バレーボール

【バレー】 春季リーグ戦直前監督・選手インタビュー 吉田康伸新監督率いる新チームで今年こそ1部昇格を!


2018年3月22日(木)

法政大学富士見校舎体育館

昨年は春季、秋季ともにリーグ戦2部4位と入れ替え戦に進めず、結果を残すことが出来ずに終わった法大バレー部。近年1部復帰を目指すもあと一歩というところで本来の実力を発揮できていない。この状況を打破するべく、今季から監督に就任した吉田監督。さらに新体制のもと気持ちを新たに1部昇格を目指す選手たちに春季リーグ戦への思いを伺った。

DSC 0708 R
バレー部再起に向け熱い思いを語る吉田監督

2018年度 新入生

選手名身長ポジション出身高校
三矢尚幸 190㎝ MB 愛工大名電
袴田智己 190㎝ MB 聖隷クリストファー
緒方悠大 189㎝ MB 日川
サニールバル 184㎝ MB 足立新田
佐藤真和 178㎝ L 鎮西学院
坂本亮 173㎝ S 藤沢翔陵
遠矢壮一郎 189㎝ WS 成蹊
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
 

 

監督・選手インタビュー

吉田康伸監督

ー1997年から2011年まで法政バレー部の監督をされていた吉田監督ですが、再就任されていかがですか
たまたま、前監督の濱口監督がトヨタ自動車女子ビーチバレーの監督になるということで、まずそれがきっかけですね。あとは昨年のチームの成績が本当にこれ以上ないほど低迷してしまいましたので、それも含めてチームの再建ではないですけど、OBの期待も含めてこれ以上負けられないということで私が指揮をとるということになりました。

ー2011年まで監督を務めていた法大バレー部は当時1部だったと思います。1部の時代を見ていた監督から見て、今の選手やチームはいかがですか
でも、私も最終年は逆に1部最下位で2部に落としてしまった状態で濱口前監督に引き継いだので。確かに最近は全日本級の選手はいませんけれども、決して私がいた時と比べて選手がいないということはありませんね。

ーでは、どういった部分で1部に届いていないと
なかなか、やっぱり2部というのも非常に粘っこいバレーというか。粘りのバレー、非常速いバレーで、アタッカーも非常に上手いバレーをしてますので、そう言った意味では2部リーグも今勝ち抜くのが難しい状況ではあると思います。ただ、昨年も見ていてわかる通りですね、1部の7位8位ぐらいと2部の4位ぐらいまでのチームは力的にそこまで差があるとは思っていません。やっぱり、肝心の公式戦で勝ち切るとか入替戦などできっちり勝てるかどうかというところの差があるのかなと思います。

ー1部との差はそこまで大きなものではなくて、希望はあると
そうですね。昨年もそうですし、今年も練習ゲームを見ていても1部のチームとも3チームほどやっていますけど、全く歯が立たないのではなくて、5分5分だったり、勝ち越したりはしています。決して選手がいないとか、力がないとは思っていません。

ー監督が今年期待、注目している選手はいらっしゃいますか
濱口前監督が下級生を使っていたことも含めて、昨年試合に出たメンバーはもちろん中心にはなってくると思います。でもあくまでも、私の中で状態の良い選手を使いたいというのがポリシーとしては持ってますので、データをとりながら、その日その日の調子の良い者を使っていくという形でやっていこうと考えています。

ー昨年秋は2部リーグ4位という結果に終わりました
昨年は部長という立場で見ていましたが、特に秋のリーグなどは4敗しましたし、最終週残しての入替戦の可能性がないという状況でしたので、そう言った意味ではさすがに秋に関してはチーム状況は良くなかったなという印象です。

ー現在のチーム状態は
監督に就任して1年目なのでまだわからない部分はあるのですが、練習ゲームでは昨年全然歯が立たなかったチーム、例えば駒沢大とかにもセット取れたりしてましたので、そう言った意味では力はついてきているのかなと思います。ある意味では選手層がすごく厚くなってきているので、同じポジションに二人、三人いつでも交代できるような人材は揃ってきているなと思います。ただ、それは裏を返すとそのポジションは絶対この人でなきゃいけないなというとこまでにはなってないので、その面では良くもあり、悪くもあると思います。

ーその選手層の厚さは新入生が入ってきた影響もありますか 
そうですね。新入生に関しては4年生が抜けたこともあるんですけど、センターのポジションが手薄だったので、そのポジションを多くとったのと、近年どうしても高さ的なものもあったので今回に関しては190センチ台の選手が4人入ってます。ここ数年なかった高さという部分が加わって、バランスも取れてきたかなと思います。

ーインカレを終えてチームに足りない部分は新たに見えてきましたか
昨年は小林前主将もいてサーブレシーブ賞をきちっととってくれていたので、その部分が抜けていますね。各ポジションでも軸になる選手が今ひとつまだできてないかなと。 でも前田選手あたりは手の骨折も治って、練習ゲームでも高い決定率を残していますので、センターで言えば前田選手だとか、セッターで言えば西田選手などが昨年1年間でてますので、そういうところがチームの中心にはなってくるかなと思います。 課題としてはサイドのプレイヤーがエースとなるべき選手が数字も含めて、決定力に欠けるという部分が課題ですね。

