バレーボール
 

全日本インカレ 2回戦対東経大、3回戦対甲南大 粘り勝ちでベスト16

全日本バレーボール大学男子選手権大会 対東経大、甲南大
12月8日(木)
会場:墨田区総合体育館

 2回戦で東経大から勝ち星を挙げると、3回戦では関西No.1の甲南大と対戦。シード校相手にひるむことなく強気で勝負した法大は、何度も得点を並べながらセットカウント2-0で粘り勝ちした。 

831
関西No.1チームに勝利し歓喜する選手たち

試合結果

2回戦トータル試合結果


法政大学
25 1セット 17 0
東京経済大学
25 2セット 20
3セット
4セット
5セット

3回戦トータル試合結果


法政大学
28 1セット 26 0
甲南大学
26 2セット 24
3セット
4セット
5セット

法政大学スターティングメンバー

選手名学部/学年ポジション
#1 田中 紀幸主将 法4 レフト
#6 平井 優希 法3 センター
#10 佐々木 克弥 法3 セッター
#7 金澤 秀幸  営3 レフト
#28 木村 築 デザ工1 ライト
#23 村上 竜也 営1 センター
#12 早瀬 省吾 営3 リベロ

 2回戦、東経大との試合にグループ戦と同じスタメンで挑んだ法大。第1セットは、センターの#6平井が連続スパイクで2点を先取。すぐに4連続失点を喫するも、今大会好調の#28木村がしっかりと相手コートに強打を放つ。序盤はブロックをかいくぐった相手の攻撃をなかなか止められずにいたが、#10佐々木のサーブがネットに当たり得点を得るなど運が味方する場面も。それでも7―6から相手の追い上げに合い7―10まで離されてしまう。ミスで許したリードを#1田中のスパイクで徐々に詰めていき、13―13に並ぶまで勢いづいたところでタイムが入る。しかし、法大は勢いそのままにそこからは一度もリードを許すことなく20―16。#10佐々木のサーブで相手のレセプションを崩すと、ブロックもしっかりと機能し4連続得点を挙げる。1失点後、相手のサーブミスで第1セットを先取した。
 第2セットは5―4から#1田中の強烈なスパイクにも粘り強くくらいついてくる相手のディフェンスが固く、長いラリーが続く。ブロックアウトで同点に並ばれると、両者流れをつかめず13―12と競り合う。#28木村が幾度となくスパイクを打ちに行き18―14とするが、相手のスパイクを拾い切れず失点。そのまま悪い雰囲気は続き、#1田中の上げた球がつながらず痛いミス。しかし、声を掛け合いすぐに立て直しを図った。その後は、エースの#1田中に球を集めレフトから攻め込むと、相手のミスも招き、最後は25―20で東経大から勝利を奪った。 

 3回戦第1セットは、序盤から一進一退の展開でどっちにも傾かない均衡状態が続く。初めは相手の素早いコンビバレーに惑わされていたが、中盤から次第に対応出来るようになり、#1田中や#28木村を中心にブロックポイントも重ねる。また、相手の多用なコンビを少しでも抑えるためにも、#10佐々木などサーブも効果的に使用していく。19ー20と1点ビハインドで終盤へ持ち込むと、#1田中と#28木村のスパイクで逆転に成功。即座に同点となるも、#6平井のセンター攻撃も決まる。しかし、相手も引き下がらず再び同点へ。23点目も互いに決めたが、相手のスキを見ていた#10佐々木のツーアタックでマッチポイント。だが、相手の力強いスパイクを対処出来ずにデュースへもつれ込む。再びマッチポイントを挙げたのは法大だったが、#23村上のサーブアウトと#28木村のスパイクアウトで2連続失点を許し、逆に相手がリーチとなる。しかし、#28木村が失点を取り返すと、相手のダブルドリブルを誘い再びマッチポイントへ。最後は#28木村のブロックで28ー26と制した。
 第2セット。序盤はやや法大が優勢となり、7ー4とリードをとると甲南大がタイムアウトを要求。その後も#12早瀬や#1田中のナイスレシーブが相次ぎ、それに#28木村や#7金澤が応じて、きっちりとスパイクをコート内に叩きつける。流れを切らさず12ー7とすると、甲南大2度目のタイムアウト。この間も、キャプテン・田中が「絶対勝つぞ!」とチームを鼓舞していく。しかし、相手のスパイクで1点を返されると、#6平井のスパイクがブロックにかかる。そして、相手のサーブを見逃すというミスも重なり、勢いに陰りが見え始める。ここで法大もタイムを取り、その後は相手のサーブアウトにも助けられ3点差をキープ。#1田中のブロックが決まり18ー14と再び勢いを取り戻したのもつかの間。相手の素早いコンビバレーに対応出来ず、20ー18と迫られる。ここから、互いに1点ずつ得点を重ね、23ー21と2点差のまま勝利はすぐ近くに迫る。しかし、相手のスパイクが決まり、#28木村のスパイクがブロックに阻まれ同点とされると、法大のドリブルで23ー24と逆転されマッチポイントを取られる。追い込まれたなか、#7金澤がセンターからの攻撃を決め、第1セット同様デュースへ持ち込むと、先ほどスパイクを止められた#28木村がブロックを取り返し、マッチポイントへと繋ぐ。そして、再び#28木村が1枚ブロックで相手の攻撃を阻止し、26ー24で見事勝利。接戦を制し、ベスト16を決めた。

