テニス

【テニス】関東大学テニスリーグ 対明大② 粘りを見せるも、シングルス4試合全て敗北。リーグ戦は黒星発進

関東大学テニスリーグ
第1戦 対明治大
2016年8月28日(日)
有明テニスの森

2‐3で雨天により中断となった、関東大学テニスリーグ初戦(リーグ)、対明大戦。本日行われるのは、シングルスの4試合だ。一つでも勝利を手に入れたいところであったが、山田晃大(社4)が負けてしまったことによりあとがなくなった法大。その後長田和典(スポ4)もフルセットまでもつれる試合となるも、惜敗。残り2試合の時点で、敗北が決定した。その後も村上彰啓(経4)が粘りを見せるものの、勝ちきることはできず。すべての試合結果を通してみると、ダブルスは長田和典(スポ4)・前崎直哉(経2)ペア、シングルスは太田悠介(経3)のそれぞれ1つしか勝利を収められず、暗雲たちこめるリーグ初戦となった。

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応援を背に戦った村上

試合結果

トータル試合結果

2

法政大学

1

ダブルス

2

7

明治大学

1

シングルス

5

ダブルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
D1 寒川雄太(スポ3)・鈴木保貴(スポ1) 4-6,2-6 諱五貴・渋田大樹
D2 塚越雄人(経4)・山田晃大(社4) 6-4,3-6,0-6 西脇一樹・切詰魁
D3 長田和典(スポ4)・前崎直哉(経2) 6-2,6-1 鈴木悠輝・田鍋佑輔

シングルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
S1 塚越雄人 3-6,4-6* 諱五貴
S2 山田晃大 1-6,1-6* 渋田大樹
S3 長田和典 6-4,1-6,3-6* 切詰魁
S4 太田悠介(経3) 6-4,6-2 本城和貴
S5 村上彰啓(経4) 7-6(3),4-6,6(5)-7* 西脇一樹
S6 寒川雄太 6-1,3-6,1-6 吉見恒輝
*本日行われた試合

戦評

 雨天の為、中断された試合が行われた第1戦2日目。またもや天気が危ぶまれる中、長田和典(スポ4)、村上彰啓(経4)、山田晃大(社4)、塚越雄人(経4)の試合が行われた。

 はじめに勝敗が決まったのは山田。序盤からブレイクされてしまい、1ゲームも取れないまま試合は第4ゲームまで進行。第5ゲームはキープし、1-4。しかし、その後ゲームを取ることはできず、1-6で先制されてしまう。第2セットも第3ゲームでは目をみはるような華麗なスマッシュを見せるが、1-6となりストレート負けを喫した。

 主将、長田はファーストセットを奪取後、最初のゲームをブレイクされ0-1からの再開となった。このまま試合を決めたい長田だったが、相手の勢いに押され次々とゲームを落としてしまう。第7ゲームもデュースの末に落とし1-6でセカンドセットを奪われ、勝負はファイナルセットに委ねられた。迎えたファイナルセットでは序盤ブレイクするとすぐにブレイクバックされる一進一退の攻防が続いた。だが第6ゲームでブレイクされると続くゲームをキープされ、苦しい展開に。今日の長田は強化してきたサーブが中々入らない。「大事な場面で自信を持てなかった」とチームが苦しむ中、主将の責任からか思うようなテニスができず終盤はミスが目立つようになってしまった。第7ゲームをブレイクするなど、持ち前の粘りもみせたが第9ゲームを落として試合終了。逆転負けでチームに貢献できなかった。

 長田の敗戦が決定した頃、今日1番の盛り上がりを見せていたのは昨日7-6(3)で第1セットを制した村上の試合だ。第2セットも実力差はほとんどないとも言える均衡状態が続いた。ゲームカウント4-5で迎えた勝負の第10ゲーム目。相手の西脇一樹がコートを縦横無尽に走り球を追いかける村上に押され、デュース。村上がアドバンテージを3回連続握り、優勢に思われたが、それも束の間、ゲームを取られ、勝負はファイナルセットへ。村上は第6ゲームでブレイクし、先行した。しかし、西脇一樹がバックハンドのボレーや強烈なサーブを放ち、村上はなんとかキャッチはするも体制が崩され、ミスに繋がる展開が多くなった。西脇が追い上げを見せ、5-5。しかし、村上も粘り強さで賭けにでる。どんなボールでも諦めず走る村上の執念深さが伺えた。6-6となり、チームメイトが固唾を飲んで見守る中、タイブレイクが行われた。5-3の時点で村上の勝利かと思われたが、明大のエースが意地を見せた。西脇が4連続ポイントを決め、村上は4年ぶりの、好敵手との戦いに逆転負けを喫した。

