テニス
 

関東大学テニスリーグ 王座出場ならず無念の3位 対早大

平成23年度関東大学テニスリーグ 対早大
2011年9月15日(木)
会場:有明テニスの森公園

 関東大学テニスリーグは15日、全日程を終了し法大は3位という結果に終わる。王座出場へ一縷の望みをかけて臨んだ最終戦、対する早大はやはり強敵だった。2-7の完敗。法大の王座出場の夢は断たれる。しかし、この敗戦の中に大きな光も見えた。

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試合結果

ダブルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
D1  笹井正樹(経4)・星野武蔵(社3) 2-6,4-6 伊藤潤・廣田耕作
D2 竹下明宏(社3)・戸田義人(経2) 6-3,1-6,1-6 片山翔・田川翔太 
D3 西尾一馬(社3)・前田義明(経3) 2-6,4-6 飯野翔太・遠藤豪

シングルス

 勝敗選手名スコア対戦相手
S1 笹井正樹(経4) 2-6,4-6  伊藤潤
S2 高梨祐宏(経4) 2-6,2-6 片山翔
S3 松田隼十(経4) 2-6,1-6 遠藤豪
S4 星野武蔵(社3) 6-4,3-6,6-2 廣田耕作
S5 西尾一馬(社3) 7-5,6-7,4-6 田川翔太
S6 山田貴裕(経3) 6-4,6-1 大城光

 法大は3勝1敗でリーグ最終戦を迎えた。対するはリーグ常勝校の早大。まずはダブルスで先行し勢いに乗りたいところ。
 ダブルス1の笹井(経4)・星野(社3)組は、ダブルス2と思われていた伊藤・廣田組と対戦。第1セットは第1ゲームでいきなりポイントを連取しキープすると、続く第2ゲームでブレークに成功。しかし、第3ゲーム、第4ゲームとラブゲームで奪われると、ここから相手の勢いは止まらなかった。そのまま2-6で第1セットを落としてしまう。第2セットも第1セット同様に2-0とリードするが、すぐさま反撃され2-2。その後も必死に食らいついていくが、伊藤の強烈なストロークに間を抜かれるなど隙を突かれてしまう。結局、4-6で第2セットも落としてしまった。
 ダブルス2の竹下(社3)・戸田(経2)組は、ダブルス1と入れ替わった片山・田川組と対戦する。今大会ここまで好調で来ていた二人は、第1セット序盤で競った試合をしながらも、3-3から一気に突き放し6-3で第1セットを奪う。ところが、第1セットで力尽きてしまったのか、第2、第3セットはともに1-6で敗れてしまう。ダブルス3の西尾(社3)・前田(経3)組も序盤から攻めの姿勢を見せるが2-6、4-6で力の差を見せつけられ、ダブルスの全敗で法大は厳しい滑り出しとなる。
 このままシングルスも勝ち星を挙げられずに終わってしまうのかー。ここで法大の強さを見せつけてくれたのが、今大会4連勝中の山田(経3)だ。昨年レギュラーに選ばれず悔しい思いをした山田は、春関からしっかりと結果を出し、今年念願のレギュラーを獲得。強い思いを抱いてリーグを迎えていた。対する大城は、夏関で優勝を飾っているだけあって、山田と同じく今ノリに乗っている選手だ。試合は第1セット2-0と山田のリードから始まる。その後も相手のミスを誘い6-4で第1セットを奪う。第2セットは苦しくなった相手が山田を左右に振るが、どんなところに打ち込まれようと追いつき正確にコートに打ち返した。デュースが続く場面も何度か見られたが、上手く凌ぎ6-1と大差をつけて勝利。気持ちを前面に出した全力プレーがチームを活気づける。
 シングルス4の星野も廣田を6-4,3-6,6-2のファイナルで下すと、シングルス5の西尾もインカレ優勝者の田川相手によく健闘する。第1セットは第1ゲームをブレークされ追いかける展開となるが、すぐさま取り返し5-5まで競り合う。第11ゲームはサービスエースも決め相手にポイントを与えずにキープ。第12ゲームでデュースが続くも7-5でしっかりと第1セットを奪った。第2セットは0-4と突き放されてから怒涛の追い上げを見せ、タイブレークまで持ち込む。しかし、このセットを惜しくも落としてしまい、第3セットまで試合はもつれ込んだ。最後は体力勝負となり3-6。あと少しのところで涙を呑んだ。
 最終的に2-7で早大には敗北を喫し、王座出場権も慶大に譲ることとなってしまった。これで4年生は引退となる。しかし、3年生の活躍が光った今年のリーグ戦。王座出場の夢は叶わなかったが、今後の法大テニス部にとって大きな収穫を得る大会となったことに間違いない。

