テニス

【テニス】関東学生新進テニス選手権大会 7日目 男子単複準決勝 太田、小見山・前崎ペアが見事決勝へ!

関東学生新進テニス選手権大会
2016年2月18日(木)
慶應義塾大学日吉キャンパス内テニスコート

いよいよ準決勝。法大からは男子シングルスに太田悠介(経2)が、男子ダブルスには小見山僚(スポ1)・前崎直哉(経1)が出場した。決勝への切符は手にすることができたのだろうか―。

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約1時間で試合を決めた太田

試合結果

男子シングルス準決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
太田悠介(経2)  6-0,6-0 本城和貴(明大)

男子ダブルス準決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
 小見山僚(スポ1)・前崎直哉(経1) 6-2,7-6(4) 岩崎歩・三好健太(早大)
 

戦評

 慶應義塾大学日吉キャンパス内テニスコートに先に姿を現したのは太田悠介(経2)。相手は前日に長田和典(スポ3)を倒した新鋭、本城和貴(明大)だ。しかしここまでストレート勝利で勝ち進み勢いにのる太田は最初の2ポイントをサービスエースで獲得。ラヴゲームでキープすると、次の相手のサービスゲームでも前へ出る太田らしい攻撃的なテニスでブレイクに成功。その後もストローク戦に持ち込もうとする本城の厚い守りもものともせず、次々にポイントを重ねていく。第3ゲームもキープし、更に第4ゲームもデュースにもつれるがブレイク。完全に試合の主導権を握る太田に本城もなすすべなく、ファーストセットはなんと6-0というスコアで手にする。セカンドセットでも太田の勢いは休まることを知らず、第2ゲームでブレイクすると、続く第3ゲームもラヴゲームでキープ。サーブの好調さ、太田のミスの少なさも相まって、自らのサービスゲームでブレイクポイントを一度も与えずに試合は進んでいく。我慢のテニスを強いられる場面も見られはしたものの、完全に流れは太田の手中に。自らは苦手と語るバックハンドも緩急使いわけることで、相手のミスを誘う。セカンドセットも相手に1ゲームもとられることなく試合終了。終わってみれば6-0、6-0と圧勝。試合時間も約1時間と、太田の現在の躍進ぶりを誰しもが感じる結果となった。

 続いて試合に挑むのは小見山僚(スポ1)・前崎直哉(経1)ペア。彼らが対峙するのは第1シードの早大ペアだ。ファーストセットは第2ゲームまで両者キープを続ける。この均衡を先に破ったのは小見山・前崎だった。第3ゲームで相手の手元への鋭いショットを繰り出すと、見事ラヴゲームでのブレイク。そのままブレイクをし続けたいところだったが、相手も負けじと要所で決め互角の戦いを見せる。小見山のコートに突き刺さるスマッシュ、前崎の絶妙なドロップショットで試合を優勢にする法大ペアは、第7ゲームでもブレイク。ファーストセットを6-2で先取した。セカンドセットもこのまま序盤でブレイクを狙うも、第2ゲームでまさかのブレイクを許す。しかし、1年生ペアの小見山・前崎が第1シード早稲田ペアに牙をむく。第3ゲームで鋭い小見山のフォア、スマッシュでポイントを重ね、ブレイクバック。試合はイーブンの状態に戻ると、随所で前崎のポーチボレーや小見山のサーブが光り、相手にブレイクポイントを与えぬまま、試合はタイブレークへ。ここで取りきり、試合を決定づけたい小見山・前崎ペアと、スーパータイブレークに持ち込みたい(ダブルスはファイナルセットがスーパータイブレーク制)早大ペアの真っ向勝負は、ここぞというときに冷静なプレーで挑んだ小見山・前崎ペアがマッチポイントを握る。運命のポイントは小見山の力強いサービスで法大ペアのものに。軍配は小見山・前崎ペアに上がった。

 準決勝に出場した法大勢がどちらも決勝へ。驚くべき圧倒的な勢いで勝ち上がる太田。一方、小見山・前崎も1年生ながらもその一心同体のプレーで魅せてきた。泣いても笑ってもあとひと試合。勝利の女神は法大勢にはたして微笑むのか。頂点をめざして、いざ行かん。(宮下尚子)

選手コメント

 太田悠介

-決勝進出となりましたが今のお気持ちは
僕の目標は単複優勝で、ダブルスは負けちゃってシングルスしかなかったのでシングルスは絶対やってやろうという思いが強いです。一戦一戦、毎日集中して良いプレーができているので、明日も継続して自分のテニスをしっかりして優勝したいと思います。

-今日の試合を振り返って
今日は相手の子があんまり上がってこなくて、僕はそんなに変わらずいつも通り普通にやってたら相手がミスしてくれました。サーブに自信があったので、サービス(ゲームを)キープしっかりして、リターンは普通にやればって感じでした。

-ファーストサーブ、セカンドサーブどちらも決まっていましたが
ファースト(サーブ)は結構自信がありました。セカンドサーブもふといけるなと思ったときにいける感覚があって、今日はそれがしっかり冴えていたというかできたので、サーブでしっかり攻めることができました。

-試合中、バックハンドを使い分けている印象がありましたが
バックは結構苦手な方なので、上手くスライス、スピン系、ロブ系でペースを落としたりして、自信があって打てるときにしっかり強打して、メリハリをつければ相手は結構バックが嫌だと思うので。そこを上手くできたので良かったです。

-スコアは6-0,6-0でしたが
そんなにいつもゲームはあんまり気にしないで、意識すると結構硬くなってしまったりするので1ゲーム1ゲーム集中してやりました。6-0,6-0でたまたまです。

