バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ 対東海大 昨秋王者を撃破!16年ぶりの勝利で金星を挙げる!!

2015年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦
2015年5月17日(日)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念館

今季9戦目の相手は、昨秋リーグチャンピオンの東海大。法大は序盤から勢いに乗り、立て続けに2セットを連取。途中相手に巻き返しを許し、3,4セットを落とすも、再び流を呼び込みフルセットの激戦を制した。東海大に対し、16年ぶりの白星を挙げた。

13
激戦を勝ち抜いた選手たち

試合結果

トータル試合結果

3
法政大学
25 1セット 22 2
東海大学
25 2セット 16
12 3セット 25
31 4セット 33
15 5セット 10

法政大学スターティングメンバー

背番号選手名学部/学年ポジション
17 神谷翔 法2 S
9 緒方賢史 法3 WS
4 田中尚 法4 MB
14 榎本京祐 法2 OP
3 千住治 営4 WS
2 小粥圭祐 営4 MB
19 小林慎平 営2 L
 ※S…セッター、WS…ウィングスパイカー(サイドアタッカー)、MB…ミドルブロッカー(センター)、OP…オポジット、L…リベロ

途中出場選手

背番号選手名学部/学年
10 藤本幸運 営3
26 渡邊和馬 文1

戦評

 第1セットは東海大のアタックポイントで幕を開けた。その後は相手のミスや小粥圭祐(営4)が高さのあるスパイクをブロックで止めるなどしてポイントを重ねると、6-3で早くも東海大は1回目のタイムアウトを取る。その後も小林慎平(営2)の好レシーブからスパイクを決め、法大ペースに。相手のミスもあり16-6と10点ものリードを得る。このまま試合が進むかと思われたが終盤、相手の強烈なスパイクに苦しめられ巻き返される。最後は榎本京祐(法2)のスパイクが決まり、25-22で逃げ切りこのセットを奪った。

 第1セットの勢いそのままに第2セットも序盤から連続ポイントでリードを奪う。ここで先週の日体戦からU23の選出により抜けた長谷川優太(法4)に代わりセッターを務める神谷翔(法2)がコースをつく絶妙なサーブで2連続サービスエースを獲ると流れは法大に。そのまま主導権を渡すことなく25-16で第2セットもものにした。

 ストレートで勝利したい法大だったが、第3セットは序盤のサーブミスから4連続失点を許し試合は東海大ペースに。その後も田中尚(法4)のスパイクがブロックに完全に抑え込まれるなど流れを取り戻すことができない。相手の強烈なスパイクやサーブにレシーブも崩され、12-25でセットを落とした。

7
結束力を見せた

 第4セットは序盤からどちらも主導権を譲らないシーソーゲームが続く。法大は長いラリーから榎本がスパイクを決め、つなぎのバレーを見せると、東海大も高さを生かしたブロックやスパイクで対抗する。22-24で相手のセットポイントとなると法大はたまらずタイムアウト。流れを断ち切り田中、榎本、緒方賢史(法3)の三者が3連続でスパイクを決め25-24に。その後も両者譲らず一進一退の攻防が続くも、最後は相手のスパイクを止めたブロックは弾かれアウト。31-33と大接戦になるも力及ばず、勝負はファイナルセットへ持ち越された。 

 何としても勝利したい第5セットは緒方のスパイクを皮切りに、千住治(営4)の相手のブロックアウトを狙ったスパイクなどで4連続ポイントを奪い流れをつかむ。その後も相手にリードを許すことなく得点を重ね、15-10で勝利。フルセットまでもつれる接戦を制した。

 来週はついにリーグ戦最終週となる。今日の勝利で弾みをつけた法大は、残りの2戦も自分たちのバレーで勝利し上位に食い込みたい。(川畑あかり)

監督・選手コメント

濱口純一 監督

-今日の試合を振り返って
僕は10日間ぐらいユニバーシアードの方でいなかったのですが、山田コーチを含めキャプテン代行を努めた千住などの4年生がしっかりチームをまとめてくれました。昨日もそこそこ良いゲームをしたと聞いていますので、その流れのまま今日のゲームに入れたと思います。少しずつですが上位のチームに追い付いていると思うので、今日みたいなバレーができると良いです。