 

選手の試合後のコメント

田中主将(法4)


―今日の試合を振り返っていかがでしたか。
形はどうであれ、やっぱりここ2年くらいあそこの2回戦で負けてたので、勝てて正直ホッとしてます。

―相手チームの印象はどうでしたか。
関東にはあんまりいないようなコンビバレーをすごい多用してくるチームだったので、すごいやりづらいという印象はありましたね。

―試合が進むにつれて、相手のコンビにも対応してブロックをつけるようになっていたと思いましたが。
ブロックはずっと秋以降終わって練習してきたことなので、それの成果が今日出て少しずつ対応出来てたので。もうちょっと対応出来ればもっとラクにいけたと思うんですけど。ちょっとでも対応出来たので、そこは成長したと思います。

―レシーブも粘り強く全員が拾いにいったように感じました。

大きいチームじゃないので、レシーブももうああいう形で粘らないと勝てないんで、今日はある意味レシーブはけっこう理想的な形で粘れたんで良かったです。

―明日はどのような試合展開にしていきたいですか。
明日は多分明治になると思うので…明治大学も大きくはないんですけどコンビのバレーをしてくるチームなので。今日せっかくコンビバレーの相手と戦えたので、それを活かして明日は秋のリーグのリベンジをしたいと思います。
 

佐々木選手(法3)


―今日の試合を振り返っていかがでしたか
今日はですね、正直相手が今までやったことないとこだし、関西地方ではけっこう有名ということしか聞いてなかったので、ちょっとどんなチームかって不安だったんですけど。結局トーナメント戦なので、勝っただけで良かったです。

―両セットともデュースで展開的には厳しかったと思いますが
そうですね。リーグ戦とけっこうメンバーも変わったりしているので、その中でどう使っていくかとか、色々自分のなかで考えながらやっていたんですけど、今日はみんなすごい調子も良くて、競ってた試合なんですけど、自分的にちょっと上げててラクだったですね。そんなに困らなかったです(笑)

―スタメンが変わって、トスの調整はどうですか
1年生の木村が入って、その高さを活かすぶんちょっと高いトスを出すんですけど、それのリスクって、もちろんブロックが高いトスなのでちゃんと2枚ついてくるっていうことで。いかに木村が気持ち良く打てるように、トスを意識して、あいつが打ちたそうなトスを上げようっていうそういうのはありましたけど、ただあとは…なんですかね。特にあとの人のトスを変えることはなかったですけど、みんなサイン出した通りに打ってくれるので、周りに助けてもらってるのが多いですね。

―個人として、昨日までのグループ戦も今日も、サーブで貢献されていましたね
そうですね。サーブはやっぱり体育館また広いぶん、ちょっと変化しやすいっていうのもわかってたし、とりあえず相手はキャッチが返るとすごいコンビをしてくるので、それを阻止するにはサーブで攻めるしかないと。ジャンプサーブとかが色々いるなかで、ジャンプフローターっていう役目なので、決めにいくんじゃなくて崩しにいくっていうのを目標に、サーブはいつも打ってます。