-第1セット、第2セットの間は少し時間が空きましたが、どのようなことを考えていましたか
2セットめで流れが変わる選手もいるのですが、僕はそんなに変わらず身体を冷やさず動かして次のサービスゲームでどういう配球をするかとかをしっかり考えていました。それが1ゲームめで自分の流れにできたと思います。

-相手は昨日長田選手と対戦していましたが、何か長田選手から聞いたことで作戦を立てたりなどはありましたか
長田さんからどっちが得意だとかどういうプレーをしてくるというのを前日に聞いて、少しイメージしながら結構本城くんは色々試合を見てきているので、それなりにどういう戦いをすればいいかは考えてはいたので、それ通りできました。

-相手の印象は
相手は1年生エースだったので、来年リーグとかたぶん出てくる感じになると思うので、やっぱり負けられないなという気持ちはありました。

-1回戦からストレートで勝利をしていますが、そのことについてはどのように感じていますか
ファースト(セット)は結構いつも集中していて、ファーストを取ってセカンド(セット)で落としてもファイナルで高めてやるつもりでいるのですが、セカンドは意外と相手がそんなに上がってこなくて、普通にやってるだけで取れたので、決勝はそうはいかないかもしれないので、しっかりファイナル(セット)で勝ちにいくという気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。

-昨日も試合がありましたが、疲れはありましたか
特にそんなになくて、帰ってからもしっかりケアとかの面も考えて行動できていました。

-試合後長田さんからはどのようなアドバイスをいただいたのでしょうか
明日は今みたいにならないと思うので、僕は準々決勝で慶應の人とやったときにそのプレーが結構良かったので、そのショットの選択とかそういうのを考えて明日臨みたいと思います。

-明日への意気込み
明日はOBの方々など色んな人が応援してくれるので、その人たちの応援を力に変えて絶対に優勝したいと思います。

 小見山僚・前崎直哉ペア

-試合を振り返って
前崎:この前の秋季リーグで相手の岩崎くんと、ペアは違ったんですけど、(対戦して)勝っていたのでいいイメージで試合に入れて、1セット目も先にブレイクできて。ファーストセットはいいかたちでいけたんですけど、セカンドになると小見山の集中力が切れて。決勝はそこをいい感じで改善してもらって、勝ちたいと思います。
小見山:俺のせいかい(笑)。昨日はすごいひどい試合で、集中もできていなくて、相手のペースにもっていかれるってことがあったんですけど、今日のほうが相手も強かったし、油断ができなかったので逆にたぶん集中してできたのがよかったのかなと思います。

-試合は楽しめましたか
前崎:楽しめました。
小見山:楽しかったです、すごく。

-前崎選手は今日も緊張されていましたか
前崎:今日は相手が強かったので、負けてもいいかなと思って。あんまり緊張しなかったです。

-小見山は緊張されましたか
小見山:僕はちょっと緊張しました。試合前だけ。

-試合をする上で作戦はありましたか
前崎:三好くんのサーブが岩崎くんに比べてちょっと弱いっていうイメージがあったので、岩崎くんのほうは中々チャンスがなかったんですけど、三好くんのほうでなるべく攻めていって、ブレイクできるようにっていう感じでした。

-今日はお二人のサーブが好調でした
前崎:僕はいつも入れるだけなので、なんとも言えないですけど、今日は小見山がよかったので。大事なところでしっかりサーブを入れてくれたので、前で動きやすかったです。

-前崎選手は今日試合を通して調子がよさそうに見えました
前崎:小見山がよかったので。小見山がいいときは僕もいいです。
小見山:俺次第じゃん(笑)

-今日はお二人が声を出されていた印象でした
小見山:それの(気合いを入れる)意味もありますし、昨日までは会場が結構分かれていたので、応援が半分とか少なかったのもありますし、今日は同期も先輩たちもわざわざ来ていただいて応援してくださっているので、それであっち(応援)も盛り上げようとしてくれてるので、こっちも盛り上がっていこうと思って、やっていました。

-昨日の試合後は何をされていましたか
前崎:帰って、お昼寝して...。いつも通りですね。特に何かしたわけじゃないです。
小見山:休んでいました。
前崎:太田(悠介)さんとサボテンに行きました。とんかつを食べに。

-ご自身がベスト8まで進むことは予測されていましたか
前崎:僕はベスト8が目標だったんですけど、やっぱり小見山が優勝しかないって。
小見山:言ってない(笑)。
前崎:僕の中で優勝っていうプレッシャーを感じちゃったところもありました。
小見山:僕はダブルスは一応シードもあったので、2回戦で村上さんと太田さんという先輩と当たることになっちゃって。今回新進に出てる中で僕たちが一番やりにくい相手だと思っていたので、そこまでしかドローはあんまり見ていなくて。そこが勝てたからもう少し頑張ろうみたいな。

-では2回戦の同校対決で勝ってからは優勝が目標でしたか
小見山:そうですね。

-明日の決勝に向けて
前崎:どっちがきても手強い相手なんですけど、僕はもう小見山の力に頼るしかないので。小見山が頑張って、僕がいただくというかたちを明日は完璧にしてたいです。
小見山:どっちも相手強いと思うので中大と明治で例年リーグとかで当たってもおかしくないと思うので、僕たちのかたちで勝てればいいと思います。あとセカンドセットも集中力を切らさないように頑張ります!
※取材時点では決勝の相手は未決定でした。

フォトギャラリー

  • IMG 1913 R終始試合の主導権を握った太田
  • IMG 1915 R圧倒的な強さを見せた
  • IMG 1977 R新進で大飛躍をとげている
  • IMG 2098 R小見山(右)・前崎は息の合ったプレーで見事勝利
  • IMG 2115 R第1シードを粉砕した小見山(左奥)・前崎
  • IMG 2125 R笑顔もかいま見えた(写真左:前崎、右:小見山)

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