テニス
 

関東学生テニストーナメント大会 5・6日目レポート

関東学生テニストーナメント大会 
5月11日(金) 男子ダブルス3回戦、男子シングルス準々決勝
  12日(土) 男子ダブルス準々決勝
会場:有明テニスの森公園 

 連日の不安定な天候も落ち着きを見せ始めた週末――大会は5日目を迎える。シングルスは2・3回戦の同士討ちを経て唯一勝ち上がった主将・星野武蔵(社4)が準々決勝ベスト4進出をかけ明大・小野と対戦。ダブルスでは前日予定されていた順延試合である3回戦が行われ、西尾・前田組と星野・山田組がそれぞれ日大、早大ペアと対戦した。

20120512musasi
主将・星野武蔵

試合結果

【11日】

男子ダブルス3回戦

勝敗選手名結果対戦相手
西尾 一馬(社4)・前田 義明(経4)  4-6,4-6   竹島 駿朗・浜脇 康人(日大)
星野 武蔵・山田 貴裕(経4) 7-6(5),6-3 中島 啓・横山 良輔(早大)

男子シングルス準々決勝

勝敗選手名結果対戦相手
 ●  星野 武蔵 5-7,7-5,2-6  小野 陽平(明大) 

【12日】

男子ダブルス準々決勝

勝敗選手名結果対戦相手
星野 武蔵・山田 貴裕 3-6,2-6 古田 陸人・廣田 耕作(早大)

最終結果

【男子シングルス】
 ベスト8…星野 武蔵
 ベスト16…大塚 拳之助(社2)、戸田 義人(経3)、竹内 遥丞(社2)、西尾 一馬
【男子ダブルス】
 ベスト8…星野武蔵・山田貴裕 組
【女子シングルス】
 ベスト16…青木 柚里香(現福1)

インカレ出場者一覧

【男子シングルス】  
予選:竹下 明宏(社4)、鈴木 佳太(経4)、向井 涼介(社3)、伊藤 祐樹(経3)、菊池 俊介(社3)、
   小村 拓也(経1)、杉本 椋亮(社1)、中島 佑介(スポ1) 、小林 理久(スポ1)
本戦:星野、山田、西尾、戸田、大塚、竹内
【男子ダブルス】
予選:大塚・中島
本戦:星野・山田、西尾・前田、竹下・戸田
【女子シングルス】
予選:水沼 茉子(スポ2)
本戦:青木


 明大・小野はインターハイ優勝経験もあり、昨年リーグ戦ではダブルス1とシングルス1を担った選手。今大会では3回戦で大塚がストレートで敗れた相手である。第1セット、星野は「あまり体が切れていなかった」と、思うようにサーブが決まらないなど自身のミスに苦しむ。しかし第2セットは徐々に調子を取り戻し、一時5-2とリード。完全に流れは掴めずその後5-5と追い付かれるも、勝負どころでサービスゲームをキープ、続くゲームをブレイクしファイナルへ持ち込んだ。勢いよくいきたいところだが、いきなりブレイクを許し相手ペースに。2-4からのサービスゲームも落とし、追い込まれる。冷静に攻め続けるも、最後は相手サービスのリターンアウトとなり、勝負を決められてしまった。
 ダブルス、西尾・前田組は第1セット出だしに苦しむ。0-4から挽回するもこのセットを落とし、「キープ主体でやっていこう」と切り替える。しかし思うようにキープはできず、流れも作れない。3-5と王手をかけられた場面で長いデュースを繰り返し、ここは粘りを見せる。しかし一歩及ばず、ストレート負けを喫した。
 もう一組、星野・山田は互いに信頼し合ったコンビネーションプレーで早大ペアに勝利。第1セットこそタイブレークにもつれるも、星野のサービスエースや二人前進してのボレーはよく決まり、ストレート勝ちで準々決勝へと進んだ。

 いよいよ6日目。主将・副将ペアでもある星野と山田。準々決勝の相手は今大会ダブルス第1シード、古田・廣田の早大ペアである。第1セットはブレイクされてもブレイクし返す形で展開。しっかりとキープして流れを引き寄せたいが、相手も隙は見せず、3-6でこのセットは奪われる。第2セットも相手の好リターンになかなか対応できない。サービスゲームもなかなかキープすることができず、「相手の方がいいプレーができていた」(山田)と悔やんだ。

