テニス

【テニス】関東大学テニスリーグ 対慶大② 互角の戦いを繰り広げるも、あと一歩及ばず惜敗

関東大学テニスリーグ
第2戦 対慶應義塾大
2016年8月31日(水)
中央大学多摩キャンパステニスコート

試合の勝敗カウント2-2で本日に折り返した、関東大学テニスリーグ(リーグ戦)慶大戦。S6寒川雄太(スポ3)以外のシングルス5試合が行われた。好調のS3太田悠介(経3)がストレート勝利を収めると、村上彰啓(経4)副将もフルセットの試合を制した。しかし、リーグ戦初出場の藪巧光(経1)、長田和典(スポ4)主将、そしてS1塚越雄人(経4)が敗北。明大に引き続き4-5で慶大にも悔しさの残る黒星となった。

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フルセットマッチを制した村上

試合結果

トータル試合結果

4

法政大学

1

ダブルス

2

5

慶應義塾大学

3

シングルス

3

ダブルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
D1 塚越雄人(経4)・山田晃大(社4) 3-6,4-6 上杉海人・韓成民
D2 長田和典(スポ4)・前崎直哉(経2) 3-6,3-6 逸﨑凱人・畠山成冴
D3 米田崇人(社2)・楠原悠介(経1) 7-6(4),6-1 井上智文・平山浩大

シングルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
S1 塚越雄人(経4) 6(6)-7,4-6 上杉海人
S2 長田和典(スポ4) 0-6,5-7 逸﨑凱人
S3 太田悠介(経3) 6-3,6-4 甲斐直登
S4 村上彰啓(経4) 4-6,6-1,6-2 韓成民
S5 藪巧光(経1) 2-6,3-6 畠山成冴
S6 寒川雄太(スポ3) 3-6,6-4,6-1 福田真大
 

戦評

 関東大学テニスリーグ(リーグ戦)、対慶大戦2日目は中央大学多摩キャンパス内テニスコートで行なわれた。オーダーは昨日発表されたものであり、S5の藪巧光(経1)はリーグ戦初出場となった。
 3面展開で行なわれた試合は、S5の藪、S4の村上彰啓(経4)、S3の太田悠介(経3)が試合を開始。まず始めに勝負がついたのはS3の太田だ。太田のサービスゲームから始まり、第2ゲームで得意の鋭いフォアなどでポイントを奪取しブレイクに成功する。そのままブレイクを重ねたいところであったが、第5ゲームで相手の甲斐直登も粘りを見せブレイクバックされてしまう。試合は白紙に戻されるが、ここでも先手を打ったのは太田。続く第6ゲームでブレイク、第7ゲームでも確実にキープ。第8ゲームは甲斐のサービスゲーム。デュースまで持ち込み、セットポイントを握るが惜しくもブレイクはならず。次のゲームでキープしファーストセットを6-3で先取した。試合の流れは太田に優勢のままセカンドセットへ。第4ゲームでは太田のサービスゲームでデュースまでもつれ込み、長いゲームとなるがキープすると勢いにのり続くゲームでブレイク。しかし第6ゲームでまたもやブレイクバックされてしまう。ここでブレイクしておきたい第9ゲーム。積極的な動きで見事ブレイクし、キープすれば試合に勝利するという第10ゲーム。そこでも甲斐の足を止めるようなフォアウィナーやサービスで難なくキープ。セカンドセット6-4で白星を挙げた。
 
IMG 3143 Rリーグ戦では唯一負けなしの太田
 
 健闘を見せていたのはS5の藪。全日本学生選手権大会(インカレ)ダブルス王者畠山成冴との対戦だ。畠山のサービスゲームから開始された試合は、第1ゲームからもつれる。度重なるデュース。果敢に攻め込む藪であったが、惜しくもブレイクはならず。第4ゲームでは今度は畠山が意地を見せ一時はブレイクポイントを握られるも、藪の強みであるフォアがさく裂。キープするが、第6、8ゲームでブレイクされてしまい、ファーストセット2-6でおとしてしまう。セカンドセットも、似たような展開に。第1ゲームで競るが、またもやブレイクはならず。ここで先に動いたのは畠山だった。第2ゲームでブレイクされてしまう。藪も負けじと第5ゲームでブレイクを返す。その後もブレイク合戦となったが第8ゲームでブレイクされてしまい3-5。畠山にキープを許すと試合が決まってしまう場面。藪は思い切りのいいショットでなんとか相手の隙を狙うが、ブレイクはならず。初出場のリーグ戦で勝利を収めることは叶わず。
 