-キャプテン代行を努めた千住選手はスパイクを上手く打ち分けられていたと思いますが
そうですね。もとから打ち分けることができる選手ですし、神谷が前衛の時はブロックが低くなってしまうので、そういうところを中心に攻めていけたらなと思います。

-先週から出場している神谷選手については、いかがですか
小粥と神谷とのコンビが上手く働いていて、ブロッカーを引き付けて両サイドに良く振ることができていますね。

-ブロックアウトを取られるシーンが多くあったような気がしますが
13番の松林選手と1番の栗山選手に集中して(トスを)あげられた方が、うちとしては厳しい戦いになったと思うのですが、ある程度散らしてくれたり、スパイクミスがあったりしたので助けられたかなと。

-レセプションを崩す場面もありましたが、サーブの精度もだいぶ上がってきたということでしょうか
東海大に関してはリベロの井上選手以外はそこまでレセプション能力の高い選手はいないので、リベロを外してサーブを狙うようにはしていました。

-榎本選手をオポジットとして起用していますが
今は高いボールを打てる選手がチーム内にあまりいないので、今のチーム状況ではオポジットとして起用しています。しかし、彼はサイドアタッカーとしてレセプションもレシーブもする選手の方が良いと思っています。今の身長で彼がバレーを続けるのであれば、レシーブができ総合力を高めなければと思っています。彼もそこら辺は良く分かっているので、今の状況では、この選択をしています。

-来週の意気込みを
来週は2勝して勝ち越したいと思います。相手どうこうよりも自分たちのバレーボールができればなと。今日は自分たちの仕事がしっかりとできていました。小粥はブロック、緒方は確実に1枚ブロックの状態では決める、小林は抜けてきたボールを拾う、というように一人一人がやらなければならない仕事をやっていき、チームとして勝てるように頑張っていきたいです。

千住治

ー今日の試合の感想についてお聞かせください
東海大の対策をしっかりしてきて、1、2セット目はしっかり攻められて完封という形だったんですけど、3、4セット目はちょっとダレちゃいましたね。取りきるところを取りきれなかったのがまだ課題だと思います。でも3、4セット目を落として5セット目を取れたというのは、去年一昨年にはない強みかなと思いますね。

ー東海大には具体的にどのような対策をしっかりしましたか
向こうのレフト松林が打ってくるので…。そこをどれだけ止められるかという点で、3枚ブロックをしっかり練習しましたね。

ー今期初めてファイナルセットまで試合がもつれましたが、緊張などはありましたか
いや、特になかったでしたね。逆にもうやるだけだと思っていたので。向かっていかないと負けちゃうので、緊張は無かったです。

ー5セット目の最後に点を決めた時の感想をお聞かせください
もう、最高でしたね!

ーストレートが試合を通じて決まっておりましたが
自分の武器がストレートだと思っているので、出せる時に出せたらいいかなと思っていましたね。それで、東海大のブロックがクロス閉めだったので、そこは全部ストレートぐらいの気持ちでいきました。

ー来週の試合に向けて
専修は相性が良く、(長谷川)優太が帰ってきて(トスの)制度が上がるので、そこに対してはなんも臆せずにしっかりとやっていけば勝てるかなと思います。早稲田はノリに乗ってますけど、自分的には勝てるかなと。まあ、今日みたいな試合ができれば両方とも勝てると思うので、頑張って行きたいです。

1
ストレート打ちが冴えた千住

緒方賢史

―今日の試合を振り返って
序盤は上手くいったんですが、途中からうちの方が乱れてしまいました。そこで切り替えをしようということで、切り替えて次の最終セットに気持ちを向けていけて、勝つことができました。

―現在のご自身の調子はいかがですか
悪くはないです。ただ、大事なところで決めるというところでまだ少し課題が残っているので、その課題を克服できるように練習していきたいと思います。

―徐々に調子が上がってこられているように見えましたが
試合の前に、吉田部長の方から「昨日のままだとだめだぞ」ということを厳しく言われたので、今日こそはやってやるぞという気持ちで臨みました。

―昨日から修正されたところなどはありますか
技術の面では修正はあまりしていないですが、気持ちの面で切り替えるようにしました。

―東海大から数年ぶりに勝利を挙げましたが
正直に嬉しいです。でもここで終わるのではなくて、来週もあと2戦あるので、しっかり自分たちのバレーをして勝っていきたいです。

