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関東学生新進テニス選手権大会 最終日 男子ダブルス決勝レポート

関東学生新進テニス選手権大会 最終日 男子ダブルス決勝
2013年3月3日(日)
会場:慶応大学内テニスコート

激動の1週間もついに最終日を迎えた。ここまで強気のプレーを貫き、一戦一戦自信をつけ強くなっていった松森・大友ペア。勝っても負けてもこれが最後。決勝戦の火ぶたが切って落とされた。

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見事ダブルス優勝した松森・大友ペア

試合結果

男子ダブルス決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
 松森祐大(社2)・大友優馬(スポ1) 6-4,3-6,6-0 岡村一成・栗林聡真(早大)

決勝戦の相手は岡村・栗林ペア。インカレやリーグ戦にも出場している実力者である。そんな相手に隙のないテニスを見せなければならなかったが、序盤でいきなり躓く。これまでの快進撃を支えてきた一つの武器である大友のサービスゲームでブレイクを許し、1ブレイクダウン。0-3とリードを許す。しかしそれをカバーしたのが松森のボレーだった。0-3以降4ゲームを連取し、逆転に成功。大友もこれまではあまりポーチに出ることは少なく、後ろに下がることが間々見受けられたが、今回は積極的に前に詰め、ボレーを決める。運も味方したのか、当たり損ないのショットもコート内に入り、最後は大友のサービスゲームをラブゲームで締め、6-4で第1セットを先取する。
第2セットになってから早大ペアが攻撃を変えてくる。ボレーを中心に攻める法大ペアに対して、ストロークで勝負したい早大ペアだったが、法大ペアが前掛かりになったところにロブを上げる。この早大ペアの攻撃の転換がうまくはまってしまい、苦戦する。お互い譲らず3-4での第8ゲーム、ついにブレイクを許すと、そのまま3-6で落とし、勝負はファイナルへ。
ファイナルセット、待っていたのは意外な結末だった。第2ゲーム、幸先良くブレイクに成功すると、ロブにも対処し始め、さらにはサービスエース、リターンエースが急増。相手にチャンスらしいチャンスを作らせず、勢いそのままに6ゲームを連取。なんと6-0で優勝を決めた。
相手のリターンがネットにかかり、優勝が決定すると二人は思わず顔をほころばせた。お互いの健闘を称え合い握手すると、優勝の味をかみしめるように何度も握手した手を縦に振った。表彰式では連日応援に駆けつけた同期や先輩、OBやご両親の歓声を受けながら晴れ晴れとした表情を見せた。

これで今大会の全日程が終了。シングルスでは1年生がベスト8に3人入り、うち2人がベスト4、そしてダブルスでは優勝と、どちらもすばらしい成績を残した。次に待つ大きな大会は春関。それまでにはきっと今よりもさらに強くなった法大が見られるはずだ。今大会でつけた自信がさらに春関で深まることを大いに期待したい。(一戸 亮佑)

試合後の選手のコメント

戸田主将

―今大会の総括をお願いします
初めは予選で結構負けた人が多くて不安だったんですけど結果的にシングルスがベスト4が2つ、ダブルスは優勝という結果になって、だいぶホッとしました(笑)僕からしたら。残った選手がしっかり上までいってくれたんで良かったなと思います。
 
―去年と比べてもかなりいい成績でしたね
そうですね、新進からいつも大会がスタートするんですけど去年は正直不安が残るスタートでした。今年は良かったので。いいスタートが切れたのでこれに油断せず、しっかりやっていきたいです。
 
―戸田さん自身も声をかけていらっしゃいましいたが
やっぱり決勝なんていうのはなかなか来られない舞台なのでせっかくの舞台なんだから、引いて負けるなら押して負ける方がいいので、ミスるのであっても攻めてミスれということで前向きな言葉をかけてましたね。
 
―試合後に声をかけるのも同じようなことでしょうか
そうですね、松森・大友だけじゃなく、試合が終わった選手に悔しさを持って欲しいので。やっぱり負けた後ほったらかしにしてたら悔しいという気持ちを忘れちゃう選手も中に入るので悔しさを覚えていれば練習も、もう負けるのは嫌だということで個人でやってくれるので。そういう意味で声をかけるようにしています。
 
―次の大きな大会は春関ですがそれまでにはどんな練習をしていきたいですか
実践に近い練習をしていきたいですね。球出しとかの練習内容も実践に向けた練習にできるように。そして練習すればするほど本番で使うものも増えるんで。そこの練習量は下げないようにしたいです。
 
―今大会に出た選手に一言お願いします
特に1年生には苦しい合宿を乗り越えて、大友も中島も杉本も、もちろん松森も合宿からお疲れ様と言いたいです。厳しい合宿を乗り越えたからこそしっかり勝ったと思いますので、本当にお疲れ様でした。
 

