テニス

【テニス】関東学生新進テニス選手権大会 7日目 杉本・長田組が、ダブルス優勝!2015年初の学生大会で、幸先のよいスタートを切る

関東学生新進テニス選手権大会
2015年2月20日(金)
慶応大学日吉キャンパス内テニスコート

ついに決勝戦。杉本・長田ペアは、慶大の渡邉・野田ペアとの試合に臨んだ。勝利の栄冠は、どちらの手に―。

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常に試合を楽しんでいるのが印象的だった杉本・長田

試合結果

男子ダブルス決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
 杉本椋亮(社3)・長田和典(スポ2)   6-2,5-7,10-6 渡邉将司・野田哲平(慶大)  
※ファイナルセットはスーパータイブレーク制

戦評

 新進最終日、ついに訪れた決勝戦。絶好調である、第3シードの杉本・長田ペアの対戦相手は今大会第4シードの渡邊・野田ペア(慶大)だ。一進一退の戦いになると思いきや、第1セット第1ゲームでいきなりブレイクに成功する。第2ゲーム以降も、杉本のサービスエースや意表を突くショットで相手を翻弄し、そのまま3ゲームを連取。随所で長田のラインぎりぎりのきわどいショットや、両者の鋭いフォアが活き、6-2と良いかたちで第1セットを先取した。
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第1セットは6-2で奪う!
 
試合の流れは優勢のまま、第2セットに入る。第1ゲーム、ネット際の激しい攻防を制しブレイクポイントを握る場面が見られるが、相手の粘りに押され、ここ一番というところで点を決めきれない。その後、緩急つけたボールで相手に思い通りのプレーをさせずに試合の主導権を握るものの、なかなかブレイクは奪えず、5-6で迎えた第12ゲーム。調子の上がってきた相手の深いショットに苦戦を強いられブレイクを許し、5-7で第2セットを落としてしまう。迎えた第3セット、スーパータイブレークでの勝負へ。序盤、杉本のサーブが光るも、ミニブレイクを許し2-5とリードされてしまう。しかし、2人はこの局面でも落ち着いていた。その後ミニブレイクを二つ連取すると、杉本の力強いフォアや長田のラインぎわのショットが相手の足を止め、10-6。今大会、大躍進を見せた新生ペアが見事優勝を収めた。(宮下尚子)

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学連委員長から表彰を受ける杉本(右)・長田 

総評 

 法大からは、シングルスに7名、ダブルスに2組が本選出場し、シングルスはベスト4に塚越雄人(経2)が、ダブルスは杉本・長田組が優勝を果たした。昨日のインタビューで、植村直己監督の述べていたように、全体として目標は果たされ、実りのある大会であっただろう。

 また今大会は出場制限のある大会のため、ダブルスはこの大会のために組んだ、というペアも珍しくない。杉本・長田ペアも例に漏れず、今大会が最初で最後の試合となる。 今後は、別のパートナーと試合に臨むこととなるが、今回の経験は必ず生かされるはずだ。

 新入生を迎え、5月にはインカレへとつながる春関が控えている。2015年最初の大会は、十分な勢いを作ることができた。この好スタートからもっと上を目指して、さらなるレベルアップを期待したい。(須藤未来)

選手コメント

杉本椋亮・長田和典ペア(最初で最後の大会で、有終の美を飾る)

―今日の試合を振り返って
長田:最初は調子よかったのですが、最後全然だめで。杉本さんに助けてもらったおかげです。本当に杉本さんのおかげです。
杉本:そうですね。最初、調子よくて、このまま何も変えずにやっていけば大丈夫かなと思っていたんですけど、途中やっぱりどこかで守りに入ったという部分が僕の中ではあって。本当に僕がセカンドぐらいからひどくて。かずの足ばっかり引っ張って。かず(長田)は僕に助けてもらったって言っていますが、その逆で。本当に僕がかずに助けてもらって。お互い助け合いながらという感じでしたかね。本当に良かったです。

―第2セットを落としてから、どうやって気持ちを保ったのですか
長田:いやもう、僕は完全に諦めていました。
杉本:(笑)そうですね。もう2-5になっちゃって。もう相手ものってるしまずいなと思って。でもそこで守りに入ったらおしまいだと思って。とにかく動こうと。動いていたら、なんだか一本決めたときにあれって思って。いけるんじゃないか、と思って、そこから最後一気に、ね。
長田:そうですね、僕もうカウント覚えてなかったですけどね。
杉本:僕もカウント全然数えてなくて。もう一本ずつ集中していたから、それがよかったんじゃないのかな、と。