―次戦に向けて意気込み
今日のようなうちのバレーができれば勝てると思うので、きっちりとしたバレーをして、あと2戦頑張っていきたいです。

9
レセプションも行う緒方

榎本京祐

-今日の試合を振り返って
東海大は高さがあって思い切りスパイクを打ってくるイメージがあったので、3枚ブロックで相手のスパイクを阻止していこうということで練習していました。その成果が出たと思います。

-フルセットの大接戦となりましたが
5セットやってみて5セットマッチはかなり辛いなと痛感しました。3セット取らなきゃいけないというプレッシャーもあり最初の2セットは上手くいったんですけど、3、4セット目で崩れてしまったのでかなり辛い試合でした。

-第4セット目は接戦の末セットを取られてしまいましたが
その4セット目で決着をつけようと思っていたのでセットを接戦で取られて(気分が)落ちたんですけど、最後の5セット目でしっかり取っていこうとチームで話し合ってました。

-ご自身の調子は
今日は昨日の中大戦で1セット取ったというのが今日の勢いにもつながっていると思ったので、自分自身では調子よかったかなと思います。

-ライトからのスパイクが多かったですが打ちにくさは
優太(長谷川)さんがU23でいなくなって、自分がそのときオポジットというポジションに入ってそれによりライトのトスが多くなりました。練習から本数を増やしてきたので今は打ちにくさはないですね。むしろライトのが決まるかなという印象です。

-今日の収穫は
今日は東海大には当たっていこうとチームで話していたのでこの一勝はかなり大きいので次につながると思います。

-来週への意気込み
来週は最終週なので、最後は勝って上位に食い込んでいきたいです。

3
活躍が光った榎本

神谷翔 

―今日の試合を振り返って
東海大は苦手なチームといいますか、高さのあるチームでやりづらい相手だったんですけれど、粘り強くいけたと思います。

―第4セットで取りきりたかったですね
こっちが粘りきれなかったのと、相手が良かったということですね。

―4セット目途中からセンター線を薄くしてパスを回していたように思いましたが
相手のブロックがセンターにしっかりついていたので、途中でサイドに切り替えて、最後5セット目に(センターを)使いました。

―榎本選手にボールを集める場面が多かったですね
榎本は同じ学年であげやすいといいますか、信用しているから、ですかね(笑)

―今日の調子は
あまり良くなかったです。

―今後の課題は
均衡した状態になった時に、自分が焦って単調になってしまうので、そこで冷静に周りを見られるようなセッターになりたいです。

5
サービスエースを奪った神谷

フォトギャラリー

  • 2要所でスパイクを決めた緒方
  • 4ブロックを弾く田中
  • 6守備の要小林
  • 8ワンタッチを取る榎本(奥)と小粥
  • 11ガッツポーズをする田中
  • 103枚ブロック(奥から神谷、小粥、千住)
  • 12全員バレーで勝利
  • 13激戦を勝ち抜いた選手たち

~番外編~ バレー部OB木村が2015東アジア地区男子選手権大会の優勝に貢献!

 5月10~15日までの5日間にわたり、モンゴル・ウランバートルにて開催された2015東アジア地区男子選手権大会。この大会には全日本ユニバーシアード男子チームが出場した。メンバーにはバレーボール部OBの木村築(FC東京/院1・14年度卒)が選出され、さらには濱口純一監督がコーチとしてチームに帯同。木村はサイドアタッカーとして全試合に出場し、日本の優勝に大きく貢献した。
 日本は予選リーグを全勝で終えると続くセミファイナルでモンゴル、決勝戦でチャイニーズタイペイをそれぞれストレートで下し、全勝優勝を果たした。木村は持ち前の打点の高いスパイクや強烈なサーブで日本の優勝を導いた。
 現在、木村は大学院に通いながらFC東京でプレーを続けている。大学4年次には2季連続でベストスコアラー賞を獲得するなど、大学バレー界をけん引する存在であった。今後は全日本男子をけん引する存在へ。新たなステージでの活躍に期待したい。(南高節)

〈詳細:公益財団法人日本バレーボール協会 https://www.jva.or.jp/

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