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ガッツポーズを見せる藪
 
 副将であるS4村上彰啓(経4)は粘るテニスを繰り広げる。韓成民との勝負。ファーストセットは第1ゲームからブレイクを許してしまい、劣勢に追い込まれそうになるものの、第4ゲームでブレイクバック。しかし第7ゲームでブレイクされてしまい、次なる第8ゲームではデュースまでもつれるがキープされてしまう。ファーストセットは韓の流れ。4-6で後がなくなった村上。しかし、ここから彼の本領が発揮される。村上のサービスゲームから始まったセカンドセット第2ゲームでは、シングルバックハンドでライン際のショットを見せるとスマッシュで着実にポイントを稼いでいく。ブレイクに成功し、試合の流れをたぐり寄せるプレーを見せるも、続く第3ゲームではブレイクバックされてしまうが、そこからは村上の我慢のテニスがはまり相手のミスを誘うショットでブレイクを重ねセカンドセットは6-1で試合をイーブンへ。ファイナルセットでは第1、3ゲームでブレイクに成功。ここで韓がメディカルタイムアウトをとり試合は一時中断となるが、気持ちを切らさずにいた村上がその後もブレイクを追加。6-2でファイナルセットをわが物にし熱戦を制した。

 村上の試合が続く中で、コートに入ったのはS2長田和典(スポ4)主将。安定した実力を誇る逸崎凱人が相手だ。思うようにプレーをすることができず、ミスが山積していく中、なすすべなくファーストセットは0-6。セカンドセットは第1ゲームをキープし、その後も両者互角の戦いを見せる。しかし第7ゲームでブレイクされてしまう。第9ゲームもここでブレイクし試合を決めたい逸崎が積極的なプレーをする中、長田も相手の緩いショットには確実にスマッシュするなど対応。鋭いサービスも光り、デュースまでもつれたゲームをキープする。試合が決まるかと思われた第10ゲーム。ゲームカウント4-5となり、逸崎がキープすれば試合終了だ。だがここで法大主将としての意地を見せた長田がブレイク。流れにのりたいところであったが、今度は逸崎が抗する。第11ゲームでブレイクされた長田。運命の第12ゲームでも連戦の疲れもあってかミスがひびきキープを許してしまい、敗北が決定した。

 最後の試合はエースS1塚越雄人(経4)対上杉海斗。塚越のサービスゲームから開始された試合は、第1ゲームでブレイクされてしまう。第3ゲームでもブレイクされるが、エースとしての意地を見せた塚越が第4ゲームでブレイクバック。その後もブレイク、ブレイクバックを経て、2ブレイクされていた状況から落ち着いたテニスで確実に上杉を追い詰め、タイブレイクへ。しかし一つのミスが勝敗を決めるタイブレイク。ミスの少ない上杉に苦戦を強いられ、ファーストセットを先取することはできず。初戦で足がつってしまい、長丁場にもつれ込みたくない上杉はその後も決めるテニスで攻めの姿勢を保つ。一方の塚越は上杉の現状もあり、体力勝負に持ち込みたいところだ。セカンドセット第4ゲーム目、塚越のサービスゲームでブレイクされてしまうと、ここで長田の試合が終了。現時点で試合の勝敗カウントは4-4となり、行方はS1の対決にゆだねられた。部員全員からの応援を受ける中、上杉のサービスが不調になり第7ゲームでブレイクバック。一進一退の攻防が繰り広げられたが、またもやブレイク合戦に。互角の戦いの中、勝利の女神が微笑んだのは、上杉だった。第10ゲーム、ブレイクされてしまい辛酸をなめる結果となった。

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S1塚越は悔しい敗戦となった

 終わってみると4-5と非常に惜しい結果となった。明大戦に引き続き敗北を味わった法大。次に待ち構える相手は絶対王者早大だ。ここでいかに白星をあげられるかが、リーグ戦の残りの試合の勝敗を左右するだろう。悲願の勝利へ―。まい進を続ける法大テニス部の戦いを見逃してはならない。(宮下尚子)

選手コメント

村上彰啓

―今日の試合を振り返って
昨日五分で回ってシングルスに入っていって、プレッシャーもありファーストセットは固くて取られましたけど、自分らしいプレーで勝ててそれは良かったと思います。

―明大戦からどういった修正をしてきましたか
明治戦も特に調子よかったので後は絶対に勝つと執念を持っていっただけで、プレーは特に変えてないです。試合をやりながら相手に合わせていきました。