 村上の試合が終了し、残るはあと1試合。法大テニス部のエース、塚越だ。法大の負けは決まっていたものの、全力で戦う両選手を全員で応援する形となった。全員が見ているというプレッシャーのせいからか塚越の動きからは堅さが見られた。相手の強い打球に反応するも、得点には至らない。3-6で第1セットを終える。第2セットでは第1セットより調子をあげ、2連続サービスエースもあった。最終ゲームもデュースまで粘るも、4-6でゲームセット。エース対決は明大に分売が上がった。

 2日間に渡った初戦の対明大戦。初戦は敗れたが接戦が多く見られた。次の対慶大戦ではチャンスをものにして、勝利してほしい。法大というチャレンジャーが今、強豪校の前に立ちはだかる。(高野茜・渡辺拓海)

選手コメント

長田和典

―自身の試合を振り返って
まずダブルスは前崎と組むことになって、彼はは初めてのリーグで序盤はもたついたけど緊張が取れると2つのセットを簡単に終わることがてきて良かったです。  シングルスはファーストセット取ってブレイクされた後に中断になって、自分の中では気持ちは切れてなかったですけど、昨日よりも攻める気持ちが足りなかったなと。セカンドセット簡単に取られてそれから粘るようにしたけど、もっと打っていけば良かったかなと思いました。

―リーグ戦初戦でしたが 
リーグ戦は最後になるので、悔いのないように自分のテニスをやろうかなと思いました。 

―雨での中止もありました 
残ったのが4年生だったので、そんなに影響はなかったですね。

―サーブで苦しんでいる印象でした
去年からサーブを強化しようと思っていてファーストセットは良かったですけど、他の試合状況からプレッシャーのかかった場面で自信持って打てなかったですね。次の試合では、もうちょっと自分信じてプレーしたいと思います。

―インカレからどういった調整をしてきましたか  
インカレではすぐ負けちゃいましたけど、そこまで調子も悪くなかったですね。ダブルスのペアについては考えてました。 

―ダブルスでは初めて前崎選手とのくみあわせに変わりましたが
インカレの後すぐ決まりました。作戦とかは特に無いんで、役割分担をしましたね。前崎はボレーで、僕はストロークが得意なんで出来るだけ前崎が前で僕が後ろの形を多く作るように調整しました。やっぱりめちゃくちゃボレーが上手いですね、あいつは(笑)。

―リーグ戦が始まってのチーム状態は  
そんなにプレッシャーをかけていないので、もっとのびのびやっていけたらと思っています。

―次戦の慶大戦に向けて 
去年は4-5で敗れたので、先手を取ってリードした状態で上の3人にまわしていきたいと思います。

村上彰啓

―ファーストセットからタイブレイクでしたが
相手がプロに行くような強い選手ってことも、明治でもエースってくらい強いことを知っていたんで「強いんだろうな」と思って臨んだら相手も結構緊張していて「あ、いけるな」って感じでした。でも勝ち負けよりもとりあえず試合を長くしようと思いました。3時間でも4時間でも試合やってやろうという思いで途中からやってました。

―長い試合が多く、粘り強い印象ですが
相手を削って削って疲れさせて戦意喪失まで持っていきます(笑)ずっとこういうプレイスタイルですね。一時、打っていこうと思ったんですけど1番の自分の武器はこれだったのでやっぱりこのまま勝負しようと思いました。

―昨日雨天による中断がありましたが
中断する前、実際僕も緊張したり疲れてたりしました。でも天気のことはしょうがないと思ってあんまり気にしないようにしました。切り替えて頑張ろうって思いました。

―相手のサーブとフォアハンドが印象的でした
サーブが入ることとか速い球打って工夫ことも前から知ってました。相手を気にせずにやろうと思いました。ただただひたすら長い試合に持って行ってやろうと思いました。相手のすごいショットには僕も心の中で「ナイスショットだな」って思って割り切ってました。決められたのに(笑)。