ー小林慎平(平30年卒)選手に代わる選手となるとやはり白井乾太選手でしょうか
そうですね。白井選手と同じポジションに数名いますので、昨年は出てませんが、今度2年生の大吉選手も春高バレー2位の実績があり、キャリアもある選手ですね。練習とかゲームでは同じポジションで競わせながら、やっているという感じですね。そう言った意味では試合に出たい選手はやる気もってやってくれてるんじゃないかなと思います。

ーやはり目指すところは1部昇格でしょうか
そのために監督に就任したというもありますし、非常に今OB会の期待もかかっているので。今回はOBの方、かつて全日本に入っていた蔭山さんというオリンピックに出ていた選手なんですが、その方にコーチで来てもらったりとかはしてます。みんなが本当に期待していますしね。 合宿でも外部コーチ2人に来てもらっていましたし、もちろん濱口前監督もスカウトという面では残ってもらいます。また私と同世代なんですが、オリンピック出ていた選手とか全日本に選ばれた選手で蔭山、松本に来てもらって指導を受けているという感じですね。

ー合宿はどのようなことを強化されましたか
合宿はですね、本当にバレーしかできないような環境ですので、まずは体力強化とどちらかというとチームプレーよりかは個々の技術的、身体的な部分の強化を行いました。

ー春のリーグ戦に向けて
内容等ともあると思うんですが、結果を出すためにみんなも本当に上がりたいと思っているみたいなので、まずは目先の練習を。昨年上位リーグに連敗してますので、大体連休明けの上位リーグを勝ち切って、入替戦に行く。ここ2年ほど(1部に)上がってませんので、なんとしてでも1部に上がって、先のことはわかりませんけども、春のリーグが全てのつもりでやりたいと思います。

 河西孔明主将(法4)

 ー去年1年間を振り返って
チームとしては、4年生何人か、特にキャプテンの小林さんが指示をしてくれてまとめてもらってたので、最後は早稲田に負けてしまったんですけど、悪い試合ではなかったと思うし、今年に繋がるような試合だったなと思います。 個人では、去年はピンチサーバーとして出る機会が多くて、秋リーグ、全カレと出たんですけど、あまりよくない試合の時もあったので、今年はそういうのがないようにしたいです。

ー4年生が抜けてチームの変化は 
チームの主体となるメンバーは変わってないですけど、精神的というかそういう部分で、抜けたのは大きいかなと思います。

ー印象深い昨年の試合は 
全カレの早稲田戦ですね。1年間を通してやってきたものを十分発揮したけど、自分に足りないものが分かった試合でした。

ー足りないものとは
去年からなんですけど、メンタル的な部分が弱いというのと、要所要所でのサーブキャッチだったりとか細かいところの詰めが甘いと感じました。

ー課題のために練習に取り入れていることは
監督が吉田さんに変わって、練習メニューもガラリと変わって、サーブキャッチだったりとか、去年あまり成績が良くないものに対しては、練習時間を多く設けたりとか、細かいところも練習したりしています。

ーキャプテンになられた経緯は
自分はあまり試合に出ていなくて、怪我をした時に、ムードメーカーを心掛けて声をかけたり指示を出したり、身体を張れるっていうのもありますし、そういう面でキャプテンになったんじゃないかなと思います。

ーチームをどのように引っ張っていきたいですか
精神的に弱いところがあるので、ムードメーカーとして去年やってきた部分もあるし、今年はキャプテンなので精神的支柱になれたらと思います。

ー新入生の印象は
身長が高い選手が多くいて、ちょくちょく試合に出ている選手もいたりして、結構いい1年生が揃っているなと思います。

ー春季リーグの目標は
全勝で優勝して、必ず入替戦で勝つことです。

ー春季リーグで特に手強くなってくる大学は
去年1部から下がってきた大学とか、去年負けている青山学院大学ですね。

ーリーグ戦への意気込みを
1部昇格目指して頑張ります!

西田寛基(営3)

―昨季を振り返って 
下位のチームに対してセットを奪われたりしたことなどが、リーグ戦後半になって響いてきて、余計な焦りや緊張を生んでいたのかなという印象です。負けた時も、相手の実力に圧倒されたというより、自分達のミスで負けたという試合が多かったので。

―昨季キャプテンを務めた小林慎平をはじめ、実力のある4年生たちが引退しましたが
確かに小林先輩をはじめとした4年生の存在は大きかったのですが、抜けた穴を自分達が埋めなければという良い危機感が生まれているのかなと思います。小林さんと同ポジションということで言えば、白井も大吉も切磋琢磨して頑張っているので。