―明日の相手は明治…
そうですね。

ー今季2度戦っていて勝てないだけに、明日はどんな気持ちで臨みたいですか
明治も今日やった甲南(大)と同じようなコンビバレーというか、キャッチさえ返ればすごいいやらしく攻めてくるチームなので、今日その言い方悪いですけど、明治とやるためにリハーサルというかちゃんとブロックの確認とかもしっかり出来てたし、今日の試合の出来を明日にまた繋げられるように。もうトーナメント戦なので、内容がどうあれ勝ちゃ良いんですよ。
(そうですね、とりあえずは…)
とりあえず勝てばいいので(笑)あとは4年生も最後なので、そのぶん悔いの残らない試合をさせてあげるためにも、自分も田中さんに対しても良い状態で打たせてあげたいし、またちょっと余裕作ってベンチにいる4年生とかも出させてあげれるように頑張っていきます。

木村選手(デザ工1)

ー今日の試合を振り返っていかがですか
スパイクが何度もブロックされてしまったのですが、田中さんや他の先輩方に「大丈夫だから打ってこい」と言われて思い切って打つことが出来ました。ブロックの方も上手く止めることができて、最後も決められて良かったです。

ー2回戦の東経大の印象はいかがでしたか
知り合いがたくさんいたのでやりにくかったんですけど、逆に分かっていることも多くてそれなりにチームをリードして、打ってくる所などを確認したりして話し合っていました。

ー3回戦の甲南大の印象はいかがでしたか
関西1位の大学ということで緊張していたのですが、相手の速いバレーについていくためにブロックでどうにかしようと心掛けていました。

ー全日本インカレで初スタメンということですが、チームにとって自分の役割をどのように考えられますか
ムードメーカーがいないので、自分は下級生ということで下の学年なので、声を出していけたらなぁと思っていたのですが。ミスも出してしまって印象悪いこともあったのですが、先輩たちがよくしてくれるのでやっていけてます。ポジションは池田の代わりに入ったので同じくらいの力が出せるように頑張っています。

ー全日本インカレまでに、どのような練習をされてきましたか
ほんと1軍に突然ポンッと入れられた感じなので、コンビを1軍に合わせられるように、溶け込めるように声を出したりして練習していました。あとは、スパイクをインナーに打つ練習や、バックアタックをもっと前から打つようにトスを前の方に出してもらう練習もしていました。

ー今日はスパイクもブロックもよく決まっていたと思うのですが
スパイクは60%くらいです。思うようにいかなかったので…。ブロックはもう100%ですね!!

ー最後に、明日の試合に向けて意気込みをお願いします
明治は速いバレーで強いチームなので、出来ることをやって、1年生なので思い切ってやっていきたいと思います。

吉田監督

ー今日の試合を振り返っていかがですか
今日は一つの山場でした。昨日、一昨日と予選だったので。今日の5試合目がシード校との対戦ということで、結果的に勝てたことが大きいですね。

ー試合前に選手たちにはどんな言葉をかけられましたか
関西は高さはないので、こちらが崩れないように。一試合目で少し崩れてしまったのですが、修正できたのが良かったです。

ー全日本インカレではスタメンに入れ替えがありましたが、平井選手と木村選手の起用については
リーグ戦ではいろいろ試してみたのですが、攻撃力があまり機能していなかったのでディフェンスを重視して、ブロックには高い平井を入れました。木村はもとから二段トスでパンチ力のある選手だったので、二人を起用したのはそういうところからです。(リーグ戦でスタメンの平良選手、池田選手の調子が悪いということではないのですね)そうですね、二人ともいつでもスタンバイOKの状態ではいます。本当は中澤を入れるつもりだったのですが、直前でけがをしてしまったので平井を入れることにしました。

ー全日本インカレまでの練習はどのようなものでしたか
全日本インカレが今年最後なので、悔いなく出来るように、自分たちの約束事にしっかりと取り組んできました。毎週末Vチャレンジリーグと一緒に練習したりと、いい練習が出来てきたと思います。

ー現在、特に調子のいい選手は
平井、木村が苦しいときに決めてくれるので、あとは田中など経験のある選手がいるので安心して見てられます。

ー明日の試合に向けて意気込みをお願いします
シード校に勝ったということで、あとはもう一試合一試合戦っていくしかないです。二試合目で明治と当るので、そこが山ですね。先のことはあまり考えず、勝つためにしっかりやっていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 831関西№1チームに勝利し管理する選手たち
  • 832ブロックに苦しみながらも果敢にスパイクを打ち込む#28木村
  • 833#7金澤のサーブで主導権を握る
  • 834調子が上がってきている#6平井
  • 835
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  • 837■■■■
  • 838■■■■
 

 

 

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