 シングルス・タブルスともにベスト8。自身の結果に満足しないのはもちろん、「もっと(上へ)いける選手がたくさんいるので実力がある選手をどうやって結果を残させるかを考えて日々やっていかなければ」(星野)と、チームを見る。全日本学生テニス選手権(インカレ)出場を決めた者、コンソレ(コンソレーションマッチ)から再び挑む者、部員それぞれが今回、そしてこの春に得られた課題を持って、夏へと向かう。主将・副将に率いられ、チームとしても一回りも二回りも大きく成長するであろう彼らに期待したい。

試合後の選手のコメント

11日/西尾選手・前田選手

―今日の試合を振り返っていかがですか
西尾:今日の試合は相手よりもサーブと、リターンの返球率が明らかに悪かったのでそこの差が出たのかな、と思います。
前田:ファーストセット、出だしが0ー4からのスタートだったんで、3セット長いけど、出だしやっぱりちゃんとしっかりしないとだめだな、と思いました。

―1セット取られてどのように切り替えましたか
西尾:1セット後半からブレイクできるようになってきてだんだんこっちの流れがつかめてきたんでセカンドの初めからキープ主体でやっていこうと思ったんですけど、なかなかキープできなくて、苦しみました。
前田:西尾も言ってたんですけど、ファーストの終わりからだんだん流れがつかめてきて、それでもサービスゲームをキープできなかったのがやっぱり勢いに乗れることができなかったところかな、と。キープできないことで、テンションが下がるというか、リズムができないから、乗っているようで乗ってないみたいな感じで進んで行っちゃったので、そこをしっかりキープできるようになればリターンゲームも楽になっていくと思います。

―長いデュースの場面もありましたが2人で話したことなどは
西尾
:向こうのリターンがよかったので、サーブをうまく散らしてファーストサーブの確率をとりあえず上げるように心がけてそのゲームは取ったんですけど、こっちのリターンゲームで最終的に取られてしまった感じですね。

―最近の調子はいかがですか
西尾:練習の時の調子はよかったり悪かったり日によって違いましたね。就活の影響はあんまりなかったように思います。

―この大会をふりかえって
前田:4年最後の春関だったんですけど、インカレがかかる大事な試合でいろいろプレッシャーがあって、緊張感もあって…あんまりいい結果が残せなかったんですけど、まあ目標がやっぱり王座優勝ってなってるんで団体として、しっかり勝っていけるようにまた練習して夏に向けて頑張ります。
西尾:とりあえず、インカレに出ることが目標だったんで、コンソレしっかり勝ってリーグで負けないように、1部で優勝できるようにこれから夏に向けて頑張ります。

―今大会で得られた課題などはありますか
西尾
:サービスとリターンの確率…やっぱりボレーの技術でもサーブ・リターンが大事になってくるので。確率が下がるとリズムに乗れなくてまとまったゲームが取れないのでそこらへんをしっかり考えてやっていけるようにします。
前田:今日の試合もそうなんですけど、スタートがやっぱり悪いと乗り切れないので自分たちがいい感じで試合に入れるようにしっかり準備ができてないといけないので、試合に向けてベストな状態に持って行けるようにしないとだめだな、と思いました。

―今後の抱負をお願いします
西尾:インカレで上位に入るってことと、リーグでしっかり出て全勝して、王座出られるように頑張ります。
前田:個人戦もインカレがあって、団体も王座いけるように個人も上に行けるように頑張りたいと思います。

11日/星野選手・山田選手

―今日の試合を振り返っていかがですか
星野:シングルスはとれなかったんですけど、ダブルス勝ててほんとうれしいです!

―タイブレークまでもつれた試合でしたが
星野
:とにかくパートナーあってのダブルスなので、自分一人で緊張せずにパートナーがいてくれるから思い切ってやろうという気持ちを常に持ってプレーしました。
山田:3本もミスったんで、責任感じてたんですけど(星野)武蔵が頑張ってくれて最後…おいしいところいただきました!

―セカンドセットから切り替えたことは
星野:いや、精神的にすごく優位にたてたというか、そんなに変えることもなく、スコアほど圧倒的な試合でもなかったですし、とにかくサービスキープは絶対(取る)と思いながらやってました。
山田:もうセカンドセットで絶対勝つぞって気持ちでしっかりできました。

―2人とも前に攻めていくことが多かったですが考えていたことなどはありますか
星野
:自分はあんまり序盤前に行くことができなくて、うまくかみ合ってなかったんですけど、だからもうちょっと前に出て行くしかないと思ってやりました。
山田:前に行かないと意味のない選手なのでしっかり前で動けるだけ動こうと思ってやりました。

―星野選手はシングルスを振り返って
星野:元々強いってことを知っていたので、とにかくやれることを全力でやろうと。まあ負けちゃいましたけど…うん、悔しいんで次は勝ちます。