―新体制となって迎えた冬季ですが、どのようなことを意識して練習に臨まれてきましたか
特に変わったことはしていません。とにかく基礎を徹底することと、早いコンビのパターンをなるべく増やす、そして使うことを軸として練習をしていました。それに加えて個々人のパワー向上も大きなテーマにはなっていましたかね。この3つが大きな柱だったと思います。

―個人として特に力を入れた点について
やはり速いコンビには速いトスが必要不可欠なので、セッターの自分としては、正確な、そして迅速なトスを上げられるよう基礎を徹底した点ですかね。本当に基礎的な部分を徹底しました。

―西田選手たちの代には実力者が揃っています
自分達の代が一年生の頃から試合に出ていて、そこに新入生をはじめとした下級生が加わってきて、誰が試合に出てもおかしくないというチーム状態には仕上がってきています。なのでより一層気を引き締めていかなければという思いです。

―3年生となりましたが、上級生としての意識や自覚については
やはり小林先輩たちが抜けた分、自分達が1年、2年生の時に見てきたリーダーシップというのを見習って、4年生の方々がフォローできない部分は引っ張っていかなければなりませんし、実力のある世代でもあるので結果でも引っ張っていかなければなと思います。

―最後に目標、そして意気込みを
春で必ず全勝して入替戦に勝ち、一部昇格というのがチームとしての目標です。そして昇格した上で、リーグ戦、全カレと自分達がどこまで通用するのか挑戦していけるような一年にしていきたいと思います。

伊元幸正(営3)

 ー昨年を振り返って
1部に上がることを目標にしていて、結果上がれなかったので、まだまだ力が足りないなと実感しました。自分自身も春に結果が出なくて、秋に初めてスタメンで出場することが出来ず、すごく悔しい1年でした。

ースタメン復帰のために現在調整している点や、足りなかったと思う点は
サーブ、レシーブの返球率が低かったり、ここ1点という決定打が足りなかったのだと思います。自分はスパイクが持ち味だと思っているので、今はそこを磨いています。

ー昨年の2期連続の4位という結果について
勝てる相手にも苦しい、自分たちが自分たちの首を絞めるような試合をしてしまって、もったいない負け方をしたり、勝てる試合で負けてしまったりしました。そこは本当に反省すべき点であるし、今季は1セットも落とさないようにやっていかなくてはいけないと思います。

ー春秋とも、入れ替え戦出場を逃す形となってしまいましたが
自分たちのチームは1部に上がるということを目標にしていたにも関わらず、入れ替え戦にも出場できなかったというのは本当にやってはいけないことですし、1部に上がるどうこうの問題じゃなくなってくると思います。まずは2部で優勝して、1部に上がれるようにしっかりやっていかなくてはいけないと思っています。

ー2部リーグ全体のレベルが上がってきているのでしょうか
下位のチームも上位のチームとそんなに力の差がないですし、上位のチームになってくると本当にどこの大学が勝ってもおかしくないです。どれだけ勝ちたいという気持ちをもって試合に臨むかだと思います。

ー伊元選手の代から、1部リーグを知らない世代となりますが
自分は1部でやりたいと思って法政に入ってきていますし、4年間2部というのは絶対に嫌なので、この春で上がって、1部でしっかり戦えるようなチームを作っていきたいです。

ー上級生になって変わったことは
去年までは先輩が自分たちを支えてくれて、苦しい時も声を掛けてくださったのですが、上級生になって自分が下を引っ張っていかなくてはいけないという自覚が出てきました。

ー現在のご自身の調子は
最終的にレギュラーを決めるのは吉田さんなので、自分はなんとも言えないですが、今持ってるスキルを発揮しつつ、もっと伸ばしていけばスタメンにも選んでもらえると思っています。今はアピールしながら、チームを引っ張っていけるような存在になりたいと思っています。

ー今季の個人の目標は
個人賞とかもいらないので、しっかりスタメンに入って1部に自分が連れていけるような選手になっていきたいと思います。

ー1部復帰への意気込みを
やれることはやってきたと思いますし、1部リーグの大学と練習試合をしても力の差はそんなにないと感じているので、まずはしっかり2部リーグで全勝優勝して、入れ替え戦で1部に上がれるようにしたいです。

ー最後にファンの皆さんへメッセージを
毎回試合のたびに会場に駆けつけてくださる方もいて、そんな中で結果を残せない自分たちが本当に不甲斐ないです。しっかり結果を残して、ファンの皆さんに恩返しを出来るようなプレーをしたいと思っています。

 

フォトギャラリー

  • DSC 0738 R主将としてチームの精神的主軸となる河西
  • DSC 0713 R昨年に引き続き活躍に期待がかかる西田
  • DSC 0717 R昨年の悔しさをバネにスタメン入りを目指す伊元
  • DSC 0774 R大吉選手とともに切磋琢磨し、成長を見せる白井
  • DSC 0745 R今季1部昇格の思いと共に練習にはげむ選手たち
  • DSC 0708 Rバレー部再起に向け熱い思い語る吉田監督
 

 

 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

 april1st

定期購読の申込み