―会場が有明から変わりましたが
コートが有明よりも速いんで、やりにくさもあったんですけど修正してやったので大きな影響はなかったと思います。

―ファーストセットを落としてからはどう立て直しましたか
落としましたけど、基本最初落としてから逆転するタイプなんで(笑)。落としてからもここからと思って前向きな気持ちになれました。そこまで落ち込まなかったですね。

―相手の印象は
前から知っていて、しつこいし粘り強いですけど僕もそれが武器なんで。「粘り勝つにはまだ早いぞ」という思いでやってました。(笑)体力ある選手だと思ってたので、メディカルタイムアウトをとったときは意外でしたね。

―3試合同時に行ってましたが、隣の試合については
見ていて、太田はいけると思って信頼してました。あと藪が取れるかなと思いましたけど、負けちゃってちょっとプレッシャーもありましたけど、僕が負けたら話にならないと思って自分のプレーにも徹してました。

―この勝利で今季リーグ戦初白星を挙げました
特に僕が勝った負けたは考えてないですね。チームが勝てるかどうかなので。チームは負けちゃいましたけど、僕は与えられたポジションをしっかりやって勝つだけなんで。後は応援とかサポートに徹します。それでも負けるよりは勝った方が気分もいいし調子も上がるので勝つに越したことはないですね。

―次の早大戦に向けて
早稲田は強くて、全員いい選手揃っていて全部取りにくる感じですね。それでも同じ人間で学生なのでどこかで崩せれば相手を戸惑わせることができると思っています。まずは自分のポジションで全力で応援して全員で勝ちにいきます。

塚越雄人

―今日の試合を振り返って
ダブルスで負けてしまって、後輩がとってくれて。(勝敗数4-4で)シングルスも回ってくるなって分かっていたんですけど…みんなが回してくれたんですけど、負けちゃって悔しいです。

―ファーストセットは2ブレイクアップの状態から巻き返しました
相手が思ったよりよかったかなと思っていたので、自分もそこまで悪くなかったですし、相手のサービスゲームもブレイクポイントとかたくさんあったので、いつも通りやっていればいつかチャンスはあるかなと思っていたので、そしたらしっかりよくできて。そこはよかったと思います。

―相手の上杉(海斗)選手は好調ではないように見られました。何か対策は考えていましたか
上杉が中央戦で足をつっていたので、僕はどちらかというと粘り強くやるタイプなので、長い試合をして体力勝負で。打ち合ったら勝てないというのは分かっていたので、体力勝負にもっていきたかったんですけど、負けちゃって。残念です。

―明治戦からシングルスで変えた点はありますか
明治戦のときもそこまで自分の調子自体は悪くなかったので。(明治戦は)先に決着がついちゃったので、むこう(対戦相手の諱五貴)も思い切りがでてきたっていうのはあったんですけど、自分のプレーは悪くないと思っていたので、維持していればいいかなと思っていました。

―S1としてのリーグ戦ですね
自分に回ってくるとしたら4-4で、チームの状態がかかっている状態で。(S1が)初めてで。こういう経験もできないので、正直明治戦では緊張したんですけど、今日はみんなが応援してくれたので、緊張はあまりなかったです。

―連戦続きですが疲れは
ダブルスとシングルスで1日1試合しかやっていないので、疲れはそこまでないと思います!

―ダブルスの調子はいかがでしょうか
調子は悪くないと思いますし、そこまで差はないと思っているので、分からないですけど話し合って、機会があったら次は勝ちたいと思います。

―コートの感触は
有明(テニスの森)より速いので、ちょっと上杉のテニスに合っているかなと今日の朝のアップで感じたんですけど、コートは関係ないので。自分の力不足だったと思います。

―早稲田戦に向けて
2敗しちゃって。追い詰められた状況なので、しっかり勝ちたいと思います!

フォトギャラリー

  • IMG 3255 R村上副将が大きな白星を挙げた
  • IMG 3103 R藪はリーグ戦初出場
  • IMG 3134 R確実に勝利を手にした太田
  • IMG 3251 R村上はここまで2試合どちらもフルセットマッチだ
  • IMG 3374 R長田主将は連戦となった
  • IMG 3379 Rセカンドセットは粘りを見せた長田
  • IMG 3439 R法大の勝敗はS1塚越にゆだねられる展開に
  • IMG 3326 Rあと一歩及ばず苦渋を味わった塚越

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