―杉本選手は今日サーブが好調でした
杉本:いや、正直終わったから言うのですが、肩をけがしていて。あんまり威力のあるサーブは打てなかったんですけど、コースは狙おうということを重視していたので。それで(サーブが入る)確率も上がったし、よかったんじゃないかと。

―最終セットはスーパータイブレークでしたが
杉本:短期決戦なので、できれば普通に3セットやりたいっていうのはありますけど、ファイナルいったら実力的には同じなので、気持ちが強い方が勝ちますね。
長田:そうですね。
杉本:多分、僕らの方が気持ち強かったです。
長田:スーパータイブレークはどっちが勝つか分からないので。次にやるときはできるだけ2セットで、ストレートで勝てるようにしたいと思います。

―昨日からの疲れはありましたか
杉本:僕は筋肉痛が若干。気持ちいいくらいありました(笑)
長田:僕はなかったです。

―今大会初めてセットを落としました
杉本:ずっとキープキープで。最後ちょっと落としちゃったんですけど、でも悪い落とし方だったかな…良い落とし方はしていなかったから、ちょっと不安な部分はありましたけど、セットを落としたことに関してはそんなにダメージというかそういうのは受けてはいないです。

―長田選手は昨日までは好調のようでしたが今日はあまり調子が上がらないようでした
長田:いや、調子良かったんですけど、ずっとリターンゲームとれそうでとれていなくて。それでちょっと気持ちが切れちゃって。セカンドセット落としちゃったので、これからは感情のコントロールができるようにしたいと思います。

―この優勝は何のおかげで成し遂げられたものでしょうか
杉本:まあ、応援ですね。
長田:そうですね。
杉本:それがなかったら最後まで相手も応援すごかったですし、流れというのも、応援につくってもらったっていうのもありますし、もちろんペアのかず含め、周りのおかげで勝てた大会だったかなと。
長田:僕は、監督のご指導があったおかげですかね。
杉本:僕も監督や安田トレーナーを始め、周りのかたということで(笑)。スポホウももちろん。

―あらためて、このペアで一週間戦ってみて
長田:いや。もうこれで組むのは最後と決めていたので。その分思い切りできたかなと思います。これから組むことないので。
杉本:(笑)。悲しいこと言いますけど、本当にその通りで。今大会限りで、二人の中でも話し合って。良い意味のプレッシャーの中でできていたからそれが良かったかなって。やっぱり気持ちを固めると強くなるね。
長田:はい。

―さみしくなりますね
長田:いや、そんなことないです。
杉本:僕は多分帰ったら泣きます(笑)。
長田:僕はもう、全然。
杉本:ハッピーエンドってやつですね。
長田:そうですね、優勝してお別れですから、いい別れ方ですね。

―今大会を通して、お二人はテニスを楽しんでいたという印象がありました
杉本:楽しんでいたというより、かずに楽しませてもらっていました。
長田:そうですね、はい。調子良かったので(笑)。調子良いときは楽しいです。

―合宿に向けて
杉本:僕は、就活があって、全日程は参加できないんですけど、参加した日には、ビシビシ後輩をしごきたいと思います(笑)。
長田:僕は合宿のことは考えたくないです。きついので考えたくないです(笑)。

チャンピオンズスピーチ

杉本椋亮

まず始めに、今大会を開催していただいた関東学生テニス連盟の皆さま、協賛していただいた皆さま、本当にありがとうございました。また、寒い中連日朝早くから夜遅くまで、応援してくださった法政大学の皆さまありがとうございました。今回、かず(長田)とはたまたま組むことになって。正直優勝できると自分自身思っていなくて。でもこういうかたちで結果を残せたので、嬉しいです。これから就活とかも始まるんですけど、そういう言い訳をせずにしっかりやることやって、最終的にはこのチームで王座優勝したいので、頑張りたいと思います。

長田和典

 まず始めに、今大会を開催してくれた関東学生テニス連盟の皆さま、また協賛の方々ありがとうございました。今大会は、優勝という最高のかたちで終わることができて、本当によかったと思います。シングルスでは予選で負けてしまったので、これからはジョップやフューチャーズに出て強くなりたいと思います。春関でも上位にいけるように頑張りたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 20150220sugi R1セット目は快調
  • 20150220backbore R長田のバックハンドハイボレー
  • 20150220play1 R相性抜群の2人
  • 20150220sugi2 R前に出て攻める杉本
  • 20150220naga R第2セットはなかなかリターンゲームが取れず苦しんだ
  • 20150220play2 Rしかし第3セットで再度集中!
  • 20150220hyosyosmile R表彰式の際には、応援席に笑顔を向けた
  • 20150220bye Rこのペアでは最初で最後の大会であった
 

 

 

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