松森選手・大友選手

―優勝の感想は
大友:優勝するとは正直思ってなくて…予選で負ける可能性もあったんで…
 
―今までに優勝経験はありましたか
大友:シングルス、ダブルスでちょいちょいとあります。
松森:大学に入って学生大会で優勝したことがなかったので、今回のは自信になりました。
 
―試合を振り返っていかがですか
大友:今日の試合は相手が強くて、チャレンジャーだったので、守るというより攻める。相手よりも声も出てましたし、気持ちで勝ってた試合でした。
松森:強気の姿勢をもって、やってきて、それが今日、特に出ました。セカンドとられても、ファイナルで6-0でとれて、攻めの気持ちがよくでてたと思います。2人でやってきて、目指してきたダブルスができたと思います。
 
―相手の印象はいかがでしたか
2人:ストロークが早くて、上手い。それ(ストローク)では勝負はできませんが、ボレーで勝負ができました。自分らは普段通りのプレーができたと思います。
 
―今日の試合でよかった点はなんですか
大友:相手はストロークで攻めてくることは分かってたので、ひるまずボレーで対抗したり、ストロークでも打ち負けることなく返せたりして、ラリーに持ち込んだりしたのが、相手にプレッシャーを与えられたと思います。
松森:今日は自分がすごい冷静で、大事な場面でひらめきのプレーというか、咄嗟の判断で、冷静に対応できていて、すごい視野が広くて、ボレーも冷静に対処できていたので・・・100点です(笑)
 
―今大会で得た収穫はなんですか
大友:ダブルスで好成績は特になくて、ボレーとかもそんなに自信がなかったので・・・でもダブルスでも勝てるんだというのが分かりま した。
松森:自信がつきました!
 
―松森さんは監督からも期待も厚いのですが、メンタル面での不安視がさせていましたが、今大会を終えていかがですか
松森:ジュニアのときはダブルスにすごい自信があったんですが、大学に入ってからは、いい成績がなかなかでなくて、自信を失っていました。でも、今回の優勝で自信が戻りました。一皮むけたと思います。
 
―大友さんは大学に入ってそろそろ1年ですが、ここまでなにが成長できたと思いますか
大友:高校時代から学生大会の雰囲気が苦手で、ほかの大会とかはいい成績が残せるのに学生大会は・・・って感じでしたが、今回、優勝できて、精神的な部分なのか、体力的な部分なのかよく分かりませんです けど、なんとなーく成長したなーって思います(笑)。ちょっと分かるのは、トレーニングを1年間しっかりやってきたので、体力的にフットワークとかは負けないな。って感じです。
 
―今大会のシングルスについてはいかがですか
大友:シングルスで負けたのは、慶大の高田くんなんですが、高校時代もなかなか勝てない相手だったんです。第1セットは6-3でとれて、「いけるかな」って思ったんですが、相手もあきらめず、粘っこい選手だったので・・・。まぁ。しっかり練習して、僕の武器である攻撃的なテニスを貫けるようにしっかりやっていきたいです。
松森:僕の相手はしつこく返してくる選手だったので、攻めていこうとしました。予選からですがストローク の安定感がイマイチなので、春関に向けて、ストロークを安定させて、シングルスもダブルスもインカレ行きたいです。
 
―春関にむけて意気込みをお願いします
大友:これからはもっと自分の持ち味を伸ばして、実力を発揮できるように頑張っていきたいです。
松森:今回の結果を糧にして、まだまだ練習しなきゃいけないところがあると思うので、それをしっかりやって、春関ではインカレにつながるようにしたいです。
 

表彰式での優勝スピーチ

松森選手

まずこの大会を開いてくださった関東学生テニス連盟の方々、ありがとうございました。そして植村監督を始め、安田トレーナー、応援してくれた部員の皆様、ありがとうございます。僕は骨折をしたり交通事故でなかなかうまくテニスができなくて満足した結果を出すことができなかったんですが、この新進で優勝できて大きな自信に繋がったのでまた大友とダブルスを組んで関東学生でもいい結果を出せるよう、頑張っていきますので応援よろしくお願いします。ありがとうございました。
 

大友選手

まずは今大会を運営してくださった関東学生テニス連盟の皆様、ありがとうございました。また連日寒い中応援をしてくださった法大テニス部の方々、本当にありがとうございました。この大会で松森さんとペアを組んで優勝できて、本当に嬉しく思います。苦しい場面でも松森さんが必殺技を出してくれたのでとても助けられました。この後も松森さんと組んでいい成績を残せるように練習していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。

 

フォトギャラリー

  • 20130303mo見事ダブルス優勝した松森・大友ペア
  • 20130303mo2日に日に信頼感は増していった
  • 20130303m松森のボレーが二人を救う
  • 20130303oサーブとボレーが光った大友
  • 20130303mo3ポーチに出る二人
  • 20130303mo4優勝が決まりガッツポーズ
  • 20130303m2優勝のスピーチをする松森
  • 20130303o2大友もスピーチ
 

 

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