バレーボール
 

早い終焉... 全日本インカレ 早大戦

秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 VS 早稲田大学
12月1日(水)会場:東京武道館

ついに今季最後の大会とが幕を開けた。昨季の悔しさを胸に、まずは「ベスト4」を目指す。しかし、不運にも東日本インカレで敗戦を喫した早大が相手だった...

ついに迎えた全日本インカレ2回戦。シード権を所持する法大は2回戦目からの参戦である。相手は東日本インカレで無念のストレート負けを喫した早大。その雪辱を果たすべく、狙うは勝利のみである。

951
勝利にむけて、気合い注入!!

試合結果

トータル試合結果

2
法政大学
22 1セット 25 0
早稲田大学
27 2セット 25
24 3セット 26
19 4セット 25
5セット

法政大学スターティングメンバー

選手名学部/学年ポジション
田中 紀幸  法3  レフト
平良 俊介  営2  センター
尾形 将也主将  法4  セッター
金澤 秀幸  営2  レフト
平井 優希  法2  センター
佐藤 健  法2  ライト
早瀬 省吾  営2  リベロ

戦評

第1セット、先制を許すもすぐにリードを奪い、法大が先を行く展開。調子の上がっている#23吉田がブロックやスパイクで奮闘し10-7まで持ち込む。しかし、それ以上にリードを広げることはできず、試合は進んでいく。#14高田、#13金澤のスパイクや#8田中のブロックアウトで得点するも、終盤、早大にまさかの連続得点を許し、タイムアウトを取る。しかし、流れを奪うことはできず、22―25で1セット目を渡す。

第2セット、このセットも先に躍り出たのは法大だった。しかし僅差は保たれる。中盤には#23吉田の活躍も虚しく、逆転を許す。#1尾形のフェイントが入り、法大ムードが少し流れ出すと#23吉田が再び奮闘し、点数を重ねていく。20―16と最大4点差まで開くも、サーブミスなどが重なり、すぐに点差は埋められてしまう。終盤には完全に接戦となり、25―25となったところで#12平井がブロック、#8田中がスパイクを決め、接戦を制した法大が2セット目を奪取。

第3セットは完全に出だし不調。相手ムードで点差が開いていく。ここまで好調だった#23吉田のスパイクも次々とブロックされ、4-9と5点差に。しかし早大のミスが出だすと、じわじわと追い上げていく。#17佐藤が交代し入ると逆転に成功。そのまま均衡した試合展開は続いていき24―24となる。しかし、ここで#8田中が痛恨のサーブミス。さらにスパイクを入れられ、24―26でこのセットを譲る。

第4セット、いよいよ後がなくなった法大。このセットもやはり接戦で苦しいゲームだった。#18早瀬や#17佐藤がファインレシーブでボールを拾うもスパイクがなかなか決まらず、点が入らない。ライン内のボールを見逃すといったもったいないミスも続き、流れを変えたい法大は今回コンディションの関係でベンチにいた#15平良を投入。しかし、無情にも流れが変わることがないまま16―22まで引き離されてしまう。終盤、#8田中がスパイクを決め粘るも、甲斐なく19―25で試合終了。

残念ながら1-3で敗戦。昨季に続き、2回戦敗退という結果になってしまった。しかし今日の試合は、今季最も法大の粘りが見えた試合だったかもしれない。尾形主将の引退がかかっているだけに、誰もが特別な思いで戦った。試合後には、いつもの法大の明るさはなく後輩たちは反省の弁を述べた。この敗戦は決して無駄なものではなく、若きチームにとって大切な経験の一つであり、今後につながるものだろう。今季は苦しいシーズンだったが、法大というチームの個性は格別で、どんな試合もより一層楽しませてくれた。来季、更に成長した法大の、更なる活躍を期待する。

監督と選手たちのインタビューコメント

尾形主将

―今日の試合
東日本インカレで負けて、2回目の早稲田戦だったんで、リベンジするつもりで。うちは1部なんですけど、攻める気持ちで挑みました。出だしは良いリズムで進んだんですけど、終盤には崩れちゃって、競ったときにミスがあって、競り負けちゃいましたね。

―今季を振り返って
今季はキャプテンをやらしてもらって、キャプテンらしいことはあんまりできなかったんですけど、後輩がしっかりしていてくれたので、後輩には感謝しています。やっぱりうちは若いチームだし、去年・今年と2回戦敗退を経験しているし、この悔しい気持ちを忘れずに頑張ってほしいですね。

―4年間を振り返って
1・2年の時は上級生に岡本さんというセッターの選手がいて、僕の憧れの選手だったので、一緒に練習とかして、いっぱい吸収させてもらいました。3年生になって試合に出れるようになって、岡本さんの後だったので、すごいプレッシャーがあって、しっかりやらなきゃって思って試合に臨んでいたんですけど、またインカレで2回戦負けをしてしまって、岡本さんのように引っ張ることができなかったことが申し訳ないです。去年の先輩からも今年は頼んだってメールとかもらっていたのに、結果を残すことができなくて、悔しいです。

―法政はどんなチームだったか
法政は学年関係なく仲の良いチームで、何でも言える仲でした。緩かったですね(笑)。でも、その中でも最低限のことはできていて、やらなきゃいけない時はちゃんとやる。一人一人が自立していましたね。しっかりした人が多かったです。やっぱり楽しかったですね。