選手の試合後のコメント

松田主将(経4)

ー主将として今日の試合の全体を振り返っていかがでしたか
3位という結果に終わって、王座に行けないことが残念です。でも、やり残すことのない悔いの残らないチーム作りが出来たことは良かったです。来年は、今年できなかった王座を叶えてもらいたいです。

ー選手としては遠藤選手との対戦でしたが
練習試合では勝っていたのですが、今日は自分のプレーが上手くいかなくて…。それでも、周りの選手が盛り上げてくれたので頑張れました。

ー今日で引退ということですが
いいチームが出来たので後悔なく終われます。

ー今年は特に練習を厳しくやってきたようですね
そうですね、やる時はやるというチームで。練習もトレーニングもしっかりやってきました。

ー法政テニス部の4年間を振り返っていかがですか
テニスはとても充実していて…悲しくなるので振り返りたくないです。

ー今後、テニスの方はどうされるんですか
選手活動は続けていきます。

高梨選手(経済4)

―今日の試合を振り返ってみていかがでしたか
相手が相当格上の人だったので、なんとか食らいついてなんとか4年生の意地をみせたいと思ってました。

―相手の印象は
去年インカレで優勝して、今年も準優勝してる人だったんで…。それに自分が負けてしまうと早稲田の勝ちが決まってしまう、という場面だったのでなんとか粘っていきたかったんですけど…。

―やっぱり早稲田の勝ちが決まってしまう、という意識はありましたか
はい、ありました。やっぱり自分が負けて終わってしまう、というのは避けたかったし、隣で西尾や笹井がいい試合をしてたので自分がなんとか粘ってしつこくやっていけば相手にもプレッシャーがかかって、なんかあるんじゃないか、と思ってました。

―相手に必死に食らいついて諦めないでボールに食らいつく姿勢やプレースタイルがすごく印象に残っています。何かプレーを通して後輩に伝えたい事はありましたか
やっぱり自分にはこのやり方しかないので、持ち味というか、しつこく諦めないでやれば何かあるということを伝えたかったです。

―ではこの大会を通しての感想をお願いします
やっぱり王座に行けなかったのはすごく悔しい。けどこの仲間、このメンバーで戦えたのは凄く嬉しかったです。僕は初戦から出してもらってたんですけど、もともと僕はこのリーグ戦のメンバー決定戦で負けてしまっていたので出られるとは思ってませんでした。だから、出るからには勝ちたかったし、一生懸命プレーしてなんとか意地を見せたかったです。

―この1年間、4年生としてのプレッシャーは責任はありましたか
特にプレッシャーとか責任を感じたことはなかったんですけど、やっぱり王座には行きたかったです。

―これで4年生は引退になってしまいますが、後輩にこれだけは言っておきたい事はありますか
テニスだけに限らず、何事においても諦めないで一生懸命やっていれば必ずそれを見ていてくれる人がいる、そのことを忘れないで何事にも取り組んでいってほしいです。

西尾選手(社3)

ー今日のシングルスの試合を振り返っていかがですか
相手はインカレチャンピオンだったのですが、最初から勝てる気満々で挑みました。

ー先にダブルスで負けてしまい、落ち込んでいたようですが
ダブルスは自分のプレーが出来なかったのですが、シングルスは負けるにしろ自分のプレーを出せたので良かったです。

