が勝ち急いでいて、自分の調子も上がってきたんですが、そこで勝ちきれなかったので、これからは状態がいいときは勝ちきれるようにしたいです。
 
―大会を振り返って
大会前はすごい調子が悪くて、でも悪くてもこれだけの成績が残せたのは自信になりました。逆にもっと調子がよければもっと上位が狙えるんだと分かったので、自分にとってプラスになった大会でした。
 
―修正点はどうですか
攻めれるところはしっかり攻められるように頑張っていきたいです。
 
―春関にむけて一言お願 いします
まだ期間があるので、それまでしっかり努力して、インカレに選ばれるようになりたいです。
 

水沼選手・青木選手

―まず今日の試合を振り返って
水沼:相手が強いっていうのはわかっていたので、自分たちのやるべきことをやるだけだと思って臨んだんですけど、1st惜しいところまでいって取れなくて、それが2ndにつながったんじゃないかと思います。2ndも競れればよかったんですけど、足りないところがあったのかなと思います。
 
―その足りないところというのは具体的にどういうところでしょうか
水沼:気持ちの面だったり、ダブルスは2人でやるのでしっかりと盛り上げていかないといけなかったり・・・そういうところですね。
 
―青木さんは振り返ってみていかがでしたか
青木:相手が強くてパワーで押されて、2nd強気になれなくてすぐに取られてしまったと思います。2ndも1stと同じように集中力を持ってやれたらよかったです。
 
―どのような試合展開を考えていましたか
水沼:まずは楽しくプレーしようっていうのを話してて。自分たちのダブルスは去年の夏から組んでて、まだそんなに日も経ってなくて。私がストロークで打っていって、柚里香がボレーで決めてくれるっていうそういうパターンでいつもやっています。
 
―相手のペアの印象というのをお聞かせください
水沼:梶谷さんはダブルスが上手いって言われてて、宮地さんも個人戦で結構上位の方にいるので、とにかく強いっていう印象です。
青木:梶谷さんはボレーの変化とか使い分けるのがうまいのと、リターンのボールの全てが速くて、宮地さんはラリーが安定してるっていう印象がありました。
 
―今大会のベスト4という結果についてはどうお考えですか
水沼:1回戦が今日と同じ慶応のコートで試合をしたんですけど、日程を見て最後の2日間また慶応で試合するということで、またここに戻ってこようっていうことを2人で話してたので、それができたことはよかったと思います。でも優勝も視野に入れていたので、満足はしてないです。
青木:ドローを見て最低ベスト4以上が目標で、それができたのはよかったんですけど、やっぱり茉子さんと組ませてもらっているので、優勝できなくて悔しいです。
 
―全体を振り返ってはいかがでしたか
水沼:シングルスは出場制限で出られなくて、ダブルスだけだったんですけど、去年は1回戦で負けて、今年はベスト4まで来ることができて。でもまだ足りない部分もあると思うので、しっかり見つけてこれからにつなげていきたいです。
青木:毎回負けるときは弱気になって負けるので、どんなときでも強気で、コートに入る確率を上げるようにして、安定したラリーが出来るようにしたいです。
 
―最後に今シーズンの目標をお願いします
水沼:去年よりも成績を上回ることを目標に、インカレで上位進出目指して頑張りたいと思います。
青木:単複共に、去年の上を目指して、悪いところを克服して、同じ後悔をしない試合をしたいと思います。
 

松森選手・大友選手

―試合を振り返って
松森:今大会で初めて観客席がある会場だったので、少し緊張がありました。けど、集中して試合に臨めたと思います。
大友:ここまできたら緊張はなく、ただ頑張るだけだったので、集中しました。
 
―試合の内容についてはいかがですか
松森:ファイナルセットは自分たちのプレーが出来たんで、よかったと思います。
大友:入りが悪くて、途中でブレイクされてしまったんですが、このような展開は予選でもあったので。最後はとれたんで、よかったです。修正がで きました。
 
―ファイナルのタイブレークの場面は心の持ちようはどうでしたか
大友:(タイブレークの)4-3のとき、連続でサーブが決まったんですが、なんも考えてなくて、とりあえず打ったら入ったんで。で、松森さんが前で決めてくれて、よかったなぁって思いました。
 
―今日の試合でお互いによかったところはなんですか
大友:僕がリターンをかえせば、前に松森さんいて、なんとかしてくるので安心します。
松森:常にポーチにでて、動いてくれるので、すごい気持ち的に楽にプレーできました。
 
―2人のコンビ―ネーションも日に日によくなってるように感じるのですが
2人:もう緊張がほぐれてきて、自分たちのプレーが練習通りにできてきました。予選のときはあまりできませんでしたが、今はやりたいようにできています。
 
―決勝にむけて一言お願いします
松森:優勝します!
大友:優勝目指して、今日の反省もして、頑張ります!
 

フォトギャラリー

  • 20130302sn明るさが持ち味の1年生。次は春関だ!
  • 20130302sugi杉本は安定したストロークでベスト4
  • 20130302naka中島はサーブ&ボレーでベスト4
  • 20130302josi女子ダブルスは大健闘
  • 20130302mako昨年の成績を越えたいと語る二人
  • 20130302hyousyou試合後には表彰式
  • 20130302mo明日の決勝に向けて気合十分の松森・大友ペア
 

 

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