―第1セットミスが続きましたが
星野:あんまり体が切れてないなって感じてたので、それが序盤出ちゃったかな、と。まあそれが逆にだんだん体も動くようになってきたんで。ただ前半はやっぱりよくなかったですね。

―相手選手の印象は
星野
:まあオールラウンドでぜんぶこなす選手なのでなかなか隙が見つかりにくい選手だな、という印象でした。

―明日の意気込みをお願いします
星野:相手がトップシードの選手なんですけどすごくチャンスがある試合だなって思ってるので勝ちに行きます。
山田:第1シードが相手ですけど、武蔵を信じて勝ちたいと思います。

12日/星野選手・山田選手

―今日の試合の1セット目を振り返っていかがですか
星野:風が強くて、なかなかリズムに乗りきれないというか…最初僕のサービスゲームだったんですけど、落としちゃって、そこでリズムに乗りきれない部分があったのかなって思います。
山田:相手がいい感じで最初入ったんでちょっと引いちゃったかなってのがあったんですけど、先落とした後、すぐにブレイクできたんでしっかりついて行ければチャンスはあったのかなと思いました。

―2セット目はいかがでしたか
星野:サービスキープしていかなきゃいけないってわかっていたんですけどなかなかうまくいかなくてリターンすごくうまい選手なのでサービスゲームキープできなかったっていうのが一番大きかったですね。
山田:相手の方がいいプレーできてたんで、そこで自分たちの流れにしようとしたんですけど、うまくいかなくてやられました。

―第1シードの選手が相手でしたが
星野:試合前は勝てるチャンスは十分ある選手だと思ってたんですけど、実際試合やってみて確かに強い選手だな、と感じました。
山田:対抗戦の時にやったことがあったので相手の感じはわかっていたんですけど、今日は向こうがそのときより良くて…ダメでした。

―敗因は
星野
:そうだな…相手の方が上だったということでもっとダブルス的な技術を身につけなきゃいけないなと思います。
山田:僕のサービスゲーム1回もキープできなかったので、そこかなと思います。

―星野選手の足のテーピングはけが等ですか
星野
:いや、これは見せかけのテーピングです。

―今大会、シングルスを振り返って
星野:ベスト8…うーんまあ4シードについてたんで守りたかったので悔しい部分はありますけど、一応インカレいけるんでほっとはしています。
山田:一応まだコンソレ残ってるんでそこで勝ってインカレ行きたいです。

―ダブルスを振り返って
星野:悔しいですね。けど課題もたくさん見えましたし、これから夏までがっちり練習して次勝てるよう頑張りたいです。
山田:インカレまでダブルス練習します。

―主将、副将としてチームをご覧になっていかがですか
星野
:もっといける選手がたくさんいるので実力がある選手をどうやって結果を残させるかを考えて日々やっていかなきゃな、と思いました。ほんとにセンスのある選手ばかりですので、うちの選手は。みんなでもっと上を目指して頑張りたいですね。
山田:誰がリーグに出るかわかんないくらい実力が均衡しているのでお互いに高め合っていければもっと強くなるんじゃないかなと思います。

―新入生はいかがですか
星野:なかなか入ったばかりで、大学のテニスがこれまでとは違う部分が出てきているので難しいところがあったんじゃないかと思いますが、1年生は1年生なりに頑張っていたと思います。でも追々インカレ優勝できるくらいのものを持った選手たちがいるのでもっと頑張ってほしいと思います。
山田:実力を出せなかった選手がたぶんいるのでここから練習して早く大学のテニスに慣れていってほしいです。

―上位は早稲田勢が占める形になりましたが
星野
:いつも通り早稲田になっちゃいましたけどまだ春なんで勝負は夏、リーグになってくるんで、追いつけ追い越せで。彼ら以上に練習しないとダメなんで、夏には逆転してるようにしたいです。
山田:早稲田の選手はやっぱり強いんで技術だけじゃなくて気持ちでは勝ちたいと思います。

―次の大会への意気込みをお願いします
星野:夏までに体力をつけて戦い抜ける体を作って今大会で見えた課題を一つ一つの練習の中で意識してやっていこうと思います。
山田:走り込んで自分のいいところが出せるように頑張ります

 

フォトギャラリー

  • 20120512musasi主将・星野武蔵
  • 20120512nisiomaeda西尾・前田ペア
  • 20120512hosinoyamada星野・山田ペア
  • 20120512hosinoyamada2
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2017-09-254 R

定期購読の申込み