ーシングルス一試合を通して常に冷静でしたね、特に0-4と突き放されてから…
2ndは0-4にされてから取る気はなかったのですが、ペースを少し変えてみたら相手がそれにはまってくれました。ファイナルは体力切れです。

ー田川選手と対戦するに当たって、どういう気持ちで臨み、また実際に戦ってみてどういう印象を受けましたか
特別なことは考えていなかったのですが、対抗戦でも何回か対戦していて勝ってはいなかったのですが競ってはいたので、今日もやれる自信はありました。なので、オーダーを決めている時点で自分から田川選手とやりたいと言いました。

ー負けてしまいましたが、インカレ優勝者から1セット取ったことは大きいのでは
そうですね…、いや、でも普通に勝てると思っていたので…もっと頑張ります。

ーリーグ戦は終わってしまいましたが、リーグ全体を通して得たもの、また今後の課題を教えてください
今年一年間、4年生が引っ張ってくれて3年間で一番練習した一年だったと思います。4年生の作ってくれたこのチームのいいところは引き継いで、悪いところは改善して、今年は王座に行けなくて悔しい思いをしたので、来年は王座に行けたらと思います。

星野選手(社3)

ーまず、リーグ戦を終えた今のお気持ちは
まぁ王座に行けなくて悔しいです。

ーダブルスではインカレで敗れた伊藤・廣田組と再び戦うことになったが、どのような気持ちで臨みましたか
まぁ分が悪いっていうのは、わかっていたので、何とかくらいついて勝つという気持ちでいきました。

ー第二セットは4‐6と接戦の末に敗れましたが、どのように戦おうとしていたのですか
とりあえず相手のリズムに乗らないようにしようとしました。

ーシングルスについてですが、ダブルスで敗れた廣田さんとの戦いになりましたね
もう何度もやっていて、お互い手の内をわかっていたのですが、まぁ4年生に何とか勝ちを届けたかったです。

ー足が痛かったようですが、第二セットはその影響もあったのですか
特に影響はなかったです。ただ単純に相手のプレーがよかったです。

ーでも第三セットは大差で制しましたね
スコアほど離れてはいなかったので、少ないチャンスの中でものにできたのだと思います。

ーこのリーグ戦で4年生も引退してしまいますが、これからチームの中心となっていくわけですが、どのようなチームにしていきたいですか?
非常にチームは仲が良いので、しっかり練習をこなして、全員が自信を持ってプレーできるチームにしたいです。

山田選手(経3)

ー今日はリーグ最終戦でしたが、振り返っていかがですか
早稲田には勝ちたかったのですが…。武蔵も西尾もいい試合をしていたので、来年につながるいい試合になったのではないかと思います。

ー強豪・早稲田との対戦、どういう気持ちで臨みましたか
慶應に負けて、もう勝つしかない状況だったので、チームみんな勝つ気持ちが強くてしっかり戦えていたと思います。

ーシングルスでは一番最初に勝利しましたね
しっかりファイナルセットに行かないで勝てたので、チームに勢いをつけられて良かったです。

ーリーグ戦は本当に調子が良かったですね
シングルス下の方で出るということは取らなきゃいけない立場にあるので、そういう意味でもしっかり出来たので良かったです。

ーリーグ戦は終わってしまいましたが、全体を通して得たものや、今後の課題を教えて下さい
今大会は4年生を筆頭にチーム一丸となって戦ってきました。次は僕たちがこのチームを引っ張ることになるので、新たなチームとして頑張っていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 20110915housei集合写真
  • 20110915nisiomaeda西尾・前田ペア
  • 20110915sasaimusasi笹井・星野ペア
  • 20110915sasai笹井正樹
  • 20110915yamada山田貴裕
  • 20110915nisio西尾一馬
  • 20110915musasi星野武蔵
 

 

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