―印象に残っている試合は
出た試合は全部印象に残ってますね(笑)。

―同期について
1年の時は雑用の仕事が多くて、ギクシャクした時期もあったんですけど、元が仲良かったんで、すぐ戻りました。本当に同級生の中は居心地良かったです。4年になってからも、試合に出てるのが僕だけだったんですけど、試合の後「お疲れ」とか声をかけてくれたりして、大きい存在でした。

―同期に伝えたいことは
結構地方出身者が多いので、バラバラになっちゃうんですけど、この4年間を忘れないで、就職先でも頑張ってほしいです。

―後輩について
慣れ慣れしかったです(笑)。上下関係なかったですね、良い意味で。後輩たちもちゃんと意見言ってくれるし、先輩思いの後輩たちでした。

―後輩にアドバイスやメッセージ
3年生は来年が最後で、1・2年はまだあるんですけど、4年生になってから後悔することがあったりとかすると、もったいないと思うので、悔いが残らないように何事にも一生懸命に頑張ってほしいです。

―法政での収穫は
やっぱりバレー部でやって感じたことはチームプレー、チームワークの大切さとか、仲間が心の支えになっていたので、仲間の大切さとかですね。あと、高校では上下関係がけっこう厳しかったんですけど、法政に入って、ないわけではないんですが、あまり関係ない中での接し方が僕にとってのプラスになったんじゃないかと思います。

―最後に一言
こういう結果になってしまったことは本当に悔しいんですが、4年間法政でやることができて良かったと思ってます。

田中

―今日の試合を振り返って
悔しいです。

―早稲田と対戦してみて
強かったです。決して勝てない相手ではなかったんですが。まぁ、トーナメントは結果が大事なんで。
中盤までみんな勝つ気でいたんですが、決めきれなかった。途中から平良も出て来たんですけどね。

―1年間を振り返って
若いチームで後輩を上手くコントロール出来なかったというか。自分はアタッカーなんで、周りが居てくれたから最後まで出来ました。

―来年に向けて
今年、不甲斐ない結果だったのでそれを糧じゃないですけど経験として来年は今年出来なかったことを求めていきたいと思います。今年以上に自分だけじゃなくてチーム全体を見る余裕を持てないかもしれないですけど、自分がどうやるか。チームに影響を与えて、全体に気を遣えるようにやっていきたいと思います。

―4年生に向けて
試合出てなかった4年生も裏で支えてくれたので、結果で返したかったんですが...申し訳ないです。

金澤

―今日の試合
前半押してても自ら追いつかれてしまって決めきれない場面が多くありました。そういう面で、相手の方が上でしたね。

―今年、早大とは2戦目
いつも通りやろうと思いました。でもインカレで2年連続で同じとこで負けるのは駄目ですね。東日本では途中から怪我で外れたんですが...練習試合とかしても5分5分。うちにも伸びてるところはあるのに、追いつかない部分があったり。結局差が縮まらずに取り切れないままでしたね。

―今季のチーム
4年生1人、3年生2人と上級生が少ない中で、将也さんが引っ張ってくれてました。自分達は与えられたことだけやれば良いというような環境に感謝しています。大きな先輩を失うなという感じです。

―来季のチーム
1年生もスタメンに入って、活発なレギュラー争いが起こるようなチームにしたいです。今年以上にミスを少なくしていかないと、うちみたいな小さなチームは勝てないなと思います。

―では目標を
まだあまり実感がないけど...今年以上の結果を残したいです。

―最後に4年生に向けて
自分は入学してからすぐにコートに入れてもらうことが出来て、将也さんとは2年間プレーしていたことになります。練習でもお世話になったし、私生活でも面倒を見てもらっていただけに寂しいですね。

佐藤

―今日の試合を振り返って
難しいですね。調子は悪くなかったと思うんですけど、まだポイントポイントでのミスが出るので。五分五分だったと思いますが、勝負所でミスが出たり、力が足りなかったです。

―修正すべき点
スパイク、ブロック、レシーブと負けてるとこはなかったです。もっと細かいところで相手に負けてるのでもっと上にいきたいです。

―今年を振り返って
調子いいときもあったり波が激しかったです。ダメなときは全然ダメなので、もっと強くならないといけないなぁと。

―来季に向けて
試合出れるかわかんないですけど、自分が出来る仕事をしたいと思います。

―4年生に向けてメッセージ
迷惑かけてすみませんでした。

平井

―今日の試合
4年生にとって最後の試合になるかもしれなかったので、自分なりに頑張りました。

―早大と2戦目
東日本で負けていたので、勝とうと思って挑みました。押されて負けたという感じではないです。

―今季のチーム
仲が良かったです。調子が良い時にはみんなで喜んで...コミュニケーションが取れていたと思います。

―来季のチーム
これからみんなで考えていきたいです。

―目標
今年は自分が決めないといけない時に決めきれなくて、負けてしまうこともあったと思います。なので、決めるべき時に決める技術力と精神面でも鍛えていかないとなと思います。

―4年生に
自分達が気持ち良くプレー出来るような環境を作ってくれました。厳しいところもあるけど本当は優しくて...もっと長く一緒にプレーしたかったです。

 

フォトギャラリー

  • 951勝利にむけて、気合注入!!
  • 952チームの中心となり得点し続けた田中
  • 953雰囲気を大切にチームをけん引した尾形
  • 954欠かすことにできない早瀬のサーブカット
  • 955今季で安定感の付いた金澤
  • 956自分の役割をしっかり認識し、こなした平井
  • 957秋から急成長を遂げた高田
  • 958ガッツポーズの尾形(左)と佐藤(右)
 

 

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