―対戦したことも何度かありましたか
高校3年生の時に試合しました。インターハイ(全国高等学校総合体育大会)の時は負けました。国体(国民体育大会)の時は今日みたいなすごく長い試合で勝ちました。4年越しの戦いみたいな感じでした。国体の時はタイブレイクを15-13までやって勝ちました。今日もお互いに良い試合したなって話をしました。

―インカレの後はどのように過ごしましたか
インカレは強い相手に競り負けたんで、リーグ戦頑張ろうと思っていました。法政のコートと岐阜(岐阜メモリアルセンター)のコートと有明(有明テニスの森公園)は全然違くて、法政のコートはボールが速いのでやっててあんまり調子が上がらなくて不安なまま調整してたんですけど、会場に来てからは自分のテニスとコートが合ってたので良かったです。

―S5でしたがその意図は
相手のオーダー読んでこうなりました。明治は強い選手を下に出してくるんですよ。それで予想してオーダーに合わせて作りました。例えば太田(太田悠介・経3)は本城(本城和貴)に強いとか…。一応S5が要だったので役不足でしたけど僕がS5になりました。西脇ならいけるかなって思ったんですけどね。冗談です(笑)。あとはみんなダブルスがあるのでそことの調整ですね。ダブルスある人の体力も考慮に入れて決まりました。

―ファイナルセットのタイブレイクでのお気持ちは
途中5-2まで迫って、みんなはいけると思ったと思うんですけどやっぱり強くて1ブレイクアップでも全く余裕はなかったです。相手の気迫で負けちゃった部分もあると思います。

―対明治戦は負けてしまいましたが次への意気込みは
明治に負けちゃったんですけど早稲田、慶応、中大ってこれから強い学校と当たるんで王座に行きたいっていう気持ちもみんなあると思うんですけどまずは慶応戦ですね。そこで勝てないと話にならないんでずっと負けてきてる慶応に勝って早稲田戦に向かっていきたいと思ってるんでつぎの慶応戦頑張ります。

寒川雄太・鈴木保貴ペア

―昨日の試合を振り返っていかがですか
寒川:格上ってことは分かってたのでチャレンジャーという気持ちで頑張りました。1セット目は結構チャンスあったんですけどそのチャンスを生かせず、大事な部分で相手が集中してました。2セット目もそのまま行ってしまいましたね。 
鈴木:最初の方が調子よかったので、ファーストセットが取れていればもっと違う結果になってたと思うんですけど取れなかったです。セカンドセットは相手ものびのびしてて勢いに押されちゃいました。

―第1セットのほうが好調だった理由は 
鈴木:相手は4年生だし、初戦だったのでファーストセットは堅かったというのがあったと思います。ボレーとか決めたんですけどファースト取れなかったからセカンドはバンバン打たれちゃって動けなくなりました。
寒川:ファーストセットの得点は全部攻めて得点した感じがあってセカンドセットはファースト取られて、守りに入ってしまいました。

―D1だった理由は 
寒川:去年の全日本選手権っていう大会にお互いペアの相手は違うんですけど出場して、僕とヤス(鈴木)が全日本選手権出場のジャパン資格を持っているんで資格で決めました。 

―お2人の相性はどうですか
寒川:相性はバツグンです。 
鈴木:試合中も声かけあって仲良くやってます。相性バツグンです! 

―インカレでは悔しい思いをされたと思います。インカレからの取り組みは
寒川:インカレではお互いの課題が見つかりました。ヤスはサーブの練習して、自分はリターンの練習をしてこのリーグに向けて頑張りました。
鈴木:インカレ終わってからダブルスの練習しかしてないんでボレーとかインカレの時よりは入ったと思います。でもサーブはまだまだでした。

―鈴木選手は初めてのリーグですが慣れましたか 
鈴木:長田さんからも「1年生でリーグ出るけど気負わないで堂々と自分のプレイをすればいい、何も考えるな」と言われていたので何も考えずにいました。だから調子よかったです。

―寒川選手はダブルスの後シングルスで足を痛めてましたね
寒川:国体、インカレもあったので疲れも残ってました。ダブルス終わってすぐ1番最初に入るので疲れちゃいました。 

―次の対慶大戦や、続く試合に対する目標や意気込みは
寒川:まずは慶応に勝てるように。目の前の1戦をがんばりたいとおもいます。
鈴木:自分が出るんだったらベストを尽くします!

※寒川・鈴木ペアの試合は昨日行なわれましたが、取材は本日行いましたのでこちらに掲載いたします。

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